作者がとっても楽しいゾーンの始まりです(笑)
「どうして」
両手が赤い。
「どうして」
剣が赤い。
「どうして」
彼女が赤い。
「ソラさん」
流れる血は、止まらない。
「ひとごろし」
「――――夢」
「――――そうですか、王様と王妃様は変わりないんですね」
『ええ、お二人とも眠り続けています』
今日の虹ヶ丘家は、スカイランドからの定期連絡を受けていた。
連絡してくれているのは、アリリ副隊長だ。
『民も兵も、希望を捨ててはおりません。ですが、心配は膨らむ一方です』
「キラキラポーションの制作は、プリキュア達も頑張ってくれています。完成までは、あと少しなのですが・・・・」
副隊長へ、ヨヨさんが申し訳なさそうに報告している。
うーん・・・・おいしーなタウンで、キラキラエナジーを回収し損ねたのは痛かったな・・・・。
いや、キルミラの襲撃を予想出来なかった私の不手際か。
『それから、もう一つ』
話はそれだけで終わらなかった。
通信の向こうで副隊長は、神妙な顔をした。
『気になる報告が上がっています』
「気になる報告?」
『ええ、実は――――』
『よっす!ソラ、ベリィベリー!』
「ハヤテ先輩!」
こちらがオウム返しすると。
副隊長に代わって、ハヤテ先輩がひょっこり顔を出す。
『こら、ハヤテ!』
『いーじゃないっすか、可愛い後輩とおしゃべりさせて下さいよぉ』
『全く・・・・』
人懐こい笑みを浮かべるハヤテ先輩に、やれやれとため息をつく副隊長。
・・・・この人、こんなんでも次期隊長候補として期待されている一人なんだよな。
腕っぷしはちょっと劣り気味な分、人を動かすのが結構上手い点を評価されているらしい。
意外とやり手なのです。
「何があったんですか?ハヤテ先輩」
『ああ、キナ臭い話だ。こっちで、シャララ隊長の目撃証言が相次いでいる』
「シャララ隊長の!?」
――――あの日以来、すっかり消息不明のシャララ隊長の名前が出て。
思わず、身を乗り出してしまった。
『ここ最近になって、一気に増えた印象だ。なんでもそれらしき後ろ姿を見かけて、気が付いたら消えていたとか』
「・・・・接触したり、言葉を交わしたという話は?」
『ない』
なんとか落ち着いて疑問点を聞くと、すぐに断言が返ってくる。
『だが、見間違いと断ずるには、あまりに数が多すぎる』
・・・・実際に接触した人はいない。
でも、目撃談は相次いでいる、か。
「・・・・・十中八九、罠かもしれませんね」
「そんな、本物だったらどうするんだ!?隊長が助けを求めているかもしれないんだぞ!」
思ったことを率直に言うと、当然ベリィベリーさんから反対意見が出た。
・・・・本音を言うなら、私だって信じたい。
信じたい、けど。
「無事を断ずるには早計だと思います。そもそも実際に触れたり、会話したという話もないのに、姿だけだなんて、怪しすぎる」
「だが・・・・!」
「――――あの!」
ヒートアップしそうなところに、鶴の声を上げてくれたのは。
ましろさんだった。
「ここで嘘か本当かを話しても、始まらないと思います」
私とベリィベリーさんの間に割って入った彼女は、努めて冷静にハヤテ先輩に話しかける。
「引き続き捜索を続けて、また何か情報があったら教えてください!」
そんな姿を見て、無意識に張りつめていた気が緩んでいくのが分かった。
『ああ、そのつもりだよ。どんな小さなことでもちゃんと報告してやるから、そっちは頼んだぜ』
「・・・・了解」
「・・・・分かりました」
◆ ◆ ◆
「――――ソラさん」
「ましろさん?」
