Z/X~青の世界のガンダムパイロット~ 作:Z/Xプレイヤー26
俺は今、Hi-νガンダムで、とある場所に向かっていた…
(ここが指定のあった場所か…しかし…セキュリティを掻い潜って直接俺に連絡を取るとは…誰なんだ?)
『へえ…来てくれたんだ~意外だな~』
『君が俺を呼んだのか?』
『そうだよ…まあ、セキュリティを掻い潜ったのは別の奴だけどね?』
『君は何者?見たところ…エンジェルみたいだけど…?』
『人に名前を聞くときは…まずは自分からじゃないかな?』
『俺が誰か知っているから呼び出したんだろう?なら、俺の自己紹介は要らないだろう…?』
『へえ…案外口が回るじゃないか…でもさ…これは礼儀の話だよ…?』
『匿名で、呼び出して『礼儀の話だよ』って…まあ、良いや…俺は神崎 零…君は?』
『僕はガムビエル…十二使徒さ…』
『十二使徒?あのエンジェルの上位階級の?そんな大物が俺に何の用かな?』
『ちょっとね…協力して欲しいんだよね~?』
『協力?エンジェルに協力する義理は無いな…前に攻めて来られたくらいだしね…』
『いやいや…それはお互い様だろう?』
『それなら尚更協力する義理は無いな…他を当たってくれ…』
『君にもメリットはあるよ?』
『何?』
『各務原あづみの病気を治してあげるよ?』
『別に…俺はあづみちゃんと仲が良い訳では無いんだけどね?』
『そうなんだ~なら、青の世界から逃げ出そうとしている事は何でリークしないのかな?』
『………別に…リークしなくてもベガ様から逃げられるとは思えないからね…』
『そっか…でもさ…もうすぐ…逃げちゃうよ?』
『何故そんなことが分かる?』
『何でだろうね~?』
『俺には…逃げても、逃げなくても関係無い…』
『おっと…無駄話の時間は無くなったみたいだね…』
空から黒豹のZ/Xが襲ってくる
『死にやがれ!!オラァ!!』
『しつこいな…邪魔だよ…君たち…』
黒豹のZ/Xの背中に少女が乗っている
『お父さんと…お母さんの敵…許さない…絶対に!!』
『ねえ…君も手伝ってくれないかな?この猫を殺すのさ…?』
『言っただろう?手伝う義理は無いって…』
『あなたも…こいつの仲間かしら?』
『いや…?俺は神崎 零…青の世界の人間だよ…』
『なら、邪魔はしないで…』
『元からそんなつもりは無いよ…事情があるみたいだしね…?』
『そう…なら良いわ…ズィーガー!!』
『分かってるよ嬢ちゃん!!』
ガムビエルに向かって爪を振りかぶるズィーガー
『残念…ハズレだよ~』
『チッ!!鬱陶しいな!綾瀬!!リソース寄越せ!!』
『解ってるわよ!!リソース…リブート!!』
綾瀬の持っているカードデバイスが光る
『よっしゃあ!!喰らいやがれ!!月影葬送牙!!』
(あれって…牙じゃなくて…爪じゃね?)
『痛いな…そろそろ飽きてきたし…終わりにしようかな…』
ガムビエルの持っている水瓶が光り、高圧の水流がズィーガーに向かって放たれた…
『グアアッ…!!』
『ズィーガー!!…くっ!!』
『君も…死んじゃいなよ…』
綾瀬に向かって水流が放たれる、しかしファンネルによって作られたIフィールドバリアによって防がれる…
『邪魔は…しないんじゃあ無かったのかな?神崎 零?』
『………人が…目の前で死ぬのは…見たくないな…』
『じゃあさ?僕たちに協力してよ…』
『理由が無いって言っただろう?』
『各務原あづみも…放っておくと…死ぬよね?このまま行けば、病気を利用され続けて終わり、仮に青の世界から逃げ出そうとしても、ベガに捕まって、殺されて終わり、さて…どうするのかな?』
『お前たちには協力はしないな…』
『じゃあ各務原あづみは見殺しにするの?人が死ぬのが嫌だとかいっておいて…』
『俺にはどうもお前が嘘を言ってるようにしか思えなくてね?』
『各務原あづみが死ぬのは事実だよ?』
『そっちじゃなくてな…お前らがあづみちゃんの病気を治せるってほうだな…』
『何を根拠に?』
『勘』
『はあ?勘?そんなもので…嘘つき呼ばわりされてるのか僕は!!』
『まあ、正直な話が、人を二人も殺している奴の言葉は聞けないって事だよ…』
『そうよ…こいつはお父さんと…お母さんの敵…』
『やっぱり…人間は愚かだなあ…皆死んじゃえば良いのに…』
『お前みたいな自由奔放な奴が殺意を持っているのは…白の世界は想像以上に危険かもな…』
『まあ良いや…リソース切れそうだし…帰るね~バイバイ~!!』
『待ちなさい!!』
消えるガムビエル
『逃げられたな…』
『くっ!!』
『大丈夫か?君のZ/Xは…』
『大丈夫よ…それよりも…助けてくれて…ありがとう…』
『気にしないで良いよ…』
『あなた…名前を聞いても良いかしら?』
『俺は神崎 零…宜しく』
『私は上柚木 綾瀬…助かったわ…ありがとう…』
『上柚木ね…俺の事は零って呼んでくれ…又はアムロ大尉でも良いぞ?』
『アムロ…?………零って呼ぶわね…』
『アムロ・レイでも良いぞ!!』
『零って呼ぶわね?』
『スルーされた!?』
『それよりも…青の世界から逃げ出そうとしているって?』
『あ~…それは身内のゴタゴタだから…上柚木は気にしなくて良いよ?』
『そう…それよりも…あなたバトルドレスだったの?』
『バトルドレスは使ってるけど、生身の人間です…新鮮だよ?』
『どうやって動かしているの?』
『そう言えば…普通なら改造が要るんだよな…?何でだろうね?』
『私に聞かれても知らないわよ!!』
『細かいことは気にしない!!』
『細かくないわよ!?』
『よしっ!!とりあえず帰る!!上柚木も気を付けて帰るんだぞ!!』
『あっ…待って…』
『何だ?一人じゃ寂しいのか?』
『違うわよ!!電話番号!!教えなさい!!』
『何でだよ…逆ナン?』
『怒るわよ?』
『サーセン』
『助けてくれたお礼をしたいから…日を改めたいのよ!!』
『気にしなくて良いのに…』
『借りを作るのは嫌いなのよ!!』
『認めたくないものだな…自分の若さ故の過ちと言うものを…』
『何?それ?』
『何でもない…くすん…』
『早くしなさい…』
『ほいほい…送ったぞえ…』
『あなたコロコロと口調が変わるわね…』
『拙者は武士でおじゃるで候ぞなもしで御座るからな!!』
『最早訳が解らないわ…』
『では、しからば御免!!』
Hi-νガンダムで、飛んでいく零
『変わった奴ね…ふふ♪』
(しかし…実際あづみちゃんをどうするか…腹を決めるしか…無いかな…)
こうして上柚木 綾瀬と邂逅を果たした零…そしてあづみを救うのか…次回へ続く!!
マジで…どうしよう…