ARMORED CORE VI  ハスラー・ワンになり真の最強[皆のトラウマ]となる   作:影後

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通常ルートを3週した後、新たなルートがさらに3つ増えた。
これはそれに絶望している者の物語。


配信者視点2

「え~とはい、3周した感想ですけど………ナインボールどこ?」

 

コメント:1回だけの参加

 

コメント:援軍だけ

 

コメント:一応、ランキング1位にはいる

 

「はい、アリーナの奴は簡単にぶっ倒しました。なのにね、あんなのナインボールじゃねぇだろ!パルスライフル一発しか撃たないし!」

 

エンディングが流れ、その声が聞こえてくる。

 

「俺に拍子抜けしたか」

 

「ハスラー・ワン?!」

 

それはこのゲームでのハスラー・ワンの声。

機械音声ではなく、人間の若々しい男の声。

 

「俺が関わらない事象の観測は終了した、さて……問おう。お前はさらなる強さを、戦闘を求めるか」

 

YESorNO

 

その選択肢が現れ、実況者はつばを飲む。

 

「この物語は終わりじゃない、お前が見たのはまだ半分に過ぎない」

 

「まさか……」

 

「此処からはお前達に絶望が降り掛かる、それでも……お前達は進むのか」

 

「当たり前だぁぁ!」

 

YESの選択肢を押す、すると

 

「こい、イレギュラー」

 

画面は始まりに戻る。

3周し、なれた始まりの筈なのに……難易度は格段に上がっていた。

 

「密航スタート?!何だよこれ!?」

 

そこはヘリだけでない、LC機体や企業MTまでもか戦闘を繰り広げ、[ナインボール]に蹂躙されている。

 

「621、息を潜めろ……行ったか、落ちた場所は最前線か…だが、良い状況だ」

 

流れは変わらない、傭兵ライセンスを獲得し、ボスを倒す。だが、ヘリは1機だけではない。

 

「独立傭兵か…援護しよう」

 

ナインボールが救援に来るが、流れ弾でも死にかけない火力。なんとか生き延びれば、簡単だと思っていた移設砲台破壊はALTになっており、

 

「何でナインボールがぁぁぁぁ」

 

「そこから動くな、動かなければ殺さない」

 

「621、信じるな。奴はお前を殺す」

 

「当たり前だぁぁ!!!」

 

「忠告はきくものだぞ?」

 

あり得ない速度のクイックブースト。

そして、背後に回り込まれチャージブレードを叩き込まれる。

 

「621、逃げろ」

 

「無理だよパパ!」

 

「逃がすものか」

 

「いやぁぁぁぁ」 

 

動けず、そして機体が破壊される。

 

「621!」

 

「そうか……お前はハンドラー・ウォルターの………運が無かった、お前も、お前の」

 

ハスラー・ワンは言葉をそれ以上紡ぐことはしなかった。

 

「……俺の言うことを聞けば、助かったのにな」

 

NICEJOKE

 

「もう何回目だよぉぉぉ」

 

倒せない、そもそも機動性が違いすぎる。

 

「あーもう」

 

面倒臭くなり動かないでいると

 

「良い選択だ……お前は正しい選択をしたな」

 

ナインボールは何もせず帰っていった。

 

「私の2時間返せ!」

 

そして、ついに運命のMISSIONを受ける。

 

『Rb-23独立傭兵レイブン。

 

これはオールマインドからの依頼です。

 

グリッド086。RaD管理下のグリッドにて所属不明ACが目撃されています。

 

オールマインドはこのACを傭兵の活動を妨げる危険因子であると判断しました。

 

僚機としてランク1ハスラー・ワンが作戦に参加します、任務達成率100%の独立傭兵です。お二人の活躍を期待します。オールマインドは全ての傭兵をサポートします』

 

「621、ランク1との仕事だ。気楽に行け」

 

「……うわぁ、これ」

 

コメント:水没だと?ばかな

 

コメント:オッツダルヴァ

 

