比較的避けていますが、製作に当たり一部本編の解説のブラッシュアップを行った為、内容に矛盾する点がございますのでご注意ください。
また感想欄における指摘や質問がある度に追記修正していくのであしからず。
番外編:コウ's_LABORATORY
コウ(陰の実力者になりたくて!)
こう
ライトノベル「陰の実力者になりたくて!」の登場人物。
CV:梶裕貴
目次[表示]
概要
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「陰の実力者になりたくて!」の登場人物であり、同作のスピンオフ「君の騎士になりたくて!」の主人公。
赤茶髪の髪とアホ毛が特徴のミドガル魔剣士学園に通う生徒だが、実は本作の敵組織であるディアボロス教団の3rdチルドレンの一人。同時に生体融合型アーティファクト「インフェルノ」をその身に宿しており、次第に世界の闇の渦中に飛び込んでいくこととなる。
人物像
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人懐っこく穏やかだが自由奔放で好奇心旺盛な野生児。考えるより先に手を出してしまう事が玉に瑕だが、小難しいことを考えずに損得無しで他者を助けることが出来る青年。アレクシア曰く「無遠慮と能天気と打たれ強さが取り柄の馬鹿」。
人里離れた山奥で育った為、身体能力は高いものの一般常識に欠けており、時折身体能力にモノを言わせた突飛な行動を起こしては周囲を呆れさせることもある。この点はアレクシアなど周囲のフォローのお陰で徐々に改善しており、王都に来た当初が野生児と例えるなら学園入学時はやんちゃ小僧にまで留まっている。
しかし改善されているとはいえ、今だに精神面では「幼稚」と形容されるほど未熟な面が散見され、重要人物の保護という使命よりその人物への感情を優先させた結果、その人物を復讐の道へ走らせてしまうなど騎士としての自覚の低さから来る短慮で、良かれと思ったことが裏目に出てしまうもしばしば。
戦闘能力
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この世界の剣士にとって必須の魔力が一切使えないが、それと引き換えに類まれなる身体能力と野生動物じみた直感及び反射神経を持ち、徒手空拳を織り交ぜた型に嵌まらない我流戦法を得意とするスピード型剣士。
反面魔力を用いた戦いについては数段後れを取るが、この点に関してもアイリスとの鍛錬の末に魔力探知を磨くことで、相手が魔力を使うタイミングや魔力を放出する向きを先読みして封殺する戦法を用いることで、作中世界におけるアドバンテージを埋めている。
これらの技能や後述のインフェルノの性能、そして何度打ちのめされても立ち上がり追いすがる執念により、ブシン祭ではシャドウへ一刺し与えることに成功している(直後に全身を切り刻まれ惨敗したものの、シャドウにダメージらしいダメージを与えたのはこの時点でコウと聖域のオリヴィエだけであることを踏まえると彼の実力を窺い知ることが出来る)。
INFERNO
鉄血騎士が製造し、コウの体に埋め込んだ鎧型アーティファクト。装着時は所属する「紅の騎士団」の名にふさわしい、深紅の鎧を纏った恐竜騎士な外見になる。
生体融合型の特徴として、融合対象の身体情報、平時及び戦闘時の癖、精神状態を認識・学習し、本人の潜在能力を引き出せるよう常に最適化される機能を持つ。またこの機能の応用し、感情の高ぶりに応じて性能を底上げすることが可能で、格上の相手に対しても互角の勝負を演じることが出来る。
単純な耐久力も高く、シャドウのアイアムアトミックに耐え、続く二射目を受けて粉砕こそされたが融合者を守り切り、その後も内部臓器損傷の上に大量出血で瀕死の状態だったコウの生命を維持し、僅か2週間弱で退院するほどにまで回復させるなど修復能力も高い。
しかしこれら諸機能及びINFERNO運用の為に膨大な魔力を必要としており、融合者であるコウから魔力を根こそぎ奪ってしまう(コウが魔力を使えないのはこれが理由)ほかに、融合者の精神が直接鎧の性能に反映される特性上、コウがネガティブな感情を持っていると性能が駄々下がりする欠点もある。この性質故に鉄血騎士は初回を除いて安全装置を掛けており、特定の感情の発露によってそれが外れるまで機能を制限していた。
