ホロライブのスタッフを辞めて、にじさんじのスタッフになるお話   作:主義

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エデン組とロケ

 

 

朝が早いのにも慣れてきた。

 

 

朝から収録をする時もあるしそうなると色々と準備のためにかなり前からスタジオに入っている時だってありますしね。

 

 

 

そして今の僕が居るのはロケバス。

 

 

ロケバスというだけでも分かるかもしれませんがこれからロケをすることになってる。もちろんロケは僕じゃなくて『エデン組』の方々。ロケバスの中で現地についてやることの説明などを行って今の段階で疑問などを聞いておく。一応昨日までに何度か説明を行っているからもう大丈夫だと思いますけど。

 

 

「こんな感じですけど大丈夫ですか?」

 

 

「だいじょうぶです!」

 

最初にレスポンスを返してくれたのはレイン・パターソンさん。彼女はとても元気な人でこの五人の中ではそれなりに真剣に聞いてくれる方なのでとても助かっている。決して他の人が全然話を聞いてくれないと言っているわけではないですよ。

 

 

「俺の方も大丈夫かな」

 

次はアクシア・クローネさん。とても好青年で初対面の印象も優しい方。こういう人にこそ長生きをして欲しいと思うような人。

 

 

「はい。私も大丈夫です。一応確認はしているので」

 

次はオリバー・エバンスさん。たまにご飯を食べに行ったりするぐらいの仲。エデン組の皆さんの仲だと一番一緒にいる時間が長い人かも。一緒にご飯を食べに行ったりする機会も多い方。年齢が近いこともあってとても話しやすいというのもご飯を食べに行ったりすることが多い理由かもしれない。

 

 

「俺も大丈夫だぜ!」

 

ローレン・イロアスさん。逆にこの中ではあんまり関わりのない方で僕のイメージとしては喫煙者というぐらいしかない。でもローレンさんの喫煙がまだ普通なぐらいにヤバい人がこの中にはいますし。その人は今もロケバスの一番後ろで死にかけている。

 

 

「レオスさんはちょっとヤバそうですね」

 

 

「まぁ…レオスはヤニカスだから」

 

ローレンさんもかなり吸う方の方だと思うんですが。僕も健屋さんに管理されるよりも前はそれなりにタバコを吸っていた方だと思う。それにプラスでお酒も飲んでいたし、体に良いことはほとんどしていなかった。

 

 

僕としても驚きなんですがレオスさんはタバコを吸っていないと…だめみたい。

 

今日はもうロケバスに乗って五時間以上は経っている。途中でパーキングに寄ったりはしているもののロケバスの中は禁煙なので我慢して貰わないといけない。五人で一人のロケバスに乗っているので中にはタバコを吸わない人もいたりしますしね。

 

 

 

 

 

そしてそれからも移動をして最終的に朝日が昇るころに出発したけど、到着したのは太陽が天高く上がったぐらいの時間。さすがに途中で休憩があってもかなり気がめいってしまう。

 

「レオスさん、大丈夫ですか?」

 

 

「あ、はい。大丈夫ですよ。さっき一服してきたので」

 

レオスさんは本当にタバコがないと体が機能しなくなってきているのかな。さすがにこのままだとレオスさんの体は壊れてしまうかもしれない。だけどタバコ中毒になってしまっている人は簡単に止められないんですよね。始めるのは簡単でも止めるのは本当に難しくて一生止められない人だっているぐらい。

 

まず最初にここで行うのはバーベキュー。

 

 

「それにしても天気が良くてよかったです」

 

さすがに天気の悪い中…『バーベキューことBBQ』をやるのは避けたかった。一応屋根のあるところを抑えてあるから、雨天に関係なくバーベキューはできるんだけどね。

 

 

「なんかパタち、テンション上がってきた~」

 

 

「レインくんは元気だねぇ」

 

テンションの高いレインさんの後ろからはちょっとやつれている感じがするオリバーさんが出てきた。

 

 

「オリバーさん、大丈夫ですか?」

 

 

「どうにか大丈夫ですけど、バーベキューをやっている途中に倒れるかもしれません」

 

 

「え、そんなにですか。あそこにベンチがあるので一旦座っててください」

 

僕はオリバーさんに寄り添いながらベンチまでついて行った。そして座ったのを確認してからお水を持ってくる。

 

