トレーナー試験難しすぎワロタwwwww   作:ごまだれ醤油

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更新したと思っていたらしてなかったでござる。
許して
さて今日のぱかライブ。どうなることやら


そのとき二人は

 サトノダイヤモンドとキタサンブラックはトレーニングを終え戦場状態であるお風呂を終えて部屋で楽しくおしゃべりしていた。

 話題はもちろん相羽紅葉のことである。

 

「それにしてもほんとに安心したよ~。心配したんだからあたし。ダイヤちゃんったら帰ってきてお風呂行ってからもあんな調子だったし」

 

「あはは……ごめんねキタちゃん。心配かけて。もっと早く言えばよかったんだけど……うれしくて」

 

 

 

 

 サトノダイヤモンドは一昨日の夜あたりから様子がおかしかった。

 はじめはキタサンブラックが聞いてみてもあまり煮え切らない言葉を返すだけだったが、携帯をいじった後に余計にウマ耳がぺたんとしなって見るからに気落ちしたこともあってさらに踏み込んでみたところ、サトノダイヤモンドも吐き出したかったのか聞き出すことに成功した。

 

 結果、紅葉がサトノダイヤモンドを裏切ってしまうのではないかと恐れていることが判明した。

 

 キタサンブラックにとって相羽紅葉は唯一歳の近い兄のような存在である。

 サトノダイヤモンドからレースを一緒に見て当てられる年上の友人として紹介されてから交友を持ち、サトノダイヤモンドを大切にしたように一緒にいるときはキタサンブラックも大切にされてきた。

 具体的にはレースを見に行く際の保護者として一緒に行ったり、レース当日前後の天気が雨であると予想される際には近場にホテルをネットで手続きをして同行したり、キタサンブラックが活発なため怪我をした時のために救急キットを用意したりと紅葉は彼なりに大人の真似事をしていた。

 キタサンブラックは父である超有名演歌歌手の弟子たちと過ごしている。弟子たちからはお嬢と呼ばれて色々と可愛がられているがみんな一回りは離れている年上ばかり。だが紅葉は3年ほどの歳の差で、その彼が自分たち子供に対して弟子たちと同じように大人のように振る舞いながらも所々若めの弟子たちのようにどこか抜けている姿は、キタサンブラックにとって弟子たちと違うようで違わないようでちぐはぐだったがとても見て楽しかった。

 

 一番印象に残っているのが自分たちを見る目だ。

 よく彼は自分の食べ物やデザートなどをキタサンブラックやサトノダイヤモンドに優先的に分けてくれる。2、3回ほど押せば彼自身も食べてくれるが基本は自分たち子供にそういったものを分けてくれて、全部くれた時なんて何が楽しいのか優しい目で見ていた。その目は尊敬する父や母のよう……とは多少違うものではあったがその目が好きで、キタサンブラックは気に入っていた。

 自分たちを大切にしてくれる、大切にしようと思ってくれる気持ちがあるということにはなんとなく気づけていたからだ。

 それはサトノダイヤモンドに多めに向けられている気がした。

 考えてみればそれはある種当然のことでキタサンブラックが彼よりもサトノダイヤモンドと一緒にいることが多いように、彼はキタサンブラックよりもサトノダイヤモンドと一緒にいる時間が長いのだ。長く一緒にいてレースを当てられる慧眼を持っていることからサトノ家のトレーナーにより師事をある程度受けて、キタサンブラックも含めて走りを見てくれていることからも思い入れが強くなるのだろう。

 

 

 共通の話題としてサトノダイヤモンドの話をする時が幾度かあった。

 キタサンブラックが親友に対する劣等感を少し吐露するときもあった。

 

「ダイヤちゃんってすごいですよね。あたしにはないものいっぱい持ってて……紅葉お兄さんも」

 

「そりゃそうだ。隣の芝生は青く見える……自分にないものを持っている人は羨ましく見えるものだよ。でも持っていたら持っているだけで辛いことも多かったりするもんだ。あと俺はそんなに持ってない」

