お約束
・矛盾があっても気にしないこと
・ミラっとした感じで読むこと。
・すごくみじかい(3000字ない)
※12月3日、いろんな事象が重なった結果1つできたので追加。面白いかは知らない。
・ダービーミラ子
「ミラ子すごいじゃん!ダービーで勝つなんて!」
「しかも幼馴染に教えてもらったんでしょ?トレーナーが教えてくれないから」
理事長さんに呼びだされる前、いつもの友達と朝ふつーにいつも通りにしゃべってた。
うん。大変だったよー。勉強してるとはいえ基礎トレ以上の応用は教えにくいからってとにかく基礎トレばっかり積んで能力あげたんだから―。
「いっぱい外出届も出してたもんねー」
「幼馴染と二人きり……何も起こらないはずもなく……」
もー!そんなことないってばー!それに叔父さんたちもいてギムレットちゃんとクリスエスちゃんとかの研究だってしたんだよー?
ってところですっごいうつろな顔した子が私に話しかけてきたんだよね。多分ダービー出てた子だと思うんだけど。
「ねぇ……ヒシミラクル。幼馴染にトレーニング見てもらってたって……ほんとなの?」
ひいっ!って声上げちゃってさ。だってすっごい怖かっただもん。その状態であっ、はい。って答えたらさー
「何年?何年勉強したのその幼馴染。トレーナー試験落ちた大人でしょ?そうじゃなきゃ教えるなんて無理……」
えっ……と……。10年くらい。
「……10年か……それなら……」
私と同い年の。
「……は?」
あ、これまずいこと言った。レース場がスン……ってなった時と同じくらいなんか、こう、地獄みたいになっちゃった。朝の食堂が。
だから慌てて付け加えたんだ。
だ、大丈夫!幼馴染トレーナー試験受けてないから!って……いった後にすごい後悔しました。
なんかもっとこう、地獄度が増して……
『ヒシミラクルさん、理事長室に至急来てください』
そこでなんか呼びだされたので、ちょうどご飯食べる前で持ってきてすらいなかったから失礼しますー!って逃げてきちゃった。
見なかったことにしよう……なんか声聞こえる気がするけど聞こえない聞こえない。
私は必死で頑張った!そしたらなんか勝った!なにもおかしくない!ヨシッ!
・菊花ミラ子
「ミラ子今度は菊花賞勝っちゃったか―」
「クラシック最強じゃん。ビビる。幼馴染なにもんだよ。お前も何なんだよ」
あ、あははー。ってとりあえず笑っておく。
「でも本当なの?今年もう走らないって」
「ジャパンカップも有馬記念もでれるでしょ?ミラ子なら。いや怪我するなら仕方ないけどさ」
ん?あー、そうだねー。そもそもも……幼馴染が出てほしいって言ったのが菊花賞と春の天皇賞だけだし……。べつにいいかなーって。
「へー。ステイヤーだからその二つかぁ……。で、ダービーは間違えて出しちゃったから出るしかないと思って出たと」
「これはひどい」
「努力も全うにしてそれなりに真剣にしてるのがさらにひどい」
幼馴染も覚悟なんていらないって言ってたからいいの!そんなの求めてないって。負けちゃったとしても頑張ったこと知ってるから絶対頑張ったって言ってくれるし。
「うわ、惚気だ」
そんなんじゃないから。ん、うわー!
「どしたのミラ子」
ふふーん。見て驚け。これが幼馴染が菊花賞祝いに連れて行ってくれるヒ〇トン東京のスイーツバイキングだー!
「うっわすっご……これがパティシエの本気かぁ」
「でももうすでにおなか出てないミラ子?もっとおなかだすの?」
えっ、何で知ってるの?!私が体重オーバーで菊花賞走ったの!
「えっ」
「えっ」
……あ。って思ったときにはもう遅かった。冗談で言ったんだっていうのは今わかった。そして多分菊花賞の子の誰かのトレーナーだったんだろう。なんで学生用の食堂にいたのかは知らないけど。
「ひ、ヒシミラクル。今君はなんて言った……?」
ここが地獄だ……って食堂が雰囲気を出してる中で信じられないものを見たような顔でこっちを見てる男の人がいた。
顔をぐいっ!っと横にそらしたけど……
「いまァ!何と言ったのかと聞いたんだっ!ヒシミラクルッ!!!」
すっごい大声出しちゃったから反射的に答えちゃったんだよね……びくぅ!っとして
た、体重オーバーで菊花賞走ってそれで怪我率があがったから走るのだめって幼馴染に言われましたぁ!
