隠し玉も練習して完璧になったのに何故かすぐバレてズルいズルいと拗ねる星野アイ系SS
アイ★✓ @ai_kasuga・3日 |
いぇい★ 今日はフェス公式が配信で発表した曲、「シンデレラ★ガール」にコールを加えたライブver.がMVになってUPされるよ〜 |
| こ | り | い | き |
アイ★✓ @ai_kasuga・3日 |
ちなみに公式で歌っているのはアイ with B小町24だったけど、このver.ではサビとかのコーラス部分がwithたままちゃんとマネさんズで、ソロパートは全部私になってるよ★
これね↓ #アイ★Songs シンデレラ★ガール ver.A MV / アイ youtu.be/AinoVYgB8K |
| こ | り | い | き |
アイ★✓ @ai_kasuga・8時間 |
おはよ★ 今日は二回目となる春日フェス公式配信があるみたい
あと知ってる人もいると思うけど、今日の私はプロ野球公式戦の始球式に行ってきます 野球知らない系女子、として呼ばれたから本当に何も知らないまま行くことになったよ★ 大丈夫かな…? |
| こ | り | い | き |
アイ★✓ @ai_kasuga・7時間 |
始球式の様子とかその後の試合とかを私の配信で流していいことになった…なってた! せっかくと言うことで球場のスイートな個室から野球を眺めつつ、ヤネ君と雑談でもするよー★
勿論ちゃんと試合を見たい人は各テレビ系の放送とか配信を見てね! |
| こ | り | い | き |
アイ★✓ @ai_kasuga・7時間 |
17:00から〜 ↓ #アイ★ライブ 【始球式もあるよ!】野球を観戦したりしなかったり★【球団公認同時視聴〜】youtube.com/live/B5kyiqAD6…@YouTubeより |
| こ | り | い | き |
アイ★✓ @ai_kasuga・6時間 |
おっと、これも知らせなきゃ! 数日前に上げた「シンデレラ★ガール ver.A」が好評なので、もし私がライブしたらきっとこんな感じかも〜★ という動画をUPしてみることになったよ
これね ↓ 【資料映像?】もしもアイちゃん★がライブをしたら…【マル秘映像?】 youtu.be/KYF3gitvIo2 |
| こ | り | い | き |
「ストライクと463とホームランしか分からないので、それでお願いします★」
私がそう答えると、MCとしてインタビューしてきた女性はさも可笑しそうに笑って戯けてみせた。でも463知ってるのは凄いですよ! って褒められたけど、残念ながらその言葉がどういった意味なのかは知らないんだよね。
――流石アイちゃん、華麗な勝ち方を要求してきましたね〜。こんなに可愛く期待されたら、きっと選手達も張り切ってプレイしてくれることでしょう!
鉄壁の二遊間がどうで投げるのは誰それで我等が誇る百獣打線はどこからでも一発を期待…とか説明してくれてるから、私も意味分かんないなりに満面の笑みを浮かべながら相槌を打っておいた。会場に詰め掛けた満員のお客さん達も、それに合わせる様な盛り上がりを見せている。
ここは山と湖の近くにある、自然豊かな環境に囲まれたドーム球場だ。風通しの良い職場〜を物理的に感じさせてくれる実に面白い建物である。私は今日、ここで始球式のお仕事をこなすために遥々車でやって来たんだ。
元々は私のスタッフさんが来年辺りに行うライブの候補地としてドーム側とコンタクトを取ったんだけど、その話の流れから今回のオファーが来たみたい。巫言さんが安くはない出演料を吹っ掛けてみても、カモン是非是非ウェルカム〜とその熱意は引かなかった。むしろ私の曲も使わせて頂きたいからと更に料金を上乗せした上で、充実したサービスまで付け加えて提案されたんだってさ。
スペシャルデーとして、ホームチームの選手全員が私の曲を登場曲に利用。
私達の観戦用にスイートな個室を用意。
提供される料理等のおもてなしも勿論スイート。
会場入りから試合も含めた全てを、配信可能。
そんな好条件のオファーだったらしい。だから私も物は試しにと引き受けることにしたんだ。野球はルールさえ良く分かんないけど…それでもプロのプレイを生で見るのは良い体験になるだろうし、思い出にもなりそう。
勿論現場にはテレビ局とかもいるから、撮られる前提ということでたままちゃんファミリーの姿はない。けどヤネ君とマネさんはいるから気分的にはファミリーでのお出かけみたいなもんだよね★
同伴する配信系スタッフさんも気心の知れた人だし、今日の私は結構ゴキゲンだった。
レディ〜、アクション!
