秘書艦 瑞鶴の日常   作:一枝光真

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最初、この章は三話で終わるはずだったのに…

ふくらませすぎたかな?

そういえば今回で二十話目です。

次は五十話目指して頑張ります


12日目:反乱と思惑 参 ~榛名の過去~

(確かあの親父は…)

 

「ああ、そういえば最近あいつは横須賀第二鎮守府に配属になったな」

 

大将の言葉が提督の脳裏をよぎった。

 

「瑞鶴、あの鎮守府に針路を変更してくれないか」

 

「提督さん?」

 

「あの鎮守府に行きたいんだ」

 

「え、でも…」

 

「ダメですよ」

 

瑞鶴が答えようとしたとき横から榛名が口を挟んできた。

 

「大佐、私たちはあなたを呉まで”寄り道せずに”護衛するよう命令されました。どうしても行きたいというなら呉について私たちが護衛を離れてからにしてください」

 

「…分かった」

 

提督は黙ったまままたコクーンに包まれた。

 

道中、いくつも黒煙を上げている鎮守府と思われる建物があったが瑞鶴は報告しなかった。

 

~三時間後~

 

瑞鶴たちは無事に呉の港に入った。榛名たちは横須賀の状況を聞きに行った。

 

そして提督は与えられた部屋に閉じこもった。

 

判断しにくかったので瑞鶴と赤城は帰りの船を手配しなかった。

 

「あ、瑞鶴さん」

 

「榛名さん、お疲れ様です。横須賀はどういう状況で?」

 

「未だに交戦中って大将は言っていました。反乱軍を半分沈めたが自軍はまだ一人も沈んでいないと。異次元の練度とかいうならさっさと決着をつけて欲しいです。これでも私だって大本営直属の艦娘の中では上から三番目の練度なのに…。戦うことができないのは悔しいです」

 

「あの前から思っていたことがあるんですけど聞いてもいいですか?」

 

「何ですか?」

 

「大本営に艦娘が配属されるのには基準があるんですか?」

 

「ええ。大本営の基準でレベル90以上であること。当時の私は100だったから基準を満たしていた。あとこれは基準というものではないけど大本営に配属される艦娘には共通点があるわ」

 

「共通点ですか?」

 

「それはね元々いた鎮守府の提督が死亡、戦死していること。そして仲間の轟沈を直接みたことよ」

 

「戦死…。轟沈…」

 

「大本営としては一度死を見た艦娘は必死になるだろう、新たに得た仲間を轟沈させたくはないだろうとか思っていたらしいけど」

 

「榛名さんの鎮守府はもうないんですか…?」

 

「正確にはあるわ。再建されて新しい提督が配属された。タウイタウイの第十八泊地よ。大本営は唯一生き残った、地獄を見た私を新任提督には扱えないだろうって大本営に迎えることにした」

 

「唯一の生き残りって一体何があったんですか?大規模襲来でも来ない限りそんなことはなかなか起こらないと思うんですけど」

 

「確かにそうかもしれないけどうちはたった三体の深海棲艦に壊滅させられたわ」




はい、文字数ギリギリです。

すいません
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