バカと文月学園と学園都市   作:ほーき雲

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宮津と加古川とやっぱり僕は・・・。

あの日からの僕は、果たして変わったのか?

 

最終的に学園都市に行き、上川高校へ通っていた。そこには米原や相生、網干、星川姉妹達がいた。

 

そして、他校の友達までいた。それが元長点上機の高槻だ。

 

長点上機っていうとエリートの集団みたいに見えるが、あいつは全然違って、エリートだとか、才能のあるやつとか、大人に認められていい気になってるようなやつを『潰す』ことが好きなやつだった。

 

上川高校に通っていた1年後、学園都市に文月学園という新しい学校が現れることを知った。

 

僕は文月学園の試験召喚システムというものに興味を持ち、転校。そして、僕のプログラミング技術が文月学園に知られ、新しいシステムの開発をときどきしながら、文月学園で学校生活を送ることになった。

 

それから、いろいろなことがあった。

 

特に、僕の2回目の恋。

 

でも、結局はうまくいかず、またあの時の、全てが頭にぐちゃぐちゃになっている状態へと逆戻りした。

 

そして、加古川まで、僕の前に姿を現した。

 

その加古川は、僕の隣の席にいる。

 

「ずっと探したよ。どうしても宮津君がどこの学校に通っているのか知りたかった。それで、やっと見つけて、やっとここに来れた。」

 

「もうやめてくれよっ!!」

 

限界だ。加古川を見ていると、どうしてもあのことに結び付いてしまう。

 

「もう、忘れたい過去を掘り出さないでくれよっ!!」

 

あれだけ好きになって、あれだけ一緒にいるのが楽しかったのに、あの時の出来事が拒絶してしまう。

 

それでも、加古川は僕に言ってくる。

 

 

 

 

 

「世界史を教えてあげるって約束したでしょ。約束は守らないと。」

 

約束?確かにそんなことを言ったよな。でも、そんなのもう終わりだろ。さっさと忘れておけよ。

 

「なんで、そんなこと、まだ覚えてんだよ・・・。」

 

 

 

 

 

「だって、約束は守らないと、宮津君に会えない気がしたから。」

 

「っ!!」

 

そんな、約束守らないと僕に会えないと思ったから約束を守るなんて、まるで、加古川が僕に会いたがっているみたいじゃないかよ・・・。

 

その時、誰かに手をつかまれた。加古川の両手は僕の見えるところにある。しかもこれは男の手だ・・・。

 

 

 

 

 

振り返った瞬間、手をつかんだ張本人、高槻が僕を教室の外へ引っ張っていった。

 

 

 

 

「宮津、よかったじゃねぇか。前から好きだったんだろ?あいつが。」

 

「それは、もう過去の話だ。」

 

「じゃあ、なんであの時、2人そろって恋した後、加古川の話をしたんだよ?」

 

「えっ?」

 

「お前、あの後話してくれたよな?お前の中学時代の恋の話。それはやっぱり、誰かに伝えることによって、その事実を覚えている人間を残したかったんじゃないのか?自分で覚えているのはつらいから、それでも加古川そのものの記憶は持ってい続けたいから、だから俺に話したんじゃないのか!?」

 

高槻の言っていることは本当なのか?確かに僕は加古川そのものを嫌いにはなっていない。あんなことさえなければ加古川とずっと一緒にいたい。でも・・・。

 

「あのなぁ、過去を忘れたいなら考えなきゃいいじゃねぇかよ。過去のことを忘れた上で、初めて加古川への気持ちが芽生えた時のように、加古川と一緒にいたいと思えばいいんじゃね?」

 

「っ!!」

 

それは確かに過去を気にしない高槻らしい、高槻と友達になったからこそ、こんな考え方ができる。

 

なら、あの時のように、加古川と一緒にいられればいいのか。

 

「宮津。お前、さっきとは全然違う顔してるぞ。」

 

「まぁ、考え方を変えたからね。」

 

結論として、正しい行動とは、『学園都市で、あの楽しかった加古川との日々と同じ気持ちで、加古川と一緒にいること』だ。やっと、1年前の疑問の答えがでた。

 

そして、僕はまだ、加古川のことが好きで、あの日からの僕は、何も変わっていない。

 

「加古川っ!」

 

僕は加古川のもとに戻る。

 

「学園都市でも、よろしくな!」

 

僕は、加古川のいるこのクラスにい続けることにする。

 

だって、何があっても、加古川を好きでいられそうだから。

 

 

 

 

ふぅ、よかった。これで宮津がやっぱり姫路を好きだなんて言われたら困るからな。そんなことになったら連鎖効果で俺がどん底状態になるところだった・・・。

 

「ちょっといいかな?」

 

その時、誰かに話しかけられた。

 

「なんだ?つーかお前誰だ?」

 

「僕はDクラスで総合音楽部の代々木。君はAクラスで成績第4位の高槻君だよね?」

 

「そんな肩書きいらねぇよ。古典クズだし。」

 

「今はそんなこと関係ないよ。ちょっと君に対決を申し込みたくなっただけだ。」

 

「対決?」

 

「あぁ、音楽対決をしようと思う。」

 

そこで、俺はある結論に至る。

 

もし、この計画を実行すれば、勝っても負けても、メリットがあるんじゃないだろうか?

 

それに、音楽対決で音楽関係の部活のやつを潰せたら、やつのプライドはズタズタだろうしな。

 

黒い自分を少し含めながら、返事をした。

 

「よし、やってみようじゃないか。」

 

さぁ、メンバーを集めよう。




さぁ、次回は久しぶりの明瑞です。

やっと明瑞が書けるぞ・・・。
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