私は打ち合わせ通りマウンドとやらに登り、合図を貰ってから内心気迫を込めて球を投げる。
一応お仕事ということでホームチームに因んだ投げ方を勉強してきた。何て言ったっけ…右サイドスローから魔球? を投げるらしい。動画を繰り返し見て学んだからフォームの真似は完璧なんだけど、実際にその投げ方で取る人にまで球を届かせるのにはとても苦労したんだよ。だって公式球って私の手には大きいし硬いし、グローブも大きいわ重いわで…
まあその甲斐あってか、私が投げた球はふわふわ〜と大胆な山なり軌道を描きながらも無事取る人のグローブに収まった。打つ人が態とらしく空振りしてるけど、これは文句無しにキマったでしょ。ストライクでしょ〜★
いやーこんなの絶対に以前の私じゃ無理だったよ。身体の使い方をレッスンの先生やヤネ君と一緒に2日間も試行錯誤してしまった。やっぱりプロとなる人は鍛え方が違うんだね。私じゃ力振り絞っても緩々なボールが辛うじて届くぐらいにしか投げれないよ。元が山なりな魔球なんじゃなくて、山なりにするしかなかったんだよ。
ササッと足元の土を直して、取り敢えず私はマウンドを後にする。何だかみんなやけに盛り上がっているけど…流石に私だって仕事なんだから練習してくるでしょ。ストライク取れて当たり前でしょ★ と思うんだけど、MCの人も大分興奮してるなぁ。
え、届いた!? だのキャッチャーミットが微動だにしない精密なコントロール! だの、しかもこのフォームはまさに我等が名投手何たら選手のうんぬん〜! とか言っている。この人もしかして、仕事関係なく野球好きなのかな?
――まあ、いっか。はいカットカット〜★ 私はこれで、無事お役御免だ。
グラウンドにまで姿を見せたヤネ君に向かって、弾むような勢いで駆け寄る。そのままえいや〜っと首に手を伸ばせば、ヤネ君はいつものように私を抱きかかえてくれた。
ちなみにこう抱かれる時は出来るだけ身体を密着させるのが負担を軽くするコツなんだけど、ヤネ君はいつもそんなの関係なさそうなぐらい余裕な表情してるんだよね。身体に力が入っているとは思えない笑みを浮かべてるよ。…ふふーん、ちょっと何だか逞しいんじゃない?
「お疲れ」
「うん★」
互いに笑いあってから、私は観客のみんなに向かって右手をブンブン振った。ヤネ君がそのままゆっくり360℃回ってくれたから、これで会場のみんなに十分なアピールが出来たと思う。大変満足したー★ きっと今の私は目元も口元も緩々なんじゃないかな。
――沸き起こるどよめきが、この身に大層心地良い。
その詠嘆混じりのざわめきが、私はヤネ君のものであるということを強く実感させてくれる。心の底から震える様な喜びを覚えた。
そんな私に向かって少し離れた位置にいた配信班が近寄って来る。今は祈織さんがマイクを持って実況してるみたいだね。こちらを指差してニヤニヤしながら何か喋っていた。
遠目には大きな放送用のカメラも数台、こちらを注目しているのが見える。今日は何処かの局が衛星放送してるんだっけ。他にも各メディアの取材陣がシャッターを切っている。お客さんもスマホをこっちに向けてビデオだか写真だかを撮ってる人が多いね。取り敢えずフラッシュが眩しい★
「よし、戻るか」
「そだね」
ヤネ君が巫言さんに合図を送った。するとまず春日の撮影班が私達の側を固める。そして他のスタッフさん達が通用口からぞろぞろと出て来たと思ったら左右に分かれて列を成し、一本の花道を作り上げた。統率の効いた見事なまでの動き…これ練習でもしたことあるのかな? みんな服装を私のうさ耳パーカーで統一してるし、まるで目の前に突然アイ・ロードが出現したみたいだよ★
最後にMCさんに手を振って、私達はグラウンドに背を向けた。 会場のみんなから盛大な拍手で見送られるけど…何だか変な気分だな。これからが配信も試合も本番なのにもう終わった気がしてくるよー。
「こちらは今まさに、この様子を生配信で世間に公表してるのよ。ウチのスタッフの身に少しでも触れてご覧なさいな、躊躇なく警察呼んであげるわ。確かな証拠が残ることだし、必ず豚箱に放り込んであげる」
