Z/X~青の世界のガンダムパイロット~ 作:Z/Xプレイヤー26
俺達は今、物凄いピンチだ…周囲はエンジェルとガーディアンだらけ…ズィーガーや、アルモタヘル…皆のZ/Xを総動員…俺達もMSで応戦しているが…数の暴力に負けそうだ…佐助も戦っているが、相手が悪い…四大天使ミカエル…想像以上に強い…
~零視点~
『零…どうするの!?このままじゃあ…負けるわよ!?』
『分かってる!!だけど…もうエネルギーも無い…俺はFXに乗り替えるけど…綾瀬のエネルギーは大丈夫なのか!?』
『無理よ!!デストロイモードも使っちゃったし、リソースも…』
まずいな…このままじゃあ…青葉さんも、あづみちゃんも、八千代ちゃんも…リソースが無くなる…
~佐助視点~
『貴方は何故戦うのですか?獅童 佐助さん…』
『そんな事…決まってるだろ…力があるからだ!!お前たちも力があるから戦うんだろ?』
ミカエルは悲しい表情を浮かべている…
『何だよ…そのツラは?』
『私は…悲しいです…貴方が力に呑まれてしまうのでは無いかと…』
力に呑まれるか…散々そんな生き方をしてきたんだ…今更おせえよ!!
『お前らは何様だよ…お前らが人間を導くなら…俺を救って見せろ…』
X1がビームザンバーを抜く
『ならば救いましょう…貴方を…あの人の様にさせないためにも!!』
ミカエルが光の槍を構える…
『やれる物なら…やってみろ!!』
ミカエルとX1が激突する…何故こうなったかと言うと…時は少々遡る…零達がシャイニングエンジェルの弓弦羽ミサキ達と、合流しようと移動していた時に事件は起きた…
『あの山の麓…煙が上がってるわよね…零…見てみて…』
零が双眼鏡で、麓を見る…
『あれは…ガーディアン!?ガーディアン達が集落を襲っている!?』
『そんな!?またあんな事を…』
『止めよう…綾瀬!!』
全員が無言で頷く
『あんな悲劇…もう二度と繰り返させない!!』
綾瀬の決意の言葉と共に、麓に向かう零達
~山の麓の村~
『ガムビエル様!!例のエンジェルキラーと、ガンダムとやらが近づいてきます!!』
『アハハ!!掛かったね!!それじゃあ…殲滅しようか!!エンジェルに逆らう愚か者を!!』
ガーディアン、エンジェル達が迎撃体制を取る…
『オイ…零、どうやら罠だったみたいだな…どうする?』
『綾瀬の敵のガムビエルが居るんだ…退く理由は無いよ!!』
『零…ありがとう…』
退く理由は無い…か…あの零が他人にそこまで感情移入するとはな…
『なら、雑魚は俺達に任せて、零と上柚木はガムビエルを潰せ…良いな?』
佐助の提案に頷く二人…そのままガムビエルに向かって進む…
『あんたが仕切るの…?まあ、私は細かい事を考えるのは苦手だから良いけどね!!リンドウ!!やっちゃいなさい!!』
リンドウがアクティベートされ、ガーディアン達に攻撃する
『じゃあ、行くわよ!!アルモタヘル!!綾瀬ちゃん達を助けるわよ!!』
『愚かな天使達よ…死に抱かれよ…』
アルモタヘルはエンジェルに黒い羽を突き刺す
『リゲル…お願い!!』
『了解!!行くわよ!!』
リゲルはガーディアン達に遠距離からの砲撃で撹乱する
『X1展開…天使を殲滅する…』
佐助はX1を展開して、エンジェル達を切り伏せた…だが…数の違いがあった…
『君達…大丈夫?かなり数の違いがあるよ~?このままじゃあ全滅だね!!』
『その笑いを止めなさい!!ズィーガー!!やりなさい!!』
『オラァ!!くたばれ糞天使!!』
『行け!ファンネル!!』
ズィーガー、バンシィ、Hi-νガンダムで、ガムビエルに攻撃を仕掛けるが、ことごとく避けられる…
『あんな動き…どうやって!?』
『ちょこまかと!!鬱陶しいぜ!』
『残念だったね!!君達は僕には勝てないよ!!』
ガムビエルの水瓶から、光の水が噴射され、ズィーガーに直撃する
『グアァァ!!』
『ズィーガー!!くっ!デストロイモード!!』
バンシィがデストロイモードを発動する
『綾瀬!!気を付けろ!!』
『分かってる!!冷静に…』
ガムビエルが大笑いをしている…
『冷静に…だって!!バカじゃないの!!仇を目の前にしてそんな事言うんだ!!なら、君の両親をもっと惨たらしくしてやれば良かったね!!』
『ッ!!許さない…ガムビエル!!』
バンシィのサイコフレームが紅く染まる…
『止めろ綾瀬!!敵の挑発に乗るな!!』
『…………………分かったわ…』
バンシィのサイコフレームの光が黄色に戻る
『なぁんだ…つまんないの…やっぱり君から殺そうか…神崎 零…!!』
ガムビエルが零に攻撃しようとした瞬間…ガムビエルの頬をビームザンバーが掠める…
『な…バカな!!あれだけのガーディアンとエンジェルをもう片付けたのか!?』
