今回ちょっと進行が雑かもしれんけど許して
というわけでお約束
・矛盾があってもきにしない
・ミラっとした感じで見ること
・やっぱりご都合主義
・おかしいところは優しく指摘して
・引きこもりミラ子
女の子がしちゃいけない顔をして生放送中に見事放送事故を起こしたヒシミラクル。
その後しばらくの間憤怒の表情を崩さず歩き、スーツケースを乗せて運ぶカート的な物の持ち手の部分をちょっとぶっ壊してしまったので弁償することとなったことで憤怒の表情は崩れた。
とはいえ能面のような表情ではあったためマスコミらは追いかけることが上手くできなかった。上司命令で無理やり追いかけさせられ聞こうとした哀れなマスコミはヒシミラクルの完全無視により、あの状態の人に無理やりインタビューするなんて……ということでその日のうちにウマッターにて炎上した。
トレセン学園行きの車内
「(ミラ子大丈夫?)」
詳細はガードマンさんとかそこら辺の人から聞いた紅葉はそれなりに落ち着いてからヒシミラクルに連絡を入れた。
「(大丈夫じゃない。紅葉のこと言ったの絶対許さない)」
紅葉君がLANEでちょっと様子を聞いてみてもこの態度。相当キレているらしい。
「(紅葉悪くないから。絶対悪くないから。私の事大事にしてくれたからいっぱい)」
「(みんなのことだと思ってたけど、それでも許せなかったのに紅葉の事だった。猿とかなに?ふざけてるの?ほかの人もそんなこと言ったの?」
「(絶対許さない。紅葉わたしの事ずっと大事にしてくれたし。紅葉が見たいって言ったから頑張ったんだから)」
「(うん)」
「(わたしはいいの。別に失礼なこと言っちゃってるし炎上するし怒られちゃったみたいな感じだと思うから。でも紅葉はなに?おかしいでしょ。それに教えてくれたのは紅葉だけじゃないもん)」
「(クリスエスちゃんやタップちゃんやバンブーちゃんにファインちゃんとかとにかくみんなに勉強とかレースの事とか教えてもらったし)」
「(今回の凱旋門のことだって洋芝になれるために宝塚で走ったみんなのおかげで洋芝になれたしブライアンさんとも走って教えてもらったし)」
「(ダービーも菊花賞も春天も宝塚も凱旋門だって紅葉いなかったら絶対走ってないのに。おかしいよ。なんで猿なんて言われるの)」
「(絶対おかしい。おかしいの)」
それを最後にヒシミラクルは紅葉に電話をかけた。すぐさま紅葉は電話に出たが応答がない。
「ミラ子?」
「…………」
「つながってるぞミラ子。返事をしてくれるか?ミラ子の声が聞きたい」
「……もみじ」
「うん」
LANEであれだけ饒舌だったというのに言葉数が少ない。
言葉に力を感じない。
鼻をすするような音も聞こえてくる。
実際ヒシミラクルは車内にもかかわらず前かがみになり縮こまるような姿勢になっていた。
「なんかやなの。おかしいの」
「うん」
今のヒシミラクルからの声からは飛行機の中でエンジョイしてふざけあっていた時の笑顔が全く想像できない。
「紅葉のお願いかなえたのにみんなに夢見てもらったのにつらいの。うれしくなくなっちゃったの。炎上とかどうでもいいの」
「そうか」
ヒシミラクル自身ここまでの感情の処理の仕方に困っていた。
当初は学友や教師やトレーナーらを侮辱されたのだと思って外見は人並みの怒りを見せていたが内心では相応の怒りを持っていたのだ。
その怒りも相羽紅葉という存在がいたからうまく処理できた。罰が下るということもあって処理できた。
だがそれだけではなく、そうでもなかった。彼女の人生の原点からいた大切な存在を世界的規模で侮辱されたのだ。
ずっと大切にしてくれた。大切にしてきてくれた。優しい目で見てくれた。下らないことで笑った。そこそこ頑張らないでそこそこ頑張ってきた。お好み焼きを分けてくれた。ウマ娘として走りが見たいと言ってくれた。勝ってくれると信じてくれてた。負けても絶対に受け入れてくれると思ったから走れた。頑張ることで少しでもいいことが起きることの嬉しさと尊さを教えてくれた。
