ガガギゴに転生した俺氏、何故かエリアたん含めた霊使い達に激重感情向けられてるんだが…   作:生牡蠣

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私の性癖を満たした結果がこれだよ…


エリアたんに嘘告白したら恋人になったんだが…

突然だが、ガガギゴというキャラクターを知っているだろうか?

ガガギゴ。大人気カードゲーム『遊戯王』のモンスターの1枚だ。

遊戯王の第3期………おジャマとか黒蠍が出たあたりかな?…に登場した見た目がトカゲ人間の様なカードで、効果なんてないバニラモンスターだ。しかし、(レベル)4で攻撃力1850という高ステータスで入手もしやすかった為そこそこ人気の高いカードだった。

また、コンマイからも愛されており複数のカードイラストに描かれており、その背景ストーリーも楽しむことが出来る。当時の決闘者なら知らない人はいないでだろう有名なカードだ

 

いきなり何でこんな話をするのかって?

 

 

 

 

 

 

 

………………………………俺が()()()からだよ、ガガギゴに

 

 

 

俺は生前、どこにでもいるごく普通のリーマンであった。大学を卒業して一人暮らしを始め、結婚どころか彼女もいない。就職したブラック企業の激務に追われる毎日であった。

唯一の趣味は昔よく遊んでいた遊戯王のカードを集める事。まぁ、この年になって大会に出るのも恥ずかしいから本当に集めるだけ、所謂コレクターという奴だ。

ある時、仕事帰りに中古屋でオリパを買い、家まで待ちきれず歩きながら開封してしまった。今思えば、この出来事がなければもう少し生きれたんだろうなぁ…

オリパの中身は『ギゴバイト』『ガガギゴ』『ギガ・ガガギゴ』『ゴギガ・ガガギゴ』『覚醒の勇士 ガガギゴ』のガガギゴの成長ストーリーがそのまんま入っていた。

その見事なまでの狙った並びに思わず笑ってしまい、バランスを崩して川に落ちてしまったのだ。そのまま溺死したってわけさ…

……………はぁ、歩きながらパックやオリパの開封なんてするもんじゃないな…

 

水の中で苦しみ藻掻く俺は意識を失い、次に目が覚めた時には見知らぬ水辺に居た。

しばらく“ポカーン”としてたんだが、ふと水面に浮かぶ自分の姿を見た時は腰を抜かして驚いた。

そこには疲れ切ったおっさんの顔はなく、代わりに映っていたのは小さいトカゲ人間。ガガギゴの幼少期の姿―――ギゴバイトの姿があったんだから。

最初はなにが起こったのかわからず困惑し、ギゴバイトに転生したと理解した時はそれはもう荒れた。

考えても見て欲しい。さっきまで人間だったのに、いきなり遊戯王のモンスターになったんだぞ。しかもギゴバイトという初期の弱小モンスターだ。

『なぜ俺がこんな目に合わなければいけないのだ!』という怒りと悲しみで荒れ狂い、自暴自棄になってその辺のモンスター共と喧嘩して毎日やつあたりしていた(ギゴバイトだから喧嘩相手も弱小なのだが…)

 

毎日喧嘩をしていたら俺のことを兄貴と慕う者が出始めて、そいつらと協力して格上のモンスターを狩っていたある日、俺の運命は大きく変わった。

 

「えっと…君が噂のトカゲ君かな?」

 

いつものように集団でモンスター狩りをしていたら、水色の髪にローブを纏った可愛らしい少女が俺に話しかけてきたのだ。

俺はその少女に見覚えがあった。

 

―――――エリア…たんッ!?

