トレーナー試験難しすぎワロタwwwww   作:ごまだれ醤油

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普通に考えたら転生しても東大より難しい試験なんて受けないしそこまで勉強しないよね。


サトノダイヤモンド
みなみとますおとむさしとめいともみじ


 ウマ娘の世界に生まれたからと言って原作キャラに会うことはない。ぶっちゃけ縁なんてないだろと思っていた。

 

「レースには一般レース、オープンレースとあるがグレードという格付けされたレースが存在する」

 

「どうした急に」

 

「主にグレード付けされたレースは一番格が高いGⅠ、その下のGⅡ、さらにその下のGⅢレースが存在する。これから見るのはそのGⅠ、グランプリと呼ばれる人気投票で選ばれたウマ娘しか出られないレースの1つである有記念だ」

 

 しっっっぶい縁きたなおい。

 

 

 

 我が名は相羽紅葉。父は武蔵、母は命。そして叔父の名はみなみとますお。そう、あのウマ娘のみなみとますおである。

 このウマ娘の世界に生まれて幾数年。まさかの原作キャラとはいえ「どうした急に」の二人に会うとは思わなかった。いち人間の鑑でありファンの鑑でもある彼らは、その誠実さから端からみたら事案と思われかねない小学生時代のキタサンブラックとサトノダイヤモンドとレース場にて意気投合しお茶までする仲にまでなったほどの人物だ。

 両親は共働きでいろいろと忙しい中この二人の叔父、母方の叔父と父方の叔父の片方もしくは両方に預けられたりすることが度々あり一緒にゲームや勉強と面倒をよく見てくれた。

 キタサンブラックとサトノダイヤモンドと仲を深めたり劇中で見せた誠実さは本物で転生した俺こそが見習うべき姿を多く見せてくれた。

 同年代に友人がおらずにつまらなそうな時間を過ごしていた中ウマ娘のレースを見に連れて行ってくれたことは俺にとって大恩となっている。実際に見たレースはすごかった。一生懸命走るウマ娘、疾走感。初めて見た時の感動は鮮明に覚えている。

 レースについてのことはウマ娘アプリをやっていたおかげか二人から教えてくれたことはすぐに呑み込めたしより理解を深めることができた。おかげでもっと楽しめるようになったがその最中不思議なことが起きた。

 

 俗にいうとウマ娘のステータスというものが見れていたのだがそれがより鮮明に見れるようになったのだ。はじめはアプリのステータス程度しか見られなかったが叔父二人によるウマ娘、レースの講義とレース観戦によってより深い内容が身についた結果ステータス画面により詳細な情報が表示され見れるようになった。

 そのおかげかレース場のパドックではあの子が調子いいし直線強いから上ってくるかも、などといえばその通りになって二人からは「すごいぞ!見る目があるな!」と褒められたりもしたものだ。

 そんなことが繰り返されたので「トレーナー目指すか?」なんて冗談で言われて、人の人生背負うとかアプリトレーナーのように覚悟ガンギマリにはなれないから無理だなと思いそのように返事をしたもののワンチャン解けんじゃね?と思いわざわざ中古でやっすく売ってた教科書と過去問を買って開いてみた。

 その結果。

 

 

 

 

むっっっず!!!くっっっそむっっずっっっっ!!!!こんなん解けるわけねぇだろボケナス!

っはー!!!やってらんねー!!!!二度とやらんわこんなクソ問題!

