鉛筆騎士の腹心   作:姉小路

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テンション爆上がり
GGCは特に活躍も無く流れそう


GGC~
お巡りさんコイツです。


『蛮族の遺栄』をクリアし「蛮王」に就いてから一週間ぐらい経過した。

その間僕は普段通り天音永遠のマネージャーの仕事をこなしつつシャンフロで新しい職業の研究に励んだ。この「蛮王」という職業は結構偏ってる職業で防御に対する補正が無い代わりに大きく攻撃、主にSTRに補正を掛けてくれる。また専用スキルも多く存在し常時発動するタイプからアクティブスキルまで多種多様。

けれども共通しているのは何かを代償にする代わりに大きな力を得る事である。

例を挙げるとするのならば「蛮王の意思」、このスキルは常時発動タイプのスキルなのだがこのスキルが発動している間全ステータスに高補正、カルマ値の高いNPCとの会話時補正など様々なメリットがあるがデメリットとしてVITが半減というデメリットを抱えている。アホだと思ったでしょ僕もそう思う。

しかも職業が「蛮王」である限り続くしアホなんだよなぁこのスキル。コレのせいで僕は紙装甲。まぁサンラクよりましだし良いんだけどさ...

という訳でこの小学生が考えたような職業とスキルでどうにか相乗効果を生み出せないかを考えて日々試行錯誤している訳である。因みにステータスはSTM,TECに多めに振ってて職業でSTR高補正なのでいい感じの前線維持率高めの高火力物理アタッカーになった。悪くないね。

 

そんなこんなで日々を過ごしていると永遠の元に鰹から連絡が来た。

どんな内容だろと気になり聞いてみるとどうやらGGCへのお誘いらしい。もうそんな時期かとしみじみと思いつつ鉛筆じゃなくて僕を呼んでくれても良かっただろうにとも思った。それにしてもまたハブですか。これには鰹を一度叩いておく必要があるかもしれない。

永遠の話によるとサンラクは乗り気らしい。アレ原作で確かここの会話って成り立ってなかったような気がするけど大丈夫だったんかな?

 

「まぁ私としてはカッツォ君に「貸し」が作れそうだし乗り気だけどね」

 

「確かにアイツに「貸し」を作れるなら有だね」

 

そうカッツォに「貸し」を作る事は結構意味のある事なのだ。普段はあんなおちょけてるし弄られてて頼りのない部分が目立っているがヤツは国内トップのプロゲーマーである魚臣慧であり戦力としてカウントするときそこらの雑魚何十人よりも価値があるのだ。そのため「貸し」を作るのには大きな価値があるだ。

 

「スケジュール的には確か大丈夫だったよね」

 

「うん、一週間は余裕で休暇に出来る。」

 

「じゃぁ決まりだ」

 

という訳でGGCに参加することが決まった。まぁあくまで試合に出るのは永遠で僕はマネージャーとしてついてくだけで試合に出ないんですけどね...

 

 

数日後、僕たちは目に見えて高級そうなホテルにやって来ていた。

ホテルの名前はグランドスプリーム、いかにも高級って感じの名前である。

因みにどうして家が近いのにホテルに来ているのかは永遠がカッツォ君に負担を掛けれるなら泊まろうかと提案したからである。僕は高級ホテルに泊まったことが無かったのでノリノリで賛成しといた。

 

「すみません、魚臣慧の連れのランスロットです」

 

そうフロントで伝えると快く迎え入れ部屋まで案内してくれる。

こういう時の対応は僕が行うことになっている。永遠がやるともしバレた時にチョットした騒ぎになるから当然と言えば当然である。部屋に案内されて中を見てみるとかなり豪華な部屋になっていた。

ビジネスホテルとは違い広々とした空間。ここなら数日間滞在していてもいい気分で生活できそう。

だが一つだけ問題がある。どうして永遠と同じ部屋なんだよ‼

これには普段温厚な僕もカッツォにキレそうだ。こんな美人と長時間密室で一緒とか普通耐えれないだろ‼とか考えてた時期もありました。だけど冷静になった僕は思った。コレあんま普段とかわらなくね、っと。だってさ普段から永遠は僕の仕事終わりに家にくることが多い。理由としてはシャンフロにインする時間が純粋に増えるかららしい。普通によく一緒にご飯を食べるし、偶に家に泊まっていくこともある。以上の事を思い出してみると別にいつも通りだと気づいてしまったのだ。

一通り思考が周り冷静になった僕はソファに座る。衝撃的なこと過ぎて一瞬思考が飛んだぜ...

 

「まぁ私、望君と同じ部屋で寝たことは無いんだけどね」

 

「!?」

 

こちらの思考を読んだかのように永遠が言葉を発する。

一瞬なんて言ったか理解できなかった。確かに僕は同じ部屋で寝たことは無い。だが同じ屋根の下では寝たんだ。落ち着け川上望、冷静になるんだ...

 

「別に嫌なら僕はソファで寝るし言ってよ」

 

「別に望君なら良いよ」

 

「カウンターが強すぎる...」

 

一撃必殺。もう僕は考えるのをやめて逃げるように寝た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「望君、サンラク君のとこ行くよ」

 

ユサユサされる。ねむすぎ...もう少し寝たい...

二度寝しよ

 

「早く起きないとおいてくよ」

 

ぺしぺしされてる。ぼくはいま眠いんだよ...

寝させてくれ

 

「ほら早く起きなって‼」

 

体に思いっきり衝撃が走る。

衝撃により目が覚めた。

瞼を開け視界が開けるとそこにいたのは僕の上に乗っている天音永遠その人だった。

どうやら起きない僕に対して思いっきり飛び乗ったらしい。

クッソいてぇ...けど嬉しさの方が強いかも

 

「おはよぅ」

 

「望君おはよう、中々君が起きないから仕方が無かったんだ。それとさっさとサンラク君のとこに行くよ」

 

「ぅん」

 

まだ寝起きではっきりと受け答え出来ていない僕の手を取り引っ張って行く。

サンラクの部屋に向かう道中歩いている間に意識はハッキリとしていき部屋の前に着くころには完全に覚醒する。そうして正気に戻るとかなり恥ずかしい。何してんの僕、キッツ。

 

「過去に戻りたい...」

 

「まったく、何言ってんだか」

 

ため息を吐きながらヤレヤレって感じでこっちを見てくる永遠。

その視線を気にせず取り合えずサンラクの部屋のインターホンを鳴らす。

しばらくしてドアがガチャリと開く。それに合わせて永遠が元気よく自己紹介を行う。

 

 

「やっほー!サンラク君。プロゲーマーだと思った?なんとスーパーカリスマモデル天音様とその護衛のランスロット君が直々にお迎えだよー、さぁさぁその顔をみせ...」

 

「しゅこー...しゅこー...」

 

サンラクのガスマスク姿に驚愕する永遠、まぁそりゃそうなるよ。僕はこの展開を知っていたので冷静にこの事態に対して対応をすることが出来る。

 

 

「すみません、今こちらで不審者を見かけまして...」

 

「しゅこー‼...しゅこー‼」

 

従業員に取り合えず通報する僕、それを見て必死に止めようとするサンラク。冷静になりこの光景を見て爆笑する永遠、従業員さんが来た時に凄いカオスな状況になっていたのは仕方のない事である。

因みに責任は全部サンラクに押し付けておいた。

 




主人公はappが高いので交渉を優位に進められる。
→サンラクは為すすべ無し
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