 

水霊使いエリア。霊使いと呼ばれるテーマのモンスターカードの1枚である。

モンスターとは言っているが、霊使い達はそのほとんどが可憐な美少女であり人気が高い。その人気からストラクチャーデッキが発売されてしまう程だ(実用性?…まぁ、うん……)

かく言う俺も霊使いちゃん達の大ファンで、当時イラスト違いのカードを集めるために大金をつぎ込んだものだ。特にその中でもエリアたんは俺の最押しの娘だ。

美しい髪、スカートから覗く魅惑の生足、幼さの中にある将来美人になりそうな顔立ち、その全てに俺は虜になった。

エリアたんの話を聞くと、どうやら仲間たちと一緒に霊術について研究しており、今日は自分たちのパートナーとなる精霊を探しに来たようだ。その際、この辺の精霊をまとめて森を守っているボス的存在『怪奇!!トカゲ男』という噂を聞きつけて駆け付けたとの事だ。

俺そんなこと言われてんのか……守るって言う割には初期の仮面ライダーみたいな噂のタイトルだな…

 

エリアたんの話を聞いた時、俺はとある事を思い出した。

俺が転生したガガギゴのストーリーでは、エリアたんも重要なキーパーソンなのだ。

ギゴバイトは水霊使いエリアと契約を結び、彼女のパートナーとなって色々な冒険をするのだ。

つまり、この後俺はエリアたんの使い魔になるのか……?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よっっっっっっしゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!

 

これまでガガギゴに転生して最悪だと思っていたが、今日この日をもって報われた!あのエリアたんの使い魔になってエリアたんや他の霊使いちゃん達を近くで見守る事が出来るのだ、こんなに最高なことあるか!?ないだろう!!

 

「それでね……君さえよければ、私のパートナーになってくれないかな?」

 

そら来た!もちろんYes!!ぜひ連れてってくだせぇ!!

俺は今日からエリアたんのしもべだZE!!エリアたんの為ならブルーアイズだろうがデーモンだろうが粉砕してやるぜ!!

 

「いいの!?やったー!……えへへ///これからよろしくね!ギゴ君!」

 

――――――スゥ……

………ハッ!?幸せ過ぎて一瞬意識だけ除外されてた!

ッしゃあ!!これから俺は霊使い達のイチャイチャを間近で見て尊さを肌で感じることが出来るんだ!

 

俺の転生ライフはここから始まるッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれからだいぶ時間が経った。

エリアたんや他の霊使いの子、そのパートナー達を様々な冒険をして、俺は立派なガガギゴに成長した。

この数年間、霊使いちゃん達のきららタイムな絡みを特等席で見れて大満足だ!転生してよかったぁ~

……だが、ちょっとした問題も出てきた。

エリアたんの霊使いの修行はどんどん進み、日々成長している。すくすく成長するエリアたん、マヂ尊い…

しかし、俺の成長は止まったままなのだ。

ガガギゴは、その強化形態としてギガ・ガガギゴやゴギガ・ガガギゴといった姿が存在するが、それはエリアたんと別れた後の話なのだ。つまり、このままでは俺はこれ以上成長することが出来ないのだ。

なんとか戦力アップを図ろうと装備魔法やら、他のモンスターに頼み込んで技を学んでいるのだがどれもしっくりこない。この前も荒れ狂うトライホーン・ドラゴンから霊使いちゃん達を逃がすために戦ったのだが、相打ちに持ち込むので精いっぱいであった。せっかく苦労して手に入れたデーモンの斧も駄目にしちゃったよ…

目を覚ましたらベッドの上で、エリアたんは俺に抱き着いて号泣してるし、他の霊使いちゃん達やパートナー達も泣いてるしでもう心がすっっっごい痛んだ。

このままではいざという時に霊使いちゃん達を守る事が出来ないし、成長を続けるエリアたんの重荷になってしまう日がいつか来るだろう。

 

だからこそ、俺は今の環境から離れて強くなるために旅立たなければならない。覚醒の勇士とまではいかないが、せめてギガ・ガガギゴにはなっておきたい。暴走?それはあれよ…前世の記憶とかで何とかする!最悪ディアンケトの女将さんが何とかしてくれんべ!!

しかし、エリアたんから無断で離れたら、エリアたんは周りから『使い魔に逃げられた霊使い』のレッテルを張られてバカにされてしまうかもしれない。それだけは何としてでも避けなければ…!