 

 

 

 

 

 一抹の希望は速攻で消え去ったのだ。

 それもそのはずトレーナー試験は東大より難しいと呼ばれている。その難しさも相まってトレーナー不足と呼ばれるレベルでだ。数学むっず!物理意味不!平均偏差値レベルの俺では無理だったのだ……。

 とはいえ学べば学ぶほどステータスがより詳細に見えてわかることが増えていくのが楽しいのも事実。ということでわかるところだけ覚えてレース観戦を楽しむという端からみればトレーナーになる気もないしそこまでの勉強なんてやりたくもないと言いながらウマ娘のトレーナーの勉強をする変な奴というのが爆誕した。

 レース場へ足を運び、みなみ叔父さんとますお叔父さんとで「どうした急に」をやりながらレース予想をするのがめちゃくちゃ楽しくて……こうやって過ごして前世の推したちを応援しよう、そう思っていた。

 

 

 ある日のことだ。父が俺がレースについていろいろと勉強していて叔父さんたちからもウマ娘を見る目があるということを聞いたことからお世話になっている人の娘さんの話し相手になってほしいと父から頼まれたのだ。

 なぜ俺が?と聞くと周りの人は大人ばかりで俺のような子供は少なくレース知識を豊富に持っていることも相まってのことだそうだ。

 相手は名家の幼稚園児で将来はGⅠレースに出て家にそのトロフィーをささげるのが夢だとか。なんともまぁ壮大な夢である。

 ウマ娘アプリでかるくGⅠを勝ちまくるがゆえに誤解しがちだが、そもそもメイクデビューできるのが全体の1割に満たないとかなんとかでそのうちのさらに上澄みの上澄みがGⅠで優勝することができるという、GⅠとはそれほどまでに途方もないものなのだ。

 それにしても名家か。ウマ娘でそれなりに名家的なものは知ったがアプリで実装されたメジロだとかサトノだとかくらいしか俺は知らないし、名馬と名馬の息子娘でメジロだのサトノだとシンボリだのついてないものすごい馬も俺の世界にはいたのだ。まぁ俺の知らない名家だろうと思っていた。

 だから父から失礼のないようにと言われたときは子供の世話とかぶっちゃけどうすればいいかわからんと思っていたけど父のメンツをつぶすことのないようにしっかりしなければと思っていたら……

 

「は、はじめまして!サトノダイヤモンドです!」

 

 まさかの原作キャラ。しかも幼稚園児時代。

 とりあえずひざを曲げて視点を目の前の小さなウマ娘に合わせて挨拶をする。

 

「はじめまして。相羽紅葉です。父がお世話になっています。よろしくね」

 

 

 

 

 このウマ娘の世界に生まれて幾数年。まさかの原作キャラの幼少期……いや小学生時代は出ていたけど幼稚園時代のころに会うとは思わなかった。しかも家にご招待されてという。豪邸とか初めて見た。

 みなみ叔父さんとますお叔父さんという渋い縁からなんともまぁすごい縁が待っていたものである。うちの親すげぇな。

 

「もみじさん!もみじさんはレースをみぬくお力があるとききました!」

 

「あぁ、うん。人並みにはね」

 

「いっしょにレースをみましょう!ぜひそのお力をみせてください!」

 

 期待満々といった感じでこちらを見るサトノダイヤモンド。あぁ~、かわいいんじゃ~。

 そんなこんなでリアルタイムで始まるメイクデビューをそれなりのクソデカテレビで見ることとなった。かわいいんじゃ~とか暢気に言っている場合ではない。これで外してしまったら絶対微妙な空気になるし微妙な目で見られることになる。

 そんなのは無理だ俺は耐えられない死んでしまう。使える力をフルに使ってモニターを見る。

 

「もみじさんはどの方がいちばんになるとおもいますか?」

 

「うーん、5番が能力的には一番高いけど11番の子はフォームが綺麗だし技術面が優れている……うまくいけば11番が差し切れるかな」

 

 メタ的に言うとスキル4つくらい積んでる。アプリだとこの時点でそもそも積んでなかったよな?やべーなおい。

 結果、11番が5番を1バ身差で差し切ってゴールした。あー、よかった。当たってたわ。

 

「すごい!すごいです!もみじさんの言うとおりになりました!」

 

「あー、うん。そうだね。当たってよかったようん」

 