ヒシミラクル自身、立派に生きてきたとは自分では思ってない。でも彼は必ず言ってくれる。大したことなくても聞いてくれる。自慢しても許してくれる。それなりに頑張ってそれなりに生きてきたことを。
それを肯定してくれる存在を否定された。
今までにない怒りが自分の底から沸き上がった。
脳がクリアになったような感覚で顔一つ動かせなくて、自分でもどうすればいいかわからなくて連絡をしてとりあえず何か伝えた。
でもわからない。わからなくてわからない。感情が処理できない。目の奥が熱くて涙となってそれが零れ落ちた。
そんな彼女は。
「もみじ」
「あいたい」
ただ相羽紅葉を求めた。
「会おうな。ちゃんと」
次の日。
紅葉は家で過ごしていた。休学届は出しているので学校にはまだいっていなくてもまだ大丈夫だ。紅葉はそれなりに成績がいいので単位も足りている。
メジロ家に囲まれてからはまぁ時々それなりにメジロ家で講習を受けたりしていたがさすがに帰ってきてばかりはお辛そうなのでお休みである。
「(ミラ子、学校ちゃんといけてるかな……)」
そんな心配の中、携帯が鳴り画面にはミラ子と表示された。紅葉君はすぐさま通話ボタンを押した。
「ミラ子?大丈夫か?」
「もみじぃ……」
「炎上じ゛だ゛あ゛あ゛あ゛あ゛……!!!」
ん?
「も゛ぉ゛や゛だ゛ぁぁああああ……!!!」
「ニュース全部わだじぃぃぃ……」
なんか思ってたのと違っていた!
「あぁうん。そりゃまぁ、そうだな……。で炎上がなんだって?どうでもいいんじゃなかったのか?」
「ニュース全部私のことやって炎上じでるぅぅ……。外出たくないぃ……」
昨日の放送事故からずっとニュースはヒシミラクルガチギレ事件が繰り返し放送されていた!地味に聞こえてくるミラ子の部屋からのテレビ音声がそれを物語っていた!
「えっと……その件でお前電話してきたんか?昨日の続きじゃなくて?」
「昨日のことはいいのぉ……。やっぱり炎上怖いよぉー……外出たくないよぉ……」
「えぇ……」
台無しであった。
大切な人のためにスーパーサイヤ人になった孫〇空のごとく怒りを見せ、怒りのあまりに感情があふれ出し泣いてしまった人物とは思えない言動であった!
そして現時点の時刻は午前の授業が始まっている感じの時間帯!これが意味することは……
「ところで俺は休みだけど普通の学校なら授業始まってる時間帯だよな?」
「げ……」
「オイコラ。げ、ってなんだよ。げ、って。お前何してんだ」
電話口の遠くから聞こえる声!
「ヒシミラクル。泣いたと聞いたが大丈夫か?これそうか?」
「ポニーちゃん?つらいのかい?返事をしておくれ?」
「ヒシミラクルさん大丈夫ですか?」
エアグルーヴやフジキセキがドアごしにヒシミラクルに声をかけていた!最近出番のなかったマックイーンやミラ子フレンズもいるぞ!
ちなみにこの世界のヒシミラクルは一人部屋なので一緒のウマ娘のことは気にしなくていいぞ!
聞こえてくる声とニュースでガチギレヒシミラクルの特集がされまくっている!これから予測されることは……!
「お前まさか向こうが心配してくれてるの利用して引きこもってるんじゃないんだろうな……?」
「ままままままっさかー!そんな利用なんてしてないよ~!単純に外に出たくなくて結果的にそうなってるだけで……」
まさに外道!このミラミラ生命体ヒシミラクルは炎上したことによって一日で大切な人である紅葉を侮辱されたことのうんたらをほっぽりだして引きこもっていた!
実際のところ昨日紅葉君の声を聴いたり、泣いたり、寝るまで紅葉君と通話したことで結構すっきりしたものの、ニュースで大々的に放送されていることからクソダサトロフィー発言事件で大炎上した際の死刑囚レベルの苦しみとかその時の後悔といった事柄がフラッシュバックしてこうなったのだがやってることは最低であった!この馬鹿野郎!