そこで俺は、とある作戦を思いついた。

本来のストーリーにてガガギゴがエリアたんから離れた理由にはいくつか説があり、その一つに“エリアに告白して振られ、傷心して離れた”説があるのだ。

これは使える。主人に欲情し、畜生に成り下がったパートナーと主従関係を解約したとなれば、周りもエリアたんに同情はすれど責め立てることはないだろう。

だから今日、俺はエリアたんを湖に呼び出した。

“ちゅんちゅん”と鳥系のモンスターのさえずり声が聞こえ、木々の間から差し込む太陽の光が気持ちいい。告白するにはもってこいのスポットだろう。まぁ今から振られるんですけどね…

ここでエリアたんに告白し、振られた後にパートナー契約を解除してもらう。エリアたんは優しいからその程度で契約解除してくれないかもしれない。その場合はエリアたんを襲うふりをしてエリアたんに契約解除を促そう。うぅ…今からすることを考えると憂鬱だ………

しかし、これもエリアたんの為だ。修行して強くなったら、エリアたんを含めた霊使いちゃん達を影ながら守ろう。彼女たちがずっと笑っていられるように、偉大な霊使いになれるように

 

「はぁ…はぁ…ごめ~ん、ギゴ君。寝坊しちゃった~…」

 

俺がそう考えていると、エリアたんが手を振りながら走ってこちらに来るのが見えた。

寝坊しちゃうエリアたんマヂかわゆい……君のためなら100年でも待っちゃう自信あるわ…

やがてエリアたんは俺の元にたどり着き、息を整える。

 

「ごめんねギゴ君……待たせちゃったよね…」

 

「いや、オレも今きたとこ」

 

本当は2時間前から待っていたが、エリアたんが気に病んでしまうと悪いから今北産業ということにしておこう。

 

「そっか~…えへへ♪2人して寝坊しちゃうなんて、私達って本当に良いパートナーだよね///」

 

エリアたんがはにかみながら答える。かわいい。

…でも、俺今から振られるんだよなぁ………ぴえん。

 

「んぅ~…ここっていつ来ても空気が澄んでて気持ちいいよね~ギゴ君と初めて会った湖を思い出すよ♪」

 

エリアたんが身体を伸ばしながら言った。

あっ、服が少し持ち上がってへそが………ッ!?いかんいかん!俺は何を考えているんだ!?

 

「…そんな昔のことまで、覚えているのか」

 

俺は邪念を振り払うように言った

 

「………うん、私の大切な旦n…パートナーと出会った場所だもん。忘れられるわけないよ」

 

エリアたんが俺を見つめながら言った。

……天使かな?(魔法使い族)

………駄目だ。これ以上は嘘告白をするという決意が揺らいでしまいそうだ。

ここは一気に決める……!!

 

「……………あぁ…思えば、あの時から、俺はエリアに夢中だったな」

 

「……えっ、それって…………?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「エリア、俺は君の事が1人の女性として好きだ。俺の番になってくれ」

 

「………ッ!?」

 

エリアたんが両手を口に当て、驚いた様子になる。

………ついに言ってしまった。

これで元の関係には戻れない、こんなトカゲ男に性的に見られていたのだ、ドン引きしないわけがない。

覚悟してきたはずが、心がめっちゃ痛い。嫌われたくないと思ってしまう。

だが、これでいい、これでいいんだ。

後はエリアたんに幻滅されて契約解除、そのまま別れればいい。

………そういえば、この近くに骨がいっぱい放置された場所があったな。そこで膝をついて“つまずき”の構図で落ち込もう…

そして気が済んだら修行の旅に出るんだ。いつかエリアたんを影ながら守れるように。

 

―――さぁ、エリアたん。俺に引導を渡してくれ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……………はい♡」

 

エリアたんは、これまで見たことのないほどの眩しい笑顔で答えた。

 

 

 

 

 

 

 

………………………………………ゑ?????????

