やはり勇者ダイの代わりに幻想殺しで不幸な勇者様になるのは間違っている 作:ブラックマッハ
寝て起きたら俺は転生していた。突然のことだから理由を知っているわけもない。ただたんに百回に一回の奇跡が起こったのだと思い選ばれた人間だと思っていた。
だが選ばれた人間でも、赤ん坊として産まれてきて直ぐでは何も出来なかった。だから俺はひたすら選ばれた人間だと思うことにした。
俺はブラスと名乗る魔物の家でお世話になった。それから何年かがすぎた。そこで気がついたら。俺は選ばれた人間ではないと。
何故なら運が悪すぎる。
上から「ダダーーーーン」と木が折れて落ちて来たりして不幸が起きる。俺は懸命に避けてピンチから脱出をしたが近くにある木にぶつかり、その影響か。木全体が倒れかける。再び俺は懸命に疲れ果てた体を動かして逃げる。やっと木などの危ない物がない場所に来れてひと段落がついた。
俺は海を眺めているとよく分からない集団が船に乗ってやって来た。なんか中二病に見えてしまう。まぁこの世界でもハロウィンみたいに仮装する文化があるのだろうか?
「私達は勇者とその仲間達だ」
「ハァそれでなんのようだ。あいにく勇者がここに来ても何もないぞ」
「ゴールデンスライムが見たいの」
ゴメちゃんの事か。確かにゴールデンスライムは売ると価値があると思うし渡す訳にはいかない。俺は危機がやって来たと言う口笛を吹いた。
「お前らゴメちゃんが狙いか!!渡さないぞ。偽物の勇者め」
「バレたようね」
すると様々な俺の味方をするモンスターが戦う視線になって集まった。
「ゴメちゃんを守るぞ」
そう俺が言うと気合いを入れて戦闘準備が整った。だがしかしいきなり
「イオラでもくらえ」
俺は爆発で一番ダメージができる場所を避けながら前に進むのだが。消えた。イオラが手に当たる瞬間に消えたのだ。
「俺のイオラが消えた」
「今だチャンスそのまま攻めろ」
だがしかし流石は勇者と名乗る物達である。呪文が効かないと分かると、すぐさま物理攻撃に移る。巨大なゴーレム相手に当たり負けをせず吹き飛ばしてそこを狙って、僧侶がバギで対応。バギを狙った場所に直ぐに俺が駆けつけて手に当たり無効化。
無効化といえど多少は手にダメージがある。それにこの右手で無効化が出来た。不思議な力である。無効化。まさか。「幻想殺し(イマジンブレイカー」なるほど。この能力なら無効化が出来るはずだ。
「私の呪文も無効化された」
「ッチ。一旦引くぞ」
そう言って勇者とその仲間達は逃げて行った。その後ブラスが駆けつけて魔物の治療を行なってもらった。