 

「でもやっぱり羨ましいです。どうすればいいでしょう」

 

「まぁね。どうしようもなかったりするし持ってないなりに頑張るしかないんだよねー。つらいけど」

 

「……そうですよね。あたしももっと頑張らないと!」

 

「頑張りすぎはやめとけよ。碌なことにならんから。最悪これだけ!ってもんを大事にするだけでいいんだぞ。友達でいる!とか」

 

「……?あたしとダイヤちゃんはもう親友ですよ?紅葉お兄さんもダイヤちゃんと友達ですよね?」

 

「あー……そうだね。俺も、それだけは譲りたくないね。どんなにみじめでも。しょうもないと言われても」

 

 その時の紅葉の声色は真剣味を帯びていて少しキタサンブラックは面くらった。そこまで特別なことを言ったつもりはなかったからだ。すぐに彼は急にごめん、と謝ってきてそこまで考えることはしなかった。

 だがサトノダイヤモンドから聞いた内容からその時のことをふと思い出したのだ。

 

 ――あのことと何か関係あるのかな。

 

 キタサンブラックは少し感じていた。自分が劣等感を抱えているように同様のものを彼も抱えているような気がすると。その時は弟子たちと同様にきちんとした面を持っている彼が抱えているなんて……と思っていたが。

 

 まさか彼がより大切に思っているサトノダイヤモンドを裏切ってしまうのではないかと考えていたなんて思いもしなかった。

 

「えっと……ダイヤちゃん。それほんとなの?」

 

「……うん。知ったのは今日が初めてだけど。今ちょっとやり取りをしたらすぐに話をしようって言ってくれたんだけど……。とても紅葉さんが冷静に思えなくて……」

 

 そう言ったサトノダイヤモンドはとても不安そうに見えた。

 

「ねぇキタちゃん。私と紅葉さん変なことにならないよね?」

 

「えっ……変なことって?」

 

「その、アルバイトの件がもし関係しているなら私が頼んだことでもあるから責任があると思うの。……さよならみたいな感じに、ならないよね?」

 

「なるはずないよっ! 紅葉お兄さんだよ? あたしたちの事すっごく大事にしてくれたんだよ? あたしが木から落ちた時なんてものすごく怒って無理やり救急車呼んだの覚えてる? その後落ち着いてたけどどこか不安そうにしてたんだよ?」

 

 まだ入学する前のことだ。

 たまたま木に登って遊んでいたら足を滑らせて体が地面にたたきつけられるような形でキタサンブラックが落ちた。

 紅葉には学校の3階から落ちたことだってあるんだから大丈夫です、とキタサンブラックが言った途端彼は言葉遣いなど放り投げて半ば怒鳴り散らしながらも救急車を呼んだ。その後救急車が来てある程度冷静になりながらもしばらくの間心配していたのだ。

 一緒に救急車に乗っている間に怒鳴り散らかしたことを謝られて検査をして何もなかったことが判明した後にもキタサンブラックは再び彼に謝られた。

 

「ダイヤちゃんの事すっごくすっごく大切に思っている紅葉お兄さんがダイヤちゃんのこと裏切るはずがないよ!」

 

 自分がそれくらい大切にしてもらっているのだ。サトノダイヤモンドを大切にしている彼が、自分の親友を裏切るはずがない。そう思った。

 たとえ自分と同じく劣等感を感じていたとしても。

 

「紅葉お兄さんが自分からお話ししようって言ってくれたんでしょ?」

 

「うん。私がもし怪我しちゃったら駄目だって。絶対に駄目だからって」

 

「それは紅葉お兄さんがダイヤちゃんと離れたくない証拠だよ!さよならしたいって思ったら話なんてしたくないもん!絶対!」

 

 劣等感を抱えようが離れたくない、終わりたくないという気持ちがあるから怪我するといけない、絶対なんて言葉を使ったんだとキタサンブラックは思う。

 

「そう、だよね」

 

 少し、サトノダイヤモンドの声色からも安心が感じ取れた。

 