 

 

 

 

 

今、エリアたんは何と言った?

灰?杯?肺?Hi?………………………………

 

 

 

 

 

はいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!?!?!?

 

何が………起こっているんだぁ!?

はいだと!?Yesだと!?俺の告白、通ったのぉ!?

聞き間違いか!?耳が腐ったか!?その方がまだ信じられる!!

 

「ぐすん……やっとギゴ君に私の気持ちわかって貰えたよぉ…!ウィンちゃん達に盗られちゃうくらいなら、もういっその事ブレインコントロールで洗脳して私に夢中にさせようかと思ってたけど、そんな必要なかったんだね…!」

 

エリアたんが泣きながら俺の手を“ぎゅ♡”と握ってくる。

ふおおぉぉぉぉ!?エリアたんお手々柔っこくて気持ちいいのおぉぉぉ!!

…ってだから駄目だって!というかおかしいって!?あのエリアたんが俺みたいなトカゲの告白受けるわけないだろ!?絶対なんかおかしいって!?精神汚染されてるってぇ!………というかエリアたん、今ぶっそうな事言わんかった?

 

「え、エリア「両想いなんだからさ…もう、我慢しなくていいよね♡」ぬぅ!?」

 

動揺しすぎて力が入らなくなった俺は、エリアたんの突然の体当たりに対応できず、俺はエリアたんに押し倒されてしまった。

エリアたんはそのまま俺に顔を近づけ―――

 

「んちゅ♡」

 

そのままキスをした。

…What?なにが、起こった?視界いっぱいのエリアたんの顔、口に当たる柔らかい唇、濃厚に絡みつく舌と舌………!?!?!?!?

えっ、何?…夢?ドッキリ?……実はエリアたんのフリしたファンカス?…ないな、俺がエリアたんを間違うわけがない。

……えっ?じゃあこれマジで起こってることなん?

 

「ちゅ♡…んちゅ♡……好き♡ギゴ君だぁい好き♡………もう、我慢しないの♡一緒に最高の霊使いパートナー…ううん、人生のパートナーになっていっぱい幸せになるの♡森の中に家を建てて…そこで2人でイチャラブに暮らすの♡もちろん、子供も……♡♡♡♡♡♡…………………………絶対ハナサナイ♡♡」

 

エリアたんが色々言っているような気がするが、俺の脳はもうオーバーヒート寸前で何も頭に入って来ない。

しかし、生物としての本能は正直である。

 

「あっ…♡ギゴ君ったらここをこんなにして…エッチ♡………いいよ♡今まで我慢していた分、い~っぱい…シよ♡」

 

俺が最後に見た光景は、覆いかぶさって来るエリアたんの姿と、彼女のすべてを飲み込みそうなくらい深い漆黒の瞳であった。

 

 

 

 

 

 

 

この後、無茶苦茶憑依装着(意味深)した

 

 




※他の霊使い達がアップを始めました

〇ガガギゴ(転生者)
前世は遊戯王コレクターで特に霊使いが大好きであった(エリア推し)
前世の記憶を頼りにデーモンの斧等の装備魔法やらで自身を強化しまくり、霊使い達を守っていた
霊使い達の事は好きだが、別に恋愛関係とかになりたいわけではなくただ近くで見ているだけでいい人

〇霊使い
お悩み相談に乗ってくれたり、数々のピンチをガガギゴに救われた結果性癖が歪んでしまった被害者たち(闇霊使い含む)
隙あらばガガギゴに幻惑の巻物を巻きつけようとしたり、魔界の足枷を装備させようとしてくる位にはクソ重感情

〇他の使い魔の方々
多分1番の被害者達
ご主人様ちゅきー
でもおやつくれるガガギゴ兄貴はもっとちゅきー


偶には男役が非人間のハーレムを書きたい今日この頃
これ、R-18にした方がいいのだろうか…?
R-18にするなら直接的な描写書く予定

続きは気が向いたら…

ここまでご拝読ありがとうございました
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