ホームルームが終わり、わたくし上条当麻は校舎探索に出かける。そこで見たものは・・・。
「御坂!?」
「・・・ってなんでアンタまでいるのよ!?」
どうせ御坂はAクラスだろう。常盤台のお嬢様は頭いいから。
「俺なんてFクラスだぞ!ボロい卓袱台だぞ!お前は頭いいからAクラスなんだろ!超いい設備なんだろ!」
「いきなりキレられても・・・。」
「絶対奪ってやる!Aクラスの設備奪ってやる!!」
御坂のクラスだったら知らない人しかいないAクラスよりはいいだろうと思った。
高校2-F教室
「どうする?やっぱりFクラスだよ。」
「落ち着け。当然やるぜ。『試験召喚戦争』。しかも学園都市に移ってからは他学年と戦えるらしい。使ってる試験問題がその学年に応じた問題になってるからフェアというわけだ。」
試験召喚戦争、通称試召戦争。テストの点数を使ってクラス同士で教室の奪い合いをする。たとえ文月学園がどこにあろうとも、試召戦争に勝って、Aクラスの設備を手に入れる目標は変わらない。
僕達は早めに試召戦争を始める。そうすれば初めから考えている他クラスより少し有利なはずだ。
「で、インデックス、お前までいるのか?」
「あっ、とうまだ。とうまクラスどこ?私は中学2-Fなんだ。」
「お前もFか。俺もFだ。(つーかこの常識知らずのインデックスがFクラスじゃなかったら俺だってAクラス行けるっつーの。)」
ただ、インデックスには完全記憶能力がある。暗記系科目はこれから点数が上がってくる。その前に攻められそうなところ攻めないと、インデックスのクラスに教室を取られそうだ。
俺は自分の教室に戻り、土御門元春や青髪ピアスと雑談をすることにした。
「なぁカミやん。試験召喚戦争に関しては小萌先生から説明受けたろ。あれは学園都市で開発された訳じゃないぜよ。」
「そうなのか?」
「ああ、つまりそれは学園都市の外のどこかに科学の発展した場所があるってことなんだぜぃ。」
「それよりさ、試験召喚戦争でもっといい設備てにいれようぜ。こんな卓袱台なんてごめんだ。」
「カミやん。お前代表だろ。お前が作戦立てるんだにゃー。」
「俺か・・・。それじゃあまず隣の高1-Eに挑むぞ。確か向こうの代表は吹寄だったっけ。」
「カミやん。頑張るんやで。ちなみにボクは数学ならまだマシやで。」
上条は青髪の発言をスルーし、教壇の前に立つ。
「おい、俺がこのクラスの代表、上条当麻だ。このクラスの設備に不満があるやつは得意科目と苦手科目を教えて欲しい。」
全員が動き出す。それほどFクラスの設備はひどいのだ。
高校2-F教室
「よし、せっかくだから下の学年のやつを攻めてみるか。まずは手始めにEクラスだ。」
確かに、一部の生徒が変わっているし、Fクラスは早めに試召戦争を始めるだろうから、先に攻めておくのがいいだろう。
「それじゃあ保健体育の先生を確保するタイミングを確かめておく。ムッツリーニの保健体育ならEクラスくらい余裕そうだからね。」
「よし、じゃあ作戦はまずムッツリーニが保健体育でどんどん敵を倒しておく。その間、この教室は数学の先生を連れてきて姫路と島田が護衛だ。ムッツリーニによって突破口が開いたらムッツリーニと保健体育の先生を教室に戻し、攻撃を姫路に交代して一気に叩きのめす!」
「ちょっと待ってよ。僕の役目がないじゃないか!」
「大丈夫、お前にだって役目はある!」
「何?」
「宣戦布告。」
「やだぁぁぁぁーーー!!」
「大丈夫、相手は年下だ。」
こうしていつものように宣戦布告に行くのだった。
高校1-F教室
「全員の得意科目がわかった!」
「よし、カミやん。宣戦布告に行ってくるにゃー。」
「おう!」
この戦争、目標はAクラス、Eクラスは余裕で倒せるくらいでいたいな。
1-E教室前
おいおい、あんなのありかよ?
「よし、宣戦布告だ!」
他のクラスがすでにEクラスへ宣戦布告しようとしている・・・。
「おい!この教室へは俺が宣戦布告に行くところだったんだぞ!」
「何!?ここへは2-Fが宣戦布告に行くんだ!」
「2年だったら2年と戦えよ!」
「1年の癖にたてつくのか!?それなら・・・。」
こんなところで負けていたら先が大変だからな。Fクラスに勝たないとEクラスには勝てない。こんなのさっさと終わらせる!
上条・明久「模擬試召戦争だ!!」
続く
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