夕飯の買い出しに誘おうと、エルを抱っこしたましろがソラの部屋を訪ねると。
件の彼女はベッドに座っていた。
手元には、ヒーロー手帳が握られている。
「何していたんですか?」
「ヒーロー手帳を見返していたんです・・・・シャララ隊長のことがありましたから」
言いながら、ソラが視線を落としたページには。
『ふたりはプリキュア』の一文と、デフォルメされたスカイとプリズムが描かれている。
「この手帳に書いたことは、絶対に守らなければならない。そのつもりで書いています」
ヒーローとして忘れたくないこと、破りたくないこと。
その決意表明として書き込んでいるのだと語るソラ。
「・・・・もちろん、この言葉も」
そう言ってましろに見せたのは、スカイランドの文字が書かれたメモ。
「『立ち止まるな、ヒーローガール』、シャララ隊長が送ってくれた言葉です」
続けて手帳を開いて、日本語で同じ内容が描かれたページを見せた。
そこには、デフォルメされたシャララの姿もある。
「・・・・シャララ隊長に何かあったらという恐怖はあります。もしものことがあった時、私は立ち止まらずにいられるだろうかって・・・・この言葉を、守れるだろうかって」
一度不安を零した後。
『でも』と、にっこり笑ったソラは。
エルの頭を撫でながら、ましろに笑いかける。
「隣で支えてくれる人と、背中を見ている子がいますから。なんとか踏ん張れそうです」
「あーい!」
「ソラさん・・・・」
手を上げたエルを、微笑まし気に見つめたソラ。
ひとしきり構った後で、今度はましろと目を合わせた。
「先ほどは御見苦しいところをお見せしました。冷静に仲裁してくれて、ありがとうございます」
「い、いえ、そんな!」
頭を下げるソラに、慌てて両手を振るましろ。
「その・・・・それこそ、頼れるお手本を毎日見てるので・・・・」
「ふふ、そうでしたか」
照れくさそうながらもはにかむましろを、ソラは静かに肯定した。
「わたしもヒーローの端くれですから、頑張らないと!」
「ええ、『立ち止まるな、ヒーローガール』!」
「あーい!ひーよー!」
「「あはははははははっ!」」
ソラとましろが、『おー!』と手を突き上げれば。
エルも真似して小さな両手を振り上げる。
その様がとてもかわいらしくて、声を出して笑った二人なのであった。
◆ ◆ ◆
気になることはあるけれど、闇雲に動いてもどうしようもないのである・・・・。
ということで、現在晩御飯の買い出しに来ているのであった。
今日はみんなで作る餃子である!
ひだひだうまく作れるとテンション上がるよね。
「ニラにチーズにエビ・・・・どれもおいしそうです」
「ああ、上手く作れるといいんだが」
昼間ちょっともめてしまったベリィベリーさんだけど、時間が経つと共にお互い落ち着いて。
今は普通に会話出来ている。
よかった・・・・。
「ホットプレート、だったか。ホットケーキ以外も焼けるんだな」
「『ホット』ってついてるから、そう思っちゃいますよねぇ・・・・」
今日の夕食に思いを馳せながら、のほほんと会話する。
「でも私、ホットケーキなら、フライパンで焼くずっしりしたやつが好きです」
「そちらはまだ食べたことがないな」
「今度作りませんか?作り方も混ぜるだけなので、他のお菓子に比べたら簡単です」
と、ましろさんがひょっこり顔を出して、私達を微笑まし気に見る。
「ソラさん、すっかりホットケーキがお気に入りですよね」
「お恥ずかしながら、あの素朴な甘さのとりこになったのです」
っていうか、私に限った話じゃないでしょ?
みんななんだかんだでホットケーキ好きでしょ?