 

「どうぞ」

 

 

「ありがとうございます」

 

 

「いえ、これも僕の仕事ですから」

 

一人でも体調不良がいるとバーベキューは楽しくない。『エデン組』は五人でこそ、それが四人じゃダメだからね。全員で楽しんで貰うために今回の企画があるんですしね。

 

 

「バーベキューを始めるまではまだ時間ありますし。少し休みましょう」

 

今ここで無理をすればよりひどくなってしまうかもしれないし。

 

 

「そうですね…」

 

それからオリバーさんの話し相手になったりしていると、あっという間にバーベキューの始まる時刻になった。

 

 

 

「エバさん、大丈夫っすか?」

 

「どうにかね」

 

「先生、車酔いしちゃったの?」

 

「いやそんなことないと思うんですけど」

 

「もうだめですねぇ~オリバーくんは」

 

「すまない」

 

「謝る事じゃないっすよ。エバさん」

 

今はエデン組で固まって色々と話している。そんな五人を端から見ていて、本当に仲良いんだぁと感じていた。

 

 

 

 

 

 

そしてついにバーベキューが始まった。エデン組の皆さんはそれぞれ役割を決めて、てきぱきと動いていく。

 

「レインくん、切るのは私がやりますよ」

 

 

「そう?じゃあ、パタちはヴィンさんたちの手伝いしてくれる」

 

そしてクーラーボックスに入っているものを眺めているのはアクシアさん。

 

 

「この肉って結構いい奴じゃないか」

 

そうひとり言のように呟いている、アクシアくんの近くにまで行った。

 

 

「そうですよ」

 

 

「え、そうなんすか?」

 

アクシアさんは身を輝かせていて、興奮しているのが伝わって来る。なんか犬っぽいなぁと感じたのは秘密だ。

 

 

「はい、買い物は僕が皆さんの食べたいものを聞いて買って来たので。そのお肉は普通に比べれば少し高かったんですけど、予算的に高いお肉を買っても大丈夫そうですし、買ったんです。アクシアさんはお肉好きですか?」

 

 

「好きです!」

 

 

「それはよかったです。美味しいお肉をたくさん食べてくださいね」

 

今回の予算は僕が思っていらよりも多かったんですよね。だからちょっと高いお肉を買うことも出来たんです。

 

 

 

それから僕は場所を移動してレオスさんたちのところに向かう。

 

炭火で火を起こす役割を与えられたのはレオスさんとローレンさん。

 

「これでいいんですよね」

 

「それでいいと思う。だからもう後は焼くだけ」

 

どうやらとても順調に進んでいるようで安心した。エデン組の皆さんだけでの準備なので少し心配していたところもあったんですが、この調子だったら本当に大丈夫そうだ。

 

 

その後は本当にあっという間でどんどん肉や魚を焼いていく。

 

 

 

 

 

僕は少し離れたところで皆さんが楽しんでいるのを見ながら…僕たちの方も準備を始める。今回は演者のエデン組だけではなく、スタッフである僕たちも焼肉が出来る。これは本当に嬉しい。スタッフの皆さんで飛び上がるほど喜んだのを今でも覚えている。

さすがに食べられないのに焼肉を見せられるのは…飯テロにも程がありますし。

 

 

 

それからエデン組は焼肉を無事に作って、とても美味しそうに食べていた。もちろん僕たちもエデン組とは少し離れたところで焼肉を楽しんだ。

 

 

 

 

――――――――――――

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スバル「おじおじに聞いたらOKだって」

 

シオン「まじで?」

 

スバル「うん、コラボだっていうならおじおじもおかしくないだろうって」

 

あやめ「じゃあ、余たちは行けるってことだよね」

 

シオン「やっと…確かめられる」

 

 

 

大空スバル、百鬼あやめ、紫咲シオンは月ノ美兎の配信にスタッフさんの声が入ったのを聞いた辺りからずっとにじさんじの事務所に入って確かめたがっていた。でも、何の理由もなしに入ることは難しい。

そして最近になってにじさんじ所属の舞元啓介に大空スバルがコラボの誘いと探し人がいるということを伝えた。そういうことがあって今の状況にいたる。

 

 




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主人公は誰かと結ばれて欲しいですか?

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