鉛筆騎士の腹心   作:姉小路

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そうだ幕末に行こう

ウェザエモンに完敗した後どうやらユニーク特有の呪いを掛けられたらしい。

ウェザエモンって人に無関心だから呪いを掛ける事は無いって設定だった筈なのに...

まぁここはシャンフロ、神ゲーだから何かしらの条件を達成できたのだろう。

兎にも角にも確認しなくては始まらない。という事で確認してみることにした。

 

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墓守の呪い

 

自身の過去の影をその者に見た時、試練を与えるためその者に祝福を授ける。

 

・ウェザエモンの呪いを付与された部位には装備品を装備できない。

・他の呪いや状態異常に対して大きな耐性を得る。

・ある特定のNPCとの会話時に補正がかかる。

・聖女による解呪またはウェザエモンの撃破で解除可能

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自身の影を見たって何?僕が鉛筆を守った姿がウェザエモンに重なった?

それってウェザエモンもセツナの犬だったてコト?多分違う気がする...

そんな事よりも呪いを顔に付けたことに地味に怒りを覚える。隠せないじゃん。秋津茜みたいにお面で隠すか?

せっかくのランスロットフェイスなんだから皆に見せつけたいのに...もったいないなぁ

そんなことを考えていたらペンシルゴンが部屋に入ってきた。

 

「やっぱ顔のヤツ付いたままみたいだね」

 

「なんかウェザエモンが僕に付けた呪いらしいよ」

 

「何それヤバくね?」

 

どうやらあのペンシルゴンをもってしても扱う事が難しい爆弾らしい。何か顔に付けるものを買えと言われた。

僕が死んだ後の事をペンシルゴンに聞いた。曰く、僕が死んだあとウェザエモンが僕の顔面を掴み呪いを刻んだらしい。

その事に驚き戸惑っていたペンシルゴンは何もできずに一撃でやられたらしい。

ここまでがあの後に起こった事柄の顛末。

 

「流石にあの戦いは悔しい、だって私何もしてない訳じゃん」

 

「いや、蘇生してくれるだけで十分仕事はしてたよ」

 

「流石に私は足を引っ張った。」

 

「」

 

しっかり悔しそうな顔をしているのでここでペンシルゴンに優しくするのもなんか違う気がしたので黙っておく。

 

「だからさ、私PSをもっと磨くことにするよ」

 

「まぁ良いんじゃない、事実としてペンシルゴンは強いけど超一級て感じじゃないし」

 

「事実だけどしっかり言葉にされるとへこむなぁ」

 

「そんな事でへこむヤツじゃないだろお前」

 

「よくわかってんじゃん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、ペンシルゴンは長く考えたあと阿修羅会のメンバーの一部にウェザエモンの情報について共有した。

何回かサバイバアルや京極ちゃんを始めとしたPSも高い先鋭たちと一緒にウェザエモンへと挑戦したが結局、原作同様麒麟までは行くことが出来たがその後の咆哮によって全滅してしまった。

僕はウェザエモンと戦う時は毎回相手をしている。

阿修羅会には僕程攻撃を避けれる人はいないから仕方がないのかもしれない。

まぁそのおかげかPSはうなぎ登り、今では序盤の3分間は殆んどノーミスで避けることが出来た。

それでも麒麟が出てきたあたりから対応をすることが出来なくなり失敗することとなるのだが...

阿修羅会の最高記録では晴天にたどり着くことは到底できない。

もしかしたら麒麟を抑えられる鰹みたいな奴が阿修羅会にいたらクリアできるかもしれないがまぁ無理だよね...

