投稿停止中 キヴォトスを守護する狼たち   作:ユウ・ベルフ

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作者です、今回も読んでくださりありがとうございます!


二話 アドビスへ

キヴォトス

連邦捜査部 シャーレ 部室

 

「先生、おはようございます。今日からフリードゥルフの任務と同時にではありますが先生の補佐をさせて頂きます、よろしくお願いします!」

 

「ハル君おはよう!、よろしくね!」

 

俺は特殊任務部の始業の挨拶を終わらせたあと副隊長のタカに一時的に指揮を任せて自分の仕事の山をすべてカバンに入れシャーレに向かい先生に挨拶をし早速業務に取り掛かる。

 

「ハル君、机はそこを使ってね。てかそのバックに押し込んである書類の束はなに?」

 

「ありがとうございます。これは特殊任務部、フリードゥルフ隊の今日のタスクです、いつもよりは少なめですね。先生、とりあえずこの書類の山、ひと通り目を通して先生がすぐにでも動くべきだと思ったものが見つかったら教えてください。速やかに計画を立案して活動します。それと先生、できれば君づけはやめてほしいです。なんかむず痒いので…」

 

「そっかぁ、わかった。ハル、改めてよろしくね。」

 

「はい、先生。よろしくお願いします!」

 

「じゃあ、上の書類からやっていこうかなぁ」

 

先生は上から書類を読んでいき、緊急性のあるもの、ないものに分けていく。俺はそれを横目に自分の書類をどんどん捌いていく。書類の3分の2を捌いたところで先生の手が止まり、険しい顔をし始めた。どうしたんだろうかと思っていると先生が

 

「………。ハル、アドビスってところ、今日行ける?」

 

書類を読んでいた先生は真面目な顔で俺に聞いてきた。

 

「アドビスですか…。まさか、対策委員会からの書類ですか?」

 

「うん。すぐにでも行きたいんだけどいいかな?」

 

「待ってください。書類の内容は?」

 

「あ、ごめんね。言ってなかったね、シャーレへの依頼で、内容はアドビス高等学校の立て直し。廃校の危機にあるって書いてある。」

 

「廃校…。俺達フリードゥルフにもその書類は来てましたが、俺達はシャーレのような超法規的な組織ではありませんでした。なので、その廃校の危機となる原因などの調査までしかできませんでした。先生、速やかにアドビスに向かいましょう。先生のお力とシャーレの超法規的権限とフリードゥルフの権限があればなんとかできると思います。」

 

「わかった、じゃあお願いしていい?」

 

「了解です、すぐに準備します!」

 

 

俺は先生とシャーレを出てタカに電話をしながら徒歩で特殊任務部の部室に向かう。

 

「タカ、これからアドビスに向かう。フリードゥルフ隊出動準備、特殊作戦装備、弾薬多め、戦闘糧食多めでブリーフィングルーム集合!航空支援小隊にも連絡頼む。俺は先生とそっちに向かう。」

 

{了解、すぐに用意させる。対策委員会に何かあったのか?}

 

「廃校の危機だそうだ、俺達も調べてはいただろう?おそらくカイザーの奴らだろうよ。まぁ詳しい話は彼女らから直接聞こう。とにかく出動準備を頼む」

 

{わかった、あとでな}

 

電話を切った俺と先生は特殊任務部に急ぐ。早歩きで向かい玄関から武器庫に向かい自分の装備を着ながら先生に

 

「先生もこれを着てください。着方はわかりますか?」

 

と言いボディーアーマーを渡し

 

「うん、ありがとう。大丈夫だよ。」

 

先生が手際よくボディアーマーを着る。まるで着慣れているかの様に。

 

(やはり先生は特殊部隊ないし戦闘部隊の退役軍人か?それともミリオタ?)

 

先生の様子を横目でみてそう思いながらロッカーから自分のボディアーマーとバラクラバ、バックパックを背負いヘルメットを持ち武器庫に向かう。武器庫からメインアームのACRを取り出す。常にホルスターにサブアームであるM18の弾入れ済みの弾倉とACRの弾入れ済みの弾倉を取り出し、多めに倉庫からとる。ACRに弾倉をさし、ボディアーマーのマガジンポーチに入れ、残りはバックパックに詰め込む。弾倉を入れたあとは糧食を自分と先生の分を多めに入れた。準備を終えた俺と先生は隊に合流するためブリーフィングルームに向かう。ブリーフィングルームに着くとフリードゥルフの隊員の他に航空支援小隊のマザーグース隊が待っていた。俺は、

 

「すまない待たせた。みんないるな?」

 

「あぁ、みんな居るよ。マザーグース隊も呼んどいた。」

 

タカがいい

 

「やぁハル、来たよ」

 

「ありがとうタカ。急にお呼び立てして申し訳ありません、マザーグース1。いえ、ヒバリ先輩。」

 

「いいのいいの〜。私達はフリードゥルフ専属支援航空隊みたいなもんなんだから!ハルの隣にいるのは風鳴アヤ先生ですね?私は特殊任務部、航空支援小隊マザーグース隊隊長、雨晴ヒバリです。そして、私の隣から副長の宮野スミレ、乗員の晴空ハナ、梅村コノミです。」

 

「副長の宮野スミレです、よろしくお願いします!」

 

「乗員の晴空ハナだよ!よろしくね、先生!」

 

「同じく梅村コノミです。よろしくお願い、します…」

 

「以上隊員4名!これからよろしくお願いしますね!」

 

航空支援小隊、マザーグース隊の雨晴ヒバリ先輩に挨拶をする。ヒバリ先輩はニコニコしながらアヤ先生に自己紹介と隊員の紹介をする。先生も笑顔で

 

「うん、これからよろしくね、ヒバリ、スミレ、ハナ、コノミ。」

 

と返した。俺はみんなの前に立ち、

 

「さて、緊急招集にもかかわらず遅れずによく集まってくれた。ありがとう。我々は装備の最終点検が終わり次第、アドビスに向かう。理由はアドビス高等学校の対策委員会からシャーレに依頼届けが来ていたからだ。依頼内容は〈廃校寸前のアドビスを守るのを助けてほしい〉だ。俺達は前々から極秘で調べていたが手を出せずにいた。だが先生が来てくれたお蔭でようやく表立って行動できる。いいか、必ず彼女らを助けるぞ。相手が何者だろうとフリードゥルフ隊の意地をみせろ!全員出動!」

 

「「「「「了解!!!!!」」」」」

 

フリードゥルフ隊とマザーグース隊の面々、そして先生がブリーフィングルームから出てヘリの格納庫へ向かう。マザーグースは先に乗り込みヘリのエンジンを起動し離陸までの準備を整えていき、ヘリのローターが回り始めるとフリードゥルフ隊と先生が搭乗。ドアを閉め数分後にヘリはアドビスに向けてとびたった。

 




ここまで読んでいただきありがとうございました!

対策委員会を助けるために航空支援小隊マザーグース隊とともに出動したフリードゥルフ隊と先生。次回から対策委員会編に突入します!

次回からまた長くなる予定です…。読みづらい箇所が多々あると思いますが読んでいただけると嬉しいです!
読んでみての感想など、どんどん送っていただけると作者の励みになりますのでよろしくお願いします!
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