9400字だぞおかしいだろ。
こっちのほうが人気なのはもうわかっちゃってるけどさー。本編理屈こねこねしすぎてるし。
さすがに凱旋門賞適当には書けないよなとなった結果ミラッとした雰囲気結構なくなっちゃったけど許して
調べて書いたけど間違えてても優しく指摘して許して
※実は前話くらいからメジロの子たちも一緒にいたりいなかったりするけど、どこに会話を突っ込むのかわからなくなったので出てきてないぞ!みんなの頭の中で付け加えてくれ!
これがダイヤ編だったら頭ひねりまくって頑張って詳細に書いてる。難しいね小説って。
というわけでお約束
・矛盾があってもきにしない
・ミラっとした感じ、は今回少ないけどそんな感じで見ること
・ご都合主義
・レースシーンはゲームで走らせて参考にしてるよ!足りないとこきっといっぱいだけど許して!
※小説紹介文追加してるけどこの話読んでからにしてね!約束だよ!
・生放送インタビューミラ子
前回ふつーに話したはずだが炎上したミラ子。だが紅葉君もミラ子もフランス語なんてわからないので炎上したことに気が付いてなかった。ニュースまだ見てないし。
トレーナーは気づいていたがコンディションのために教えるかどうか悩んでいた。URAサポート職員はお前が話せとトレーナーに目線を送っていた。
仕方がないので話すトレーナー。ガチでビビる二人。
「え、えぇ!?なんでそうなるんですかぁ……!?」
「対話って、難しいね……」
とりあえずスマホでウマッターを開く二人。
【こいよ日本】日本のウマ娘ヒシミラクル、フォワ賞は観光のために出た【ぶっ飛ばす】
―ロンシャンレース新聞―
『日本の反応』
・さすが俺たちのヒシミラクル
・これがファンサービスか……
・なんで宝塚いったあとに決めたフランス行きで洋芝走れるんだよ
・観光気分で世界最強を取りに行くウマ娘
・リアルなろう系は格が違った
・日本代表の自覚がない
・人畜無害なようで有害生命体
・このミラッとしたような顔が俺たちを狂わせる
・URAも鼻が高いだろうな
・頭抱えてるぞ
・す〇ざんまいが値下げサービスはじめたぞ。食いに行こうぜ
・遊馬先生の言葉でやっと外出れた。うれしい
『海外の反応』
・ジャパンがロンシャンのフォワ賞を観光のついでにとったってホント?
・礼儀を重んじる日本人じゃなかったの?
・戦績調べたら8戦8勝無敗でGⅠ4勝だった。クレイジー。
・フォワ賞で9勝無敗だぞ。
・エルコンドルパサー以来じゃないか?フォワ賞をとった日本のウマ娘は
・彼女の名前はヒシミラクルというらしい。まさにミラクルガールだ
・3つ目のGⅠまでトレーナーが付いていなかったって本当かい?どうやって彼女はトレーニングしたんだ?
・これは創作の話ではないのか?なろう系というやつだろう?
・彼女自体はとてもいい子らしいよ。日本の友人が言ってた。あとお好み焼きが好きらしい。
・寿司とコラボレーションしているよ?
・彼女は炎タイプだね。パリの街を焼いているよ
・我が国を随分と舐めてくれる
「なんか随分盛り上がってますね」
「なんでぇ……観光して慣れたっていっただけなのにー」
「分かり合うって難しいね……」
「大人たちめ……!」
紅葉君がガ〇ダムムーブしていたのでミラ子もガ〇ダムの登場人物みたいなことを言い出した。
トレーナーやメジロマックイーンとかに説教されたミラ子。
ちなみにそのあとメジロたちは一度国に帰った。
それはとそれとして凱旋門前の日本生放送インタビューの日がやってきた。
さすがに凱旋門に挑むのでこれは外すわけにはいかなかった。一応頼み込んだのはURAとはいえバックアップしてるのもURAなのだ。
「日本――の――です。トレーナーさん、ヒシミラクルさん、よろしくお願いします」
そういうことでインタビューが始まった!
