ガンガン、ドンドン、薬莢の飛び舞い、注射型の槍によってフランケンシュタインは炸裂し、拳銃の爆ぜる音が響き続けるトンネルを出入り口近くで見つめる。
三人とも強くて頼もしいです。
ピンク色のミミズめいたフランケンシュタインの身体を正確に撃ち抜くアバーライン警部の射撃技術の高さに驚きつつ、私の差し出した骨董品。
「
前回の「GUN BLAZE WEST」に参加したとき、左之助さんに用意して貰えた品物ですけど。四十一口径、全長291mm、特殊弾使用可、炸薬はニトロ配合、シリンダー以外は通常の回転拳銃と代わりありませんね。
「そこまでだ。スカベンジャー」
「ひぃんっ!?」
いきなり現れた浮遊する目玉に変な悲鳴をあげてしまい、顔を赤くも青くもしながら、ニヤニヤと笑うDr.ピーベリーに近付き、彼女の白衣の裾を握る。
うぅ、左之助さんに会いたいです。
「アシュヒト・リヒター、Dr.リヒターの息子が此処を訪れるとはただ事ではないだろう。来い。話ぐらいは聞いてやろう」
「Mrs.糸色、同伴を願った身ですが。少し厄介になりそうですので大人しくしていて下さい」
「は、はいっ」
コクコクと彼の言葉に頷きつつ、ゆっくりとトンネルの中を歩いていると視線を感じる。浮遊する目玉。多分、視神経の筋肉を利用して有線遠隔操作を行っているということでしょうか?
かなり危険な様子です。
「Mrs.糸色、私の後ろへ」
「い、いえ、大丈夫です」
「お前は自分の心配をしておけ。それよりもだ、アシュヒト。スカベンジャー、先程そう呼ばれていた人造人間の件はどう説明するつもりだ」
「どう、とは?」
「誤魔化すな。アイツは三体目の機能特化型、消化機能を高めた人造人間だ。そして、あの目玉の人造人間は五体目、私の携わっていた人造人間だッ…!!」
そう怒気を高めるDr.ピーベリーの怖さに顔色を悪くしそうになりながらも、ゆっくりと深呼吸を繰り返し、トンネルを抜けると庭園が拡がっていた。
「私は貴様など知らん」
「だろうな。その時の私は〝印付き〟だった」
「フン。ホーラールートの堕落者か。そして、メガネと小柄な女、お前が統率の探す糸色景だな。聞いているぞ、この世に地獄を呼べるのだろう」
「(……私、どういう風に思われてるの?)」
いえ、いまは聞かなかったことにしましょう。