「いや、流石にナインボールはここではねぇ…」

 

「お前か、猟犬」

 

「へぇ、猟犬呼びなんだ。もしかしてデレてくれたりする?ハスラーさん!」

 

ナインボールについていくとボロボロのACが佇んでいる。

 

「アレが未確認ACだと?」

 

「なんか出たァァ」

 

「アレは...ナインボール」

 

「ナインブレイカーの奴だぁぁ」

 

それは彼女のプレイしたナインブレイカーのラスボスであるナインボールレプリカ。

3連射されるリニアライフルと高い追尾性を誇るマイクロミサイルが彼女のACにダメージを与えていく。

 

「ひぃ……」

 

「621、所詮はレプリカだ。本物はお前の隣りにいる」

 

「パパ!それでも」

 

「こっちは終わったぞ。猟犬、お前を援護する」

 

「ハスラーさん!!」

 

自分が手間取っていたナインボールレプリカをいとも容易く仕留めるナインボール。

 

コメント:本物は偽物を倒す

 

コメント:偽物は本物に勝てない

 

コメント:主、何もしてない

 

「言うな!一番気にしてるんだから!」

 

終わったと一息つこうとした瞬間、大量のナインボールレプリカが現れる。

 

「嘘でしょ!こんなの」

 

「...どうやら俺たちを逃がす気は無いようだな」

 

「621、先程の未確認ACが迫っている。今すぐ撤退を」

 

「回線に割り込ませてもらう、ハンドラー・ウォルター。お前の猟犬の撤退する時間は稼いでやる」

 

「なに」

 

「ハスラーさん?!」

 

「621、撤退だ」

 

移動目標が表示される、奥ではナインボールとナインボールレプリカ達が激しい戦闘を繰り広げている。

 

「ひぃ…こっち来た?!」

 

しかし、抜けたナインボールレプリカは即座にスタッガーし、撃破される。

 

「なんだ、早く行け。俺の本気の邪魔をする気か?」

 

 

 

「うわぉぁ……騙して悪いがされたぁ……」

 

4周目にして、騙して悪いがが行われ、何処か安堵している。

 

「621、報酬は確認したな。ハスラー・ワンからのメッセージもあるぞ」

 

「ハスラーさんからだ!」

 

「独立傭兵レイヴンか……猟犬、その名前はやめておけ。……本題だ、奴等が持っていたリニアライフルを2丁とアセンブリ1式をお前に送った。確認したか?私からの支援金も受け取ってくれたか、まぁいい。

 

今回の依頼は私とお前を殺そうとしていた。でなければあのような紛い物を出すことはないだろう。それとそのACは気を付けろ、お前にはじゃじゃ馬かもしれんな」

 

そして3連リニアライフル達が贈られ、歓喜に震える。

 

「まって…メーカーのところ……RN

レイヴンズネストってこと?!」

 

その実況者の考察は続き、コメント欄は盛り上がっていく。

 

「おおーレプリカナインボールだ!」

 

どう見ても性能は今まで見たモノたちよりも高く、格好もいい。

 

「レイヴンの名前は止めておけか……怖いな、ハスラーさん」

 

ちなみに3連リニアライフルはレプリカナインボールの腕か、反動制御の高い腕でないと使えない武装であり、反動制御+射撃適正の高い腕はこれしか無く、結局3連リニアライフル使うのにレプリカ腕は必須となるのだ。

 

「今回はこれで終了!また近いうちに配信するから!よろしく!」

 

その後の雑談配信

 

「AC6楽しいよねぇ…他のゲームもするけど予定どうするかなあ」

 

コメント:ACお疲れ様

コメント:お疲れ様でした

ハスラー・ワン:良くやるな、猟犬

スパチャ50.000

 

「まって…ヤバい人いた気がする!」

 

沸き立つコメント欄、しかしそれが現れることは無かった。

 




一応言いますが、主はナインボールレプリカも格好いいとは思います
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