→瑞希
そうですか、明久君にも好きな人がいるんですね。
その人のためにあんなに頑張ってるんですね・・・。
私が明久君を好きでいることは迷惑なんでしょうか?
明久君でも釣り合わないような人ってどんな人なんでしょうか?
せめて、その人が好きだとしても、今のような関係でいてくれますか?
他の人が好きだからって私を見捨てないでくれますか?
私の前で優しい明久君を見せてくれますか?
瑞希→明久
「「試験召喚(サモン)!!」」
僕と高槻君の点数が表示される。
吉井明久:英語1447点
高槻野洲:英語1831点
「やっぱり高槻君は越えられないか。」
越えられないなら操作技術で補うしかない。
でも・・・
「何その武器の大きさは!?」
1.5mくらいあるよ!?
「これ?これは一応攻撃力No.1の武器らしいよ。メイスっていう名前だったかな?それにしては防御に手を抜き過ぎだと思うけどね。」
確かに、服が青い十字架が入ったTシャツ1枚って・・・。
「まぁ、僕が勝つよ!」
「かかって来い!」
まずは高槻君に向かって走り出す。僕の武器はただの木刀のため、接近しないと攻撃が当たらないからだ。
「そう来たらこうするだろう?」
高槻君はおもいっきりメイスを振り回してきた。
それを僕がジャンプでかわす。
「くらえ!」
攻撃を当てるなら今だ!
「間に合え!」
そこへ高槻君がメイスを僕の方へ向けてくる。何とか攻撃だけでも当たれば・・・。
バシィ!!!
木刀が高槻君の顔に当たる。顔ならかなりのダメージを与えられる!
「ぐっ!」
そこへ高槻君のメイスがやって来る。直撃だけは避けたい!
ドカン!!
「ゴッ・・ガッ・・・。」
何とかして直撃は避けたものの、攻撃力の高い武器、そして高槻君の点数の高さでかなりのダメージを受け、フィードバックがきつい。
吉井明久:英語9点
高槻野洲:英語107点
高槻君も相当のダメージを受けている。でも僕はもう1桁だ。勝ち目は無いのか・・・。
「どうした、お前の想いはここまでなのか?奥の手を出してみろよ。諦めずに戦って、形勢逆転してみろよ!!」
形勢逆転って言っても・・・あっ、そうだ!
宮津君からの新システムがあったじゃないか!
「そうか、なら見せてあげよう。1桁の形勢逆転ってやつをね。」
そう、あれの発動条件は点数が1桁になってることだった。
「・・・最終召喚(ラストチャンス)!!!」
説明:最終召喚(ラストチャンス)
宮津によって考案された召喚獣システムの新システム。点数が1桁の時のみ使用可能。他人の召喚獣が召喚される。召喚された召喚獣は召喚者の意思を読み取って行動する。容姿、装備、点数は元に準ずる。また、明久が知らない秘密がある。
吉井明久:英語9点
姫路瑞希(吉井明久):英語415点
高槻野洲:英語107点
出てきたのは姫路さんの召喚獣だった。
「ところで高槻君は寒いのは平気だよね?」
「まぁ、ほとんど氷にた包まれているようなもんだからな。ちなみに俺の召喚獣も寒さに強いらしいぞ。それを知ってたみたいだな。だから氷結空間を使わなかったんだろ。その行動は正解だと思うぞ。」
そうか、だったら・・・。
「じゃあ、熱いのは苦手みたいだね。」
姫路さんの腕輪の能力『熱線』を発動させる。
高槻君の弱点を突き、戦死させた。
高槻野洲:DEAD
勝者、Fクラス吉井明久
これにより、試召戦争はFクラスの勝利とする。
続く