クソボケ邪悪厄介オタク転生者の末路   作:タキオンのモルモット

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急に寒くなりすぎだ馬鹿野郎

電磁砲コラボはしっかりお迎え出来た作者です。

遅くなったな··········大半の原因はリハビリと急な寒さの体調不良と最近買ったダークギャザリングって漫画読みふけってたからですね。全巻普通の書店で買ったらバカ重くて骨折してる腕と反対の腕が死んだ。

おまけで見たヤンデレ夜宵ちゃん×蛍太郎君の逆NTRSSが読みたい


第一話:そこに悪意がある限り

 

さて。時はプロローグを遡り、転生直後。

 

まずは家の中の探索を行う事にする。

 

とりあえず当面の生活費や戸籍を確認すると現14歳。となると来年高等部ということになっているようだ。祖父との二人暮らしで両親はキヴォトスの外。俺だけこっちで祖父の家業である修理屋『クジゴジ堂』の手伝いを勤めていた。数ヶ月前に祖父が死去(したことになってて)今では自分名義の家兼店となっている。なるほど·····?

 

金は当面困らない位はあるので後で何かしらの方法で増やす事にする。

 

そして一番大事なのが─────

 

家の中の冷蔵庫を開いて下に降りれば、そこにはとてつもないほど大きい研究所とガレージが。

 

これが所謂神様からのオマケ特典である。

 

いやぁ、冷静に考えてある程度の人達を仮面ライダーにしてその後裏切る、なんて計画を立てた時、当初は本当にエボルトムーヴして喫茶店でもしようかと思っていたんだが。

 

そうなるとどっかに拠点構えなきゃいけないということ。つまり、仮面ライダーをばらまく以上、『裏切ったところで··········うーん』ってなるくらいじゃエボルトムーヴとは言えないじゃないかと。

 

という訳でこのクソデカトラックで各地回って銃から家電、アクセサリーに至るまで何でも修理する『出張クジゴジ堂』でもやろうと思ってる。

 

特典のお陰で知識には全く困らないし、最初は駄目でも後々評判上がれば何だかんだ誰かしらと親しい関係にはなれるだろ。

 

まあとにかくこれで全ての学校に心置き無く行けるというわけだ。

 

··········赤冬だけ物理的に行けるかは怪しいが。あそこってゲヘナよりヤバそうだよね。

 

─────さて、取り敢えず。

 

「明日は下見の為にアビドスにでも行こうかなぁ。ユメ先輩は何としても助けておきたいし··········」

 

軽く調べたところまだ先生が赴任したとかそういう情報は無いから原作前は確定。問題は時期だ。これでもうユメ先輩が居なかったら泣くぞマジで。

 

とりあえず今日はトラックの調整でもしとくか·····

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日。

 

 

 

─────ヤバイヤバイヤバイなんでもう今日の時点でホシノとユメ先輩が二人で並んでその後ろをノノミちゃんが歩いてるのあがががっががが

 

 

嘘だろ·····?特に期間とかも分からないから今からライダーベルトなるはやで作らなきゃ行けないじゃん嘘じゃんア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

─────って事があったから正直不安だったが。

 

「はっ、とうっ!!」

 

『ギア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!』

 

どうやら無事に機能しているようでよかった。

 

いやー、流石に骨が折れましたよ。三日でゼロワンドライバーとプログライズキーの制作、ゼアとアークを両立したもの打ち上げてやったの褒めて欲しい。

 

さて、本来だったらこのままアビドス生徒会長─────もう面倒くさいからユメ先輩でいいか。ユメ先輩が勝つまで静観してもいいんだが、残念ながらそうはいかない。

 

何故ユメ先輩がここにいるのかは知らないが、俺のなけなしの知識だと確かこいつの頭の中にカイザーが狙ってるものがあるはずだ。

 

万が一にもユメ先輩が変身する所を見られていて倒してみろ、カイザーに目をつけられてしまう。それは避けたい。

 

正直主人公ライダーの初戦に乗り込むとか事情がなけりゃ絶対に嫌だが。

 

敵があまりにも強大すぎるんだよ飛電インテリジェンスが第二話くらいからザイア相手にしてるようなもんだぞ。

 

と、まぁ主な理由の一つ目がこれ。

 

─────二つ目は恐らく戦いを監視しているであろう黒服に、この力を見せつけるためだ。

 