『ガムビエル…お前は少しやり過ぎたな…』
ガムビエルが後ろに下がる…
『何で…お前は僕の邪魔をするんだ!!それだけの力があれば…何でも出来るだろう!?僕の邪魔をする必要は無いはずだ!』
ガムビエルは明らかに佐助に怯えていた…その規格外の力に…或いは佐助の纏う独特の気配に…
『零…上柚木…さっさと潰せ…こいつは気に入らん…あんまり時間が掛かるなら、こいつは俺が潰すぞ?』
『そんな事…させない!!ガムビエルは私が倒す!!』
綾瀬のバンシィがガムビエルに攻撃しようと接近する…しかし、ガムビエルの前に現れたら光の壁に遮られた…
『この障壁は…ミカエル様か!?』
その場に居た天使、ガーディアン達がざわめく…
『ガムビエル…退きなさい…貴方は勝手な行動が多すぎます…ガブリエルと共に、ウリエル様の元に行きなさい…』
『分かり…ました…』
ガムビエルが光の中に消える…
『逃げられた…また、仇を取れなかった…』
『綾瀬…』
ミカエルが綾瀬に話す…
『綾瀬お姉様…以前お話ししましたよね…天使を狩るなら私が相手をすると…ッ!?』
プロヴィデンスのドラグーンがミカエルを襲う…
『さくら!!アンタ…何で綾瀬ちゃんの邪魔をするのよ!!ガムビエルは綾瀬ちゃんの敵のなのよ!!それをアンタは…それにその姿は何よ!?』
『八千代…貴女は…』
ミカエルが悲しげな表情を浮かべている…
『八千代…私は…貴女の知っている上柚木さくらではありません…この世界の上柚木さくらとは、別人です…』
『この世界…成る程…そう言う事か…教授の論文が正しい訳か…』
『佐助…何か知っているのか!?』
この世界に来てから、あまり日が経ってない佐助が何か知っている…?
『まあな…ワイバーン教授…だったか…?そんな教授の論文にZ/Xは平行世界から来た、未来の人間の可能性があるって書いてあった気がするんだが…』
未来の人間…?平行世界…?理解できない…どういう事なの…
『その方の言う通りです…私は、上柚木さくらの白の世界での未来の姿…この世界の上柚木さくらとは、違う未来の姿なのです…』
『でも、アンタはさくらよ…記憶が無い訳じゃあ無さそうよね…?なら、綾瀬ちゃんの敵のガムビエルを助けるのは…酷いんじゃないかしら…?ねえ…さくら…?』
ヤバい…八千代ちゃんが怖い…
『上柚木八千代…こいつは四大天使…白の世界での最高クラスの人物だ…立場もあるんだろう…察してやれ』
『アンタ…やけにさくらの肩を持つわね…何なのよ…』
確かに…佐助はミカエルの肩を持ってる気がする…
『肩を持つ…?あり得ねえよ…力が有るのに助けなかった奴の肩を持つ訳無いだろ…確かに四大天使は立場がある…つまり、それだけの力があるって事だ…なら、助けなかったこいつは…死ぬべきだ…助けられる命を助けなかった…償う方法は、死をもって償う…違うか…?』
ヤバい…佐助のスイッチが入った…
『な…何ですか…その殺気は…!?七大罪でもそのような殺気は…』
『佐助は彼女を救えなかったんだよ…佐助は誰よりも強かった…彼女を救う力があったのに…救えなかった…だから…』
だからこそ…佐助は…
『零…昔話なんぞするな…意味が無いだろ…それに俺は結局死ねなかったしな…』
『だけど…お前は…体の半分を…』
『人間としては死んだ…って奴か?ふざけるなよ…それでアイツの命に変えられると思うか!?』
『それは…』
綾瀬が零を止める…
『零…慰めなんて…意味が無いわよ…』
『貴方の…お名前を聞いても…宜しいですか…?』
『獅童…佐助だ…お前を殺す…』
ビームザンバーを抜く…
『分かりました…私は貴方を救いましょう…』
ミカエルが光の槍を構える…
『どうやって俺を救う…?殺すか…?』
『いいえ…貴方を…エンジェルにします…!!』
全員が絶句する…
『そんな事…出来るの…さくら…?』
『お姉様…元々、十二使徒とは、私達四大天使が直接エンジェルに昇華させた者が得る称号です…その代わりに記憶を失いますが…』
成る程…つまり、佐助をエンジェルにすれば…
『記憶を消して…嫌な事を全て忘れて生まれ変われるって訳か…?』
『そう言う…事です…』
『何で俺をエンジェルにする必要がある…?殺せばそれで終わりだろう…』
俯くミカエル
『貴方が…とある人に似ているからです…このままでは、貴方は闇に堕ちてしまう…ですから…』
『成る程…なら、無理矢理にでも俺をエンジェルにして見せろ…』
『分かりました…綾瀬お姉様…貴女達も捕らえさせて貰います…』
エンジェルとガーディアンが一斉に綾瀬達に襲い掛かる…
そして現在に至る訳だが…正直…負けるかもしれない…
ミカエル様…マジで許して下さい…