あはぁ、舞さんがその過敏な攻撃性を遺憾なく発揮している。アイ・ロードの直ぐ側まで押し掛けてきた取材陣はその言葉にピタッと足が止まった。
「でも豚箱のルポとかちょっと気になるねぇ。結構需要あるんじゃない?」
「なんなら誰も知らない春日の奥処にあるとされる、秘密の拷問部屋とやらでお話するのもいいですね。きっと自らの罪を思う存分自覚してくれることでしょう」
「そんな場所あるの!?」
「分かりません。なんせ誰も知らない場所ですからね、当然私も知りませんよ? ふふふっ」
「な、な〜んだ…脅かさないでよ巫言さん★」
「あら…でも祈織なら一度くらい入れられたことありそうよね?」
「いやいや、冗談キツイでしょ〜それは。流石に無いっての」
「せめてどんな入口してるかだけでもこっそり教えてよ、祈織さん! やっぱり扉が赤かったりするの?」
「いやいや、だから知らないし行ったこと無いんだって、本当にぃ」
「ええ〜? じゃあ私が知りたいから今度行ってきて、祈織さん」
「…私、アイちゃんにそこまで恨まれる様なことしたカナ?」
追い縋る取材陣からの声がけを一切無視して、私達に与えられた部屋へと足を向ける。スタッフさんも、取材は事務所を通してからにして下さいなお本日春日プロダクションはお休みです電話されても応対出来かねます…とか無茶苦茶言いながらマスコミをあしらっているみたいだ。
そんな雑談? に花を咲かせる私達に、リスナーもそれはもう楽しんでくれているようだ。音声さんが持ってる集音マイクで話聞き取れてるみたい。小型モニターをチラッと横目で確認したら、コメ欄が爆速で流れている。
――よし、ならそろそろアイ★リスの相手してあげなきゃ★
通路に入ってお客さんからの視線が切れると、私は巫言さんにも手伝って貰いながらもぞもぞと動いてヤネ君の背中に身体を移した。
お姫様だっこからおんぶ状態への移行だ。こっちのがまだヤネ君の負担少ないよね…? 一応苦労かけるそのお礼としてさり気なく首筋にキスしといたし、背中におっぱいもぷよんぷよん押し付けてあげようじゃないの★
私は祈織さんに手を差しだしてハンドマイクを受け取ると、カメラに向かって視線を合わせた。
「あははっ、おまたせアイ★リス。途中から見出した人には改めてこんにちは~。ズバッと三振毎度あり〜な野球アイドル、アイちゃん★ で〜す。私の始球式はどうだった? 楽しんでくれたかなー。…うんうん、それはなにより〜。でまあ、早速だけどここで一端移動の為に休憩に入るよ。流石にプロなムービイングを魅せるカメラさんだけど、撮りながら動くのは普通に大変なことだしね。足元見えなくて危ないし★ だからみんなも今の内にトイレ行くなり飲み物補充するなり休憩取っておいて〜。一応休憩中の画面には今朝UPされた謎のアイちゃんライブ動画(仮) が流れるから、それ眺めて待ってるといいよ。――アハハッ、そうそう。アレね、架空の資料映像ね? …どっかで見たことある? むしろ俺が映ってる…って、おかしいねそれは〜。アイ★リスったら私のライブが待ち遠し過ぎてアタマどうかしちゃ…幻覚見ちゃった? あんまり虚偽に塗れたコメントをすると、春日がその存在をひた隠す秘密の赤い部屋にご招待しちゃうからね〜。気を付けてね? アハハッ★」
うん、これで掴みはオッケーじゃないかな?… 多分、オッケー★
「別に遺書は必要ないぞ。ただ行方不明になるだけだからな」
「まあ…神隠しは法律に反してないからねぇ」
「アレよね? アイちゃん風に言えば、ちょっとその身を いぇい★ されちゃうだけだもの」
「な、何言ってるの舞さん! 私のいぇい★ を汚さないでよ〜」
「おっとおっと〜? その発言はマネージャーとして頂けませんなぁ、舞」
「…これは出てしまいましたね、私達の中から一人目の犠牲者が」
「ああ。明らかに有罪だな、やむを得ない」
「!? そ、そんなっ…ご、ごめんなさい、ちょっと私のお茶目な悪戯心が加減を間違っ――見捨てないで、巫言おねえちゃん! そんなゴミを見る様な目を私に向けないで!」