簡単に言えば「戦いはノリがいい方が勝つ」、「諦めたらそこで試合終了」の地を行くロマン鎧であり、正しく「コウと共に成長する鎧」と形容できる代物である。
武器は剣と手甲に内蔵されたかぎ爪。この他にも鉄血騎士が製造したアーティファクトのノウハウがふんだんにつぎ込まれたオプションを多数搭載している模様。
人間関係
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・アイリス・ミドガル
ミドガル王国第一王女にして紅の騎士団団長、そしてコウの主人。スピンオフではヒロインを務める。
出会った当初は魔力無しで自身を打ち負かしたコウへの対抗心から魔力の指南役を引き受けたが、徐々に人柄を知る中で打ち解けていき、互いを思い合う絆が芽生えていく。当人たちは恋愛感情を否定しているものの、距離感がそう間違われても可笑しくないほど近いため、あらぬ誤解を掛けられることも。
・アレクシア・ミドガル
アイリスの妹であり、コウとは同級生として魔剣士学園に通っている。しかし教室は別な上、本人も「学校内では関わるな」と厳命しているため学校での関わりは無し。
彼に一般常識や礼儀などを教えているが、山奥暮らしの癖が中々抜けず度々破天荒な行動に出てしまうコウに手を焼いている。「駄犬、馬鹿犬」と罵っているが、彼と過ごす間は素の状態で接しているため、少なくとも取り繕う必要が無い人間と認識しており、邪険にこそ扱えど仲は険悪ではない。コウもまた彼女に苦手意識があるものの彼女のお陰で常識的な生活が出来ているため「優しい意地悪」と形容している。
その後聖域にて遭遇した鉄血騎士から、コウの主人と勘違いされ(ある意味合ってはいるが)護符を託されている。
・シェリー・バーネット
学園で出会った友人。護衛任務として知り合ったことをきっかけに、アーティファクトの話題で仲を深めていった。
学園襲撃事件時も彼女の護衛として奮闘したものの、彼女の父親は殺害される場面を見せてしまう事態を引き起こした。事件終息後、彼女はコウが下した決断と真逆の決断をしており、このことが後々までコウの心の傷となる。
実は教団員を養父に持つという本人たちは知らない共通点がある。
・鉄血騎士
最初の育ての親であり、彼に剣を教えた人物。コウからは「ししょー」と呼び慕われていたが、本編の二年前に故人となっている。
その正体はディアボロス教団最高幹部『ナイツ・オブ・ラウンズ』の6番席次。組織内外では「鉄血騎士」の異名で通っていたが本名は不明。教団では「能力拡張用の鎧型アーティファクト」を開発しており、その最後の作品をコウに埋め込んだ。しかし実験体にするつもりだったのではなく、あくまでもアルファたちシャドウガーデンから身を守るため、そして二人で交わした約束と託した夢の為であった。
その後聖域にて「魔力に転写された記憶だけの存在」として登場。聖域に侵入してコウを殺害しようとしたアルファたちの前に現れる。
・グレン
紅の騎士団副団長であり、コウの二人目の育ての親。戸籍上は彼の養子に当たる。
行き倒れていたコウを拾い、彼の剣の腕を見込んで王都へ連れて来た張本人。以降は親として接してきたが、内心では剣士としてではなく市井の中で静かに生きていったほうが幸せだったのではと悩んでおり、ブシン祭の折にその思いをぶつけて負傷した身でシャドウに挑もうとするコウを止めようとしたが、最終的に副団長として、父として送り出した。
・シド・カゲノー
本作の主人公。
初めて出逢ったのは学園襲撃時、この時は「シェリーが主人公、コウはサブキャラ」と大して興味を持っていなかったが、ブシン祭で剣を交えて以降コウの事を無意識に認識を改め、暇があれば陰の実力者ムーブと言う名のちょっかいを掛けようと…考えていたのだが直後に無法都市への来訪、続くジョン・スミスとして暗躍を続けるうちにすっかり忘れており、ミドガル王国を離れる際に挨拶するまで接触が無かったことを後悔した模様。
・アルファ
シャドウガーデン七陰第一席。
実は鉄血騎士を殺害したのは彼女であり、コウにとっては師匠の仇と、シドを差し置いて因縁深い人物である。コウ自身最初は復讐を考えたものの、そのせいで周囲に迷惑をかけたことと我を忘れることへの恐怖から「復讐はしない」と決めている。しかし一剣士として勝ちたいとは考えており、その心境は複雑な模様。