「ジャムとか、ドライフルーツを入れてもおいしいですよ」
「それはいいことを聞いた、今度やって――――」
ましろさんが一言アドバイスをくれて、得した気分になっていた。
そんな時だった。
「――――ッ」
なんとなく横に視線を動かしたベリィベリーさんが、文字通りピタっと止まる。
「・・・・ベリィベリーさん?」
まるで動画の一時停止の様に微動だにしない彼女の視線を追いかける。
――――こちらに背を向けて歩いている、シャララ隊長が見えた。
「ッソラ!!」
「真偽は後にしましょう!行きますよ!」
「ああ!!」
決断は、速かった。
「え、ちょ!?二人とも!?」
「どうしたんですか!?」
困惑する仲間達に申し訳なく思いながらも、ベリィベリーさんと並んで走る。
――――隊長らしき人影は。
私達を弄ぶように、付かず離れずの距離を保って揺らめいている。
大通りを離れ、住宅地に入り込み。
人気のないところへ足を進める。
「クソッ・・・・!」
・・・・誘われていると、ベリィベリーさんも勘付いているらしい。
口元で『ヂッ』と鳴るのが聞こえた。
「隊長!!」
「シャララ隊長!!」
やがて辿り着いたのは、無人の工事現場だった。
・・・・見た目だけなら、どこからどう見ても隊長だ。
だけど。
これだけ近づいたなら、分かる。
分かってしまう・・・・!
「・・・・ッ!」
「くっ・・・・!」
隊長が、斬りかかって来た。
思わず揃って飛びのくと、予想通り黒いもやとなって消える。
「・・・・すまない、ソラ。お前の言う通りだった」
「いえ、目の当たりにして分かりました・・・・あれは、よく出来ていた」
跡形もなく消え去った跡を見て、ベリィベリーさんは苦い顔をする。
「――――手品さ、アンダーグエナジーでちょいちょいっと作った幻だよ」
案の定、バッタモンダーが現れる。
「本物だったら今頃、君達は真っ二つだったよ?」
作りかけの建物からこちらを見下して、ニヤニヤ笑いかけてくるバッタモンダー。
「・・・・今日は輪をかけて悪趣味ですね。そんなに人を侮辱するのが楽しいですか?」
「楽しいよ、マジ楽しい・・・・!」
「ッ私達に何の恨みが・・・・!!」
「あるよ!!大ありだ!!」
瞬間、腹の底から咆えた声に気圧される。
「特に貴様!!ソラ!!!!」
怨念が向けられた先は、私。
「あの日!!お前たちの大事な隊長がいなくなったあの日!!よくもこの僕に憎しみを植え付けてくれたな!!」
・・・・もしかして。
エルちゃんを守ろうと、死に物狂いで威圧したことを言ってる?
「ようするに逆恨みか・・・・!」
「うるさいっ!!強くて優しいこの俺に、こんなにもどす黒い憎しみを植え付けた責任!!きっちり取ってもらうぞ!!」
ベリィベリーさんが吐き捨てると、バッタモンダーが咆哮して。
足元に、気配が湧く。
これは・・・・!!
(ランボーグ!!)
大きく飛びのくと、剣を構えたランボーグが現れた。
いつの間に生み出したのか!?
「ベリィベリーさん!!」
「ああ、分かっている!!」
「「――――ひろがるチェンジ!!」」
スカイミラージュとルナ・グローブを構えて、プリキュアに変身。
疑問点はまだまだあるけれど、とにかくランボーグに応戦する。
「剣は引き受けます!本体への攻撃を!」
「ああッ!」
分担してる間に、巨大な剣が振り下ろされる。
「炎の呼吸、弐ノ型 昇り炎天!!」
私が剣を受け止め、その間にエクリプスが肉薄。
胴体へ一撃叩き込む。
「ラァンッ!?」
「ハァッ!!」
怯んだところへ、私も突きを放った。
ランボーグが倒れ込んだので、後ろに飛びのいて衝撃から逃れる。
「ラン、ボーグッ!!」
もちろんこの程度で倒れるわけがない。
剣を支えに立ち上がったランボーグは、構えを取った。
ッあれは・・・・!