「あ〜、泣いたぁ。今日の舞はもうダメだねぇ。こうなると1日メソメソしっぱなしだ」
「大袈裟。大袈裟過ぎます、舞…と言うかちょっと苦し…一体どこからそんな力が…し、しがみつかないで…っ」
「うぅ…」
「はははっ」
「いや笑う所じゃな…うん、まあ大袈裟過ぎて本来なら笑う所かもだけど、現実ではそうじゃないんだよ★」
「なるほど? 確かに難しいよね、現実を生きるってさ。でも俺がずっと側に着いているから頑張って生きていこうな、アイ」
「う、うん。…一応言っておくけど、現実が分かってないのはヤネ君の方だからね? 何で私が励まされてるの?」
やれやれ、コヤネファミリーは何気に大概な人ばかりだ。私はカメラに向けてウインクしながら肩をすくめると、スタッフさんに休憩の合図を送った。
★★★
「は〜い、ただいまアイ★リス〜。この身に宿るライオンハートは挫けない。恐れを知らない無敵のベースボール・アイドル、アイちゃん★ でーす。好きなチームは勿論…な、何だっけ? …春日シシマイズ、です! ――ちなみにこれ、本当に存在する獅子舞のペア・チームだよ★」
まあペアだしメンバーは私と舞さんのみ、なんだけど。それに実際の獅子舞はよく見ると凄い顔してるからちょっと怖い。沖縄ロケで見たシーサーも口が大きく開いている物はちょっと怖かった。だから澄まし顔の可愛いぬいぐるみをお土産にしたよ★
おか〜!
おかえり〜
確かにアイちゃんはライオンハートやなぁ
完全無敵なベースボール・アイドル様か!
草
ちょw
獅子舞ズwww
そこはクライアントの名を挙げるとこじゃないんかい!
ライオンハートは出てくるのに何故チーム名が出てこないのかw
(アイちゃん、さっきまで着てたユニホームにチーム名書いてあるよ!)
本当にあるんかよ!?
あるのかw
マジかよ!
俺もう春日シシマイズのこと応援するわ…!
好きなチーム、だからネ。別に野球チームじゃなくても問題ナイゾ
いくら何でも本気でクライアントの名を忘れるワケないかw
でも流石ライオンハートを持つアイドル様や、マジで恐れを知らな過ぎるw
「あっ…ユニホームはね、汚したくないからもう脱いじゃったんだよね。ほら、これからは料理摘んだりもするまったり試合観戦だからさ。しかもあれは背中に私の名前とか入った特注品だったしね、せっかく貰ったんだから大事にしなきゃ〜。だから今着てるのは先日発売された私のグッズ、うさ耳ロングパーカー秋用の色違いな非売品だよ。丈はスタッフさん仕様と同じ長さでおしり下…私だと股下15cmは隠れる感じだね。でも作業用にスラっとカチッとしてたスタッフさん仕様に比べて、こっちはむしろダブっとしたデザインになってるかな。チャック付きだし、今みたいに冷房効いたところでサラッと着たり脱いだり出来るから、最近のお気に入り〜」
ほぅ、お気に入りとな
それがピンクなんだと思ったわ…薄めの赤紫?
ちょっと脱いでみてくれへん?
品のある良い色だねぇ、アイちゃんに似合ってるわ
ボクはおしりを隠すことには反対です!
明るい菖蒲色…かな?
アイちゃん限定色なんだ、いいなぁ
非売品に欲しい色や形が多過ぎる件
これはあやめ色に違いない。何故ならアイリスがアヤメ科だから!(ドヤぁ
アイちゃん可愛い!
まあ男としては黒があるの助かってるから贅沢言えんわ
購入の参考にするから是非着たり脱いだりしてみてくれ!
うんうん。何故か私とヤネ君が気に入った色は発売されないことが多いんだ。というかそもそも基本、黒白ピンク…後は赤系統でしか発売を考えてないんじゃないかな? 他は全部、私とスタッフさんの専用色だ。まあこういう人の多い現場では見分けが付きやすくて良いよね〜。なお流出させたらクビだから、スタッフさんは大変扱いに気を付けている模様。
「脱がないよー★」
中は白Tだから、下着の線が出そうで怖いもん。
「ところで試合の方はどうなったんだろ。現地にいる人っているのかなぁ。それか衛星テレビで中継見てる人っている? もう勝った?」
こちら現地やで!
