入院生活中相部屋の人が深夜に目覚ましかけて2日間くらい連続でたたき起こされたりとイベントが目白押しでした。はい。
読み返してみて俺こんな話の持っていき方、ワード使ってたか?正気かコイツと思ったので2話とかをちょこっと修正。そのままのもあるけど。
久しぶりなのでやらかしをしてたらごめんなさい。その時は直します。
ということでよろしくお願いします。
お告げ
縁切り祈願当日。
紅葉君は地味にもらったお給料とためておいたお年玉をはたいて京都に来ていた。
ちなみに夜行バスではなく新幹線という金の力を使った。紅葉君は無防備になる夜行バスは使いたくないタイプだ。
京都の有名な縁切り神社と言えば某なんとか宮である。最強の縁切り神社というだけあってめちゃくちゃ効果がある。
この神社の御神徳(御利益)は詳細は省くが「あらゆる悪縁を切り、良縁を結ぶ」、「海上安全」、「交通安全」の3つ。
ちなみに縁切り神社にはマナーがあって、真剣な気持ちで赴くこと、一人で行くことなどがありどれも縁切りというだけあってものすごいパワーがあるため、他人の不幸を望んだりすればそれが自分に返ってくる、一緒に行った人間との縁までも切れてしまうということもありうるから注意だ。
また某なんとか宮は良縁結びの神社としても大変有名なため良縁に結ばれた夫婦やカップルがお参りしても縁は切れることはないらしい。
あとは鳥居をくぐる前に一礼するとかそういうのをちゃんとしよう。
「(というわけでやってきました最強の縁切り神社……の最寄り駅)」
「(どうして最寄り駅なんですかお兄さん)」
「(最強のパワースポットだから写真撮ったら祟られそうで怖い)」
「(それはジンクスでは?)」
「(今の妖怪ジンクス破りではジンクスを打ち倒すパワーが足りないので負けるだろうから諦めなさい)」
私妖怪じゃないですっ!と怒りのスタンプがダイヤから届くが無視。ぷんすこダイヤ。
そもそもお前はサトノ家のジンクスを破ってからにしなさい。
まぁ菊花賞で一応破れるんだがその前の皐月とダービーで負けてほしくないんだよ。
皐月賞は確かディーマジェスティことディヴィニティーがレコードタイムだして勝ったんだよな。ダイヤは直線で内側にいたリオンディーズが外に斜行して、それを回避しようとしたエアスピネルと接触して失速。騎手曰く「久々でもあったし直線で甘くなった」らしいから坂のことも考えて長谷川トレーナーさんと相談しないと……ってまだ早いか。でもこれは実際努力で何とかなりそうなレベルでもあるから……交通安全方面で祈っておこう。接触したりそれで怪我しませんようにって。
ダービーはたしか、落鉄したけど写真判定で2着になったから単純に考えるなら練習積んでおけば勝てそう。でもそんな単純にいくかというとそうではないだろうな。ひとまず落鉄しないようにお祈りしておこう。それで怪我したらっていうのも怖いし。
「(それでは行ってまいります。この中で一番三女神を信じて都合よく神様を信じることに定評のある日本人がいくんだ。きっとうまくいく)」
「(もっとそこの神様信じてくださいお兄さん。一応私のピークアウトかかってるんですよ!あまり信じてませんけど)」
「(サトノ家のジンクスは自分で破りますからお祈りしちゃだめですよ!)」
「(ジンクスは努力でやるから接触とか落鉄とかしたりしても安全に帰ってくることをお祈りしてくるよ。そういうのも担当してるから)」
「(ならオッケーです!)」
サトノダイヤモンドの掌がこの前からくるっくる。パドックでの絶好調で一回転するダイヤはお淑やかで美しくて好き。早く見たいなー。
立てば我が儘、走ればジンクス破り、翳すのはボーボボ理論。その名はサトノダイヤモンド。
キタサンは何気にピークアウトのこと気にしてるのか。そりゃあ、自分の限界が勝手に決められているってわかれば気にもするし腹も立つか。ちゃんと悪縁を切ってもっと走ってもらいたいし、気合いれて真摯にお祈りしよう。
そう思い入ると桜の木が植えてある絵マの道と呼ばれる絵マを飾ってある道を通ってまっすぐ右手に見える縁切り結び碑が見えてくるという東鳥居を目指して歩き始めた。
……
…………
念入りにスマホで縁切り結び碑の入り方を確認し、キタサンのピークアウトと二人の身の安全を願った形代を正しい参拝をして碑に貼り付けて正しい作法で神社を後にした。
その後は普通に新幹線に乗って東京へ帰り、風呂に入り、食事をとり、明日も学校があるということで床に入り眠りについた。
その中で不思議な体験をした。……簡潔にいえばお告げのようなものを聞いた。
――君の願い、その想いは素晴らしいね。
――ずっと一緒にいただけあって素敵な想いよ。
