Z/X~青の世界のガンダムパイロット~ 作:Z/Xプレイヤー26
バンシィが呂布トールギスに正面から突っ込んだ…だが、それを見てリンドウが叫ぶ…
『綾瀬殿!!その間合いは危険で御座る!!』
リンドウの警告は綾瀬の耳には入らず、呂布トールギスの間合いを一気に詰めた…それを見て満は笑った…
『なんだ…パイロットとしては、全く駄目だな…まあ良いや…ちょっと痛いかもしれないけど、我慢してね?お嬢さん!!』
満が呂布トールギスの武器『破塵戟』を綾瀬に向かって振るう
『やらせんで御座る!!』
リンドウが素早く破塵戟を刀で受け止める
『ぐっ…!!なんと重い一撃か…!!』
『はっはっは!!驚いた…君は中々強い…』
驚いたとは言ってはいるが、驚いた様子は無く、直ぐにリンドウに向けて破塵戟を振るった
『リンドウ!!逃げて!!』
千歳が叫ぶが、リンドウは動かなかった…
『今、拙者が動けば間違い無く綾瀬殿が…』
リンドウに向けて振るわれた破塵戟をバンシィのアームドアーマーVNで受け止める綾瀬…
『助かったわ…ありがとう…でも、邪魔しないで!!』
千歳が怒る
『アンタ!!リンドウが助けに行かなかったら、やられてたのよ!?』
満は大笑いをして話した…
『いやはや…お嬢さん…君一人じゃあ…勝てないよ?なんなら、全員でかかって来なよ…』
全員でかかって来い…それは慢心では無いことは全員が肌で感じていた…
『ふざけないで…貴方は私が倒す!!』
『お嬢さん…君には失望したよ…もう良いや…じゃあね…』
満が破塵戟を頭上で高速回転させると、竜巻が起きた
『なによ…それ!?』
楽しそうに笑う満
『はっはっは!!テンション上がってきた!!ちょっと呂布トールギスに成りきってみますか!!』
竜巻が綾瀬に向かって迫る…
『はっはっは!!雑魚は全て消え去るが良い!!旋風大烈斬!!』
綾瀬に竜巻が直撃して、綾瀬が吹き飛ぶ…
『はっはっは!!零!!お前の彼女が吹き飛んだぞ?どうするんだ?』
零はHi-νガンダムを展開して、綾瀬の元に駆け寄った
『綾瀬!大丈夫か!!』
『零…あいつ…強い…』
満はそれを聞いて大笑いした
『いやいや!!俺が強いのもあるけどさ!!君が弱すぎるんだよ!!はっはっは!!』
『黙れよ…潰すぞ?』
『へえ…やってみろよ…マイ・ブラザー…お前は俺に勝てた試しが無いだろ?』
零がビームサーベルを構える
『ここで…終わらせてやるよ!!糞兄貴!!』
『呂布トールギス風に言うとこうか?かかって来い!!もっと俺を楽しませろ!!』
(どこまでも余裕だな…お前は…俺が殺す…絶対に!!)
『フハハハハ!!魂ィッ!!旋風爆裂衝!!』
『いきなりかよ!?ファンネル!!』
満の技を避けてファンネルで周囲を囲んだ
『小賢しいわ!!旋風大烈斬!!』
竜巻で周囲のファンネルを蹴散らす
『一気に終わらせる!!ビヨンド・ザ・タイムEX!!』
巨大なビームが満に向かって放たれる
(零…強くなったな…でも、まだまだお兄ちゃんには敵わないぞ!!)
『甘いわ!!旋風爆裂衝!!』
お互いの必殺の一撃がぶつかり合う
『貫け…頼む!!』
『フハハハハ!!魂ィッ!!これぞ闘いだ!!』
満に向かって攻撃が放たれる…零の物ではなく、リゲルの攻撃だった…
『ぬう!!闘いの邪魔をするとは…万死に値するぞ!!』
『五月蝿いわね…神崎!!もっと出力上げなさい!!』
『零!!私も援護するから…綾瀬ちゃんの仕返しをしてあげて!!行け!!ドラグーン!!』
リゲルと八千代の連携攻撃で満が体勢を崩す…
『ありがとう!!八千代ちゃん!!リゲルさん!!』
(零…お前は良い仲間に出会えたな…これで思い残すことは無い…)
『零…さよならだ…』
『この…馬鹿兄貴!!』
呂布トールギスと満は光に飲まれて消えた…それを見て、零はHi-νガンダムを解除した…
『勝った…やっと…兄貴に勝った…』
『零…お疲れ様…』
『綾瀬!?動いて大丈夫か!?』
微笑む綾瀬
『大丈夫…かなり手加減してたみたいだから…』
『最期まで…ムカつく奴だったな…』
typeⅠが零に近づく…
『神崎 零…貴方は…本当に青の世界を裏切るのですか…?』
『そりゃあね…命を大事にしない奴の下には居られないよ…』
『ですが…貴方は兄を殺しましたよ…?』
笑う零
『あはは…絶対に生きてるよ…アイツは…』
『あの状態で、生存の確率は0です…』
typeⅠの後ろから声が聞こえる
『不死身の男…ス○イダーマッ!!』
『よお…ゴキブリ…』
泣き出す満
『酷い!!俺はゴキブリが嫌いなのに!?』
『貴方…一体どうやって…?』
親指を立てる満
『お嬢さん…それは企業秘密さ!!』
『さっさと帰れ…あ、その前に…』
首を傾げる満
『なんだい…マイ・ブラザー?』
『いや、『母さん』に宜しくって…言っとけ…』
笑う満
『おお…こっちに連れてきたのが母さんだって判ったのか…成長したな!!お兄ちゃんは嬉しいぞ!!』
苦笑いする零
『でも、肝心な事が判らん…何で母さんが…』
『いや~…うちの母さんだぞ?なんでもアリだろ…?』
『そうだな…お前よりもなんでもアリだからな…何で俺みたいな平凡な奴が生まれてきたのか…』
全員が突っ込む…
『どこが平凡!?』
驚いた表情の零
『え?』
『え?じゃないわよ!!貴方が平凡だったら世の中壊れてるわよ!!』
『綾瀬ちゃんの言う通りかもね…』
焦る零
『俺ってそんなに変…?』
全員同時に
『変』
『酷い!!俺は平凡だぞ!!』
『ところで…』と、綾瀬が零に近づく
『あの娘の告白はどうするのよ…?』
目を泳がせる零
『それはですね…そのですね…』
あづみが零に近づく
『神崎さん…その…綾瀬さんが、一番でも良いから…ダメかな?』
満が零を殴る
『ゴフッ!!何で殴るんだよ!!兄貴!?』
『母さんからの伝言を伝える…!!』
真剣な表情の零…しかし、その真剣な表情は一瞬で崩壊する…
『じゃあ、伝えるぞ?』
『お、おう!!』
ゴクリと、唾を呑み込む零
『母さんからの伝言は…』
『母さんからの伝言は?』
『それは…『ハーレム作っちゃいなさい!!零!!』だそうだ…』
全員が固まる…
一体どういう事なのか…次回に続く…
こんな母親…怖いんだけど…