「もしなにかあっても絶対にお話ししたいって言ったんだからもっともっとお話すればいいんだよ!」

 

「……うん。そうだね。ありがとうキタちゃん。紅葉さんと、明日、お話ししてくるね」

 

 心配かけてごめんね、とサトノダイヤモンドは言いその日は寝ることになり翌朝。

 

「ダイヤちゃん!きっと大丈夫だから!何かあってもあたしも一緒にお話しするから!」

 

「うん……いってくるねキタちゃん」

 

 片手を腕に当て顔に影を作りながらも無理やり笑顔を作ったサトノダイヤモンドを見送った。

 その日、キタサンブラックはとにかくやることなすこと手につくような感じではなかった。自主トレをしようと思ったが昨夜の会話で出てきた怪我という二文字が頭をよぎり、とりあえずふらふらっと学園を回ったりした。

 やたら絡んでくるサクラバクシンオーやスイープトウショウにもう一人の幼馴染のコパノリッキーなどからも気にかけられ……夕方になった。

 

 ――ダイヤちゃんと紅葉お兄さんは大丈夫かな……

 

 

 

 

 

 

「キタちゃん!ただいまーっ!」

 

 サトノダイヤモンドがなんかめっちゃ笑顔で帰ってきた。

 るんるん笑顔のぴっかぴっかのダイヤモンドスマイルだった。宝石スマイル。女の最高の化粧は笑顔。

 しっぽはぶんぶんと振られており大回転していた。尻尾をつかえば大ジャンプしたりすこし滞空できそうなくらいには振られていた。たぬきダイヤモンド。でけでけしたあの動き。

 キタサンブラックはあれー?と目をぱちぱちさせて思いっきり首を傾げた。

 なんかすっごいいいことあったみたいな感じなんですけど。あの深刻さは?どこいったの?

 

「あ……うん。おかえりダイヤちゃん。それで、どうだったの?」

 

「うん!大丈夫だったよ!ごめんねキタちゃん。紅葉さんはね!私のことがね!……ってもうこんな時間!?お風呂行かないと!キタちゃんも一緒に行こ!」

 

「えっええっ!?ダイヤちゃん!?」

 

 ということでお風呂に行くことが決まってお風呂は大戦場状態なためゆっくり話すことができず部屋に戻ってきて……。

 時間はもう夜!

 

「そ、それでダイヤちゃん。いったい何が……」

 

 ダイヤの携帯からLANEの通知音が聞こえた。一言謝りながらも携帯を見るダイヤ。もちろん紅葉くんからの通知。にっこりダイヤちゃん誕生。

 だが今はキタサンブラックとお話し中。気になるけど後で確認するべし。ションボリダイヤちゃんに退化。

 

「ええっと……キタちゃん。それでね!紅葉さんが……紅葉さんがね」

 

 ウマ耳を両方違う方向に動かしつつ、横に置いた携帯電話を尻尾でくるんでものすごく紅葉くんからの通知が気になって仕方ないダイヤちゃん。

 なんか仲直りしたみたいだし今日はいいかなと諦めるキタちゃん。気遣いのできる優しい子。気遣い大将。

 

「ダイヤちゃん、いいよ紅葉お兄さんとお話して。明日の用意とか全然してなかったしあたしはもう眠いから早めに寝るから」

 

 心配しまくった疲れもあって、まぁいっかぁ……いい感じに終わったみたいだし。というような生暖かい目をしながらダイヤを見つめるキタサン。

 

「キタちゃん……。うん。ありがとねキタちゃん。明日お話しするね!」

 

 お行儀よくベッドに座りながらも感情が耳と尻尾に出て明らかにご機嫌なダイヤを見て相当いいこと言われたのかなぁ、と考えつつ自分のことはどれくらい想ってくれてるのかなと気になるキタサンブラックは先に眠りについた。

 

 

 

 

 

 

「それでね!紅葉さんが私の事大切に想ってくれてたの!」

 

「よかったね!ダイヤちゃん!」

 