 

 

 

 

『アークワン』

 

 

 

「──────────変身」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

謎の男の子から貰ったベルトとキー。それにて『仮面ライダーゼロワン』なるものに変身した私は、謎の蛇との戦闘を優位に進めていた。

 

正直な話、肉弾戦などの経験は皆無に等しく、戦えるのかは不安であったが。なんかこのベルトをつけた瞬間、脳内に『知識』をぶち込まれたせいか、容易に戦うことが出来た。

 

─────いやなにこれ怖っ··········

 

どう動けばいいか、どうすればいいかが感覚で解る。解ってしまう。まるで何年も近接戦闘を繰り返したかのように。

 

(こんな凄いものを渡してくれたから敵では無いんだろうけど··········)

 

なんて余計な思考をしていると、巨大な謎の蛇からのビームがスレスレに飛んできた。

 

「あっっぶな!!」

 

まずい。普段こんなに長く戦う事が無かったから集中力が途切れてきたかもしれない。

 

早いところトドメをさそうと必殺技を放つ為に行動しようとした、その瞬間─────

 

 

 

『アークワン』

 

底冷えするような、音声が聞こえた。

 

 

シンギュライズ

 

 

 

破壊·····破滅·····絶望·····滅亡せよ·····!!

 

 

 

コンクルージョン・ワン··········

 

予め言っておくと、ユメは何も知らない。

 

だがしかし、目の前にいるそれの正体は、本能が告げている。

 

─────そこに居るのは、恐怖と悪意の象徴だ。

 

仮面ライダーアークワン、降臨。

 

 

 

 

 

 

 

『───────────────!!』

 

ここでビナーの唐突な咆哮。そして熱光線をチャージした。

 

まずい、とユメは咄嗟に離れようとするが、その熱線はユメに向けてではなく、そこに現れたアークワンに放たれた。

 

「ッ!!危ない!!」

 

その言葉と同時に、攻撃は寸分の狂いもなく、アークワン目掛けて放たれた。

 

直撃。

 

轟音と共にそれを確信したビナーは、雄叫びを上げる。

 

─────雑魚が、俺の目の前に立つな

 

そう言わんばかりに。

 

 

『悪意』

 

 

が、しかし。その程度で止まるようなヤツではないのだ。

 

まるで意にも介さず、ビナーに向かって歩を進めていく。

 

ドライバー上部のアークローダーを押しながら。

 

 

『恐怖』

 

『憤怒』

 

『憎悪』

 

『絶望』

 

『闘争』

 

『殺意』

 

『破滅』

 

『絶滅』

 

『滅亡』

 

 

一つ一つの音声が鳴る度に、高まる圧倒的な『悪意』、そしてエネルギーに危険を察知したユメは、本能的に全速力の逃走を図った。

 

その少し後

 

パーフェクトコンクルージョン

 

ラーニングエンド

 

そんな音声と共にアークワンと呼ばれた戦士が飛び上がり、あの蛇のバケモノの頭にキックをぶちかます。

 

 

────────それが、ユメが砂漠で見た戦闘の最後だった。

 

その後、必殺技の余波と爆発で吹き飛ばされ、変身解除され、砂漠に寝転がっていたのをホシノに発見された後、病院のベッドの上で目を覚ますのは、また別の話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「───────やっべ、流石にやりすぎたか?」

 

ラーニング5だと衝撃波を撒き散らす必殺技の為、エンドまで力を貯めてぶっぱなした訳だが。その結果ビナー君は見るも無惨な姿になってしまった。

 

「···············まぁ困るのはカイザーだしいっか」

 

そして俺は敢えて砂漠のど真ん中で変身を解除。もちろん顔は般若面(変声機付き)を付けている。

 

とりあえずこれで当面の目的は果たした。

 

砂嵐も多少マシになるだろうし、後はどうにかしてアビドスの面々と関係を持ちつつ、自分の目的に邁進するのみだ。

 

そのためにも先ず──────────

 

『で?さっきからそこでちらちら見てるやつ、用があるなら出てこいよ』

 

「──────────おや、お気づきでしたか」

 

この黒服との話し合いを進めなければならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黒服は研究者である。

 

このキヴォトスにおいて少女達が持ち合わせている『神秘』、それと相反する力『恐怖』。

 

詳しい事は省くにしても私の研究テーマはこれで、研究の為ならば色々とやった。

 