幼馴染は実践的なことに自信を持てないから今年のレース全部捨てたんです!
でもちゃんと体重オーバーでも勝てるように最初からトレーニング積んでもらってるから侮ったりとかしてませんっ!
ちゃんと全部しゃべっちゃったんだよね。全部……しゃべっちゃったんだよね。
「ちゃんと……すべて計算済み……?体重オーバーすることも見越して能力値を計算して鍛えたとでも……???なのに実践的なことは自信が持ててない……?ジャパンカップと有馬を捨てて?俺はあの子に怪我させたのに……?」
『ヒシミラクルさん、理事長室に至急来てください』
そこでなんかまた呼びだされたので、やっぱり私は逃げ出した。
体重オーバーでも勝てるように鍛えたし練習はさぼったりもしたけどさぼった回数は限りなく少ない!
なめてかかったりとかしてないし普通にみんな怖かったから頑張って走った!ヨシッ!!!
・春天ミラ子
なんか知らないけど一番普通に勝てた。よしっ。(7戦7勝無敗)
・ヒールミラ子
なんやかんやあって大変なことはあったけどそこは面倒なのでカット!
宝塚記念に出走を表明したミラ子!(というかURAにお願いされたぞ!)今現在出走前インタビュー的な場所にいた!
ちなみに言っておくがダービーの時は人前に出たくない怖い嫌です。といって拒否したが故の18番人気だ!(後付け
「ヒシミラクルさん質問があります」
あ、はいどうぞ。
「URAが現在7戦7勝無敗のヒシミラクルさんにレース界を盛り上げるためヒール役をお願いしたとお聞きしましたがそれは事実でしょうか」
「あ、はい。一応そのように頼まれました。でも、誤解されたらいやなのでちゃんと字幕とかで「ヒール役をやってます」、とか「本来の性格ではありません」とか「今回だけ」とかつけた上でやるという形で受けました」
私のトレーナーさんがメジロ家の人になって、それでそのサブトレーナー……ってわけじゃないけど研修?とか……なんだっけ。まぁいいや。そんな感じになった紅葉。
それでちょうどいいからスーパーメジロパワーとスーパーURAパワーで悪質マスコミとか悪質出版会社をある程度一掃しようとなんか罠?とかにかけたらしくて紅葉の家に押しかけたりした人をメジロ警備会社の人に捕まえてもらって警察に引き渡して、面倒だけど裁判毎回全部いま申請とか開いたりとかして安全を確保してもらったんだよね。
それでその時教えてもらったんだけど私なんか負けたことなかったんだよね。いや、デビュー前の紅葉が誘う前はそこそこ負けてたよ?公式だとなんか全部勝っちゃったけど。紅葉ってすごいよねー。そんな紅葉は私がすごいって言ってくれるけど。
あ、話ずれちゃった。それで今みんな私を倒そうと躍起になってるんだって。長距離しか出てないのに。で、もっとレースを盛り上げるために今回だけでいいからヒール役ってのをやってほしいらしいよ。一応恩もあるから受けなきゃいけないよね。
ヒール役のセリフとか全然わかんないから紅葉が考えてくれた……っていうかパクったらしいけど。ちゃんと許可取れたって。なんか紅葉がやってるカードゲームかららしい。最初のじゃんけんで負けたらその時点で負けたりするんだって。……それゲームとして成り立ってるの?
「でも私だとどうしても悪い人の演技とかうまくできないのでそこは私の幼馴染が頑張って録音したのをもってきてます。声はちょっと変えてもらってますけど。ちゃんと演技指導してもらったので大丈夫だと思います」
ざわざわ……ざわざわ……
あの幼馴染だと……幼少のころから10年勉強した高校生の少年……天才……重量オーバーを最初から計算してトレーニングさせた人間……
なんかざわついてる。でも私だって悪ーい顔を浮かべることはできるようになったんだからねー。……それでもミラ子だって友達には言われたけど。ちゃんと悪い顔になってるって言われましたー!
『こんにちは。まずは一言。この度は宝塚記念に出走の皆様方、URA関係者、並びにマスコミの方々などお集まりいただきありがとうございます。今回ヒール役のセリフを務めさせていただきますヒシミラクルの幼馴染です。』
ざわざわ……ざわざわ……
『特に宝塚記念出走の皆様方に関しては特に手ごわい方々だと認識しております。シンボリクリスエスさん、ネオユニヴァースさん、アグネスデジタルさん、タップダンスシチーさん……長くなるのでこのあたりで。皆優駿であります。』
えーっとここからだよね、ふん!悪い顔!両手を広げて悪のボスっぽく!
