ある男の幻想郷転生記 作:咲鋼
お久しぶりです、咲鋼です。新作ですが、紅魔郷編終了後から同時進行で生かさせてもらいます。ジャンルは異世界になりました~。よって細かい区分のアンケートが入ります。期限は紅魔郷編終了までぐらいです。
説明はこれくらいで、楽しんでいってください!
「「「何が起きているんだ(だぜ)(の)?」」」
夜空の中、三人が空を見ていた。そこには普通ではありえないくらい紅い月が夜空に浮かんでいた。
「またあいつらの仕業ね!」
「あいつらって誰なんだ?」
「あ、ちょっと!霊夢さ…」
霊夢と魔理沙はすぐに空へと飛び出してしまい、声は届かなかった。
「……とりあえず追いかけるか。」
俺は2人が行った方向へバイクを走らせた。
「くっそー、あいつらアタイのことをぼっこぼこにしやがって。」
「だ、大丈夫?チルノちゃん。」
氷のような水色の髪を持つ少女と草のような緑色の髪を持つ少女が話していた。彼女たちは妖精であった。基本的に妖精に名前はないが、この二人にはあった。彼女たちの名前はチルノと
「あの巫女と魔法使いめー。こんどあったら、しかえししてやるんだからな!」
...どうやら先に向かった霊夢たちにぼこぼこにされたらしい。
「ん?なんのおとだ?」
「「......」」
唖然としたまましばしの静寂の後、
「「何だったんだろう、あれ。」」
二人の声がハモ聞こえた。
「何かいた気がするけど...とりあえず今は向かわないと。」
そういいながら俺はバイクのスピードを上げた。
「...立派な屋敷だな。」
たどり着いた慎希が見たのは西洋風の屋敷だった。しかし、
「紅すぎませんか!?」
異様なほど赤いのである。
「目がチカチカしてきそう。」
そんなことを思いながらも門をくぐる。...隣で寝ている門番らしき人がいるけどめんどくさくなると思いスルーした。
そんな音を立てながら穴だらけの半壊のドアが開く。
「うわぁ、たぶんマスパ打たれたんだろうな。」
上空に光の柱ができた。
「...あそこだな。」
あきれながらも急いで向かうと三日月の飾りがあるドアキャップに似た帽子をかぶり、長い紫髪の先を青と赤のリボンでまとめ、紫と薄紫の縦じまが入った、ゆったりとした寝巻きのような服を着ている少女と魔理沙が戦っていた。
(魔理沙は...大丈夫そうだな。)
爆音が響く中、魔理沙の相手を見ていると
コホッ、コホッ
(咳?体が弱いのか?)そんなことを思っていると、
ガラガラ
少女側の足場が崩れた。(っ!)慎希はグラップルガンを崩れていない壁に向けて撃った。
(ここで死ぬのね)
少女、パチュリーは周りがスローモーションに見えていた。
彼女は何百、何千年もの間生きていた魔女だった。そしてその有り余る時間を使い彼女は本に触れる機会が多かった―恋物語の類をも含めて。パチュリーは夢中でそれらを読んだ。そして願ったのだ、いつかどこかの美青年が迎えに来てくれると。しかし十年、百年、千年もの間待っても来なかった。(やっぱり、そんな都合のいいことは起きないのね)諦めと共にゆっくりとまぶたを閉じ、衝撃に備える。
ヒュッ
風切り音を聞き目を開くと、青年が自分の腰に手を回し空中に浮かんでいた。黒髪黒目、そして眼鏡をかけていた。
(あった、「運命的」な出会い!)
少女を助けた慎希、次は霊夢のところへ。そこだ立ちはだかる新たな敵。勝てるのか、新希!
次回、紅魔館のメイド長と変態とグーパン