最近は阿修羅会のメンバーが大きく変化しておりウェザエモンと全く戦えていない。

理由は単純。上澄みが消えてオルスロットくんと似た性質の人が集まるようになったからだ。

その結果、プレイヤーの質が著しく低下しウェザエモンと戦う事なんて全くと言って良いほど出来ない。

なので最近、僕のシャンフロは暇になっている。

ペンシルゴンも仕事忙しく、家に帰っても仕事をしているのでログインできていない。

そのためシャンフロでペンシルゴン以外ロクに知り合いがいない僕がシャンフロにログインする気も起きない。

なので他のゲームをしよう‼「幕末」にログインしよう‼と、思考回路の元「幕末」を今日はしようと思う。

最終ログインはウェザエモンと戦う前なので今回はウェザエモンによって鍛えられた技術を試せるチャンスである。

 

「「「ログイン天誅‼」」」

 

ログインしたと同時にプレイヤーが襲い掛かってくる。右に二人左に一人、あと上からも一人襲い掛かってくる。やっぱこの感じだよね

シャンフロでは絶対に感じることの出来ない感覚がたまらない‼

 

「ウェザエモンに比べたら遅すぎるな、さらば天誅‼」

 

四人の攻撃を避けて天誅を下す。久しぶりのシャンフロエンジン以外のゲームだが体は思うように動く。

あっもう次の下手人が来たな、隠れているし天誅しよ

 

「こんにちは‼元気ですか?天誅‼」

 

「うわあぁぁぁぁ‼」

 

どうやらバレていないと思っていたらしい、こっちから詰めていったら滅茶ビビってる。

逃げようとしているが逃す気は全くない。

 

「どうして分かったんだよ」

 

「天が、天がそこにいると教えてくれたんだよ」

 

「コイツいかれてるぅぅぅぅ」

 

この人初心者かな?これぐらい天に聞けば普通に分かる事だと思うんだけれども

天に言われるがままに天誅するそれが最も大事なことだというのに...

まぁ見逃す気もないので天誅っと

 

「逃げろぉぉ‼お前らぁレイドボスがこっちに来るぞ!」

 

「!?_」

 

叫びながら必死に人の群れが逃げ回っている。どうやら歩く災害事レイドボスさんがこちらに来ているようだ。よく見ると人が何人か吹き飛んでいる。凄い飛距離だな...

逃げてくるプレイヤーたちを切り伏せながらレイドボスさんが来るのを待つ。

 

「お前‼どうして切るんだレイドボスが来てるんだぞ協力しろよ‼」

 

「いやぁ天がさ、天が殺れって言ってるんだよ...という事で天誅‼」

 

「「「クソがぁぁ‼‼」」」

 

あっちからもこっちからも人が逃げてくる。それを出来る限り殺す。

天誅し続けること数分ついに目的の人物が目の前にやってきた。

 

「なんかさっきから人が減ってるんだけど君?」

 

静か、それにして凄い圧のある人物レイドボスさん。プレッシャーを刺さるように感じる。この人についての研究は原作にもあったように日夜問わず滅茶苦茶されている。

しかし未だ倒すことはできていない。その事実だけで異常性は分かるだろう。

 

 

「そうですが何か問題でも?」

 

「いや......切る量が減るなぁと思って」

 

「まぁ天が殺れって言ってるんで仕方がないですよ」

 

「へぇじゃぁさ、聞こえる?天が君を殺れって声」

 

「」

 

突如としてレイドボスさんが攻撃を仕掛けてくる。

喉、心臓、眉間...当たれば大ダメージ間違いなしの急所を正確に狙って刀で攻撃してくるレイドボスさん。攻撃するときに型を感じることは出来ないがこの人が戦いの中で生み出した我流も剣なのだろうと一人で納得する。

息をする暇すら与えない連続の斬撃にステップワークと刀捌きを用いて頑張って回避し間合いからの脱出を狙う。

しかしレイドボスさんのステップワークが凄く、僕が距離を取ろうとしてもピッタリ付いてくる。

圧に負けてどんどん後退していく僕は最終的に何もさせてもらえず亀のように耐えていた。

 

「天誅」

 

しかしそれもここまで、最終的にすすべなく切り伏せられる。やっぱり強すぎでしょこの人...

こういう時はやっぱり

 

「僕がやられても仲間がお前を仇討ち天誅するからな‼」

 

捨て台詞を吐くに限るよねって話。

 

ログアウトしてから僕の家のリビングで仕事をしていた永遠にここまでの話したらドン引きされた。おかしぃ

 




主人公のゲーム遍歴

鯖癌でVRゲームデビューする。
大人気ゲーム幕末を楽しくプレイする
世紀末円卓で鉛筆と出会う
その後数多のRPGMMOを鉛筆と一緒に遊ぶ
そしてシャンフロへ
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