Z/X~青の世界のガンダムパイロット~ 作:Z/Xプレイヤー26
零には緑の世界に行く前に会おうと思っていた人物が居た…その人物とは『戦斗 怜亜』コードネーム『セイントレイン』である…
『やあ!!君が怜亜君だね!!』
笑顔で答える怜亜
『違うぜ!!僕はレアだ!!』
(中々癖のある子だな…)
『そうか!!君が噂の正義の味方…セイントレインだな!?』
(こういう子は…乗っておくに限る!!)
ある意味心理学の賜物…では無いことを零は痛感する…
『お兄さん!?何故それを!?僕の正体は秘密の筈だ!!』
(まさか…ノリじゃない!?本気か!?)
戦斗 怜亜…心理学の対象にするには…まだ…未熟!!
(子供は…ペースを掴むまでが大変だな…ここは…)
『俺は神崎 零!!青の世界の諜報隊員だ!!』
(面白そうだから…乗る!!)
『な、なんだってー!?何で青の世界の諜報隊員が俺の所に!?まさか…特殊任務!?』
(想像以上に熱い!!勇者王みたいだ!!)
『いや…ベガ様に様子を見るように言われてね!!』
目を輝かせる怜亜
『あの胸の…じゃなかった…アドミニストレータって言う、すっごく偉い人に!?お兄さん…ただの諜報隊員じゃないね!?』
(これは…勘が鋭いのか…?)
元、天才心理学者…神崎 零…絶賛深読み中であった…
『よくぞ気が付いた!!俺はあのベガ様の僕なのだよ!!』
『それは…凄いの?』
『うーん…どうだろうか?』
(どうやら警戒はしてないみたいだな…なら、本題に移ろう…)
『なあ、レア君?』
『何?お兄さん?』
『リゲルさんとあづみちゃん…知ってる?』
怜亜のテンションが一気に上がる
『リゲルさん!?知ってるよ!!綺麗な人だよね!!胸も…なんでもない!!』
(この子…まさか…)
『胸…好きなの…?』
焦る怜亜
『ち、違うよ!?別にそんなんじゃ無いよ!?』
『気にするな…恥ずかしがる事は無い…』
怒る怜亜
『何でそんな見透かしたような言い方をするんだよ!?』
不敵に笑う零
『それはな…?』
『そ、それは?』
『俺も胸が好きだからだ!!』
衝撃の表情をする怜亜
『は、恥ずかしくないの!?』
『何故恥ずかしがる必要がある!!俺達は男だ!!むしろ、それは誇るべき事だ!!レア君?君はベガ様や、リゲルさんをどう思う?』
恥ずかしがる怜亜
『凄いと…思います…』
『どこが凄いと思う!!』
『それは…』
『さあ!!恥ずかしがらずに!!』
覚悟の表情の怜亜
『胸が凄いと思います!!』
最高の笑顔の零
『グゥレイト!!最高だぜ!!レア君!!それでこそ真の男だ!!』
カードデバイスからtypeⅡが怒鳴る
『貴様は子供に何を吹き込んでいる!!』
零はtypeⅡをカードデバイスに入れていたのを忘れていた…だが、普通の男なら焦る場面でも、この男…神崎 零は慌てなかった…それどころか…
『typeⅡも、結構良いと思ってますよ?』
更に怒鳴るtypeⅡ
『貴様!!ふざけるな!!』
おろおろする怜亜
『女性のパートナーの目の前であんな会話してたの!?』
真剣な表情の零
『男なら…臆する事なかれ!!』
『馬鹿なのか!?貴様は!?』
『馬鹿なのではない…純粋な…『男』なのだよ!!』
そう…この男は…残念である…
怜亜が何かを悟る
『成る程…臆する事無く、自分を信じて突き進め…って事だね!!お兄さん!!』
『その通りだ!!レア君!!』
握手を交わす二人の『男』
『私この男やだ…』
typeⅡの心からの呟きであった…
(さて…男と男の友情を育んだところで、本題に行きますか!!)
『実はさ…レア君…君に少し相談があってね?』
『相談?お兄さんの話なら喜んで聞くよ!!』
カードデバイスを置いていく零
『ま、待て!!貴様!!私を置いてどこに行く!?』
『typeⅡ…ここから先は…男の世界だ…』
顔を真っ赤にするtypeⅡ
『か、勝手にしろ!!』
怜亜と移動する零…移動しながら零は思考を巡らせていた…
(オリジナルⅩⅢ…随分と感情が豊かだな…やっぱりあの人の仕業かな?青の世界がどう変わるか…)
メタルフォートレスの格納庫
『ここなら誰にも聞かれない…』
不思議そうにする怜亜
『聞かれたら…大変なの?』
『まあね…さて…リゲルさんとあづみちゃんについてなんだけどね…』
怜亜の表情が曇る
『………青の世界を裏切ったって聞いたよ…』
『裏切った理由って聞いてる?』
『ううん…知らない…』
(成る程…恐らくオリジナルⅩⅢでも知らされていないな…)
『青の世界を裏切った理由はね?』
『知ってるの!?』
苦笑いする零
『まあね…』
真剣な表情の怜亜
『教えて!!』
(この子…凄く勇気と覚悟に溢れてる…色々な人を見てきたけど…この子は綺麗な心をしている…安心して話せそうだな!!)
『レア君…これは絶対に他の人に話しちゃダメだよ…』
『うん!!約束するよ!!』
『じゃあ…教えるよ…』
零は怜亜に全てを話した…病気を利用されていた事…現在も利用されている可能性がある事…病気を治す為に緑の世界に居る事…全てを話した…そして話を聞いた怜亜は…
『そうなんだ…リゲルさんとあづみさんが…』
『ああ…だから俺は…二人を助けたいんだ!!』
不安そうな怜亜
『でも…どうやって?』
『とりあえず、緑の世界に、あづみちゃんの病気を治す事が出来るかもしれない、八大龍王が居るらしいから、そこに行くまで、あづみちゃんとリゲルさんを守れば、病気の方は問題ないよ…』
不思議そうにする怜亜
『どうやって守るの?』
『俺はもうすぐ緑の世界に行く…だからその時に護衛するつもりだ…』
『出来るの?』
苦笑いする零
『多分…だけどね…まあ、俺に対して、あづみちゃん達を開放した、って言ったから目立った行動はしてこない筈だ…』
『そうなんだ…でも、何で僕に話したの?もっと他の人にも…』
少し険しい表情の零
『青の世界は…信用してない…』
悲しい表情の怜亜
『そんな…』
『別に全部を信用してない訳じゃあない…上層部が効率重視で、人間を利用する事を考えている奴が多いからさ…普通のバトルドレスや、メタルフォートレスの皆は良い奴らだと思ってるよ!!』
笑顔の怜亜
『そっか…じゃあ何かあったら協力するよ!』
笑顔で答える零
『ああ!!宜しく頼むよ!!正義の味方…セイントレイン!!』
『任せて!!』
格納庫を後にする零…
(後は…ポラリスさんと…マーメイド…青の世界はその辺りか…typeⅡは…ポラリスさんに相談してみるか…)
零の救出作戦はどうなるのか…
(おっ!!綾瀬からメールだ…おそかったな……これは…!!)
次回に続く!!
ベガの胸は貧乳派の人でも…絶対に目がいくほどのビックバンだよね…