直近でブルアカ×GGST先駆者ニキがいたけど、こっちはキャストや設定多分違うから許して……
気分が乗っている間は不定期でもどんどん更新していきたいところです。
ギルティギア関連のタグ付けるのを忘れる痛恨のミス
つけ直しました
intro
「御託は! いらねえ!」
黒いインナーにどことなく白衣を彷彿とさせるシャツを羽織った大柄な男―フレデリック=バルサラが気合と共に
刃渡り1mという大型の鈍器を振りぬいたと言っても、所詮は近接武器。その場にいた誰もがそう思い、ある者は困惑し、またある者は嘲笑した。
だって、その場にいるフレデリック以外のもの全てが銃を手に持っていたのだから。
だが、振りかぶったのはただの鈍器ではない。フレデリックがこれでもかと知識とノウハウとロマンを詰め込んだ、この世に二つとないワンオフ物の武器だ。
つまり。
フレデリックが鈍器を振りぬくと同時にそこから
当然、そんなことを想像できたものなどこの場にはおらず。
その射線上にいたものは例外なく吹き飛ばされていった。
「う、うわあああああああ!?」
悲鳴を上げながら空中へ吹き飛ばされていくのは黒いセーラー服にヘルメットを身に着けた珍妙な女学生達。
そんな彼女らが重力に従って地面と熱いキスを交わすのを見届もせず、フレデリックは首をゴキリと鳴らしながら踵を返す。
そんな彼の耳元に幾何学模様の光が浮き上がり、電子音が鳴り始める。
それは通信術式だった。キヴォトスには存在しない、魔法の力。
「おい、片づけたぞ。飛鳥、早くアビドスに物資を送れ」
『全く……君はいつも乱暴すぎる。大体、もう【種】がない君は下手をしたら銃弾一発で死んでしまうんだ。ジャック・オーの為にも無茶は止めてくれないか』
「やかましい。この場で戦えるのが俺しかいなかった上に、お前が物資を送るのにもたつくのが悪い」
『……悪かったよ。クラフトチェンバーの構造を理解するのに思ったより時間がかかってね』
「説明書を読めとは言ったが、設計書や企画書まで読み込めと言った覚えはねえぞ」
『そう言わないでくれ。きちんと構造を理解しなければ
どこか興奮気味に話す親友の声に呆れたようにため息をつきながらも、フレデリックは笑みを浮かべる。
なんせその気持ちはよく分かるのだ。というか、出来ればその場で一緒に解析したいところだった。
「ま、なんにせよだ。物資は送れ。早めにな」
そう言って通信を切ると、フレデリックの耳元に浮かんだ術式は初めから無かったかのように消えた。
「……で、お前らは何時までそこに突っ立ってんだ?」
眼鏡のブリッジを押し上げながら、フレデリックは目の前の砂にまみれた校舎の中から顔をのぞかせるいくつかの影に声をかける。
「え……っと……あはは」
「いやー……これは……おじさんびっくりだあ」
「想像以上というか、目にしたものを信じられないといいますか……」
「ん。夢を見てるんじゃ……ないよね?」
「いや! 何なのよアンタ!? あのデッカイ鈍器からなんで炎が出るのよ!?」
黒髪ツインテールの女生徒が、我慢できなくなったように声を張り上げる。
「やかましい。俺のジャンクヤード・ドッグに文句あんのか」
「文句とか、そういう次元じゃなくない!? アニメや漫画の世界じゃないのよ!?」
「ハァ……やかましさで言えばシンと同じくらいか……」
「ちょっと! 聞いてんの!?」
なおも大声でわめきたてる少女に顔をしかめながら、フレデリックは砂まみれの校舎に――アビドス高等学校へと入っていく。
「全く……何でこんなことになってんだ」
そうボヤキながら、フレデリックはこの激動の数日間のことを思い返し始めるのだった。
しょっぱなでソルもといフレデリックに暴れてもらいましたが、ぶっちゃけギルティ勢が前衛を務めることはあんまりないと思います。
一応ソルはGG2で、ジャック・オーはXrdでオルガンを用いたサーヴァント戦闘を行っているので本来の先生同様生徒の指揮は余裕でできると思っています。
飛鳥だけはオルガンを使ったサーヴァント戦闘を行った描写ありませんが、まあソルとジャック・オーが出来て飛鳥だけできないとかはまずないでしょう。
どちらかというと戦闘以外で色々好き勝手やってもらおうと思います。