バカと文月学園と学園都市   作:ほーき雲

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俺と恋愛と物語開始

「なあなあ、さっき俺が歩いてたらここの中学生と思われる女子生徒に電撃食らったんだが、心当たりある?」

 

「ああ、それならモロに当てはまるやつを知っているぞ。」

 

「確か、お前の彼女で間違いなかったっけ?」

 

「ぶっ!!」

 

ついに噴いた。まあいいや、まずは初期段階、『本当の気持ちを覚醒させる』を実行する。これでうまくいけばいいんだけどなぁ。

 

「でも、いつも一緒なあたり、恋人同士に見えたが、違ったか?」

 

「ちげーよ。すぐ電撃飛ばすやつが恋人ってどういうことだ。」

 

「だよなぁ、恋人なわけないよなぁ。」

 

「んで、何が言いたいんだ?」

 

「要するに、いつも好きで好きでたまらないけど、相手にされず電撃飛ばされて困っているとか?」

 

「ぶっ!!」

 

はい2回目~。

 

「なんなんだよ一体!?突然御坂が好きとかなんだとか!?」

 

「お前らに遭遇すると、いつも2人一緒だからなぁ、第三者が見ると恋人にみえるぞ?少なくともどちらかは相手が好きなんだろうと思ったんだが。」

 

「そんなんじゃねぇよ。」

 

「ふーん、まあいいや、でも、気になり始めたら俺のところ来いよ。あいつをお前に対してデレデレにさせてやるから。あと、これやるから。」

 

こいつが鈍感だというなら、御坂のツンデレ発言をストレートなデレに繋げればいい。そのための・・・。

 

「『ツンデレ用語辞典』?」

 

「お前もツンデレというものを理解した方がいい。ツンデレというものがどんな発言をするのかお前もわかれよ。もしかすると、お前の周りにもツンデレがいるかもしれないぞ?」

 

よし、こんなものだろう。まずは御坂美琴の存在を意識させる。こいつにはしばらく御坂美琴のことについて自分の頭で考えてもらおう。

 

 

 

 

「・・・どう?」

 

「一応物語を始めるフラグは立てておいた。あとは上条当麻への接触はお前がやれよ。これから始まる物語の主役は俺でも上条当麻でもない。お前でなければいけないんだ。上条当麻が鈍感である以上、お前が行動しなければ、永久にお前の気持ちには気づかれないぞ。」

 

「・・・わかってるけど、どうしてもアイツの前だとうまくいかないの。いっつも素直になれないのよ。アイツが鈍感なのは私だって知ってるのに。」

 

よし、次の作戦を発動させよう。

 

「なぁ、お前の周りに情報関連に強いやつっているか?」

 

「うーん、初春さんとか?」

 

いることにはいるんだな。なら大丈夫だ。

 

「わかった。俺は裏に回るから、上条当麻への接触がんばれよ。」

 

さぁ、あのできたてラブラブカップルの片割れに頼んでみるか。

 

 

 

 

「宮津~!!」

 

「どうしたぁ?」

 

「お前なら、ネットサイト1つ作るくらい簡単だよな?」

 

「それくらいなら任せろ。」

 

「よし、じゃあ、こんな感じのサイトを作ってこんなの書き込んでおいて欲しいんだけど?」

 

「ん・・・?何これ?まさかマジでキューピッドデビュー?自分の恋愛はどうしたの?」

 

クソッ!!彼女持ちに言われるとムカつく!!ああもう、これで明久も姫路を連れながらこんなこと言い出したらどうすりゃいいんだよ!?ああわかってるよ、俺が一番遅れてるってことくらいよ!!

 

「ちょっと待ってくれ、自分の中で心の整理をさせて欲しい。」

 

少し心を落ち着けよう。・・・・・・しかしまぁ、宮津の研究室ってけっこうすごいよなぁ、確か、学園都市に来るときに宮津のプログラム技術を学園都市に買われたんだっけ?能力者という被験者になりながら研究を進められる存在として注目されてるってことだよなぁ。

 

「ところで、お前ってよくこっちにいるよなぁ。ほとんど寮にいないだろ?まぁ、ここの寮はほぼ自由だからいいんだろうけどさ。」

 

「だってさぁ、寮に入ったらり・・・」

 

ガチャ

 

あれ、人が来た?・・・っておい、まさかとは思うが・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

「お~い健く~ん!!」

 

「おっ、凛だ!やっぱり今日も来るんだなぁ。こっちで待っててよかったよ。」

 

「」

 

「行かない訳ないでしょ。私がここに来ないなんてそんな人加古川凛じゃないよ!」

 

やっぱりか・・・。宮津、加古川、俺の前でいちゃいちゃするなよ、クソ・・・、言葉がでねぇ・・・。

 

「あ、高槻君いたんだね。」

 

「そうそう、サイトは作っとくから、高槻はもう帰っていいよ。」

 

「勝手にいちゃいちゃしとけよこのバカップルがぁぁぁーーーー!!!」

 

こんなところにはいたくない、お前に言われなくてもさっさと帰ってやるよ!

 

 

 

 

そして、高槻野洲の立てた物語開始フラグは、次々と始まっていくのであった。

 

 

 

「何これ!?ぜひ御坂さんに真偽を確かめに行かなくては!!できればこの人も呼び出して!!」

 

とある少女は、偶然入った情報に動揺し

 

 

 

「何だよこれ、明らかに御坂そのものじゃねぇか。いや、そんなわけないよなぁ。」

 

とある少年は、いつも自分のところにある1人の少女を気にし始め

 

 

 

「絶対・・・気づかせてやるんだから・・・・・・・・当麻。」

 

そんな中、始まった物語の中心に立つ1人の恋する少女は何をし、どのような結末を迎えるだろうか?

 

 

 

 

 

 

「あぁもう!!なんだよこの『P.N 最近凛が可愛すぎて仕方ない。』って!!」

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