「まずはヒシミラクルさん、今現在話題となっている発言についてご説明をお願いできますでしょうか」
「は、はい。えーっとまず私のフォワ賞勝利後の発言で皆様をお騒がせしてしまっていること、申し訳ございません。謝罪いたします」
入念に打ち合わせを重ねたのでさすがにやらかさないミラ子。というか今も横のトレーナーの目は笑っておらずミラ子に向けられていた。ちなみに紅葉君は別室で水を飲んで他人気分だった。
「あの発言ですがフランスの皆さんやレースを侮辱する意図は全くありません。純粋にフランス観光を先にすることで生活に適応しレースに向けてのコンディションを整えました。そのうえでフォワ賞に挑みましたので勝利することができたと思っております」
「ありがとうございます。それでは―――」
それからトレーナーとかたまにはミラ子がなんやかんや受け答えした。
「ではヒシミラクルさん、なぜ凱旋門賞を目指そうと決意されたのでしょうか?失礼ながらこれまでのヒシミラクルさんの発言から世界最強の座や栄誉にはあまり関心がないと思われます」
「あ、はい。そうですね。興味ないです」
トレーナーとURA職員のにらみつける!ミラ子はビビった!
「ご、ごめんなさい。言い方が悪かったですね。あまり関心はありません。その、一番はやっぱり幼馴染が凱旋門賞とる私が見たいといったので、できる適性もあるとのことでしたのでそれが1つ目の理由ですね」
「それが一つ目の理由、ということはほかにも理由があるのでしょうか」
「はい。その、宝塚記念のあとに私にかけてくれるファンの方々を認知しまして、それまでは幼馴染の期待に応えるくらいしかなかったんですけど。それで、私にかけてくれてる分はお返ししたいなって」
「クリスエスちゃんとかタップちゃんとかほかのいろんなトレセンの子って夢とか目標とかあって、頭からしっぽまできっちり努力できる子だと思うんですけど私はそうじゃないので……。誘惑に負けたりさぼったりするし、夢とかないし」
「夢とかなくても私にかけた人がいいことあったって言ってて、夢なんてなくてもそれなりにたくさん頑張っていれば、ちょっとだけいいことあるってことが私にかけてくれた人への恩返しというか。そういうことの証明になるっていうか。そういうことができたらいいなって。宝塚の時みたいにいろんな人のおかげでここにいますから私」
「だからその、ちょっといいことあったらいいなって思ったら私にかけてみてください。まぁ絶対勝つとかは言えませんけど全力ではやりますんで。そんな感じですかね」
見ている紅葉君は感動していた!アプリ版のミラ子ストーリーを思い出し少し泣いていた!
日本にいるミラ子両親も泣いていた!あの子がこんなことを言えるようになっていただなんて……ッ!
視聴者は感じていた!ヒシミラクルという存在を身近に!
そして同時に思っていた!誰だコイツ。
ヒシミラクルゥ!炎上していたころのお前は!もっと輝いていたぞ!!
それはそれとして違う質問!
「それでは特に有力視している選手を教えていただけますか」
「あ、それはヴェニュスパークちゃんって娘です。幼馴染が一番やばいっていってました。単なる能力勝負なら私と同じくらいだって」
ちなみに偵察はトレーナーやミラ子や職員と一緒になんか行っていたぞ!
「ヒ、ヒシミラクルさんと同じくらいですか!?」
「すごいですよねー、まだクラシック級なのに。頭からしっぽまで努力できる人は違いますねー。でもでも私だってそれなりに強いので勝ち目がないわけじゃないです。これでもクリスエスちゃんやタップちゃんたちとも一緒に必死に練習してきたんですから。全力で走りますね。」
そういうこったでインタビュー終わり!
・凱旋門賞ミラ子
ついにやってきた凱旋門賞!フランスのウマ娘達はそれなりにぶちぎれていた!ミラ子がこちらをなめ腐ってるようにも感じたからである!もちろん逆にミラ子をなめ腐っている奴もいた。ヴェニュスパークは自信満々だ。そしてそこにいるミラ子。
話は変わるが、なんでも外国ではアジア人差別が普通にあったりするらしい!国際的なサッカーチームのメンバーがスマホでアジア人を撮って「なんてひでぇ顔だ」などと発言しネット上に上げていたりするくらいだ。
というかニュースを見ていると案外その職に就いているとは思えない人間があるまじき行為をするなんて割と日常にあるから別におかしくないといえばおかしくないのである。教師とか。とっても悲しい。
つまり何が言いたいのかというと……
『おい極東の島国から来た劣等種。ここはお前が来ていい場所じゃないんだよ』※どっかの言語
『今まで運だけで勝ってきた頭ミラクルが。さっさと帰んな』※なんかほかの言語
『トレーナーでもない幼馴染に鍛えられたんだって?随分と甘ったれた生活をしてきたんだな。同情するよ。猿に勉強教わったんだからな』※フランス語
自分の発言が周りに聞こえないことをいいことに堂々と差別発言をする奴も普通にいるのである!そんな相手にミラ子は!