今1回裏終わったとこやね
勝ったはないでしょ、この早さでw
まだまだ試合始まったばかりやで
草
アイちゃんホンマに野球知らんのやなぁ
アイちゃんのお陰で得点入ったで!
4-0で先制はデカい
まあもう勝ったも同然やゾ!
ホームラン出たよ〜
三者凡退に抑えてからの先制は勝ちゲームやな
今は守備の時間だね
「おお〜そうなんだ、凄いね★ ホームラン見たかったから、もう一度お願いしたいな」
気を良くした私は目の前に置かれた飲み物に口をつけてみた。何だろこれ、麦茶みたいな色した…良く分からないけどさっぱりしたお茶だ。まあマズくはないから、ふんふんと頷いておこう。
「取り敢えずこんな感じで、ソファに座って窓からグラウンドを眺めるものらしいんだけど…これ野球見ながら雑談するのって意外と難しいね? 前のフェス公式配信を見た時も思ったけど、見てるものを混じえてお話するとか私には無理なんだけど…おわっ! 近くまでボールが飛んできた!? 何で後ろに打つの? こっちは打つ方角じゃないよね!?」
ここがVIP席というものなのかぁ
こういう所から見れるなら私も行ってみたいかも
ここあれだ、改修されたスイートルームじゃん
豪華やなぁ
個室から見れるんか、羨ましいわ
それは、そうw
確かに野球から広がる雑談とかアイちゃんに求めるのはおかしいしなぁ
知らないもの気にしながら話すとかマジむずそう
!!
!?
おわ!?
ファールやで!
草、ファール知らんのか
びっくりしたーw
急にテンションあげるやん!
ネットが張ってあるから大丈夫、部屋に飛び込んで来ることはないよ
そっちに打ちたくて打ったわけじゃないんよw
打ち損ないや
立ち上がる程驚いたんかw
一体何が起こったのかと思ったわ
同時視聴してないとワケ分かんないからこっちもびっくりするなw
ああ〜アイちゃんが今日も慌てて下さる〜(恍惚
「…そ、そうなんだ? 打ち損なうとかあるんだね。そっかそっか、なるほどねぇ。…あっ、この人の番おしまい? アウトってやつなのかな。今敵チームの攻撃が終わったみたい。――ちなみにさっきから打った選手がみんな右に向かって走ってるんだけど、たまには左に走ってみるのは…ダメなの?」
ダメ
それはダメwww
駄目やぞ
まずは一塁に行かなきゃw
時計回りは草
そういうルールや
必ず反時計回りだね
でもいきなり3塁に走ったら面白そうw
実に野球を知らない女の子的発想だわ、微笑ましいなぁ
ルールでそう決まってる、って納得するしかないねぇ
「そうなんだ〜。どちらに走るか打った人が選べた方が戦略的に面白そうだったり…しないのかぁ★」
「はははっ。確かにアイの発想は面白いけど、そうすると野球そのものが変わってしまうかな。今から根幹のルールを変えると、選手やチームだけじゃなく見てるファンも対応するのが難しいだろうね」
「ふーん。…ってそう言えば何でヤネ君はカメラに映らないの? こっちに来て一緒に話そうよ」
「いや、今日はアイが受けた仕事のお陰でここに居る訳だけだからね。これ以上目立つのもアレかと思って」
「ダメ。ヤネ君は私の隣」
「はいはい」
よし、これで雑談も何とかなりそう。もう野球について積極的に話すのは諦めたよ。やっぱり何も知らないんじゃコメントとも意思疎通が難しいしさ。専門用語みたいの使われると目が滑っちゃうんだよね。今もコメント欄はルールについての私見が書き込まれているけど…正直意味不明過ぎる★
話せば話すほど野球について無知なのがバレる同時視聴…ホントこの球団さん良く許可を出したもんだよねぇ。今日の試合はあの始球式の広告効果で取材も放送先も増えたみたいだけど、それで元が取れるものなのかな。
「――さて。今回はアイちゃん初となる野球の同時視聴ということで、まるで専門家のような自信を漂わせることに定評のあるヤネ君がゲストに来てくれたわけなんですけども」
「はい」
「私…もう普通の雑談配信していいかな★」
草
草
ちょwww
まあそうなるよねw
よっしゃー、期待通りの展開や!
