Z/X~青の世界のガンダムパイロット~ 作:Z/Xプレイヤー26
俺はあの白い空間に居た…つまり、神に会うのだ…今回は神に呼ばれたみたいだ…
神が出てくる
『よお…神…何の用だ?』
少し不機嫌そうな神
『判って聞いているな…』
笑う零
『はは…やっぱり凄いな…心を読むのは…俺には及びも付かない…』
更に不機嫌そうな神
『簡単に言おう…お前は転生の意味を判っているんだろう…?』
『死んだ人間が…人生をやり直す為だろ?』
眉をひそめる神
『そうだ…だが、誰しもが転生できる訳ではない…条件付きだ…』
『だろうな…で?その条件は?』
『条件は二つ…通常の人間よりも、理不尽で不幸な人生を経験する事…そして…もうひとつは…』
零が神の言葉を遮る
『その不幸を相応とする罪が有ること…か?』
『……………その通りだ、だが何故判った?』
『神の心を読んだんだよ?』
『馬鹿な!!』
悪戯っぽく笑う零
『冗談だよ…知ってるだろ?『俺の元々の世界の仕事』をさ…?』
不快そうな神
『そうか…流石は『天才心理学者』だな…』
『そういうことだよ…』
不思議そうにする神
『だが…たまにお前の心が読めなくなる…何故だ?今もそうだ…』
鼻で笑う零
『お前は読める心の速度には限界があるんだよ…』
『馬鹿な!!それは到底人間が思考出来る速度では無い筈だ!!』
ため息を吐く零
『はあ…漸く判った…お前は…俺を転生させた神じゃないな?』
『………何故…そう思う?』
不機嫌そうな零
『神も無能だな…考えろよ…大体俺の事を知ってる奴だったら、もうひとつの俺の肩書きも、知ってるだろ?』
『もうひとつの肩書きだと!?そんな情報は…』
不敵に笑う零
『情報ねぇ…何処の情報なんだよ…なあ…?』
『ぐっ…』
『少なくとも…お前は俺の全てを知らないようだ…その時点で…お前が俺を転生させる事はあり得ないな…?』
焦る神
『人間が…何故ここまでの思考が出来る!?』
意外そうにする零
『は?それはお前が無能だからだよ…?』
『神に対して無能だと!?』
『無能だろ…?まずさ…心理学者相手にそこまで感情を露にしてさ…情報だらけだぜ?』
苦い顔をする神
『一体…何が判る…?』
『さあね?俺の心を読めば?』
『ふざけるな!!』
面倒くさそうにする零
『てかさ…本題は何だよ…?転生の意味は、わかってるからさ…どうやってその『罪』を償えば良いんだ?』
戸惑う神
『……………青の世界から…各務原あづみを『完全に』開放することだ…』
(なるほどね…大体予想通りだな…しかし何故あづみちゃんに拘るのかがわからないな…)
『何であづみちゃんなんだよ?』
『さあな…俺も知らん…』
『最早投げやりだな…』
笑う神
『別に私がお前を転生させた神ではなくとも関係はあるまい?』
『開き直ったな…まあ良いや…』
『では元に戻すぞ…』
『了解…』
『上から来るぞ!!気を付けろ!!』の声と共にまたも零の上から金だらいが落ちてくる
目覚める零
(あの起こし方はなんとかならないのか…)
typeⅡが零にカードデバイスから怒鳴る
『貴様!!いつまで寝ているつもりだ!!さっさとマザーの所に行け!!』
『マジでマナーモードつけてもらうか…』
更にtypeⅡが怒鳴る
『貴様!!』
『よし!!ここに置いていこう!!』
『ま、待て!!』
ベガの部屋
『御早う御座います!!』
『うむ…ん?』
『どうしました?』
『貴様…typeⅡはどうした?』
『五月蝿いので置いてきました…』
笑うベガ
『そうか!!はっはっは!!』
(それで納得するのか…)
『さて…次の仕事だが…』
『何ですか?』
『緑の世界にいってもらう!!』
(緑の世界に!?やっぱり…そういう事か…)
『何故ですか?』
『緑の世界に牽制する…』
『分かりました…』
『では…行ってこい!!』
『はい!!』
ベガの部屋を出る零、そして零の居なくなった部屋では…
『神崎 零…やはり貴様ら人間は愚かだ…我々の虚言にすぐに騙される…簡単に各務原あづみ達を開放するわけなかろう…』
ベガの部屋を出た零は思考を巡らせていた…
(やはりベガの言っていた開放は嘘と見た方が自然…あづみちゃんを開放する事はメリットが無い…効率が絶対の青の世界ではメリットが最優先…だからこそ…行動が読みやすい…今度こそあづみちゃん達を開放する!!)
『さてと…狐と狸の化かし合い…やりますか!!』
零は一体誰の味方なのか…続く!!
迷走の極み!!