今回のもその一貫。

 

アビドスの秘宝を求めているカイザー理事、莫大な神秘を抱えている小鳥遊ホシノ。

 

上手く行けば互いが互いの為になるという事で結んだ協力関係だが、如何せん中々上手くいかず。

 

ならば小鳥遊ホシノの心をへし折る方向に走り、アビドスの生徒会長を殺すまでは行かなくとも再起不能にするべく、カイザーに入れ知恵をした。

 

そしたら、目論見通りとは行かずとも、素晴らしいものが見れた。

 

恐怖に酷似した力を持つ、謎の白仮面の戦士。

 

是非とも詳細を知りたい!!

 

そしてその白仮面の戦士の装甲が剥がれ、中から出てきた人物をつけていた。のだが。

 

『で?さっきからそこでちらちら見てるやつ、用があるなら出てこいよ』

 

「──────────おや、お気づきでしたか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして数十分後────────

 

「つまり人間の悪意等をハイスペックコンピューターに学習させた結果シンギュラリティを起こしずぞぞぞっ、その結果産まれた悪意にまみれたコンピューターの力と」

 

「簡単に説明するとそんな感じだなずるずる、多少細かい事は違うがずぞぞッ、説明長くなるしとりあえずそう思ってくれればずぞぞぞっ、このラーメンめっちゃうめぇ!!」

 

そこにはテーブル席で仲良くラーメンを食べている二人の姿が──────!!

 

いやしょうがなかったんよ。あの後立ち話になるかと思ったタイミングで俺の腹がとんでもない音立てて鳴って黒服がいたたまれなさそうな顔(表情は無いけど)で「··········とりあえずご飯でも食べに行きますか?」って聞いてくるんだもん。そりゃそうよ。

 

で、近くのラーメン屋に入って黒服とラーメン待ってる間に話をしたところやっぱりアークワンの事について聞きたいらしく。こっちの願いも聞いてくれるならと即決したところでラーメンが来たんだ!!俺は悪くねぇ!!

 

「ふぅ··········付け合せの餃子も最高だったぜ··········鬼リピしたいところだけどミレニアムからは遠いんだよなここ··········」

 

「クックック··········この完璧なスープと麺のハーモニー··········実に素晴らしかったですよ店主」

 

「おう、ありがとうなぁ!!こんな辺境でも応援してくれる人がいてくれて嬉しいぜ!!餃子なら持ち帰りもできるがどうする?」

 

「「是非に!!」」

 

 

 

 

 

 

 

「さて、黒服さんや。取引の続きといこうぜ」

 

「クックック··········あまりにもラーメンが美味しすぎて忘れるところでしたよ」

 

「奇遇だな、俺もだ··········お前は砂漠で見た力の詳細が知りたいと言ったからな、店で簡単に説明したが··········これが『アーク』に関する全ての資料になる」

 

そう言って俺は黒服のモモトークにPDFファイルを送り付ける。

 

「··········あのすいません。見間違いでなければTBって書いてあるのですが」

 

「所々写真とか動画があるがその他全部は文書だ。400ページある」

 

「ラーメン屋で話した内容、さては本当の本当に雑に説明しただけだったのですね??」

 

「元から詳しく知りたけりゃこれ読んでってスタンスで行く予定だったから誤差だよ誤差。なんかわからんことあったらメールしてくれ。どんな忙しくても一週間以内には返せると思う。返ってこなかったら··········継いだ店が修羅場か死んだと思ってて」

 

「おや、そんなアフターサービスまでよろしいのですか?」

 

「それだけお前に対する要求が高いと思っててちょうだい」

 

「おっと、中々怖くなってきましたね··········まあいいでしょう。正直な話、恐怖と類似した『人工の力』というものには非常に興味をそそられるので。今更『やっぱやめた』等と言うつもりはありません」

 

「なら良かった」

 

とはいえ、まさかここまで上手くいくとは思わなかった。

 

なので俺は最終目標の為に、黒服への要求を遠慮なく語るとこにした。

 

 

 

「そのうちカイザー乗っ取るから協力してくんない?」

 

「····················ファッ!?」

 

 

 




今後の予定
ホシノ→バーニングファルコン(暁のホルスって名前のイメージから)
シロコ→バルカン(狼だから)

問題はセリカとノノミちゃんなんよ。どうしよ。
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