やっぱいきなり野球ガールになるのはキツイよね笑
無理せず普通の雑談でええで〜
流石アイちゃん、そのルール無用っぷりに惚れ惚れするぜ!
「全然構わないよ。そもそも仕事は始球式だけだし、同時視聴の許可はその報酬として球団から付けられたサービスだからね。するのもしないのもアイの自由だ」
「アハッ、まあそうなのかも知れないけどさ〜」
「球団的にも美味しい展開でしょ。むしろそんな振る舞いこそアイに求められてた節がある」
「え〜?」
まあ私も心苦しいとまでは思わないんだけど、一応ね★
「後は7回の攻撃…ラッキーセブンの時にでも外に出て応援すればいいさ」
「あっ、そのベランダみたいな窓の外にある席にも座れるんだ?」
「そう。そこはこの部屋を利用する人の専用席だよ」
「凄いなぁ。外も周りとは完全に仕切られているし、本当に専用の観戦空間だ。――みんな、このドームはホント凄いよ! この部屋はスイートだけど他にもVIPなシートも数多く用意されてるらしいし、充実した設備で快適に野球を楽しめるから、是非みんなも足を運んで見てね★ 今年はもうシーズン終盤だけど、来年度は是非年間パスとか手に入れて応援するのはどうかなぁ。お得なサービスも付いてたりするしとってもオススメだよ〜。もしかして自称名誉応援団団長に就任した私とばったり遭遇…なんて未来もあったりして! 自称名誉マスコットでもいいね★ 今度チアガールの練習してみようかな〜? ってそんなことまで思わせてくれるこの球団…日本で唯一、季節の移り変わりを思う存分味わえる素敵なこのドーム、チケットやパスのお申し込みは球団のホームページからだよ! さあさあ、アイ★リスのみんなも今すぐチェックチェック〜★」
「――ハイ、カット〜。球団に対する気遣いもこれでクリア、だね」
「やったぁ★」
やったあ!
ヤッタぜ!
よっしゃ〜
気遣いw
良く出来ました〜!
流石アイちゃん、一発オッケーやね!
さすアイ!
すんげぇアドリブのMCするやんw
やはり一流のアイドルは気遣いも一流…!
…でもドームで季節は感じたくないかなw
よーし。今後も何かイベントやら行事に参加する時はこんな感じでイケそうだ。アイドルとして可愛くMCサービスをすれば良いんだね★
「人は自然や季節をもっと味わうべきだよ。来年は私もそんな空間でライブをするかも知れない訳だし★」
「そうだね。察しの良いファンなら既に気付いているのかも知れないけど、今回急にドーム側との接点が出来たのは…ってことだね」
「来年は日本各地を回れそうで楽しみだな★」
…!!
マジか!
ヤッタぜ!
ついに全国ライブツアー!?
あ〜なるほどなぁ、ライブの打診から持ち上がった話だったんか?
いきなり野球と関わるって妙だなーと思ってたら!
おおっ、それは嬉しい!
もう絶対行きます!全部行きます!
野外ライブ出来るとこってどこやろ?
名古屋にもドームあるよ、アイちゃん頼むわ!
いきなり全国…ってアイちゃんなら当たり前かぁ
これは絶対チケット手に入れないと
九州にもぜひ来てくれ!
北海道は良い所だよ〜
本格的な推し活の始まりや!
「そうだな。お前らはアイに全てを捧げるといい」
「あははっ、そんな悪い顔して言わなくてもいいでしょ★ でも確かに見に来てくれると嬉しいな。そこそこライブする自信もついたことだしね」
「資料映像通りにね。いや更に進化する余地もある」
「まだまだレッスンしなくちゃねー」
資料映像(ry
というかあの動画はマジなんなの?
あれ本当にリアルで凄いよな!
ああ〜あの、アレね? あれマジ感動したよ
ホント抽選に漏れたの悔し過ぎる…
映像でも泣きそうなぐらいのめり込んでしまったわ
あんなアイちゃん、俺もリアルに見てぇよ…
マジあれを体験した奴ら許せないぜコンチクショウ!
俺は行けなかったけどあれ見て少しは救われたわ
ねぇ、だから何であの動画が本当にあった話風に語ってる人がいるんよ!
600名限定とか当たるワケないよ〜
詳しくは言えないけど最高の体験だったわ!
あれ見て私はアイちゃんに惚れているのを自覚しました
あ〜もういっそSNSでも自慢したいです!
