Z/X~青の世界のガンダムパイロット~ 作:Z/Xプレイヤー26
満の衝撃的な発言…零は、どうするのか!?
『マジで…言ってたの?』
満は頷いている…
(マジかよ…ここまで破天荒な母親とは…てか、ハーレムって…無理だろ…俺の一番苦手な部類だし…)
綾瀬が零に小声で話す
『零…貴方の母親って生きてるの?』
『いや…死んでる…まあ、実際は…兄貴よりも、ある意味規格外だから…死んでも、神様くらいにはなりそうだけど…』
綾瀬は一つの答えに行き着いた…にわかには信じられない事ではあるが、何しろ自分も神に出会っている事実がある以上…信じるしかなかった…
『私にガンダムを渡したのが…貴方のお母さん…?』
綾瀬の結論を聴いて頷く零
『そう考えるのが妥当だろう…しかし…神様なんてどうやったらなれるんだよ…』
八千代が零に話しかける
『なに綾瀬ちゃんとコソコソ話してるのよ!!』
『いや…何でもない…』
あづみが零に問いかける
『神崎さん…どうするの?』
『とりあえず、あづみちゃんに付いて行って大丈夫?』
『そうじゃなくて…神崎さんは…ハーレム…どうするの?お母さんの要望なんでしょ?』
(母さんの要望…なのか…?あの人は考えが読めなかったけど…まさか、ここまでとは…何を考えている?)
八千代が零に抱き付く
『親の公認なら…私達も…良いよね?零?』
綾瀬が八千代を引き剥がそうとする
『八千代!!離れなさい!!』
『嫌だよ~♪』
『悪いけど…二人とも…少し、考えさせてくれないか?』
満が笑う
『お嬢さん達…やめといた方が良い…冷静に考えているコイツの集中力は…ヤバイから…』
『確かに…びくともしないわね…こんな零…初めて見たわ…』
『へえ…綾瀬ちゃんも初めてなんだ…カッコいい…』
満は思った…
(なんでこっちじゃあ、あんなにモテて、前の世界じゃあモテなかったんだろう…)
typeⅡは零を分析していた…
(流石の集中力だな…それでこそ…私のパートナーだな…しかし…母親か…データベースでは、一切不明だからな…神崎 零は…)
零が考えを中断する
『あ~…駄目だ!!理解できん!!流石は母さん!!兄貴はなんか聞いてないのか?俺がハーレムで、兄貴はなんだよ?』
満が虚ろな目をする…
『誰か一人を…正妻に迎えろ…だってさ!!俺の愛は一人に捧げる物ではないのに!!』
零が大声で笑う
『ハッハッハ!!…俺の真逆だな!!何でだろうな!!』
『母さんの事を理解できる人は居ないだろ…父さんでも理解出来てないだろうに!!』
『確かにな!!』
笑っている二人以外は全員が驚いていた…先程まで、本気で殺し合いをしていたとは思えないほどに…笑顔だった…
『零…本当は…仲が良いのね?』
首を横に振る零
『いや?嫌いだよ?ウザいし…』
『ハッハッハ!!生意気な弟だ!!』
『私は…普通に仲が良いって…そういう感じだと思うけど…』
首を傾げる零
『俺達って…どんな感じ?』
『えっ?なんか…隠し事なく、憎まれ口を言いながら…本当は信頼している感じ?』
他のメンバーも全員頷く
『だってさ?兄貴…』
『マジかよ…マイ・ブラザー!!』
兄弟揃って…『『よくわからん!!』』
どう見ても仲良しである…そして綾瀬が話を戻す…
『で?ハーレム…どうするの?』
吹っ切れた表情の零
『うん…綾瀬が良いなら…作ろうか?』
『零…彼女に言う一言じゃないわよね…浮気宣言みたいな物よ…?』
笑う零
『いや~…母さんの目論見がそれなら…絶対に作る羽目になるんだよな…母さんの計画を潰せた、ためしが無いんだよ…』
あづみが興味がありそうに聞く
『そうなの…?』
『おう…兄貴と、手を組んでも駄目だった…』
笑う満
『手の内が全てバレてるんだもん…あり得ない…ばけもんだよ…』
ため息を吐く綾瀬
『良いわよ…認めるわよ…ハーレム…』
全員が驚く
『マジで!?良いの!?綾瀬!!』
『但し!!…一番は…私だからね…?それと…私が認めた女の子じゃなきゃ駄目よ!!』
八千代が綾瀬に質問する
『綾瀬ちゃんが認める条件って?』
『それは…零の事を、心から好きであること!!嘘は私が見抜くから…嘘だったら…八つ裂きね…』
あづみと八千代は、それを聞いて…
『じゃあ、私は大丈夫!!零の事は大好きだし!!』
『神崎さん…大好きです!』
満は思った…
(なんか…最後には…景品みたいな扱いをされるんじゃないか…?マイ・ブラザー…)
『で?神崎さんはなんで私達の旅に付いていきたいんですか?』
『簡単に言えば、あづみちゃんの護衛かな…』
あづみが不思議そうな表情をする
『護衛?』
『そうだよ…だってさ、今回の事でさ、青の世界はあづみちゃんを開放するつもりは無かった…って事がわかったでしょ?だから、護衛するんだよ?』
頷くリゲル
『それは一理ある…しかし、何故…typeⅡが青の世界の反逆者である、私達や、神崎の手助けをする?』
typeⅡが俯く…
『乙女の心を理解しろ!!この淑女が!!』
『何故だ…淑女は、悪口ではないはずなのに…何故…貶されている気がするんだ!?』
零が苦笑いする…
『とりあえず…出発しようか…?あ、兄貴はどうすんの?』
満は笑っている
『あー…行くところがあるから…別行動するわ…じゃあな!!』
転送装置で満が移動する…
『じゃあ、モウギに向けて…出発!!』
こうして、モウギに向けて出発した一同…何が待ち受けているのか…次回に続く!!
モウギ取るぞ…もぎ取るぞ…寒いな…冷房効きすぎたかな…