対する彼女も嘗て自身が打ち漏らした相手が自分たちに牙を剥いているという悪夢のような状況であるため、ブシン祭以降はシャドウの一件もあって更に殺し損ねた責任を感じ、自分の手でコウを殺すことに拘り始める。
スピンオフでは
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前述したとおり、スピンオフ作品「君の騎士になりたくて!」の主人公を務めており、本編での出来事をコウの視点から描くと同時に、都合上省かれた彼の過去や心情について掘り下げられている。
魔力適正の高さを見込まれ教団に誘拐され、ディアボロス・チルドレンとしての薬物投与施術を受けたが、副作用で幼児退行と記憶喪失を患い廃棄予定だったところを6番席次・鉄血騎士によって救い出され、以降療養のために人里離れた山奥で育てられた。
その後本編の2年前(恐らくはアレクシアとアイリスの間で蟠りが出来始めた頃)まで剣術の稽古をしながら過ごしていたが、鉄血騎士がアルファに殺害され、自身も重傷を負いながら辛くも逃走。逃げた先で行き倒れていたところをグレンに救出され、以降は王都で一般教養を学びながら過ごす。
王都に来た当初は本編のような人懐っこさや穏やかさを無くし、師を失った悲しみと師を奪ったアルファへの怒り、更にいきなり様々な人々が住まう王都での慣れない生活に心を荒んで孤立していったが、アレクシアから発破をかけられたことをきっかけに次第に周囲と関わりを持つようになる。それ以降はアイリスやグレンの尽力で周囲との関わり方を学んでいき、本編の人格を形成していった。このことからアイリスに対して多大なる恩義と親愛を抱くようになり、彼女の為に自分の出来ることをしたいと考え、薦められた魔剣士学園に通うために苦手な勉強に四苦八苦しながら、筆記最低点ながら入学を許されたのだった。
余談
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所謂陰の実力者と相対する主人公ポジに近いキャラだが、その評価は賛否別れており、特にブシン祭編終了時点での評価はすこぶる悪い。
と言うのも本作の主人公のシドは作者からも「クズ主人公」と形容されるほどトチ狂った人物であるが、それでも多くの悪魔憑きを救い衣食住を与え、本人が与り知らぬとはいえシャドウガーデンの長としてディアボロス教団壊滅と言う目的を与えるなどして、動機は何であれ結果的に多くの人々や世界を救っている実力者である。
対してコウは人柄自体は良いのだが、現時点で誰一人として助けたり救えたりした描写が無く、戦闘においても黒星が多いため読者からは「大した実力もない癖に綺麗事を並べて主人公たちのジャマをする偽善者」と言う印象を抱かれてしまっているのである。
上記以外にも幼稚な思考回路や態度が読者が不愉快に感じられること、窓をよじ登る等の一般常識の欠けた行動をとっては主要キャラの迷惑をかける点、そもそも出生が本作の敵であるディアボロス教団関係であることとメタ視点から見てもコメディに泥を塗る(所謂しらけさせる)敵役であること等など、好かれる要素がないことも原因であるとされている。
その為二次創作でも序盤早々に抹消される、存在そのものがなくなる等扱いは散々である。
関連タグ
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変身ヒーロー
兵頭一誠:中の人繋がりだが、彼はれっきとした主人公。紅い鎧を纏う、日笠陽子がCVを務める赤毛のヒロインを主人に持つなど共通点が多いが、コウは一部読者から「エロくないだけで役立たず」と揶揄されており、このキャラのアンチが結果的に減るという珍事が起きた。
いかがでしたでしょうか?
大分捻くれた内容となってしまい拙作を好きになってくれた方々の中には不愉快に思うような記述も記しましたが、これはあくまでも「もしもの世界」の某百科事典の記事です。先も言いましたが改善点があれば改善していきますのでよろしくお願いします。
感想、評価お待ちしています。
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