「ねえ?お前あれだけ俺のことについて怒ってくれたよね?知ってるよ?ニュース見たし。泣いてたよね?ガチギレしてくれたよね????」
「あ、あれはほんとなの!ほんとに本気だってば!今も!ただ紅葉の言葉とか声とか聞いて紅葉のこと想って寝たら紅葉が夢に出てきていろいろしてくれたからすっごく目覚めがよくってなんか、ちょっと、結構、冷静になったから今はいいの!!!!学校だって行けるの!」
「言ってることめちゃくちゃじゃんか。それに俺は夢でなにしたんだよ。なら学校いけよ」
「炎上やだ!!絶対やだ!!外出たくない!!」
もはや凱旋門賞制覇とかいうことをやりとげて注目間違いなしな日々がやってくるというか既にやってきてるというのに外出たくないとか言いやがる頭ミラクルがそこにいた!
「いやうるせぇよ。しらねぇよ。もはやただの我が儘じゃねーか。プールじゃねぇんだからいけや。もう炎上してっから手遅れだよ」
「知らない!知らんから!プールも絶対やだけど炎上がやだ!!外出ない!とにかく今日は引きこもってやるんだから!!」
「……そうかそうかそれで貴様に一つ聞いてやろう。そんなでかい声を出してウマ娘が聞き取れないとでも思ったか?」
一瞬スン……と静まる室内。
レースに関しての賢さの高さがここで無駄に活きてくるヒシミラクルの顔から血の気が引いていった!
そして部屋の外から響いてくる怒声!とドアをぶっ叩く音!
「ヒシミラクル貴様!昨日泣いたと聞いて心配して来てみればそういうことで引きこもっていたか!都合のいい言い訳を並べおって!ここを開けんか!今フジがカギを取りに行ってるからな!逃げられると思うなよ!」
ドンドンドン!!テンドンドン!ドゥビドゥビダバダバ!
エアグルーヴマジギレ!フジキセキもマジギレ!その他ミラ子を心配して来てくれた友人らもイラっときた!そりゃキレる。
自分のところの生徒が帰りの途中で感情があふれて泣き出してしまって眠りについたと聞いて心配して来てみれば引きこもっており、そのせいだと思ったらニュース見て炎上(厳密には違う)していることにビビってこちらの心配を利用して引きこもっていたのだ!キレないわけがなかった!
「ひいぃぃ~~!!」
おびえるヒシミラクル!情けない悲鳴を上げようが逃げ場なし!やってることといってることがめちゃくちゃだからこうなる!
やがてガチャリと鍵が開けられ扉が開かれ……ない!
「なっ!貴様ッッッ!!!」
扉を腰を入れて両手で押して開かないようにしているヒシミラクル!往生際が悪い!
「うぐぐ……炎上はぁぁ……!嫌だぁぁぁぁぁぁ!!!」
凱旋門賞ウマ娘パワー!GⅠ5勝無敗世界最強ウマ娘は格が違った!ドアを押して中に入れないつもりだ!このドアだけは開かせないぜ!
「ヒシミラクル!いい加減にせんか!」
「くっ!まったくあかない!」
「ヒシミラクルさん!あなたは凱旋門賞ウマ娘ですのよ!?」
「ミラ子ー。開けなってばー」
「開けませぇん!」
満員電車に乗客を無理やり押し込む駅員のごとくエアグルーヴとフジキセキとマックイーンとヒシミラクルフレンズたちがドアを押しているがまったく開く気配がない!
さすがミラ子だ!なんともないぜ!
「くっ!ウマ娘数人がかりでも開けられないとは!」
「ふっふっふ。伊達に凱旋門賞とって大炎上したわけじゃ……お゛ご゛う゛ぇぇ!」
きったねぇ声とともにミラ子自爆!女の子がしていい声じゃない!
自分の発言でトラウマフラッシュバック!その隙にエアグルーヴやフジキセキにマックイーンにほかミラ子を心配して来てくれた友人らが部屋へなだれ込みミラ子は吹っ飛ばされた!
エアグルーヴが下敷きになっている間、ミラ子は四つん這いになって胃の中を出そうとしていそうな感じになっている!これがヒロインムーブをしていたウマ娘の姿か?
「はァー、はァー……。し、しまった。最後まで言い切っていたら絶対吐いてた……はッ!」
愚かヒシミラクル!自分の言葉でその身を滅ぼすこととなった!後ろを振り向けば押しつぶされ鬼と化したエアグルーヴが這いずり出てきた!!
「ヒシミラクル……貴様ァ……!!」
エアグルーヴ憤怒の仁王立ち!
