鉛筆騎士の腹心   作:姉小路

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掲示板とかYouTubeのやつってどう作ってんだろ


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アージェンアウルとカッツォの二人と模擬戦をしたあと、すぐさまサンラクが新大陸で好き放題やっている事が発覚した。

いつもの事ながら面倒事の後始末を僕たちはする必要があるのでペンシルゴンは多分少しキレてた。

取り敢えず数日経過してからサトウの下へ行き進捗確認しに行ったら彼の宣言通り船は完成していた。号は『坂東丸』というらしい。いかにもサトウが付けそうな名前である。

 

「ホントはリアル若いでしょ?」

 

「バカ言え!ただ久しぶりに血が疼いちまってよ、一から作ってくのは見習い時代を思い出したぜ」

 

「冗談抜きで体を労れよ、孫が泣くって」

 

「まぁほどほどにするさ」

 

感謝を述べて船の権利を受け取ってから船着き場に行き船を確認する。船の規模は50人余裕で乗れる規模感があり、装飾もユザパくんの素材を大量に渡したのでかなり豪華な物になっている。インベントリの容量も...50人乗れる船にしては少ない気もするが及第点だと思う。

 

「サトウの爺さんマジでいい仕事するじゃん」

 

ペンシルゴンの目でこの船を評価して貰うためにメッセージを送ってこっちに来てもらう。来るまでの間でセーブポイントの確認や操縦方法について確認しておく。

一通り気になることを確認して満足したあたりでペンシルゴンがやって来た。後ろの船を見て少し見て少し驚いていたがすぐいつも通りに戻って確認を始めた。

 

「どうしたのこの船、あの小舟を作った人と同じ人?」

 

「そうそう、サトウっていう爺さん。あんま有名では無いけど結構良い腕してるんだよ」

 

満足そうな顔をしているペンシルゴンに僕も満足しながら引き続き性能を確認する。やはりインベントリについては不満そうだったが妥協してくれたので良しとしよう。

 

「コレで新大陸への足は手に入ったしあとは食料とかポーション買い漁るぐらいかな」

 

「まてまてランスロットくん、そんな事より君にはやってもらいたい事があるんだ」

 

「?準備より大事なことってある?」

 

 

 

 

 

 

 

「可愛らしいじゃないかお嬢様」

 

「く、屈辱が過ぎる...」

 

僕は今ホントに後悔している。どうしてクターニッドの報酬選択の時に安易に青聖杯を選んでしまったんだ!!

 

「次はコレとコレとコレね」

 

「まだ着るの?もうコレで10組目なんだけど?」

 

「まだまだ先は長いね〜」

 

黒の執事服を着たイケメン紳士にひたすら服を試着するよう言われる僕、字面だけ見たら男同士が服を選び合っているようだが実際は執事服を着たイケメン紳士にひたすら服を渡される紫髪の美少女という絵面が真実だ。

そう、青聖杯の効果によって性別を変えたのだ。互いに性別が変わった僕たちはお互いの服を選び合うという話になった。僕がペンシルゴンの服を選ぶのは一瞬だったがその後が地獄だった。流石はトップモデルと言うべきか服への拘りが流石に強い。こうも悩んで貰えると即決してしまった事に少し罪悪感が湧いてくる。

 

「うん、まぁこっちかな〜。ランスロット的にはどっちが好み?」

 

「僕は右の方が好みだけど...」

 

「じゃ、こっちね」

 

ペンシルゴンが言ったのは僕が選んだ方と同じ服、どうやら意思を尊重してくれたらしい。

選んだ服は落ち着いた色のフリフリが付いたワンピース。多分ペンシルゴンも着ないタイプの服で綺麗やカッコいいでは無く可愛いが前面に出ていると思う。

 

「さ、次の場所に向かいますよ」

 

「ありがとう」

 

差し出されたペンシルゴンの手を取りお嬢様っぽく振る舞ってみる。なんだか変な感じだがペンシルゴンが楽しそうだしそのままロールプレイを続ける。

一緒に歩きながら新大陸へ向かうために必要なアイテムを買いに行く。性別が変わっていることで身長も縮み視線が低くなっているからか何だか見慣れたフィフティシアも新鮮な感じがする。そんなこんなで街を歩いていると見知った顔がこっちにやって来る。

 

「あれペンシルゴンじゃん、男になって出歩くなんて始めて見たよ。どういう心づもり?」

 

「や、京極ちゃん。今日はお嬢様を連れてるからねそれっぽくしなきゃ」

 

「お嬢様?誰のこと言ってんの?ランスロットが聞いたら凄い形相しそうな内容だけど」

 

気さくに挨拶する京極ちゃんとペンシルゴン。

楽しそうに会話を始めているがこっちは気が気じゃない。赤の他人に見られる分には受け入れられるのだが知り合いにだけはマジで知られたくない。さっきの楽しい気分から突き落とされた感じがする。

 

「この子だよ、この子」

 

「お嬢ちゃんは一体なんて名前かな?」

 

「」

 

京極ちゃんが目線を合わせて名前を聞いて来るも答えたくないので沈黙を貫く。普通にバレたくないから今すぐ逃げ出したいがペンシルゴンの手がそれを許さない。

 

「シャイな子だな~」

 

「京極ちゃんプレイヤーネームちゃんと見てよ?」

 

「ん?らん....ランスロット!?」

 

悪魔の一言によるネタ明かしによって京極ちゃんは驚き数歩後ずさってしまった。バレてしまったら仕方ないと思い口を開く。

 

「勘違いして欲しくないんだけどペンシルゴン主導だからね」

 

「う、うんランスロットにそんな趣味があるなんて知らなかったよ」

 

「話聞いてる?」

 

呆然とする京極ちゃんを見てケラケラ笑うペンシルゴンと勘違いする京極ちゃん、そしてそんな京極ちゃんに弁明し続ける少女の僕、なんかカオスな状況になってしまった。

このあとから京極ちゃんは定期的にアレって趣味なんですかって聞いてくるようになった。いや趣味じゃないからね!!




蛮族ちゃん

清楚なお嬢様系の容姿を持つ少女
振る舞いから良いところの出身だと分かる。
いつも近くに黒服の執事がいるからガードが固い。
ただ中身は蛮族
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