秘書艦 瑞鶴の日常   作:一枝光真

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3日目:提督さんと赤城さん

「あれ?在庫が合わないぞ?」

 

今日はちゃんと報告書通りに資源が備蓄されているか検査している。

 

「あ、ほんとだ。うわ、ボーキサイトとか50000も少ないよ、どうなってるの?」

 

「どうって言われてもなあ。お前が食ってないんなら…」

 

「赤城さんしかいないよね…」

 

赤城、我が鎮守府では2人しかいない正規空母の内の1人で立派な主力だ。

 

ただしこちらの命令をあまり聞いてくれない困った子だ。

 

「赤城のヤツ、また暴食を始めたのか…」

 

「あの人絶対自分が食べたって認めないもんね、どうしよっか?」

 

「1日くれ。何とかして現行犯で捕まえて今後はもうしないと誓わせてやる」

 

「うん、頑張って提督さん。瑞鶴は書類片づけておくから」

 

(早く捕まえてくれないと私の分のおやつまで食べられてしまいそうだし)

 

~5分後:資源用倉庫~

 

「よし、まずはこれでお手並み拝見と行きますか」

 

提督はとりあえず罠を張ることにした。

 

「この妖精さんが作った罠ならきっと…‼」

 

さらに待ち構えること1時間30分

 

「ぜ、全然来ないじゃないか、赤城のヤツ。早く来てくれ、ここ意外と暑いんだよ」

 

節電のために普段人が居ないところの空調は切るようにしている。

 

と、その時辺りを気にしているのか慎重に歩いてくる人の足音が聞こえてきた。

 

「来たな、これでやっとアイツの今までの犯行を暴くことが…」

 

ガラララッ

 

ドアが勢いよく開いた。

 

(よし、もらった!)

 

「きゃ~なんなのこれ~」

 

(ん?この声は赤城じゃない?)

 

提督が灯りをつけるとそこには網で釣り上げられた文月の姿があった。

 

なぜか逆さに釣り上げられていたので中のものが丸見えだった。

 

「司令官、見ないで~」

 

文月の泣きそうな声が聞こえてきてようやく我に返った提督は文月を網から出してあげた。

 

「ひどい目にあった~」

 

「ゴ、ゴメンな。まさか文月が来るとは思ってなくてな」

 

「司令官」

 

「どうした文月」

 

「さっきのこと黙って欲しかったら間宮さんのデザート1回奢って」

 

「奢らなかったらどうなるんだ?」

 

「確か青葉さんが新聞に書くネタに困っていたような…」

 

「よし奢ってやろう」

 

「やった~司令官が奢ってくれる~」

 

(意外と腹黒いんだなこの子)

 

「ところでこんな所であんなものを用意して何をしていたんですか~?」

 

「ん?ああ、実はな…」

 

「そういうことだったんですか~。そういえば赤城さんさっき食堂で見ましたけどおなかいっぱいなようだったからしばらく来ないと思いますよ~」

 

「そ、そうなのか。じゃあ一回出直そうかな」

 

「じゃあ間宮さんのところに行って冷たいものでも食べましょうよ~」

 

「そうだな、そうするか」

 

キラーン

 

提督と文月が並んで立ち去っていくのを見て赤城は目を光らせながら倉庫に向かった。

 

(文月ちゃんが来た時に急いで隠れて様子を伺ってみて正解でした!)

 

倉庫の扉を開けて入ってみて赤城は異変に気付いた。

 

「そんな、ボーキだけない!?」

 

「ボーキなら移動させたわよ」

 

後ろから声がして振り返ってみるとそこには瑞鶴が立っていた。

 

「あなた、また私の邪魔を…」

 

「?」

 

「さあ、ボーキの場所を教えなさい!」

 

「嫌よ、あなたに教えたら私のおやつが全部食い尽くされてしまうじゃない」

 

「…ならあなたも一緒に食べればいいんじゃないの?」

 

(ハッ、その発想は無かった…けど一緒になって食べたら提督さんに怒られる…)

 

「ダメよ。やっぱりルールは守らないと」

 

「しょうがないわね、こうなったら実力行使で…」

 

「いつも演習さぼってるあなたに敗けるわけない、さっさと提督さんのもとに引っ張っていってあげる」

 

両者が目から火花を散らせ互いに艦載機を放った!




あれ、だんだん文字数が減ってる…

少しずつもとに戻していくことにします

それより瑞鶴対加賀ならわかるけど瑞鶴対赤城ってどうなんでしょうか…
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