「あいきゃんのっとすぴーくいんぐりっしゅ!そーりー!」
わからないのでとりあえずそれで全部片づけていた!本人としてはとりあえず宝塚の時とか札幌短期合宿のようにメンチきられているとしか思っていなかった!ねっとりとした会話は無駄に脳内に残った!
「(なんかあんまり楽しくなさそー)」
超呑気だった。将来数十万円で手に入れる身分証明書こと運転免許試験で適応力だけ◎をとる奴は違った。
そんなミラ子に近づくヴェニュスパーク。笑顔を浮かべながらヒシミラクルに手を差し伸べ口を開いた。
「ヨ、ロ、シ、ク」
「……!よろしくね!」
さすがヴェニュスパークは格が違った。スポーツマンシップを尊重した素晴らしき握手であった。
ファンファーレが鳴る。
『日本中の期待を背負い、ヒシミラクルがこの地に降り立ちました。凱旋門賞。実況は私――が務めさせていただきます』
『まずは3番人気ゴーンフラーム、フランスの実力派のシニア級ウマ娘です』
『そして2番人気オフォルグウェット、こちらもフランスウマ娘。クラシック級でありながら2番人気。油断できません』
『1番人気はここまで無敗、フランスのクラシック級ウマ娘ヴェニュスパーク。すでに彼女の能力はシニア級クラスで最強との声も聴きます』
『我らが日本代表ヒシミラクルは8番人気ではありますが、ここまで9戦9勝無敗。話題の幼馴染がヴェニュスパークが一番危険と発言したそうですが逆にいえば1番人気と同等ということ。期待したいですね』
ウマ娘達がゲートインしていく。
『さぁ、20人ものウマ娘たちが世界最強を決める凱旋門賞のゲートに入り体制整いました。……スタートしました!』
『ヒシミラクル、よいスタートを切りました!』
「ロンシャンレース場。2400メートルのこのコースの特徴は軽い日本の芝とは大違いである重い洋芝であることはもちろんだがほかにも様々な特徴がある」
「どうした急に」
「スタートから約400メートルの道は平坦だがそこからは約10メートルの勾配の坂を上がらなくてはならない。これは日本の中山レース場の勾配の約倍となる勾配だ。前半で無理ができない分位置取り争いも熾烈となる。そして今日は重馬場。かなりのスタミナとパワーが必要となってくる。さらには1000メートルを超えて600メートル使って下り坂がありそこでの無駄な動きはスタミナのロスにつながり、フォルスストレートと言われる偽りの直線を250メートルほど進んだあとに最終直線が533メートルある。ここは平坦でその距離は東京レース場とほぼ同じ。この凱旋門賞はまさにスピード、スタミナ、パワー、根性、賢さのすべてが高水準でなければ攻略不可の世界最強を決めるにふさわしいレースといえるだろう」
「だがヒシミラクルにとっては問題ない」
「紅葉!」
「紅葉君!」
「ミラ子のスピード、スタミナ、パワー、根性、賢さの基礎を作り上げてきたのは一応俺でもある。スピードが一番突出してはいるが全体的に高水準になるように鍛えてはいる。そして日本での札幌レース場の短期合宿とここにきてからの幾度となる走り込み、フォワ賞での圧勝により……ヒシミラクルはこのレース場に既に適応している……ッ!」
――ロンシャンの申し子、右回り、道悪〇
”ロンシャンレース場に必要な全能力を底上げする。”
「問題となるのはヴェニュスパークの存在とほかのウマ娘によるマーク。このレースでの出場人数は20人。前回のフォワ賞とは比べ物にならない初めての大人数レース。そして囲まれたら抜け出すのが一苦労と呼ばれる海外のレース。囲まれても抜け出せるような位置取り争いや密集するウマ娘達の中でどう臨機応変に動いて自分の走りをするかだ。そして、このレースの勝利者は俺の見立てが正しいのならばミラ子を除いた場合ヴェニュスパークしかいない……」
「(正直ミラ子には同等とは言ったものの能力値はそれなりに多少こちらが上回っている。スキルもこちらのほうが多い。だがある程度ならばひっくり返すのもまたウマ娘。アプリ序盤のラスボスとして君臨するヴェニュスパークならこの程度超えてこれないこともない!故にこの勝負、確率はおそらく約五分かそれ以下!)」
