原作を読めばわかる、こんなもんじゃ無いって。
でも俺は文章力がクソ雑魚蛞蝓だからこの程度しか書けねぇ
ホントに悔しい、許してくれ
リベリオスくんがポリゴンとなり決闘の勝利画面が表示されると共に肩の力が一気に抜ける。ここまではRPGで言うボス戦前の雑魚敵みたいなものでここから出てくるサイガ-100との戦いが本番である。リベリオスくんも実力はシャンフロの中でも結構上澄みの方なんだけどサイガ-100はそんなリベリオスくんが手も足も出ないような強者なので仕方がない。原作でも決闘が3先とかだったらサンラクは普通に負けていたんじゃないかと思う。そのぐらい化け物だと個人的には思ってる。
「やっと私の出番か」
サイガ-100がいかに脅威なのかを思い出していると当人が一人前に出てくる。普通に立っているだけなのに何か物凄く圧を感じる。殺気では無いので恐らく強者特有のオーラとかそういう類いのものだろう。なにそれ怖い。
「ペンシルゴン、僕って本当にアレを倒さないといけないの?正直勝てる気しないんだけど」
「うん」
「ガチで?」
「だからそうだって!!さっさと行ってこい!!」
一応の確認の為にペンシルゴンに聞いてみるもやはり間違っておらず僕はサイガ-100に勝たないといけない。
背中を押されて足取りは重いが前に向かう。念の為もう一度振り返りアイコンタクトで確認するも、行ってこいと言われるだけだった。それにしてもペンシルゴンの後ろで女々しく喚いてんじゃねぇみたいな視線を向けてくるサンラクとカッツォ、お前ら二人は絶対に許さんからな、絶対に煽ってやる。そんなクズの中でも京極ちゃんだけは僕に「ドンマイ」って言ってくれた。普通にバカ2人よりもずっと良い子だと思う。
「さぁ早く始めようか」
「なんでそんなにやる気なんだよ」
少しの間待ってもらい対リベリオスくん用に積んでいた耐異常系のアクセを外して各種ステータスを底上げする物に変更する。そのままでも耐異常は腐らないだろうがステータスを上げとかないといざという時に後悔する自信があるので最善を尽くす。
「よし、頑張ろう」
「ふふ、全力の君と戦えるなんて楽しみだ。」
カウントが始まり両者一足一刀の間合いをとって武器を構える。僕はラブリュスを右手に持ち姿勢を低くした状態になり、サイガ-100は剣を下段に構えこちらを見据える。
「脳死突撃、死ねサイガ-100!!」
「従剣劇「三重奏」影絵三役」
開始と同時に飛来しサイガ-100と同様な動きをする2本の剣を置き去りにしてサイガ-100と肉迫する。少しでもダーメージを与えられないかと期待して両手でラブリュスを振る。雷が放たれるようなエフェクトが発生するも予想通りサイガ-100の手に持つ指揮剣によって阻まれる。
サイガ-100は最大7本の剣を同時に使う「後衛の出来る中距離も強い前衛」と評される化け物、他のゲームでボスとして出てきたら間違いなくクソキャラだと言われるタイプのビルドをしている。勝つなら初見殺しをするしかないと思うのだが僕には初見殺し出来るようなスキルを殆ど持っていない。そうなればだ、特に何もないな....うん、とにかく頑張って戦うしか無い。
「マジで終わってる」
「何に対してかの言葉かは分からないが、私に言いたいことはあるかい?」
「言いたいことだらけだよ!!」
お互いに引かず鍔迫り合いが発生する。このまま押し切りたいが動きを止めたら2本の従剣の餌食になってしまうの飛来する前に距離を取り様子見する。
お互いに隙を伺いながら攻撃を仕掛けるタイミングを計る。先に仕掛けたいが中々隙を見せてくれない。相手を警戒しながらの考え事はあまり深く考えられないので少しモヤモヤする。
そんな事が表情に出ていたのかサイガ-100の方から間合いを詰めてくる。指揮剣と同様に動く従剣をラブリュスで上手いこと弾きながら対応する。
