鉛筆騎士の腹心   作:姉小路

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鉛筆視点ムズすぎて泣く
首を長くしてくれ


自己紹介

あれから従業員さんにサンラクを売ってサンラクが事情聴取された後みんなで部屋に一同全員集まっていた。その間永遠はサンラクの方をチラチラ見ては笑ってを繰り返していた。

 

「ふっ、くくく...腹筋割れそう...」

 

「いや、誰かさんのせいで大変だったんだが」

 

「僕は悪くない。」

 

そう言うとこちらを見てくるサンラク。きっと睨んでるんだろうけどガスマスクのせいで表情が何一つとして見えない。なんなら僕の顔が反射して見える。それを見て僕の心情に気づいたのか永遠はまた爆笑している。

 

「はー笑った笑った、では、改めまして鉛筆騎士です、宜しくネ?」

 

「ランスロットです、改めてよろしく」

 

「サンラクです、よろしく...と」

 

自己紹介をしてしばらく談笑をしていると部屋に男女の二人組が入って来た。

二人とも知っている人だ。知識としてだけど...

 

「高級ホテルにガスマスクって組み合わせだけでも面白いんだけど、リアルでもそんな感じなの?」

 

「うるせぇ、このガスマスク再販未定のレアものぞ?」

 

そんなやり取りをしながら中性的な青年はソファに腰を下ろす。

そして右手を差し出し自己紹介をする。

 

「知ってると思うけど魚臣慧よろしく」

 

さも知ってるだろぉ?見たいな感じなのはムカついたが知っているのは事実なので割り切りながら笑顔で握手に応じておく。後で絶対に叩くって決めてるけどまだその時ではない。

 

「さて、取り合えず紹介するよメグ。この三人が俺のプライベートなゲーム友達のサンラクと鉛筆騎士とランスロット...まぁ隠す気が無いみたいだし言うけど天音永遠本人」

 

「夏目恵、雑誌とかで結構見かけるよ。よろしくねー」

 

「んでそっちのガスマスク野郎がサンラク、頭がおかしいのはゲームだけじゃなくてリアルでも狂人だったみたい」

 

「外すタイミングを失ったんだよ...察せ」

 

「そしてこのイケメンがランスロット、こんなほんわかした見た目してるくせにこの中でブッチギリのサイコだから気を付けて」

 

「おい、僕がサイコとか脳みそ腐ってんだろ鰹」

 

「んで、彼女が夏目恵。我らが爆薬分隊のメンバーであり唯一予定の空いてたメンバーだ。」

 

そう紹介する鰹。僕はお前がサイコ扱いしたことを絶対に許さないからな。

それにしても夏目氏か、彼女漫画でも気が強そうな顔だったけどリアルでみると余計そんな雰囲気を醸し出しているなぁ...少し笑える。

 

「じゃぁ単刀直入に言うけど俺たちは明後日GGCでアメリカの『スターレイン』ってチームと対戦する訳だが...メールで説明した通りメンバーに穴が開いちゃったから穴埋めでペンシルゴンとサンラクを呼んだわけ」

 

「ねぇケイ、その前に聞きたいけどこの二人、ホントに強いの?」

 

ここで夏目氏からの疑問の声。まぁ当然であるいきなり出てきたプライベートがあんまり知られてないモデルとガスマスクを付けている狂人。こんな奴らが強いって手放しに喜ぶ方が難しいというものよ。

そんな夏目氏の質問に対して鰹は微笑みながら返す。

 

「実力は保証するよメグ、そっちのモデルはこのゲームとの相性は抜群だしもう一方のガスマスクも俺と戦って勝率四割保つぐらいの実力はあるからさ」

 

軽く言った鰹の一言に驚く夏目氏。

確かに驚くか、今日本のプロで魚臣慧に四割キープが出来るプレイヤーを探すことは難しい。まぁ鰹ガチ恋勢の夏目氏には信じられない事実であろう。

 

「国内ならカッツオくんどのプレイヤーにも勝率を八割キープしてるからね」

 

「へぇ~」

 

「反応が淡白だな...」

 

まぁそんなに熱中していない人からするとそんな反応になるだろうな。凄いことは分かるけどで?みたいな感じ。

 

「まぁサンラクくんが椅子から転び落ちてカッツオくんにビビって失禁すれば絵になるんじゃない?」

 

「いいねソレバズりそう」

 

「お前たちは俺を社会的に殺したいのカナ?」

 

そんなジョークを飛ばしていると会話からズレてしまったので鰹が元の話題に戻す。

 

「まぁいいや、取り敢えず俺達が明後日戦う「スターレイン」なんだけど...まぁ言ってしまえば全米最強クラスのチームだね」

 

「なぁもしかして全国規模で晒し者にしようとしてる?」

 

「んーそんなことされる謂れは...パッと思いついただけで六個ぐらいあるんだけど望君は?」

 

「僕が思い出す限り大体カッツォが悪いし0じゃない?」

 

たしかにーとカラカラ笑っている。とはいえ僕が呼ばれていたら二人のように活躍出来る場面を思い浮かべられないので良かったなぁって感じる。

 

「コイツらが明後日の対戦相手だよ」

 

そう言って鰹が端末を操作しメンバーを表示する。

おお!コレがシルヴィア·ゴールドバーグか、この女の子が変態機動をしてくるとはとても思えないな...

その後一周「スターレイン」のメンバーの説明を鰹から受けた結果出た言葉は

 

「なにそのラスボス」

 

「いやどっちかって言うと作中で一度も負けたこと無い強キャラ」

 

「化け物でしょソレ」

 

実際バケモンなんだよなコイツ、少なくとも僕はこのラッシュを避けきることは出来ない気がする。純粋に思考が追いつかなそう。

まぁ今回のゲーム内容も僕には向いてなさそうだし...

ギャラクシア·ヒーローズ:カオス、このゲームは格ゲーという名のシュミレーションゲームでありヒーローとヴィランが互いの職務を全うする必要のあるゲームでありこの要素がかなり重要である。またシャンフロエンジンが搭載されているため動きもヌルヌル多分神ゲーの分類に入るんだろうな...

僕のプレイングスタイルが近距離で相手の攻撃を回避しつつ高ダメージを的確に与えてく感じだからそれに見合ったやつがいたらいい感じに行けそうなんだけどな...まぁ一番良いのは蛮族の血を感じるキャラが良いんだけどねぇ

そんな事を考えていたら鰹による解説が終わり解散するところだった。まぁ僕は関係ないから良いけどさぁ...

取り敢えず10時から夏目氏とサンラクが戦うらしいし僕も参戦するか

そんな訳で会議は終わり解散した。

永遠と一緒に部屋に戻る途中空気だったねと言われ恥ずかしい思いをしたのは気にしないことにした。




主人公って顔普通に良いんだよね。
いつも鉛筆の隣にいるイケメン。噂にならないか訳もなく...
SNSで一時期コイツは誰だ!?って鉛筆ガチ勢が阿鼻叫喚地獄だった。サンラクの妹とか特にそう。
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