そう、強いからと言って勝つのはある種当然ではあるが同時にそうではない。「勝ったものが強いのだ」という言葉があるようにスピードの能力値が一番高ければ、スキルの数が多ければ勝つような話ではないのだ。
紅葉は身にしみてわかっていた。最推しメジロマックイーンをチャンピオンズミーティングに出し、格上の存在と戦った時クビ差で勝利した。それはあと1メートルレースが長ければ差し切られて負けていたレースだった。スピードもスキル数も相手が上だった。逆転劇は存在する。それは相手にも同じことが言える。
何でもかんでもうまくいく、なんてそんな甘いことをこのレースにてアプリシナリオ序盤ラスボスヴェニュスパークと各国代表相手に思うはずがなかった。これは凱旋門賞なのだ。
……ここでヒシミラクルが過去行ったことを振り返ろう。
ダービーでは一切注目されなかったこともあり勝てた。
続く菊花賞ではそれなりにマークはされたもののフロックである可能性も含まれていたため「なんか怖かった」程度で済んだ。
春の天皇賞はマークに慣れてきたのか普通に勝った。
宝塚記念ではヒールとして煽ったこともあり全方位から殺気を浴びながらも勝った。
札幌の短期合宿ではリベンジを果たさんとするウマ娘たちのさらなる殺気を浴びながら、ついでにナリタブライアンも混ざってきて練習した。
勝ち続ければすべてが敵になる。その状況にヒシミラクルは既に適応していた。
――差しのコツ、ホークアイ、読解力、ウマ好み、十万バリキ
ミラ子は囲まれることなく外側の良い位置をキープした。
ヴェニュスパークは内につけていた。
「(やっぱりマークが多い。でも……日本のみんなほど怖くない!私だって頑張ってきた!)」
まだヒシミラクルが行ってきたことはある。
アプリにおける数々のデバフ。
慣れない芝、未知のレース、時差ボケ、海外の食事、言語の壁、長距離移動、アウェー感、極度の緊張、ジンクス。
それらにもヒシミラクルは既に適応している。
――ちょっといいこと、集めて
中盤、1000メートルを通過した。
第3コーナーカーブでヒシミラクルは息を入れた。
「(まだ1000メートル、落ち着いて。スタミナは余ってるけどスパートのために息を入れるならここで……)」
慣れない芝と未知のレースは既に適性と事前練習とフォワ賞で。
時差ボケ、海外の食事、長距離移動は観光の時点で。
アウェー感、極度の緊張はダービーで既に。
言語の壁は気にするのはやめた。ていうか慣れた。わからないものはわからない。
――焦らず、気負わず。コーナー回復
ゆるやかにカーブを曲がりながらも外から差すための準備をする。
――コーナー巧者、中距離コーナー、差しコーナー、外差し準備、イグニッション
そして第4コーナーカーブ。
「ここから……しかける!」
誰かが思った。――馬鹿が!
メインシナリオにて佐岳メイはこういっていた。
――位置取りは第3コーナーまでに済ませておくといい。そのあとはフォルスストレートを過ぎるまで、我慢の状態が続くからな。
だがヒシミラクルはしかけた。
「ミラ子ちゃんが仕掛けた!?」
「このタイミングではよほど能力が高くなければ外を取って差し切るのは難しいはず!?紅葉君!」
「……ミラ子なら、やれるはずだ」
唯一例外としてジンクスについては適応していない。ただ本人は全力で走ることしか頭にない。要するに、そんなことはどうでもよかったのだ。
――恐れぬ心、差し切り体勢、臨機応変
『ヒシミラクルが仕掛けた!行けるのかヒシミラクル!』
フォルスストレートが終わる
『勝負は最後の直線に持ち越された!』
『ヒシミラクル!上がってきて今先頭に立った!!」
『ヴェニュスパークも上がってくる!ヴェニュスパークが勝負を仕掛けた!ほかの子は苦しいか!ヒシミラクルとヴェニュスパーク!真っ向勝負!』
『(ここで仕留める……!!)』
ヴェニュスパークはヒシミラクルの実力に驚いていた。だが同時に勝てると思っていた。
それは今まで積み上げてきた勝利という名の自信。尊敬すべき師匠を持ち、いずれこえてみせると鍛錬を積んできた。
ヒシミラクルにはそれがない。それだけで勝てる相手だとは思っていない。
だが同時にそれが勝敗を分けると思った。
――私は勝つ。フランスのみんなのために!
