提督は艦娘たちを部屋に送り届けた後、提督は元帥から聞き少将の部屋へ向かった。
部屋に入ると少将は…とても寛いでいた。
監視カメラが設置されていれば少将の身柄はどうなっていたか分からない。
五分後、提督たちは互いの現状を話し、ついさっき見た光景について話していた。
「あの半追跡型の魚雷、なんで各鎮守府に開発を許可しないんだ?あれがあれば雷撃精度が格段に上がるのに」
少将は愚痴るような口調で言ってきた。いや、実際愚痴だ。
「おそらく今回のような反乱の時に備えた秘密兵器にしていきたいんだろう。あんなのが来たらどんな艦隊でも混乱してしまうだろう。それにあんな魚雷を一度でも使ってしまったら恐らく雷撃訓練も真面目にやる娘はほとんどいなくなってしまうよ」
「別にそれでもいいんじゃないか?百発百中なんだし」
「なに言ってるんだ。もしあの魚雷がなくなって普通の魚雷しか手元にないときどうするんだ。そうなった時訓練していない艦娘が魚雷当てれるわけないだろ」
「そうだよなあ…。となると配備するとしてもここのように岸壁に発射管を設置するか?」
「それこそ無理だろ」
話は続き今度は別の魚雷の話になった。
「それであの魚雷なんだが」
少将が半ば強引に話題を変更した。
少将の性格を知っている提督は特に気にしなかったが。
「あれ、なんでいきなり浮上してきたんだ?」
「たぶん最初の爆発で起きた波にのって浮上したんだろう。それで連動して爆発したように見えたがあれは自分から何メートル以内での爆発を感知したら爆発するようにできているんだろうな。そして浮上する時間が必要だからタイマーも組み込まれているんだろう」
「なるほどな。正直これはあまりいらないと思うな。まずばらまく量にも限りがあるからどうしても自陣深くに配置するしかないし、となると敵に切り込まれない限り使うことないしな」
「大体あれ一回使ったら再配置するのが面倒だな。大体空母で攻められたら無意味じゃないか」
「なに言ってるんだ?空母がいても大本営を攻めるには絶対切り込んでくるぞ?」
「え?なんでだよ」
「え?もしかしてお前知らないの?今回も空母いるのに切り込んできてたのにきずかなかったのか?」
「だって俺ずっとブルネイで勤務だったし…」
「じゃあ言っておいてやるけど大本営を中心として半径2キロと3キロの球があると考えてくれ。実はその間は航空機侵入禁止ゾーンなんだよ」
「別に入っても何もないんじゃないのか?」
「いや、そこに入った航空機は問答無用で撃ち落とされる、たとえ友軍の司令官が乗っていたとしてもだ」
「そうなのか。つまり空母は艦載機を撃ち落とされないために大本営から2キロ以内で発艦させないといけない」
「そういう事だ。このことを知ってるヤツは切り込まざるを得ないんだよ。確か侵入禁止区画に入った航空機はミサイルで落されるらしい。多分富嶽でも落とされるだろうな」
「そんな対空兵装どこに置いてるんだよ…」
「確か内陸の方に置いているとか聞いたことあるな」
「そ、そうか」
会話が一区切りついたときコンコンとドアをノックする音が聞こえてきた。
ドアを開けるとそこには瑞鶴が立っていた。
「ん?どうした、瑞鶴」
「え?もしかしてこの娘お前の秘書艦?可愛いね~」
「だろ?そういえばお前の秘書艦はどんな子なんだ?」
「お、興味ある?俺は綾波が秘書艦なんだよ」
「あ~あの子か。癒されるよね~」
「提督さん。それは私では癒されないという意味?」
「ちょ瑞鶴そんな怖い顔しないで。ちゃんと癒されてるよ。ところで何か用事あったんじゃないの?」
なんかまた会話が多い気がしますが・・・
気にしません!
多分あと1,2話でこの章終わりです