『……ですが笑えますねぇ」
『某だれかさんは出走間違いのダービーで敗北し、その他の皆さんは菊花賞ではヒシミラクルは体重オーバーで出走しながらも敗北。そのためにジャパンカップと有馬を捨てましたが……春の天皇賞で本人曰く「一番普通に勝てた」とのこと』
ざわざわっ!
ちょっ!それ言ってないやつ!紅葉にしか言ってないやつ!顔が崩れそうになるけど我慢我慢!
『一方ヒシミラクルは7戦7勝無敗、GⅠ3連勝。シニアは1勝しかしてないのに世代最強と言われています。まさにあなた方は時代の敗北者……随分と差が付きましたぁ。悔しいでしょうねぇ』
ひえっ!みんな目がギラってしてる!コワイ!あ、でも一人だけキラキラしてる。なんで?
『これが今回のヒシミラクルからのファンサービスです。ありがたく受け取って敗北者となってください。それではご健闘をお祈りします』
終わったけど……ちょっとぉ!みんな怖いよぉ!怖いよ暗いよ寂しいよ帰りたいよぉ!
「……ヒシミラクル」
あっ!クリスエスちゃん……
「Destroy you」
ですとろい……やばいやつじゃん!!
パシャパシャパシャ!ワー!ワー!ワー!
めっちゃ盛り上がった。
余談だが、このセリフの元ネタは遊〇王ZEXALであるとすぐに拡散され、再放送が決定し、離れていたファンが再び定着しマスターデ〇エルのDL数は増え、しばらくして予算が豊富に増えた会社は過去アニメの全編イラストリメイク版の放送を発表。くっそ売上上がった。
さらに余談だが、両手を広げて悪い顔をしたヒシミラクルの部分が画像として切り取られ、す〇ざんまいのロゴを付けられて加工した画像がウマッターで「悪いす〇ざんまい」としてめちゃくちゃバズり、本人もポーズをマネしてあげてみたところめちゃくそバズった。
この件です〇ざんまいからコラボが来て売り上げがめっちゃ上がった。紅葉君の口座が一部溶けた。
・1割くれミラ子
ミラ子―。
「んー?なにー?」
俺の部屋でごろごろしているミラ子。スカートの中スパッツはいてるとはいえ人のベッドでごろごろするのはさすがにはしたないぞ。俺のベッド使ってるのは昔からだからいいけど。……いやあんまりよくないな。
申し訳ないんだけどさ
「んー」
労働の対価くれない?
「労働?」
そそそ、一応俺お前のトレーニング見たりしたじゃん。俺が煽ったせいでレース界に入ったけどさ。
「そだねー。私よくはいったよねー」
えらいぞー。
なんていうとバルタン星人みたいな笑い方して自慢げにする。このタイプの笑い方初めてだな。
んでさ、本来トレーナーがやるところを一応俺がやったわけだ。報酬が欲しいのよ。レース報酬一割とかでいいからさ。
「あー、たしかに。でもそんなことかぁ……ってごめんごめん。悪い意味じゃないよ」
じゃあなによ。
「半分あげるよ?」
えっ
「だから半分あげるよ?億ション分は除いてとってあるし。お母さんとお父さんに頼んで。口座作ってもらったもん。紅葉の口座」
俺の家族が作ってない俺の口座ってなんだよ……てか半分ももらっていいのか!?俺は世間一般における報酬さえもらえればいいしお前をたきつけたのは俺だし、走ったのはお前だぞ!?
「えー、当たり前じゃん。紅葉がいなかったら私絶対やってないもん。それに……」
それに?
「紅葉、ずっと私にいろいろ分けてくれたからね。わたしも紅葉に分けてあげたいなーって」
にへらーっと笑ってこちらを見るミラ子。
ミ、ミラ子……大きくなって……。
俺は猛烈に感動している……この子はいつの間にか大きくなっていた……っ!
「むー、子ども扱いしないでよー。私いわば大黒柱だよー?紅葉のこと養えるんだから」
最低限だけ働きてぇな。尊厳のために。
「わかるー」
おわってほしい
書き溜め書いてる間になんかかけたので供養。
あとなんか分けたりするのめんどくさいから順番通りで綺麗に見えるからという理由。
こんどこそおしまい