「いけええええええ!!!」
「いけええええええ!!!」
「ミラ子ーー!!!行け!つぶせぇえええええええ!!!」
みなみとますお、紅葉が叫ぶ。
『真っ向勝負をしかけたヴェニュスパーク!!』
ヒシミラクルはすべてに適応している。……だが
適応したから、できるからと言って必ず勝てるなどという保証はないのだ。
『その差が縮まっていく!』
・ウマ娘 ヒシミラクル
――相羽紅葉はウマ娘が好きだ。
廃課金勢というわけでもないしウマ娘めちゃくちゃ上手いガチ勢でもない。ただ友人が話して勧めてきたのでとりあえず1期、放送中のアニメ2期を見た。
1期はまぁ、演出が物足りないなぁと思っていたが面白かった。
2期はそのあたりが改善され面白いやんけ!と友人に感謝した。
ウマ娘の推しを誰にしよっかなと決めきれなかった紅葉はとりあえず見た目が好きなメジロマックイーンにしておいた。
その結果死ぬはずだったスズカが生存したということもありマックイーンが繋靭帯炎にかかった時は「嘘だろ……?」と本気で思った。
そんな都合の悪いことを書くアニメはないからだ。
だが現実にあったことならしょうがない。
ウマ娘は史実を尊重して書かれるからだ。
だが、どうかしんどいからなんとかしてくれ……。なんとかして……。と思っていた。
トウカイテイオーが勝てるとは思っていなかった。
トウカイテイオーは勝った。
ご都合だろうがどうでもよかった。
うるせ~~!知らね~~~!!これがアニメだ!!!そう思った。
メジロマックイーンが帰ってきた。ボロ泣きした。
アプリにはどっぷりとはまった。いくら運営がクソなことをしたとしても追い続けた。やることが少なすぎる?でも追い続けた。少しやらなかったときもあった。でも追い続けた。
何故って?――ウマ娘が好きだからだ。
ゲーム性がひどい時があった。――でもウマ娘が好きだ。
因子周回が面倒であった。――でもウマ娘が好きだ。
サ〇ゲに酷く裏切られた。――でも、やっぱり、ウマ娘が好きだ。
それはこの世界に来てからも変わらなかった。むしろヒシミラクルという大切な存在ができた。
ヒシミラクルを煽ったのはシンプルに好きで大切であり、アナライズで改めて才能があることを理解して、期待したからであった。
純粋に勝つの見てみたいなー……と。
その期待は幼いころからあった。
10年を超える想いであった。
ウマ娘が好きだから抱ける想いであった。
大切な人を大切に思い続けてきた想いでもあった。
――ウマ娘は想いを背負って走る。
ヒシミラクルはその相羽紅葉が持つ幾多の想いを背負った。想いに応えようとした。
だから強くなった。
相羽紅葉の「いいとこ少しでいいからみてみたーい!」という想いに応え小さな奇跡を起こし続けた。
だからダービーに勝った。史実を、運命を乗り越えた。
繋靭帯炎にはならなかった。
なんかわからんけど洋芝にも適応した。ロンシャンレース場にも適応している。
そして背負っている想いは相羽紅葉の想いだけではない。
宝塚記念で気づいたように顔も知れない誰かのかけた想い、ともに走ったライバルたちの想いも同時に背負っている。
――起きた小さな奇跡は決して無駄なんかではない。
日常を彩り、荒んだ心を癒し、明日への活力となる。
明日死ぬ子供がいたとしても真っ黒だったキャンバスに光を描くものとなる。
たとえすべて終わったとしても暗黒に光が差し込んだ真実は変わることはない。
集いし小さな奇跡は未来を彩る。彩られた未来で夢は作られる。
夢を作るのだ。ウマ娘は。
だからこの結末はある種必然であった。なぜなら―――
『――いや!縮まらない!縮まらない!突き放す!!ヒシミラクルが駆ける!!駆け抜ける!!!』
『行け!ヒシミラクル!行け!!凱旋門賞は目の前だ!!!』
「――ミラ子おおぉおおおおお!!!!!」
集いし奇跡と、幾多の想いを背負って、全身全霊、ありったけをかけて
「はああぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!!!」
ヒシミラクルが誰よりも早くゴール板を駆け抜けた。
『日本のヒシミラクルゥゥゥ!!凱旋門賞制覇ぁぁぁぁああぁぁぁあ!!!』
『これが!!!奇跡の!!!体現者ああぁぁぁあああああああ!!!!!!』
ヒシミラクルは1着でゴールした。歓声が上がった。
『に、日本のぉ!悲願を果たしましたヒシミラクル!ロンシャンから日本へ!受け取ってくれぇ!これがぁ!ヒシミラクルがぁ!日本へ向けて送る!奇跡のファンサービスだぁああああああ!!!!!』
日本中に喝采が沸き起こった。みんなヒシミラクルの名前を呼んだ。必然という名の奇跡は果たされたのだ。
ウィナーズサークルにて
とにかくカメラとかいろいろあってめっちゃパシャパシャされることに戸惑うミラ子!通訳がいないのであたふた!
