ギーツ&龍騎IF   作:巽★敬

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あとがき&没ネタ

 

まずここまで読んで頂いた方々に感謝を申し上げます。

最初にpixivでの投稿が始まりだった本シリーズ。

2年以上もの月日を得て、こうして無事完結出来た事に安心してます。

基本連載が苦手な分、意地でも完結させたい気持ちが有りました。

MOVIEバトルロワイヤルで僅かながら登場した龍騎達が更にギーツと関わったらどうなるか、

そんな思いが切欠で作った本作。

本家も龍騎を意識してる面が多かったので、割とコラボがし易かったです。

 

話の作り方として、

元々この作品は各話に繋がりが無い、「もしこの場面にこの龍騎キャラが出てたら」をコンセプトしたオムニバス形式になる予定でした。

ナイト&ナーゴの前に作成したライブvsナイトの様に各話が独立していて以前の話の繋がりは匂わせる程度で。自分は遅筆で直ぐに執筆意欲を無くし易いので打ち切りになっても問題無い様に、と言うつもりでした。しかし書いて行く内に地続きの方が話が造り易く、結局ストーリーの繋がった長編となった次第です。

 

また龍騎vsタイクーン編を執筆中、

とある読者様から「終盤では劇場版龍騎のオマージュを入れたらどうか」と言う案を頂きました。

最初こそは自分は描けないだろうと思うも、そこから色々着想が湧いて来た為、

自分のアイデアを取り入れつつ、今の形となりました。

 

その方の提案が無ければ多分出来なかったかもしれません。

どう言う訳か現在その方のアカウントは見当たりませんので、

せめてこの場を借りてお礼申し上げます。

ありがとうございました。

 

此処からは没ネタや悩んだ部分などを幾つか紹介します。

 

●真司の性格について

壮年と言う設定故に口調も歳相応、感情的な時以外はTV本編より大分落ち着いてる様意識しました。

映画で話してた「争いの無い世界を願ってる」と言うセリフは、ジャーナリストであるが故にかなり社会情勢も学んだ筈なので「現実世界で続く社会的問題による争いが無くなって欲しい」とさせました。

蓮の口から未だにライダー同士の戦いが終わってない様な事が示唆されてますが、

流石に20年以上もあの戦いが続くのはあんまりとしか思えないです。

 

● 龍騎Vバックルレイズバックルの詳細

龍騎vsタイクーンで突然存在が明かされた龍騎バックルですが、一応どういう経緯で誕生したのかは考えていました。

ギーツ本編で英寿がスエルが女神に「英寿が存在しない世界」を叶えようとした時、

「寿命により上手く力を操れてない」と言う理由が明かされました。

これにより思いついたのが、龍騎バックルは「女神が力を制御出来ず何らかのエラー起こし、偶然生み出された産物」と言う設定です。

この作品では後に英寿の仮説として明かす予定でしたが、どこのそのシーンを挟めば良いか見誤り、結局明かされず仕舞いです。

 

● 浅倉と墨田奏斗の扱いについて

この二人の扱いは結構悩んだと思います。

龍騎を絡めた以上浅倉威は欠かせない人物ですが、

英寿が掲げた「全ての人間が幸せになれるチャンスを」をと言う理念の中で彼の様な罪人をどう扱うか。

いっそのこと、このままスルーして邪神を倒そうかとすら思いましたが、

「運営にスカウトされてリバイスの様にデザイアドライバー版の王蛇を出す」と言う案を思いついてからバッファvs王蛇を書こうと決めました。

 

ダパーンこと奏斗については本家であっさりと終わったので何かしら話を作りたかったのですが、

事故以降の詳細が少ない事から独自設定を盛り込んだ形となりました。

悲劇の人物は改心の余地が有るも、彼の様な人間をどうすれば改心出来るのか。

正直、浅倉と違ってただ倒すよりずっと難しかったです。

 

● 初期案だと浅倉は運営を裏切る予定だった

浅倉のドライバーにもジエンドライダーと同じく自爆装置が仕組まれており、それを知った浅倉が反旗を翻し、何らかの力で本来のカードデッキを手にし龍騎達と共に邪神達を倒した後最後はオーディエンス達に逆襲する。

と言う内容を考えてましたが、「何か違うな」と言う考えがどうしても拭えず、話の流れが乱れてややこしくなるので無難に悪役らしく散らす事にしました。

因みに裏切った場合、王蛇サバイブ無限の登場も考えましたが登場経緯が思いつかず没に。

 

●終盤で邪神を登場させた理由

” 味方になれそうなギーツライダーは全て出す "と言う方針を最初から決めてたので、

それ相当な敵を用意したく思い当たったのが邪神です。

下手に存在しなオリジナルキャラを強敵い出しても何か違うし、

本家で反撃も出来ないまま崩れ落ちたので、少しでも引導を渡してやりたかったなと。

 

●最終章6「未来の否定」からの一部台詞について

「世の中には生きる事自体止めたくなる人も居る。だからその人達の為に言い続けなきゃいけないんだ。未来は輝いてる。明るい未来が待ってるって思わせなきゃダメなんだ。それが誰かの未来を守る事の責務」と言ますが、実はこの台詞。

私が描いたオリキャラ仮面ライダーヒルツに対しての意趣返しのつもりでした。

このキャラ、自分が今まで書いた中で一番最悪な人物であり、周囲を巻き込んだ破滅願望が酷い男です。

劇中「世の中生きる事すら辛い奴を保証も無しに無責任に助けるな」と言うセリフが有り

真司はこれと言った言い返しが出来ずにいました。

作品同士直接的な繋がりは有りませんが、

彼が歳を重ねた事で意趣返しさせたいと言う意味合いもあったので、勝手ながらその返答となってます。

長年沢山の悲惨な事件にも関わったでしょうから違和感は無い筈、と思ったのです。

 

 

これにて本作は本当に終了です。

 

 

他にも書きたい作品は幾つも有るので、その時はまた宜しくお願いします。

 

 

最後に仮面ライダーギーツ、並びに仮面ライダー龍騎の製作者様達に感謝致します。

 

 

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