ホロライブ×結婚生活 作:主義
風真はキミのことが好き。
これはどれだけ時間が経っても変わらないと風真は断言できる。風真の全てを捧げる覚悟は出来ている。
そしてもし…キミが死んじゃったら風真は自害する覚悟も決めている。キミがいない世界に風真は生きている意味がない。キミのために生きている。キミを支えるために生きている。
風真にとってキミはそれぐらいに大きな人。
だからキミから告白された時は気絶しちゃうぐらいに嬉しかった。それからは本当にとんとん拍子で結婚式をして、一緒に住むようになって、今では毎日が幸せ。こんなに幸せでいいのかと思っちゃうほどに幸せ。
――――――
風真の手料理をキミに振舞って、食べ終わると風真とキミは二人で食器を片付ける。
「そう言えば一つ聞いてもいいですか?」
「なんでござる?」
「いろはさんと一緒に住むようになってずっと気になってたことがあるんです」
「え、なに…そんな気になってことがあったんでござるか!?」
「うん。聞こうかずっと悩んでたの」
え、そんなに聞きたいことがあったの。
風真はキミが続きを話すのは片津を飲んで待つ。
「風真さんっていつも写真を見てますよね?」
「…あ、うん…」
「あの写真って何の写真なんですか?」
「は、ははうえの写真」
「そうなんですか!」
「そうでござる」
キミは全て解決したようでスッキリした顔をしている。
「どうしてそんなことが気になったでござる?」
「いや、いつもいろはさんが写真を見ているので。どんな時でも肌に離さず持っているし。さすがに気になってたんですけど、あんまり聞いちゃいけない写真の可能性もあったから」
「…そっかぁ…。ただ母上との写真を見てただけでござるよ!」
「いろはさんはお母さんのことが大好きなんですね」
「そ、そうでござる!」
「いつもその写真を見ている時のいろはさんは笑顔ですしね」
「うん…大好きでござるよ」
そしてそれからその話題がもう一度上がる事はなかった。
―――――――――――
キミがお風呂に入って…風真はリビングに一人きりになった。
風真は自室にあった手帳をリビングまで持ってきて開ける。
「やっぱり…この写真は…」
この写真は…風真とキミが初めてデートに行った時に取ったツーショット。あの時はお互いにぎこちなくて…ずっと緊張していた。今でもデートは一ヶ月に一度はするけど、あの時のデートは今でも鮮明に覚えている。
これを見ているといつも勇気が湧いてくる。
だからいつでも肌に離さず、手帳と一緒に持ち歩くようにしている。でもまさかそれをキミに言われると思いもしなかったな。
「やっぱり風真はキミのことが好き」
その写真を持って抱きしめる。