 次の日の夜、紅葉とのお話の概要を聞いて昨日の時点で安心していたが、改めて親友が慕っているお兄さんと仲直りのようなものをしたことに安心した。

 

「うん!……すごく、すごく想ってくれてて。だから完璧主義みたいになって考えすぎてたみたい。私の事すごく考えてくれてるんだなって。お父様が言ってた通りだったの」

 

「おじさんが?」

 

「だからちゃんと側にいてくれるんだから側にいてあげなさいって言われたのに気づけなくて……そこはちょっとダメだったかな」

 

「紅葉さん、あたしたちの事可愛がってくれてるからね。あまり見せたくないんだよ弱さとかきっと。……でもでも!ダイヤちゃんとお話ししたいって言えるくらいにはちゃんと大切で、関係が築けてると思うよ!」

 

 そう考えると自分のことを可愛がってくれるお弟子さんたちや父や母もそういった気持ちだったのだろうかと考える。トレセン学園に来る前は楽しくて明るい毎日だったけど自分が知らない苦しみを抱いて今回のお兄さんと目の前の親友のような感じになったお弟子さんもいるのかなと少し思った。

 

「……そうだね。紅葉さんは私のこと大切にしてくれる人だから。昨日LANEでお話ししたんだけど初めて調子に乗ってみたりしたの!たくさんの文章送っちゃったし開き直っちゃったり……あ、見てみてこんなの送っちゃった!」

 

「どれどれ……ってわっ。すっごい長文」

 

「えへへ。紅葉さんが自分には特徴がないなんて言うからだよっ。あんなに私のこと大切にしてくれてるのにそんなわけないんだから」

 

 私のだけなら読んでいいよと言われて読んでみると紅葉の本人の特徴というよりも紅葉がどれだけサトノダイヤモンドのことを想っているかというのをサトノダイヤモンドの視点でどのように見えているかというのをこれでもかを列挙したものだった。

 改行を一切していないことを聞いてみると、そうすべきだったけど真っ先に紅葉さんに伝えたかった、とのこと。

 

「(なんていうか……想いがすごいなぁダイヤちゃん)」

 

「(あたしは、どうなんだろ。……なんて)」

 

 なんて思いつつ携帯を返しておしゃべりして過ごしているとその紅葉からLANEがきた。

 自分と親友と紅葉のグループLANEだ。

 なんだろうと二人で見てみると

 

 

 

 

「(急な話だけど次の休みに縁切り神社行こうぜ)」

 

 

 

「「ええっ!?」」

 

 突然の縁切り神社へのお誘い!二人は混乱に陥った!

 

「き、きたちゃん……わたしまちがえちゃったのかな……」

 

 幸せいっぱい胸いっぱい笑顔いっぱいのサトノダイヤモンドにひびが入った!

 

「そ、そんなことないよダイヤちゃん!とにかく理由を聞こう!?」

 

 一瞬自分との縁を切りにいくのかとキタサンが思ったのはここだけの秘密だ!

 

「う、うん」

 

 

「(なんでですか!?)」

「(どうしてですか!?)」

 

「(悪縁切りに行こうぜ。キタサンはなんか早すぎるピークアウトする悪縁と、ダイヤはジンクスあたりの悪縁の)」

 

「ええぇ!?あたしピークアウトするの!?」

「なんだぁ……よかったぁ」

 

 突然のピークアウトする未来を告げられたキタサン!ジンクスなんていつも通りの事なのであまり気にしないダイヤ!

 それはそれとして言葉足らずな紅葉君へ抗議のメッセージ!