「アハッ、自慢しちゃったら炎上とかするんじゃない? レポならともかくさ」
「まあね。流石に体験した人が少な過ぎて怨嗟の声が集中しそうだな。…自慢するのは春日フェスの後にしなよ」
「そうだね~。何故かみんな忠実にシークレットにしてくれたのは有難かったけど、今回動画にして公開したことだしね。自慢はともかく体験談ならもう喋って良いんじゃないかな? アイちゃんが許可します★」
おっ
おお〜
いいね!
ついにシークレット・ギグの情報解禁か!
ぜひ感想を聞きたいわ
フェスの予習としてもいいタイミングやね〜
許可出たぞお前ら、はよ詳細を文章に纏めてSNSにUPしてくれ!
取り敢えずあのイベントが4000円とか安過ぎでしょ
少なくともシークレットで味わっていい体験じゃなかったね
あれはマジ最高だったぞ!
アンコール始まる時なんか身体震えたわ
自慢しないで話すの難しいよ、そのぐらい良かったんだもん!
あ〜思い出すだけで夢心地になる〜(恍惚)
「みんなライブが好きなんだねぇ。アイ・バージョンのシンデレラ★ガールも好評だったし、そんなにコールがしたいのかな」
「どうだろうね。まるでスポーツ感覚な奴らとかただ騒ぎたい奴らとかもいるからね。アイのライブでただ目立とうと雑音を立てるアホは容赦なく排除するけど…まあファンとしての忠誠を本人に向かって証明出来る唯一な行いという一面もある。アイドルとしてはある程度、ある程度なら受け入れるしかないね」
「何でそんなに不服そうなの」
「だってあんなに騒いだらアイの声が聞こえづらくなるでしょ。編曲するのが苦痛だったわ」
「は、はっきり言い過ぎぃ★」
「一応あの曲はフェスの為のものだからね。アイドルファンの為にあのバージョンをUPしたけど、俺としては概要欄にあるコール無しのアイ・バージョンをDLして聴くのがオススメかな」
シンデレラ★ガール良かったよ〜
ノリノリで華麗なコールだったなぁ
コールの参考元があるのは有り難いわ
ライブでは気にならないけど、音源で聞くとちょっと怖いね
苦痛w
く つ うwww
まあカスガが言いたいことも理解るけどもw
おっ? コール無しバージョンもあるんか!
おわ、見逃してた
普段聞くなら絶対コール無しAバージョンのが良いよね!
確かにそっちのがアイちゃんの声に集中できる
そっちだとたままちゃんの声も聞きとれるぞ!
まあファンはライブでも空気を読んでメリハリをつけてね…って話だね
「おっ、理解あるアイ★リスが多いね! 特に私のファン層は幅広いらしいからね〜。ペンライト振るのはともかく、声出しの方は基本公式に倣う程度にして欲しいかな。アイドルファンじゃない人がびっくりしちゃうからさ★」
「あとアイは気に入らない人には基本近づかないからね、煩い奴は例え最前列にいても近寄って貰えないよ」
「そ、そんなことないけどな…」
「逆に気に入るとグイっと近づいてはっきり目を合わせてくるから、か弱い女の子は特に注意が必要だな。失神しないようにね」
「そ、そんなことも…あ、あるのかな?」
個人的には良くコメントしてくれる恍惚な人が怪しいと思うんだよね。名前が「とあるスタボ店員」だしさ…
「アイの瞳に呑まれると…もう逃げられないよ? 文字通り愛の虜となって、その人生全てを捧げる羽目になる」
意外とヘイキだよ〜、失神してる時間が勿体無くてすぐに復活するから!
あっ、その心配はもう遅いかもですぅ
もう私はアイちゃんの虜を自負してます!
俺は既にアイちゃんに全てを捧げるつもりなんだが?
わ、私はそんなキメ顔するコヤネきゅんに人生捧げてるんで
やっぱりアイちゃんもコヤネ君も持ってるモノが違うよねぇ
やめろぉ、そんな目で俺を見るなぁ! 変な気分になるだろうが!
人を狂わすその目を向けるな、やめろ〜!
何でお前がアイ★リスを虜にさせようとしてくるのかw
カメラさんもここでコヤネをアップにするとかノリ良すぎだろwww
うわ〜ホントだ。モニターで確認したらヤネ君の瞳が金色に輝いて見える。…今度から一緒に配信する時は眼帯でも着けさせようかな?