「月間トゥインクルの乙名史です!ヒシミラクルさん!おめでとうございます!!!今のお気持ちをどうかお聞かせください!」
「あ、日本語だ。ありがとうございます。……えーっと、とりあえず勝ってよかったです!ヴェニュスパークさんは幼馴染が言った通りめちゃ強かったので。いやーほんと一番強かったです」
そこへメジロ家トレーナー登場!URAサポート職員も登場!紅葉君は身バレするからこないぞ!めっちゃいきたいけど!!!かわりにぼろくそ泣いている!
報道陣たちに契約としてレース後は精密検査と念入りのマッサージを約束しているため詳細な取材は後日ということを伝えているぞ!
というかフォワ賞で炎上したから炎上回避のためだったりもする!
と、いうわけでトロフィー掲げての写真撮影だけになった!
そういうことでなんか優勝した時にパシャパシャするところ!
『優勝したヒシミラクルさんに凱旋門賞のトロフィーが授与されます』※フランス語
通訳さんに教えてもらいながら受け取るミラ子!そしてパシャパシャされるので緊張しながらそれをこう、アプリのあの場面みたいに掲げた!紅葉君は感動するとともにやっぱセンスねぇなアレと思っていた!
「すみません!一言だけ!感想お願いできますか!?」
さすがにトロフィーもらった時の感想は求められる!陣営もそれはわかっていたので了承!さすがにヒシミラクルはアホなこと言わんだろうと心底信頼していた!
「あ、はい。えーっと……この、えーっと……」
人間にはど忘れというものがある。
いつも言ってることで熟知していることでもなぜか言葉が出てこなかったりすることがある。
えーっとなんだっけ、あの、あの、……となる現象がそれだったりする。
その時その言いたいことの特徴が出てくるわけだが、その人がどう思っていたり誰かがどう見ていたりしているかが言葉に出てくる。
つまり何が言いたいのかというと。
「この凱旋門のお土産にウマ娘の人形のっけただけのやつの感想ですよね?」
「あっ」
「ち、ちがっ!ちゃうちゃう!幼馴染が!そう言ってて!!私がこのセンスのないクソダサトロフィーとって持ってる姿が見たいって言ったから凱旋門賞来ただけで!!!」
「プロジェクトの人だってフランス観光ついででいいから出てほしいって言ってたんです!いつか制覇するために!!」
「トレーナー試験受けても無理な偏差値60の幼馴染が見たいって言ったから!!!私頑張って!!!」
大炎上した。
ウマ娘はやっぱ好き
ウマ娘は想いを背負って走る。
ウマ娘は夢を作る。
この3つは絶対に書きたかった。
理由はアニメウマ娘3期。
理由が察せる読者♡お話書いて♡
詳しくは活動報告に書きますね。(12話までは書いてる)
この小説未完にしようかと思ったレベルのを吐き出したいので。理由を知りたい方はどうぞ。
でもウマ娘3期好きな人は見ないほうがいいよ!本当に。
これでお別れを告げられた。
やっとダイヤちゃんが書ける……まずは除湿だ除湿。
というわけで黒画面でうまぴょい伝説流れて一旦おしまい。ちゃんちゃん。
ウマ娘3期はあ、はい。でしたけどウマ娘は好きやで。