バカと文月学園と学園都市   作:ほーき雲

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美波と高槻とスキルアウト

高槻SIDE

 

俺は長点上機学園から文月学園に転校する。数日後には文月学園に登校することになる。

 

そして、暇だから適当に歩き回っている。

 

「な、何よ!?」

 

「何だ?強気になっちゃって。」

 

「可愛いんだからさっさと『きゃー』とでも言えばいいんだっての。」

 

またスキルアウトか。これだから散歩って楽しいんだよなぁ。まぁ、こんなことばっかやってるから奴等から『スキルアウト狩り』なんて呼ばれるんだけどな。

 

先に言っておく。俺はあのさらわれた女に惚れた訳ではない。今までにもそれで女を助けたことはあったが惚れたことは1回も無い。そいつが文月学園の生徒ってことを知らないうちはそう思っていた。

 

「離して!やめて!」

 

「可愛いじゃねぇかよ!なぁ・・・・・ってあれ?」

 

「・・・。」

 

「なんで凍ってるんだってうわぁ!」

 

「お前は・・・・・スキルアウト狩り!?」

 

「スキルアウトのみなさんこんにちは。楽しい楽しい処刑の時間がやって来ました。・・・・死ねクズども。」

 

スキルアウトのみなさんには叫ぶ暇もなく凍ってもらいました。

 

「あの・・・・・ありがとう。」

 

「ッ!?」

 

助けたやつはけっこう可愛くて・・・

 

「実は文月学園に行きたいんだけど道に迷っちゃって・・・。」

 

転校予定の文月学園の生徒だった。

 

そう思った瞬間、俺の口は動いていた。

 

「この学園都市にはスキルアウトっていう不良達がいるから気をつけるんだぞ。」

 

「ねぇ、それじゃあウチを文月学園の寮まで連れてってくれない?」

 

「おう、わかった。ちなみに俺も文月学園に転校予定の高槻野洲だ。学校でも会えるといいな。」

 

しまった!とんでもないことを言ってしまった!

 

「うん・・・、ウチは島田美波。もし本当に会ったらどうする?」

 

「そしたらちょっとくらい話そうぜ。」

 

どうにかごまかせてよかった。でもなんかモヤモヤするな。

 

ん?なんか向こうにも迷った人と案内している人で構成されている男女がいるな。男の方、絶対惚れてやがる。ちょっと話しかけてみよう。

 

続く

 

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