「晴天流!?ランボーグが何故!?」
「ランボーグッ!!」
こちらの動揺もお構いなしに、技を放ってくるランボーグ。
周囲を巻き込みながら放たれる斬撃を、避けたり迎撃したりしながら。
私も、エクリプスも。
驚愕に目を見開いていく。
・・・・嗚呼。
知っている。
この太刀筋を知っている。
「――――貴様」
だからこそ、胸中に怒りが湧いてくる。
仲間達が駆けつけたにも関わらず、大声を上げた。
◆ ◆ ◆
「――――貴様貴様貴様貴様貴様アァッ!どこまで腐ってやがるッッ!!」
プリズム達が駆けつけた目の前で。
スカイが、見たこともない様な剣幕で怒鳴り声を上げていた。
「アッハハハハハハ!!気が付いたんだ、さすがだねぇ!?」
対するバッタモンダーは、キンキンとした笑い声を上げて。
得意げに両手を広げる。
「そうだよ!!こいつはお前達がだぁい好きなシャララ隊長で作ったランボーグだ!!」
「ええっ!?」
「そんな!」
スカイの手元から、ぎちぎちと音が聞こえる。
・・・・普段の彼女からは想像もつかない形相に、プリズムは酷く落ち着かない気持ちを抱いた。
「・・・・でも、ランボーグなら浄化しちゃえばいいじゃん!ウィング!!」
「はい!タイタニック・レインボーですね!」
そんなプリズムに気付かないまま、バタフライはウィンク。
ウィングも頷いて、連携の体勢を取るが。
「めーっ!!じぇったい、めーっ!」
「エルちゃん!?」
「プリンセス、どうしたんです!?」
バッタモンダーの笑みを見たエルが前に出て、仲間達を制止する。
「あーあ、意外と勘がいいんだね?」
「まだ何か隠してたの!?」
「人聞きが悪いな、君たちが聞かなかったんだろう?」
肩を怒らせるバタフライへ、実に実に楽しそうなバッタモンダーはまた演劇じみた仕草を見せて。
べらべらと語り出す。
「シャララ隊長を見つけた時、彼女は既に瀕死の状態だった。今のそいつは、アンダーグエナジーによって生かされているのさ!!」
――――浄化してしまえば、、どうなるだろうねぇ?
プリキュア達が戦慄するたびに、バッタモンダーの嘲笑はどんどん深くなっていく。
「ハハハハハッ!!サア!サア!どうするんだ!?ヒーロー!!」
すっかり調子づいて、挑発なんてかましてくるが。
悔しいことに、相手の言うとおりであることも事実だった。
叶うなら、シャララを救出したい。
しかし、下手に攻撃を加えてしまえば・・・・。
(どうする、どうする・・・・!?)
怒りに打ち震えながらも、なんとか頭を回そうとするスカイ。
ランボーグを前に、誰もが二の足を踏んでいた。
その時だった。
「うわっ!?怪獣!!」
「なんでこんなところに!?」
聞こえた声に振り向けば、物音につられたらしい野次馬が集まってきていた。
当然、見逃してもらえるはずがなく。
「行け、ランボーグ!!」
「ランボォーッグ!!」
「ッやめろお!!」
号令を受けて、彼らに襲い掛かるランボーグ。
即座に反応したスカイが、振り下ろされた剣を弾き飛ばす。
「うわああああ!?」
「ここは危険です!!早く逃げて!!」
続く二撃、三撃を防ぎながら。
言われずとも逃げていく野次馬達へ声を張る。
「・・・・悩んでいる暇はない、か」
エクリプスが、腹を括ろうと拳を握ったタイミングで。
ふと、バタフライが『あ』と声を上げた。
「そういえば、ミックスパレットで回復出来るよ!」
「そっか、それで浄化してすぐに治しちゃえば・・・・!」
見えた光明に、プリキュア達は幾分か緊張が解けた。
そんな中でスカイは、鈍く息を吐き出して。
「――――バタフライは、ミックスパレットの用意を。ウィングとプリズムは避難誘導をお願いします」
目の前のランボーグ改め、シャララボーグを見上げた。
「エクリプスは私と一緒に、とにかく今は、あれを無力化しないと・・・・!」
「ッああ、分かった!!」
手短に指示を出したスカイは、なおも攻撃を放とうとするシャララボーグへ立ち向かっていった。
「ランボーグ!!」
「・・・・ッ」
「隊長、すみませんッ!!」
シャララボーグの剣をスカイが防ぎ、その隙にエクリプスが懐へ潜り込んで攻撃。
バタフライはミックスパレットを構えて戦況を見守ると同時に、エルの護衛も引き受ける。
「プリズム、行きますよ!」
「う、うん!」
ウィングに促されて、重い足取りで避難誘導へ向かうプリズム。
その視線は最後までスカイに向けられていた。
だって、彼女の顔は。
(水族館と、同じ)
――――もしも、隊長を死なせてしまったら。
もしも、上手くいかなかったら。
そんな不安が渦巻いているに違いない。
それでも戦うのは、助けを求める人々の為。
傷つかなくていい、戦えない人達の為。
(でも、そしたらソラさんは・・・・?)
