Z/X~青の世界のガンダムパイロット~ 作:Z/Xプレイヤー26
typeⅤが佐助に戦いを挑んでから僅か二分…決着が着いていた…
『何故…私は勝てないの?』
呆れた顔の佐助
『そりゃもちろん…お前が遠距離タイプなのに、間合いに入ってくる愚策をするからだろ…バカか?』
『しかし以前に貴方と戦った際には、全ての攻撃を回避された為に、今回は近接戦闘を行ったのですが…』
成る程…流石はオリジナルタイプ…考えていたのか…でも、佐助はどっちかって言ったら近接タイプだし、読みが外れたな…
『俺は近接タイプだ…まあ、このマントとビームの相性が悪いだけだからな、気にすんなよ?』
『デネボラ様からの指令を受信…帰投します…また会いましょう…』
typeⅤが飛んでいく
『二度と来るな…めんどくせえから』
なんか佐助が怠惰の魔人みたいになってる…大丈夫か…
『さて…零、俺は戻るが…お前や、そこに居る四大…いや、エンジェル使いはどうすんだ?』
『あ、そうだな…飛鳥君どうする?とりあえず、戻ろうか?』
『そうやなぁ…とりあえず、戻ろう!!海賊ロボの兄ちゃんも、一緒に来んか?聞きたい事がぎょうさん有るんや!!』
おお…また飛鳥君の目が輝いているのがわかる…というか、佐助さっきなんか言い直したような…四大?何だ?
『まあ、良いが…仕事にはまだ時間があるしな…』
『佐助、仕事してたの!?どんな!?』
あり得ない…この世界に来て、一週間で仕事にありつけているだと!?なんの危ない仕事を!?
『何でそんなに驚いてんだ…まあ、力仕事だ…簡単に言えば、ボディーガードだ…』
『気になるな…時間はまだあるんだよな!?カフェで、詳しく聞かせてくれ!!』
そろそろ懐が寒いんだ!!少しでも情報を貰えれば!!
『別に構わねえが…行くならさっさと行くぞ…』
『よし!!早く行こう!!飛鳥君!!急ごう!!』
『急にやる気やな…フィエリテはん…急ごうか!!置いて行かれる!!』
『分かりました…しっかり掴まっていて下さいね?』
いつもよりも速めに速度を出すフィエリテ…それに対して飛鳥は…
『フィエリテはん…あんまり速すぎるのは…アカーン!!』
四人がカフェに着く…
『着いたぞ!!さあ!!佐助!!仕事情報をくれ!!』
『何でそんなに必死なんだよ…仕事くらい自分で探せよ…ま、俺も偶然ボディーガードになったんだが…』
『偶然でも何でもいい!!仕事情報をくれ!!俺に…仕事をくれ!!』
このままだと…ニートになってしまう!!
『フィエリテはん…もうちょっと優しくしてくれへん?怖かったわ…』
『とりあえず、カフェに入らないか?俺は忙しいんだよ…』
『おっと、そうだったな…ただいま~皆!!』
高く積まれたカレーの皿が零達を迎えた…
『おかえりなさい…神崎さん…』
皿で顔が見えないけど…あづみちゃんかな?
『皿が喋った!?』
飛鳥君が驚いているな…皿が喋ったら面白いな…
『獅童 佐助だ…宜しく頼む』
『相変わらず動じないな!?』
マイペースなのか、肝が据わってるのか…何時も通りの佐助だな…羨ましいぜ!!
佐助を見て、全員が自己紹介をする
『上柚木 綾瀬よ…宜しく』
『上柚木 八千代よ!!』
『各務原 あづみです…宜しくお願いします…』
『青葉 千歳よ!!宜しく!!』
Z/Xの皆は、カードデバイスの中に居るみたいだな…後で紹介しよう…それよりも…!!
『ボディーガードの仕事…どうやって入手したんだ?』
『早速か…そんなに金が無いのか?』
『時は金なり!!』
呆れた顔の佐助
『分かったよ…じゃあ、話すか…あれは、この世界に来た直後の事だ…クロスボーンの使い方を確認していた時に、エンジェルから逃げている男と女を助けたんだよ…で、そいつらの、女の方がアイドルらしくてな…今はそいつのボディーガードをしている訳だ…ま、ボディーガードつっても、コンサートの時と、長距離移動の時くらいだからな…』
綾瀬が何かを思い出したような素振りを見せる
『今、この辺に来ているアイドルって…確か、シャイニングエンジェル…だったかしら?』
『あー…確かそんなグループ名だったな…今思い出すと、シャイニングエンジェルなのに、エンジェルに追われてたのか…笑えねぇ…』
アイドルのボディーガード…時給はいくらくらいなんだろうか…
『因みに、追っていたエンジェルは、確かガムビエルとか言っていたエンジェルだったな…』
ガムビエル!!なら、綾瀬の敵!!あの時に佐助が戦っていたエンジェルも…
『ガムビエル…パパと…ママの仇を討つ!!』
『なら、一緒に来るか?恐らくまだあの二人を追ってるだろうしな…それに俺に対してもかなりムカついてるみてーだしな…ま、わざとだがな!!』
綾瀬にとっては願ってもない申し出だ…でも…
リゲルがカードデバイスから声を出す
『待ちなさい!!あづみの病気はどうするの!?高千穂のモウギを取りに行くんでしょ!!』
そうだ…モウギを取りに行かなくちゃいけない…ここが最大の目的なんだから…
『何だよ…高千穂行くのかよ?益々好都合じゃねえか…チャリティーツアーらしくてな…全国を回っているらしい、宮崎方面にも行くが…どうすんだ?』
『佐助…それマジか?都合が良すぎないか…』
『知るかよ…元々はあまり九州地方は、行かない予定だったらしいが、どこぞの軍師とやらのおかげで、治安が安定しているから、行くらしいぜ…?』
『黒崎 神門のおかげだな…』
しかし神戸に侵攻を再開できるだけの余裕があるのか…恐るべし…天才軍師だな…
『だが、行く途中では、ギガンティックとかも多いらしいからな…護衛はかなりしんどいぞ?それでも良いなら、話を着けてやるぞ?』
かなりの好条件だ…皆にも聞いてみよう…
『皆はどうする?俺は受けても良いと思う…』
『ガムビエルを倒せるなら、異論は無いわ…』
『モウギの近くに行けるなら…構わないよ?』
『私は零の言うことを聞くだけよ?』
『ギガンティックなんて軽い軽い!!この青葉さんに任せなさい!!』
皆異論はないみたいだな…よし!!
『佐助…お願い出来るか?』
『了解…少し待ってろ…』
携帯を取り出す佐助
『もしもし、俺だ…いや、詐欺じゃねえよ…護衛の人数を増やせるか?………ああ、俺の仲間だよ、実力は十分だ…信頼も置ける………そうか…分かった…ありがとな』
緊張した表情の零
『どうだ?』
『大丈夫だとよ…じゃあ全員行くか!!』
流石は佐助!!頼りになる!!
『よし!!じゃあ早速行こう!!』
『ガムビエル…絶対に…倒す!!』
こうしてシャイニングエンジェルのボディーガードを引き受けた一同…綾瀬は、ガムビエルを倒せるのか…そしてモウギにたどり着けるのか…次回に続く!!
飛鳥が空気になってしまった…なんでこないなってもうたんや…