ハーメルンを始めたばかりで手始めにpixivで上げた作品を掲載します
元ネタは去年非常に楽しく観れたMOVIEバトルロワイアルです。
ただ出来ればライブはナイトと戦ってほしかった、と言う願望があったのでそれを一つのワンシーンとして形にしてみました
2号ライダー、蝙蝠モチーフ、他にも共通点の有る2人。
この話では映画ネタバレは一切無い様に書いてます
またこの後も最近書き上げたギーツ×龍騎のIFエピソードを掲載予定
※勝手ながら、インビジブルジャンヌの部分を普通のジャンヌに修正しました
カシマスタジアムの階段で仮面ライダーナイトと激闘を繰り広げる仮面ライダージャンヌと仮面ライダーナーゴ ビートフォーム。
しかしナイトの実力は圧倒的で確実に押されつつあった。
「さくら!」
「大ちゃん!」
五十嵐大二が変身する仮面ライダーエビリティライブは妹のさくらが変身するジャンヌまで駆け寄り、ナイトの前に出る。
「人の心配をする余裕があるのか?」
「当たり前だ。大事な家族だからな」
「そうか....」
エビリティライブの青さを否定せず、ナイトはウィングランサーを片手に駆け寄る。
距離を詰めてくるナイトに対し、エビリティライブはライブガンを乱射。
しかしナイトはライブガンのビーム弾をウィングランサーで防御しつつ走るスピードを緩めない。
対してエビリティライブは射撃を継続しがら横にジャンプし、地面に着地...
と見せかけて背中に装備された純白の巨大な翼「パーフェクトウィング」を広げ空高く飛翔した。
「!」
「こっちだ!」
空中からビーム弾を浴びせるエビリティライブ。
ナイトは一瞬怯むも直ぐに持ち直し、召喚機ダークバイザーに一枚のカードをセットした。
《ADVENT》
『キィィィィ!』
すると空から蝙蝠型のミラーモンスター・ダークウィングが舞い降りる。
そしてその場でジャンプしたナイトの背中にダークウィングは合体。翼を広げこちらも空高く飛翔した。
追ってくるナイトにビーム弾を浴びせるが、ナイトはバレルロールしながらあっさりと回避してしまう。
射撃では決定打にならないと判断したエビリティライブはツーサイドウェポンをエビルブレードに変形させナイトに斬りかかった。
「でやああ!」
「ふん!」
エビルブレードとウィングランサーが幾度と無くぶつかり合う。
スタジアム上空で火花と白い羽を散らしながら激しい空中戦を繰り広げるナイトとエビリティライブ。
一旦距離を取り再び突撃するナイト。ここで彼は更に一枚のカードを装填する。
《TRICK VENT》
「何!?」
途端にナイトが複数に分身し、空中で次々と斬りつけられ焦るエビリティライブ。
心の中で大二の悪魔であるカゲロウがケラケラと茶化した。
『オイオイ何遊んでんだよ大二ぃ。お前アレに変身した事有るんだろ?』
「仕方ないだろ、あの時はリサーチする暇が無かったんだよ!」
嘗て夏木花がアギレラとしてデットマンズで活動していた頃、
大二は世界を救う為に仲間と共に自らの精神だけを50年後の未来へとタイムスリップさせた事があった。
そこで老いたジョージ・狩崎の開発したクローンライダーのアーマーと融合し、デビルライダー軍団と言う敵と戦う事態なりそこで大二が融合したクローンライダーの一体がナイトだったのだ。
しかし非常に切羽詰まった状況だった故に詳細なスペック説明も無く使用した為にナイトの力を満足に発揮出来ずにいた。
そのクローンでないオリジナルであろう人物と手合わせしているが、まさかこれ程とは。
ナイトの実力は確かに並大抵の物ではない。
しかしライブ・五十嵐大二もこれまで幾度と無い修羅場を潜り抜けて来た。
一度は道を外すも、孤独に戦うばかりでなく本当に信頼出来る者の力を借りる大事さも学んだ。
今自分には、カゲロウも居る。
『ったく。さっさと構えろ、力貸すぜ?』
「すまん...行くぞ、カゲロウ!」
《エビルライブチャージ!》
バイスタンプのボタンを押しすと、エビリティライブの隣にカゲロウが変身したライダー、エビルの幻影が現れる。
《エビリティパーフェクトフィニッシュ!》
「はああああああああ!!」
『オラアアアアア!!』
そして二人のライダーは高速で次々と分身を斬りつけ消し飛ばし、最後はナイト本体に的確な一撃を浴びせた。
「ぐああ!」
手痛い一撃を喰らい錐揉みしながら落下していくも受け身を取り着地と同時に膝を着くナイト。
エビリティライブも空中での戦闘でかなり体力を消耗し、何とか地面に膝をつく。
「....やるな?」
「...アンタこそ...」
睨み合う両者。
他のライダーと戦闘の最中、妹の為に全力で戦うエビリティライブをナーゴは羨ましそうに見つめるのだった。
「兄妹って良いなあ....」
戦いは尚も続くのだった。
書いたのが映画公開当初だったので大分懐かしいです