「さっさと用意をせんかバカ者がぁ!!!!!」
「は、はいいぃ~~!!!」
・もっかいいくぜミラ子
そんなこんなで。
登校して教室に入った時はみんなに心配された!
めちゃくちゃやばい顔して激怒したヒシミラクルだったがクラスにはふつ~に友達がそれなりにいっぱいいるので特にビビられることもなくおかえりー!おつかれー!と温かく迎えられた!
ちなみにヒシミラクルとの接点があまりない生徒からはほんわかしてるけど怒らせてはいけないあの人みたいに思われているぞ!
とはいえあんなニュースの後なのでなんて声をかけようか若干微妙な雰囲気だ!
「ミラ子ミラ子、クソダサトロフィー見せてよ」
ここでいつも一緒にいるミラ子フレンズが気を利かせて凱旋門賞トロフィーをクソダサ呼びして和ませる術に出た!
「あ、いいよ~。まずこれがお土産の方の凱旋門ね」
てきとーに机に置いた!
「なんで持ってきたっスか」
「むしろ買ってきたのかよ」
「あとこれが本物のクソダサトロフィーね」
くっそ雑に机に置いた!
「いらないからゴミ箱に捨てようかなって思ったんだけどさすがにまずいよね~。あ、ファインちゃんいる?一応世界レベルのそれだから格のあるコレクションにはなるんじゃないかな」
「う~ん。いろいろと国の問題になりそうだから遠慮しようかなっ」
息を吸うように自分から炎上ごとを作り出そうとしているヒシミラクルだがファインモーションの外交センスとも言えない当然の対応によって事なきを得た!
お土産とマジもんのトロフィーを見比べてみんなは「ほんとにのっけただけだな」、「サイズちがうだけじゃないの?」、「地味に作りこみが若干いいっスね」、「Color、も違う」、「ヒシミラクル、ネオユニヴァースはお寿司が食べたい。食べに行こう」などと感想をのべていた!
「ヒシミラクルさん、とりあえず午後一番の授業の代わりに、その、不本意かもしれませんが体育館で簡易的に表彰式を行いますのでとりあえずしまってください。授業始めますよ」
授業開始ー!
数学抜き打ちテストー!
「す、数学……ふふん。伊達に偏差値の60の幼馴染をもっているわけではないのだよ。ちゃんとあっちでも勉強はしていたということを見せてくれるわ!」
数分後!そこにはうめき声をあげ机に突っ伏している死にかけのミラ子が!
「うごごごご……なんで…どうして…」
「これに各国代表は負けたのかー」
ほかの授業もこんな感じで進んだ!というわけで表彰式ー!
クソデカ体育館に全校生徒が集合!どう考えてもめんどくさい行事だけどさすがに半世紀以上の悲願を果たしたので表彰式というかそんな感じのお祝い事はやるのである!
というわけでシンボリルドルフが登場!なんかお祝いの言葉みたいなのを言ってた!
はじめは四字熟語!真ん中は難しそうな固苦しい言葉と空気の読めない高難易度なダジャレ!終わりも四字熟語を入れておしまい!
なんで彼女は四字熟語を入れたがるのかミラ子はわかってなかったのでぽけーっと聞いていた!
そしてミラ子壇上へ!一応表彰式なのでクソダサトロフィーをもってこう見せつけるようにポーズした!本人は無表情だ!
――あれが本物のクソダサトロフィー……
――お土産の凱旋門も買ってきたらしいよ
――なんで?
――ヒシミラクル先輩無表情で怖い……ミラってしてるって嘘じゃん……
ということでなんか秋川理事長からミラ子へなんか当たり障りのないコメントを求めた!
「ではヒシミラクル!幼馴染君やトレーナーや学友の皆と頑張ったことを頼む!」
これならなんかやべー発言とかしないであろうと信じていた秋川理事長!
だがその願いは裏切られているのがいつものことだということを忘れていた!
「えーっと、ヒシミラクルです。とりあえずトロフィーはいらないので学園に寄付します」
ざわざわざわ……!!
理事長の言葉をガン無視!
火種どころか爆弾をシューッ!超!エキサイティン!
とはいえそりゃそうだ、という声が多数!あんなに生放送でコウ・〇ラキとか鬼〇の刃ガンギマリフェイスとか範〇勇次郎みたいな顔をしてブチギレていたので当然と考える生徒が多かった!