 サトノダイヤモンドは腕をぶんぶんとふって興奮した様子で俺を称賛する。さすがに子供の純粋な称賛を浴びるのは照れる。そもそも褒められるのが苦手なのだ俺は。何と答えればいいかわからなくなる。

 なんかお付きのメイドさんもこっちを見ている。やめてくれ俺は耐えられない。

 

「もみじさん!ダイヤはお父様とお母さまにGⅠのトロフィーをささげるのがゆめです!ダイヤはゆめをかなえられますか!?」

 

「さすがに幼稚園児の時点では答えにくいかな。もう少し大きくなって走るのを見てからならなんとかこたえられるかなぁ」

 

「では!おおきくなったらダイヤのはしりをみてくれますか!?」

 

 期待を込めたうるうるとした目でこちらを見るサトノダイヤモンド。うっ……子供の頼みをいやというのはちょっとなぁ……。

 

「まぁ、その程度ならいいよ」

 

「わぁ!ありがとうございます!やくそくです!」

 

 そんなこんなで約束をしてしまって時は流れて……

 

「キタサンブラックです!ダイヤちゃんから聞いてます!すごい人だって!」

 

 友人のキタサンブラックを紹介され……

 

「キタサンブラックはスタミナがあるね。長距離とかのレースはとれるんじゃないかな。ダイヤは差し切ったけどスタミナもう少しつけたほうがいいよ。あっても無駄にならないから。」

 

 二人の模擬レースでアドバイスなんてしちゃって……

 

「菊花賞はクラシック3冠で最も強いウマ娘が勝つといわれている」

 

「どうした急に」

 

「だが今日はメジロマックイーンが勝つよ」

 

「「どうした急に」」

 

 みなみ叔父さんとますお叔父さんで「どうした急に」をして……

 

 叔父さんたちとキタサンとダイヤが仲良くなったりして……

 

 最推しマックイーンの春の天皇賞3連覇が成し遂げられなかったことを悲しみながらもライスシャワーに拍手をし……

 

 ターボ師匠のオールカマーでボロ泣きして……

 

 テイオーの有記念でボロ泣きして……

 

 最推しマックイーンの奇跡の復帰でボロ泣きして……

 

 時は流れて二人が、トレセン学園入学する少し前になって事件は起こった。

 

「えっ?!紅葉さんはトレーナー試験を受けてらっしゃらないのですか!?」

 

「いや受けないよ」

 

「でもたくさん勉強してましたよね!?」

 

「誰かの人生とか背負うの無理だって。そもそも学生だし」

 

「そんな!?ダイヤのチームのサブトレーナーをやってくださらないんですか!?」

 

「いや初めて聞いたぞそれ」

 

「でもやってくださいますよね!?あれだけたくさんのことを教えてくれたんです!サトノのトレーナーからの評判も良いんですよ?ね?ね!?」

 

 えぇ……

 

「問題集と教科書もここにありますから!」

 

「こっわ。なんであるんだよ」

 

「紅葉くん。解くだけでもいいからやってみてはくれないか?」

 

「サトノの叔父様まで……」

 

 …………………

 

「……解くだけなら」

 

 そんなこんなで家に持ち帰って仕方なく問題集を広げてやってみる。……うん。

 

 やっぱそうだわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 トレーナー試験難しすぎワロタwwwwwww

 

 

 

 

 

 

 

 

続かない

 

 

 

 




 このあとはなんかご都合主義でサトノ家チームのサブトレーナーとかになってダイヤにクラシック3冠とかを取らせるかもしれない。
 なおキタサンブラックも強化されてる模様
 設定は書いたのでだれかこの設定を使っていい感じのウマ娘新規小説を書いてほしい。
 ウマ娘プリティダービー3期は毎週水曜の24時ごろから放送中!みんな見ようね!!

※感想を書いてくれた方がいたので
もし本設定を一部でも利用して二次創作をかいてくれた方が1人でもおりましたら続きを書きます。
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