シャララがいなくなったあの日。
一番後悔していたのは、ソラだった。
尊敬する人を、自分の力不足で失ってしまって。
酷く落ち込んでいた。
それを、プリズムは、ましろは。
よく、覚えている。
(大切な人を、傷つけなきゃいけないソラさんは、どうなるの?)
剣を奮う度に、攻撃を加える度に。
痛みを堪えるような、険しい表情になっていくスカイ。
本当は、戦いたくないのが。
ありありと伝わって来た。
それでも、攻撃の手は緩めない。
むしろ、シャララボーグを圧倒している。
「はああああああッ!!」
確か『霹靂一閃』という名前だった、雷を伴う居合切りが放たれて。
シャララボーグが大きく後退する。
「ランボォーグウウウウゥ・・・・!!」
しかし、シャララを素体にしているだけあって。
相手もタダではやられない。
立て直しながら取った構えは、プリズムも覚えがある技。
「シャイニング、ストライク・・・・!」
「・・・・ッ」
他の面々が慄く中、スカイも即座に構えを取った。
「す、スカイ!」
「ここには」
意図に気付いたエクリプスが声を上げると、スカイは珍しく強い語気で口を開いた。
「ここには、スカイランドの事情も、ましてやアンダーグ帝国の事情も知らない。一般人がいます」
まるで、自分にも言い聞かせている様だ。
「こいつを放置すれば、バッタモンダーは様々な場所で暴れさせるでしょう・・・・シャララ隊長は、そんなこと望まないはず」
「それは、そうだが・・・・!」
「――――ランボーグッ!!!!」
スカイとエクリプスが言い合う間に、シャララボーグが技を放ってきた。
剣が巨大な分、範囲が広い。
避けたところで、周囲の被害は抑えられないだろう。
「ッ覇真・龍王陣!」
スカイが飛び出す。
放った技で、まずシャララボーグの必殺技を相殺。
「――――ひろがる、スカイソード」
頭上を取ったスカイは、風のような呼吸音を漏らして。
斬撃を放つ体勢に入る。
「――――レインッ!!」
――――全てが、スローモーションに見えた。
技を放とうとするスカイの顔は、今にも泣き出しそうで。
(・・・・だめ)
耳元で、鼓動が大音量で叫ぶ。
(だめ・・・・!)
足が、動き出していた。
「ダメエエエエエエエエエッッ!!!」
無我夢中で駆け抜けて。
飛び出して。
◆ ◆ ◆
「――――」
耳鳴りが、痛い。
頭がくらくらする。
「――――ぁぁ」
目の前が、真っ赤だ。
――――プリズムが。
真っ赤だ。
「――――ぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッ!!!!!!!!!」
原作ソラちゃん→きちんと守れそうなことだけを書いていく。
拙作ソラさん→守らなければならないことを書いて戒めにする。