「祈織さん。目の周辺全体を隠せる眼帯ってあるかな?」
「無いねぇ。それなら包帯かタオルで…いや簡単に洗顔用のヘアバンドを目の上に着けさせればいいんじゃないかな? アイちゃん御使用のなら、きっと児屋様も喜んで着けてくれるよ」
「おい、それじゃアイの顔まで見れなくなるだろうが」
「あははっ★」
――いけない、また私の独占欲が出ちゃってる。
いやまあ、そんな真面目に気にすることでも無いとは思うんだけどさ。でも1週間前の配信で思ったより自分が嫉妬深くて…捨てられることに恐怖を覚えていたことに気付いてしまったんだよね。
――私だけを見て。
あの配信のあとヤネ君やたままちゃん、マネさんとも語り合ったんだけど…かなり恥ずかしい私の内心まで話は及んだ。そしてその結果、ヤネ君に拾われてから少しずつ嘘が剥がれ落ちていった私の心は、実に弱々なことが判明してしまったんだ。
――まあここに居るのはある意味全員、親に捨てられた子だからね。分かるんだよ。
ヤネ君が言いにくそうに眉を顰めてから、サラッとそう呟いた。…そう言えばヤネ君もたままちゃんも、親から子供扱いされなかった。マネさん達はそんな2人に仕える為に、僅か3歳で親元から離された。
あ〜、そうだよね…
私は今まで喉奥につっかえていた疑問が漸く解消されるのを感じた。腑に落ちたってやつかな。施設に居た時も同じ環境だったのに何で今頃になって…とは思うんだけど、やっぱり大切な人に巡り会えたということが引き金になったのかな。
恥ずかしい話だけど、私がヤネ君にいつ抱かれるのか気になっていたのもそれが原因だったんだ。私が無意識にヤネ君を誘っている…というのも本当のことだったんだ! それは流石に危うくて肝っ玉御祖母ちゃんも心配する訳だよね〜、アハハッ★
――ダメだぁ、今までの日々を思い返すとまともじゃいられない。
こういうのって中々自分じゃ気付けないものなんだね。背伸びし過ぎだった私の言動が、今思い返すと大変子供っぽく感じてしまう。これにはヤネ君も大層困ったんだろうなぁ。だって最初の最初はあくまで保護者的立場も崩し過ぎないようにしていたし、今見たく情熱的じゃなかったもん。途中から開き直ったようにえっちになったのも、また確かな話なんだけどさ。…ヤネ君も男の人なんだねぇ★
「あれ? どうしたのアイ」
「…ちょっと恥ずかしいこと思い出しちゃった。気にせずお話して」
「はははっ、分かったよ」
私はまたもや配信中にヤネ君の胸に顔を埋める羽目に陥ってしまった。まるっきり前回の配信と同じ展開だけど、まだ今回は立て直せる余地がある。少し頭冷やしてから速やかに配信へ復帰するんだ。
だって私は――何度過ちを繰り返しても決してめげない、新時代のアイドル様なんだから〜★
その後何とか心の再起動に成功した私は、べそかいたままの舞さん的にもまあまあと評された食事に舌鼓を打ち、デザートのスペシャルな抹茶ケーキに目一杯可愛く喜びを顕わにした。
ラッキーセブンと呼ばれる攻撃の際にはベランダっぽい席に出てホームチームの応援もした。私が姿を現した瞬間を丁度球場側もカメラで捉えていたみたいで、何故か私の名前までアナウンスされて注目されてしまったよ。スクリーンに大きくその姿が映されていたんだ。
だから私もここはサービスのしどころだと思って笑顔でチームの旗を振ったり、メガホンを両手で持って即興でチアダンスの真似をしてみせた。会場の反応からすると随分好評だったみたい。ヤネ君とショルダー・ストラドルをして魅せると満場のお客さんから拍手までされてしまったよ。いや〜ホント申し訳ないけど…アイドルでごめん★
アイ★✓ @ai_kasuga・10分 |
いぇい★ 今日は始球式も観戦配信も楽しくてとても満足した1日だったよ! やること多くて何か忘れてる気もするけど、応援したチームも勝ってくれたし楽しかったらオールオッケーだよね★
これから私は元気にお風呂入って就眠の準備だ! だからみんなもおやすみ〜★ |
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アイ★✓ @ai_kasuga・1分 |
フェスの公式配信があったことを忘れてたよ…★ |
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