ARMORED CORE VI ハスラー・ワンになり真の最強[皆のトラウマ]となる 作:影後
「はい、皆さんおはようございます、こんにちわ、こんばんわ、配信者Hのルビコン3探索期!!!
スタートしていきます!!」
コメント:ここまで良くやった
コメント:やっと、やっと、AC6
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無限とも思えるコメントの嵐が配信者のコメント欄にあふれている。
ここに来るまで、全ACシリーズを終わらせていた。
プロジェクトファンタズマでは、[ファンタズマ]に苦戦し、アナザーエイジでは[ナインボール=セラフ]に苦戦し、感動するOPは何度か見直す。
そんなACファンとなってしまった彼女は今、まさに新たなACの世界に踏み入れた。
「おぉ!!!!」
それは彼女の実力では簡単に終わってしまった
ミッション《密航》しかし、とあるコメントがその配信者を沼に引き入れた。
コメント:
ヘリコプターで死にまくれば一定の確率でヤバいイベントとムービー入る
「まじで!?見るしかないよなぁ!!!」
そう言って、何度も、何度も、何度も、何度も、ヘリコプターに殺されるという配信者として面白みのない映像が淡々と流れる。
コメントを読みながら、スパチャを返し、ついに1時間。流石にやめようかと思った矢先、それは流れた。
BGM 9
「へ?マジ………はぁ?」
「…独立傭兵だな、手を貸そう」
聞き慣れたBGMと共に謎の機体がフォーカスされる。
その機体の右肩には⑨。
そして、赤と黒のツートンカラー。
「ナインボールだぁぁぁ!!!!
うそ!フロムまじかよ!」
[ナインボール]は映像が終わると隣に降り立つ。
そして、戦闘が始まった。
[ナインボール]の動きは彼女、そしてコメント欄が知っているとおりだ。
コメント:え……グレネード…、あれ
コメント:パルスライフル……6連射
コメント:無限ブースト
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それは悪夢である[ナインボール]を思い起こさせるものだった。そして、[ナインボール]のパルスライフル自体の火力も酷い、ヘリコプターの耐久値が簡単に減っていく。
ブレードで斬られ、足で蹴られ、スタッガーするヘリに空中を自在に飛びながらグレネードとパルスライフルの無慈悲に射撃だ。
そして、オーバーヒートも短いのだろうか、チャージされたブレードでヘリコプターは一回のスタッガーで破壊された。
コメント:これといずれやり合うの?
コメント:ナインボール……うっ…
コメント:どうすんだよ、俺……まだやりあって
ないけど勝てる気がしない
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ひと目見て理解できる、それは皆のトラウマ[ナインボール]なのだと。
ヘリが終われば[ナインボール]から声がする。
「……独立傭兵か、立ち去れ。俺が居るとなればここは奴等にとっての地獄となる」
『此方を援護してくれたこと、感謝する』
ハンドラーの台詞よりも、人間のような声がする[ナインボール]の方が反響が凄い。
そして、最後には数多の惑星封鎖機構の部隊を殲滅していく[ナインボール]のムービーが BGM9
と共に流れていく。
ARMORD CORE VI FIRES OF RUBICON
「うぉぉぉ………ナインボールやべぇぇ」
そして、帰還したデブリーフィング時にウォルターからのセリフが流れる。
『ハスラー・ワン、ランカー1に救われるとは……
運が良かったな、621』
「やっぱりランキング1位なんだ!!」
と、配信者とコメント欄ははしゃぎ続ける。
元ネタはとある推しのVです。