サイガ-100の使う従剣はそれぞれがレアリティの低い無名の剣な訳ではなく、攻略勢故の高レア武器で揃っている。今弾いた従剣も「超猫じゃらしLv.100」とか言うイカれた性能を持つ剣である。
この事から何が言いたいかって言うとこのまま守勢でいてもジリ貧だという事、なのでサイガ-100の連撃を止めるために攻勢に出たい。
僕の予想通り切り合いをする中で最初こそ耐えれていたが少しづつ崩され始めダメージを貰い始めるようになっている。従剣を操作するタイミングとサイガ-100自身が攻撃してくるタイミングが絶妙なんだよ....クソが
このままでは不味いと思いサイガ-100自身が攻撃してくるタイミングで攻勢に転じようと狙う。片方の従剣を弾いたあともう一本を半回転して回避する。そしてそのまま『風路疾走』を体の中心に設定して使用し再び飛来する二本の剣の間を掻い潜り再び接近する。右手に持つラブリュスでリベンジが如く思いっきり叩きつけるように切りつける。
「バトルはやっぱりターン制でしょ!!」
「二番煎じの攻撃を受けてやるものか!」
サイガ-100は手に持つ指揮剣で余裕を持って僕からの切りつけを受け止める。試合の開始直後に行った攻撃と構図が酷似していることからサイガ-100は油断しているのかもしれない、以前何度か戦っているから僕がレベルダウンビルドをしていないと思ったのかもしれない。どちらにしろ油断してくれるのは有り難い限りだ。
「迸る電律」
「なッ」
僕のラブリュスを持っていない左手から放たれる光の一閃がサイガ-100に直撃する。対人プレイヤー御用達魔法『迸る電律』、低レベルの魔法でありながら『痺れ』の状態異常を付与できる便利な魔法。僕がステータスをMPに振っている理由の一つである。
この呪文はもちろんサイガ-100は知っているし警戒していたと思う。ただ相手である僕がが対人戦闘に特化したプレイヤーじゃない事、今まで戦った時に見せなかった事が起因して今回当ってくれたんだと思う。次からはサイガ-100は避けてくると確信できるのでここでダメージを与えておきたい。
『痺れ』の効果が発揮している僅かな時間で『肉断斬骨』を発動させて木を切るかのようなモーションで思いっきりサイガ-100を吹っ飛ばす。HPを全体の40%ほど使って『肉断斬骨』を発動させたのでサイガ-100のHPを一気に削る。
「一つの油断でここまで体力を削られるとは思わなかった。流石ユニークモンスターを討伐しているだけはあるか、油断も隙もない」
「僕はペンシルゴンのお溢れを貰っただけだよ」
「お前はそういう所が...ハァ、言った所で無駄だな」
ムクリと起き上がり何事も無かったかのようにこちらへ向かってくるサイガ-100。何でアレ喰らってピンピンしてんのかな?無敵かよコイツ。だが体力状況は悪くない大体4:5ぐらいで僕が勝っている。まぁ全然目の前の理不尽には勇者パワーがあるんですけれども....
「ここで負けるわけには行かないのでそろそろ全力で行かせてもらおうか」
サイガ-100がそう言い切ると剣が飛翔する剣が2本から2倍以上になり5本に増える。不敵な笑みを浮かべるその姿は正直魔王にしか見えない。
「そっちがそのつもりならコッチも本気で行くよ」
装備品を早替えすることの出来る指輪を使い装備を変更する。もともと装備してい鎧はそのまま武器と各種のアクセ変更され、今までずっと装備していた仮面が取れる。
「久しぶりに見るなその顔は、それに何だ?その印は」
「さぁ?」
第2ラウンドの開始である。
蛮族とサイガ-100
リアルで初めて会った時にそのイケメンフェイスと優しさに運命を感じてしまったものの、天音永遠のモノだと分かった瞬間もの凄い勢いで手を引いた。
お互いに普通に仲の良い友人だと思ってる。