実際トロフィーの価値はヒシミラクルの中でクソダサを超えて地の底を突き抜けて無の領域に落ちていた!
というか捨てようとしていたことよりマシであり、そんな会話をしていたことをクラス担任から聞いていた理事長とルドルフはそっちじゃなくてよかったと思ったくらいだった!
「あとお土産に買った凱旋門も寄付します」
いらねぇ!
「あと私、お昼に幼馴染と話したんですけど宣言します。凱旋門来年も出ます」
ざわざわざわ……!!
ヒシミラクル再び凱旋門出場を表明!あんなところ行きたくもないと思っていたのでは?というやからを驚かせた!
ちょっと前のやりとり!
ミラ子「罰下してくれるのはいいけどまだ私怒ってる。なんかいい案ない?」
紅葉君「凱旋門連覇できるビジョンなくはないからとってきてトロフィー二つならべてダブルピースしてネット上にあげれば?日本の天下証明できるんじゃね?なんか自由と平等と博愛を取り戻すとか言いながら」
ミラ子「やる。でもそれなに?」
紅葉君「自由平等博愛のこと?フランス国旗の意味。いい感じの大義名分になるよ多分。しらんけど」
「えっと、目的は復讐?とかじゃなくてふつ~に私の幼馴染を馬鹿にされたのが一番と、それと私の友達も馬鹿にされたと私は思ってるんでそこらへんが許せないんでちょっとボコボコ……じゃなくて自由と平等と博愛を取り戻して、えと、なんとかかんとかします。あ、ヴェニュスパークちゃんや普通に走ったウマ娘さんたちは別です。でもでも、いまちょっとフランス……!!」
――ひっ!
ミラ子がフランスの一言を発した瞬間顔が生放送で炎上案件となった時と同じ顔になったので多くの一般ウマ娘達はビビって悲鳴を上げた!
理事長なんかはルドルフの背後に隠れてしまった!
ミラ子の友達のタップダンスシチーやクリスエスや(以下略)も若干冷や汗をかいてる!
ブチギレ顔になった顔をあいた手でムニムニとほぐしながら言葉をつづけるミラ子!
「あ、ごめんなさい。ちょっとフランス……!!っていうと怒りがちょっと思い出しちゃって。……で、またトロフィーとって今度は写真撮ってダブルピースしてネット上に投稿するんですけど、今そこの凱旋門賞の権威?とかが失墜?とかしちゃってなんか出られなくなっちゃったり開催されなくなっちゃったりしたらちょっと困るのでその時はこう、それでうまくいくのかわからないですけど署名運動とかして国に提出して頑張ってもらおうかなってと思ってますんでその時はご協力お願いします。まぁやるかもわからないんですけどね署名活動。今言ったんで」
朝ブチギレヒシミラクルニュースでコメンテーターが凱旋門賞の権威の失墜とかが起きかねないとか人の言葉を適当に引用して話すヒシミラクル!もう半分以上は思い付きみたいな感じなので生徒会とかはすごいすごく迷惑だった!
ということで理事長がマスコミとかにむやみに言わないように口止めして表彰式終わり!
理事長室とかそんな感じのところ!
「ヒシミラクル……繰り返し言うがおめでとう。そして君には言わなければならないことがたくさんあるようだ……」
「貴様ァ……覚悟はできているな……?」
「わたしからもありますよ?ヒシミラクルさん……」
「追加!私からもあるぞ!」
「ひえっ!お、お慈悲を!!」
ルドルフとエアグルーヴはクソダサトロフィー発言で大炎上してマジギレしていた時の怒りがミラ子ブチギレ事件かつ帰りの車で泣いたことを聞いて鎮火して、今回勝手な発言で再びその時の怒りがよみがえった!!
たづなさんもめっちゃ対応して疲れたのでこっちもキレてる!理事長もだ!
ちなみにブライアンは大炎上事件で爆笑した後ブチギレ事件でスン……となって今回ので「もっとおもしれーことにならんかな……」と思いながらジャーキー食いながらまったりしていた!
お説教開始ー!
ガーミガミガミガミガミ!
お説教終わりー!
