Z/X~青の世界のガンダムパイロット~   作:Z/Xプレイヤー26

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苦手な物ってあるよね…


第21話~苦手な物

綾瀬は緑の世界に行く事を少し後悔していた…何故なら…

 

『虫が…苦手なのよ…』

 

零は焦った…何に焦ったか?緑の世界はプラセクト…巨大な虫がわんさか居るのだ…つまり…

 

カードデバイスからズィーガーの笑い声が聞こえる

 

『ハッハッハ!!あんなに格好つけたけどよ…嬢ちゃんに緑の世界は無理だよな!!虫がわんさか居るんだぜ!?自殺行為だ!!』

 

(それは…まずいな…やはり、止めとくか?)

 

『綾瀬…』

 

『大丈夫よ!!大丈夫…大丈夫だから…』

 

必死な綾瀬

 

(いやいやいや!!明らかに大丈夫じゃない!!これは酷い…)

 

『大丈夫じゃないよね!?止めとこう!?』

 

『行けるわよ…苦手な物を克服するチャンスよ!!』

 

『お、おう…そこまで言うなら…』

 

不思議そうにする綾瀬

 

『そう言えば…私達が青の世界の任務に付いていって…大丈夫なの?』

 

笑顔の零

 

『大丈夫だよ…連絡は定期だし、監視は無いはず…』

 

『そうなの?てっきり、二十四時間監視されているかと…』

 

苦笑いする零

 

『最初はされてたけど…今は無い…はず…うん!!』

 

呆れる綾瀬

 

『本当に大丈夫なの?』

 

『まあ、ダミーの電波を流してるから大丈夫だよ…?』

 

『青の世界に協力者が居るのね?』

 

頷く零

 

『まあ、大きな声では言えないけどね…』

 

『そう…なら良いんだけど…』

 

Hi-νガンダムを展開する零とズィーガーをアクティベートする綾瀬

 

不満そうなズィーガー

 

『なんだよ嬢ちゃん…あのガンダムって奴では行かねえのか…?』

 

綾瀬の代わりに答える零

 

『まだ、長時間の飛行は危険だよ…まずはバンシィには慣れる所から始めないと…』

 

『そう言う事よ…いいから行きなさい…ズィーガー…』

 

『チッ…俺はタクシーかよ…』

 

青の世界を飛び発つ二人と一匹…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

青の世界の上空…

 

『そう言えば…零には苦手な物って無いの?』

 

考える零

 

『うーん…苦手な物か…』

 

『何かあるでしょ?』

 

『言っちゃあなんだけど…兄貴が苦手だったな…』

 

驚く綾瀬

 

『貴方…兄弟が居たの?てっきり一人っ子かと…初耳ね…どんな人だったの?』

 

『あー…兄貴は…何でも出来て、頭も良くてさ…機械弄りが得意な秀才だったよ…』

 

(随分と零と違うのね…)

 

零は綾瀬の考えを見抜いていた…

 

『今、随分と俺と違うな…って考えてたでしょ…』

 

焦る綾瀬

 

『そんな事は無いわよ!?』

 

『気にしなくて良いよ?実際兄貴は俺と違うしさ…何でも出来る兄貴が苦手だったな…』

 

意外そうな表情をする綾瀬

 

『そうなの?何でも出来るお兄さんなんて…頼りになるじゃない?』

 

表情を曇らせる零

 

『頼りになりすぎて…弟の俺は比べられて育てられたからな…』

 

気まずそうにする綾瀬

 

『ごめんなさい…零…』

 

『綾瀬が気にする事はないよ…』

 

『でも…私は…零の味方よ?』

 

泣き出す零

 

『ありがとう…綾瀬…グズッ…』

 

『何で泣くのよ!?』

 

『女の子に優しくされるのが…ひさしぶり過ぎて…』

 

『何でよ!?』

 

更に泣き出す零

 

『兄貴に好きな子を全員取られたんだよ~(泣)』

 

驚く綾瀬

 

『好きな子…全員!?貴方のお兄さん…何なの!?』

 

『頭も良くてさ…顔も良いからさ…モテるんだよ…異常にさ…(泣)』

 

『でも…全員と付き合ってた訳じゃないわよね…?』

 

目が虚ろな零

 

『奴は…普通じゃない…』

 

『何人同時に…付き合ってたの…』

 

『6人…』

 

目が虚ろな綾瀬

 

『あり得ない…』

 

『でもさ…皆それを許して…分かって…付き合ってたんだぜ…虫よりも…人間の方が…怖いだろ?』

 

我に還る綾瀬

 

『まさか…虫が怖くなくなる為の…嘘?私の為に?』

 

白目の零

 

『実話です…』

 

『…………………………そう…』

 

 

零の兄とは一体!?次回に続く…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




緑の世界に到着します!!
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