 

「(紅葉さん!紛らわしい言い方しないでください!)」

「(そうですよお兄さん!怖かったんですから!)」

 

 二人が怒りの抗議のメッセージと怒りのスタンプ連打をしたことによって紅葉君は完全敗北!見事な「ごめんなさい」の文字を勝ち取った。

 そして当然になぜ急に縁切り神社などに行こうなどと言い出したのか。そのことを紅葉に聞いてみると……

 

「(これでも毎年初夢でキタサンがピーク迎えたと思ったら2か月後にピークアウトする夢みたり、ダイヤがジンクスに邪魔されてGⅠ取り損ねる夢みてたのを思い出したんだよ)」

 

 二人からすればもはや呪いの類のカミングアウトであった。

 

「(あたしそんなに早くピークアウトするの!?)」

「(サトノ家のジンクスが紅葉さんにまで……しかも毎年)」

 

 毎年初夢で見る夢が他人の不幸というあまりにも不吉なことを告げられてさすがにビビってるダイヤとキタサン!

 なお紅葉君は急に思い出したのは本当の事なので適当な理由付けをしてなんとかその未来を変えようとしているぞ!

 

「(というかなんで今思い出したんですかお兄さん)」

 

「(寝て起きたら思い出した)」

 

「(えぇ……)」

 

「(なんというか……無理がありません?)」

 

 めちゃくちゃだった!

 だが言っていることは実際本当の事でもあるので嘘は言っていないので無敵な人な状態だった!

 

「(本当なんだよなこれが。というわけで俺の次の出勤日に三女神にもその悪縁を切ってもらうように頼むから一緒に行かない?縁切り神社)」

 

 ここでさらにダメ押しのウマ娘超健全型マッチングアプリこと三女神パワーを付与していくことを考える紅葉。

 アプリ「ウマ娘プリティダービー」において継承という形で距離適性などを覆したりしてくれる三女神の像にお祈りをすればまぁ何とかなるんじゃないかなと考えている。

 実際この世界のウマ娘の走るレース結果は基本史実に基づいているがサイレンススズカの生存やメジロマックイーンの復帰などのifが存在している。

 そのifが存在する「夢」があるのがこの世界の特徴とも思っているので紅葉は三女神は存在する……んじゃないかなぁと考えている人間なのだ。

 アニメ3期においてきわめて個人的によろしくないと思っていた史実にないピークアウト設定という夢のないものを破壊し、夢をもたらさんと願うのであれば、三女神もワンチャン力を貸してくれるのではないだろうかと相羽紅葉は考えていた。

 なおサトノダイヤモンドの方はほぼ史実なので基本実力で何とかするけど何とかしてくださいという打算があった。情けない奴!

 凱旋門に関しては史実だとめちゃくちゃやべーやつが出てくるので頑張るけどせめて惨敗だけは許してくださいという懇願である。やっぱり情けない奴!

 だがここに反対するものが一人。

 

 

「(いいえ、サトノ家のジンクスは自らの手で破ります!)」

 

 たとえ神であろうとそれは譲れぬ。サトノ家の皆が背負ったサトノの宿命。それを破るのはサトノ家でならねばならぬ。

 

「(それはそれとしてキタサンに早すぎるピークアウトが来ないように願ってくれる?)」

「(わかりました!)」

 

 懐柔された。サトノダイヤモンドは大切にしてくれる紅葉には弱かった。

 

「(あたしが早すぎるピークアウトすることは確定なの!?)」

 

「というわけで行こうねキタちゃん!そんなジンクス破っちゃおう!」

 

「えぇ……」

 

 そういうことで縁切り神社にいくことは決定したのだった。

 

 

 が。

 

 

「(調べたら縁切り神社ってみんなで行くとみんなとの縁を切りかねないらしい。ので俺一人で行くわ)」

 

「(ジンクスですね!みんなでいきましょう!)」

 

「(駄目だよ。神様のマナーだよ。俺一人でみんなの悪縁を切ってきます)」

 

 やっぱり紅葉君一人で行くことになった。ダイヤからは怒りのプンプンしたスタンプが届いた。振り回されたキタサンからも届いた。お揃いだった。かわいかった。

 




調べてみたら縁切り神社に複数で行くときは1人ずつ参拝した方がいいらしい。
基本は一人で行くそうで。みんなで行かせようかと思ったけど信じてるもとい知ってるのの紅葉君だけだからね。
想いがないのにかなうわけなさそうなので。世界的にも
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