「ひとまずこのくらいにしておこう。ヒシミラクル、君にはいろいろとやらねばならないこともあるからな」
「は、はいぃぃぃ……」
「ところでヒシミラクル、貴様がいっていた自由と平等と博愛の理屈は誰から聞いた?幼馴染の紅葉さんか?」
「えっ、なんでそれを」
「貴様の成績でそんな理屈が出せるわけなかろうが」
ミラ子の成績は全世界で公開されてネットのおもちゃにもなっているからみんな知っているぞ!
掲示板では「逆にお前らがヒシミラクルに勝ってるところ何よ?」とかいうスレが立っていたり、ウマッターでは「うちの子中学生なんだけど「ヒシミラクルより頭いいから偉い」とかぬかしおる」などというウマートがあったりして成績マウント合戦が繰り広げられている!
ちなみにウマ娘は凱旋門賞の一言で全員黙ったし、人間に関しては馬鹿と比較しても馬鹿であることは変わらないとか無慈悲な返しをしたらしいぞ!むごい。
「そ、そうです紅葉です。復讐とかする気ないけどなにかないかなって聞いたらそれっぽいこと言って連覇するビジョンはなくはないからトロフィー2個目とってきてウマッターに上げたら?っていってたのでつい……」
「つい、で厄介ごとを増やすな。勝手に決めるな」
「いいだろ別に。あっちの国の理念を掲げて二度も優勝してやれば最高に皮肉の利いた抗議活動になる」
「肯定!……ではあるのだが現時点で差別発言で外交問題に実際なっているため外交の都合上行えるか我々だけで判断することは非常に難しい!これはURA上層部と国の関係する方々との会議が必要となる!というか真面目な話勝手に決めないでくれる???大変なの本当に」
「というより連覇できるビジョンはあるんですね……」
一度不安だった凱旋門だったがなんとか勝てたので次も一年かけてみっちり鍛えれば勝てなくはないというビジョンをつかんだ紅葉君だった!
「おい、ヒシミラクル。幼馴染にもいい考えはないのか聞いてみろ。お前が原因だがそいつもそれなりにあるだろ」
「え、えぇ……まぁ聞くだけなら」
一応LANEで聞くヒシミラクル。もちろんルドルフたちからは勝手にお前発言したりするなよと鋭い眼光で睨みつけられた!ミラ子はビビった!
とりあえずその場は解散となりまた後日話し合ったりすることになった!紅葉君はメジロ家に囲まれているしトレーナーやメジロの子たちもしらないとよろしくないからである。
というわけでマックイーンとかそのあたりのメジロの皆さんに説明しに行った!
「お、ヒシミラクルじゃねーか。ほらマックちゃん確認してみ?」
「ヒシミラクルさん!お疲れ様です。ところで先ほどの表彰式での発言ですけれど……」
事前にゴールドシップが理事長室で話していたことをマックちゃんに伝えていたのでそれの確認だ!
「ピーヒャラピーヒャラ」
「ぺらぺーらぺらぺーら」
だいたいあってた!
「あ、マックちゃんとこのばあちゃんにも伝えといたから!」
なぜか知ってるゴールドシップだがシナリオでもなぜかマックちゃん宛てにメジロおばあ様からマックちゃん宛ての手紙を頂いたりしているから何もおかしくはなかった!
これで話は済んだので終わり!
ヒシミラクルはなんやかんやで授業を受けて寮の部屋に戻りほげーっとねむりについた!
そして!夜が明けた!
「ヒシミラクルゥゥゥゥ―!!!!」
「ぎゃぁばぁ!」
エアグルーヴが朝のことを考えると非常に迷惑な大声を上げてカギを開けて入ってきた!ミラ子は相変わらずきったねぇ声だ!これがマックちゃんならかわいい声だぞ!
「貴様!寝てないでニュースを見んか!」
「ふぇえ!?にゅーす?」
テレビスイッチオン!
「――です。凱旋門賞の場で行われた人種差別発言の件について渦中のヒシミラクル氏が来年の凱旋門に対して出走の意を示したとの情報が未確定ではありますが入ってまいりました。なおヒシミラクル氏は侮辱された幼馴染氏の人権の自由と平等と博愛の精神を取り戻すために出場するとのことです」
「なぜ漏れとるのだ!昨日のようなことをしたのではあるまいな!?」
ミラ子は作画崩壊した!
「ドウシテ……」
書きたいところまで行こうとしたけどもっとぐだぐだしちゃうのでここまで
あと近いうちに入院することになったからまた間隔開いちゃうけど許して