ホロライブのスタッフを辞めて、にじさんじのスタッフになるお話   作:主義

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社築と夏色まつり

にじさんじとホロライブのコラボは圧倒的に増えた。それは今までホロライブを見ていた人も、にじさんじを見ていた人も分かるほど。箱内だけで収まることなく、この業界が盛り上がるようにという考えなのかは分からないが、業界はすごく盛り上がっている。

 

 

 

 

そしてここにもホロライブに所属している夏色まつりとにじさんじに所属している社築が次のコラボの打ち合わせを通話でしていた。

 

 

「やしろんの友達って社員さんのことだったの?」

 

 

「ああ」

 

 

「ずるい」

 

 

「いや、別にずるくないだろ」

 

 

「ずるいよ。まつりに言わずに社員さんと仲良くするなんて」

 

 

「俺は知らなかったんだよ。お前の好きな奴がスタッフさんだとは思いもしなかった」

 

 

「だってホロライブで働いていたことを知っていたんでしょ」

 

 

「た、たしかに知ってはいたけど、それがお前の好きな奴とは結び付かなかったんだよ」

 

 

「やっぱりやしろんはずるいよ!」

 

 

「だからずるくないって!」

 

 

 

 

 

「でも、お前がスタッフさんに惹かれる理由が分かった気がするよ」

 

 

「え、やしろんも社員さんのことを好きになっちゃったの!?」

 

 

「べ、べつにそういうわけじゃねぇよ」

 

 

「…よかったぁ…」

 

 

「人付き合いは全てが恋愛に結びつく訳じゃねぇからな」

 

それから、社はスタッフのことを思いながら話し始める。

 

 

「スタッフさんは本当に良い人だな」

 

 

「でしょ!?すっごく良い人なんだよ~」

 

 

「どんなライバーから相談されても親身に寄り添って、助けてと言えば絶対に助けてくれる。それでもっていつも包み込んでくれるような笑顔だろ。男の俺でもこれがモテる人間かぁと思ったもんな」

 

 

「やっぱり社員さんはこっちにいる時と何も変わってないんだね。ホロライブにいる時もそんな感じで本当に大変だったんだよ」

 

 

「大変?」

 

 

「やしろんが言っているけど、良い人なんだよ。でも、良い人過ぎる。あんな人を好きにならないなんて無理なのよ。社員さんがどれだけ頼りになるのかも知っているし、自分に対してどれだけ親身になってくれたのかも知っている。そうなっちゃうとさ、もう自然と惚れてるんよ」

 

 

「まぁな。うちの中にもスタッフさんに対して恋愛的な感情を抱いている奴はいるみたいだしな」

 

 

「え、ほんと!?」

 

 

「本当だよ。俺がよくスタッフさんと飲みに行ったり、遊んだりしていくからだと思うけど色々と聞かれたんよ。スタッフさんの趣味とか、好きなタイプとか」

 

 

「ああ…ライバルが増えちゃうじゃん」

 

 

「まあ、頑張れとしか言えないな。今のところはスタッフさんも恋愛に興味があるようには見えないけど、いつその気になるか分からないしな」

 

 

「頑張るよ!絶対に社員さんのことを夢中にさせてみせる!」

 

 

「頑張れ。俺は応援することしか出来ないけど」

 

夏色まつりの勢いに押される形で社築は応援している。

 

 

「そう言えば、やしろんって社員さんと遊びに行ったりしてるの!?」

 

 

「してるな。少し前は大人数で遊園地に行ったこともあったっけ」

 

 

「え、それって女もいた!?」

 

 

「女って…いなかったよ。スタッフさんもそこら辺をかなり気にしているみたいで男だけでいったんだ。それに男だけだと遠慮せずに色々と出来たりするしな」

 

 

「よかったぁ…。いたらその女のことを一生恨むところだったよ」

 

 

「こわ、女って怖いな」

 

 

「別に怖くないよ。ただその女のことを藁人形を作ったりして、くぎを打ち込むだけだもん」

 

 

「それが怖いって言ってるんだよ!そこまでするか…」

 

 

「だってまつりが好きな人と休日に遊んでいるなんて許されるわけないじゃん」

 

夏色まつりにとって彼はとても重要な人なのだ。彼女は彼のために生きていると言っても過言ではない。それぐらいに大切な存在だからこそ、彼の話になるとすごく熱くなってしまう。

 

 

「じゃあ、男の俺たちがスタッフさんと遊んでいる分には全然いいってことだろ」

 

 

「まぁ…さすがに同性との遊びまで恨むつもりはないけど、あんまり仲が良すぎるとさすがにちょっとは嫉妬しちゃうかも」

 

 

「お前の嫉妬しちゃうかもって言うのが怖いわ。俺たちはただスタッフさんと遊んでいるだけで何もしてないからな」

 

 

「そんなのは分かってるよ。逆に何かあったら問題!」

 

 

「それはそうだな」

 

 

 

その後も夏色まつりと社築はスタッフさんの話ですごく盛り上がったのだった。

 

 




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