――だがそれだけでは安全はともかく、彼女の不確かな運命を確実に変えるにはまだ足りん。
――ならばどうするかって?簡単だよ。君が純粋にサトノダイヤモンドを想うように。
――キタサンブラックのことも想ってあげればいいのよ。
――貴様の行動にかかっているということだ。
――努々、忘れぬように。
そこで夢が覚めた。起きると部屋は暗いままで、もし朝であるなら窓のカーテンの隙間から光が差し込んでいるはずだがその様子はない。充電器につないでいるスマホの画面を付けてみるとやはり、まだ夜中の時間帯であった。
……先ほど見た夢の内容を思い出す。あの声はアプリの育成シナリオ、グランドマスターズにて登場した三女神の声ではなかっただろうか。
だが、あの声はあくまでサトノ家が製作したVRウマレーターとかいうオーバーテクノロジーな物で偶然が重なって「勇敢」、「規律」、「愛情」の思考性を持たせたAIにそれぞれ人格が芽生えたというトンデモシンギュラリティなことが起きた結果生まれたものだったはず。それらが三女神の名前を名乗ったとはいえ、三女神本人というわけではない。明言もされていない。
夢という形であるとはいえ、どうしてそのような姿というか声で俺の夢の中に現れたのだろうか。女神というだけあって俺の三女神の認知の仕方に合わせて俺にお告げをしてくれたということなのだろうか。
と、考えたところで今さっき聞いたお告げがただの自分が見た都合のいい夢である可能性を全く考えていなかったと疑問に思ったが、直に納得した。
なんというか、感触が違うのだ。ついこの前、自分が毎年神社でキタサンのピークアウトがないようにと10年近くお祈りをしていたこと、キタサンがアニメ3期においてピークアウトしてしまったことなどといった記憶が呼び起こされた時のように、それが真実であるという感触があった。その感触が今回もある。
であれば。先ほどのお告げはやはり俺の認知に合わせてしてくれたということだろう。
そして言っていた内容にもある程度説明がつくと考える。
三女神たちが言っていたことを要約すると、現時点で想いだけではあの未来を確実に変えるには足りないから行動もしろ。ということだ。
アプリウマ娘プリティダービーにでてくるウマ娘達は実際の競走馬をモデルにしている。その中には途中で亡くなってしまったり、故障してしまったりと最後まで走り切れずにターフを去った馬たちも存在する。
そのウマ娘達は個人シナリオにて亡くなったり、故障してしまう描写が……前者はともかく後者はないこともないが致命的ではない。たとえ故障してしまったとしてもターフに帰ってくる。それが起こりうる理由はその世界がウマ娘の世界という夢の世界であることと、アプリトレーナーことプレイヤーの存在であると思う。
彼ら彼女らのおかげで、サイレンススズカは天皇賞秋を走り切った。ライスシャワーは宝塚記念で故障しなかった。トウカイテイオーは故障しても菊花賞までには治ったし、ヒシミラクルとかは史実で繋靭帯炎になるタイミングでトレーナーが防いでそうはならなかった。
このことからアプリトレーナーという存在はきっと大きいのだ。
まぁ、俺が生きているこの世界ではサイレンススズカは最期を迎えなかったものの故障はしたが。この点においてはこの世界がウマ娘世界であるが故だろうか。その後復帰してアメリカに行ったし。
それと三女神は「不確かな運命を確実に変えるには足りない」と言っていた。
キタサンのピークアウトのことを言っていると思うので、「不確かな運命」というのはそれを指しているだろうけど……。何故「不確かな運命」なのか。いや、絶対的な運命と言われるよりはいいんだが。
……あれかな。いつもプロローグでたづなさんの声が言っている「この世界におけるウマ娘の未来のレース結果は、まだ誰にもわからない」のことかな。それなら、不確かな運命と言っていたのも納得する。サイレンススズカだってそのおかげで存命していてマックイーンも帰ってきたし。おそらくそれだろう。
それに、たとえレース結果に多少運命が絡んでいたとしても走ったのは彼女たちの意思で、史実にないIFを手繰り寄せたのは彼女たち自身がつかんだ報酬だ。アプリトレーナーがいないアニメ世界でさえそうだったんだ。……やっぱり強いのは人の想いということかな。
と、なると三女神たちが言っていたことから察するにキタサンに対する想いというか、行動が足りていないということになる。……それなりに大切には思ってきたはずなんだけど足りないと言われると辛いなぁ。ターニングポイント的なところで行動を起こさないといけないとかなのかな。
なんにせよキタサンも大切な友達だし、より親密になれるように行動してみるか。まぁひとまずは……
「起きる時間まで二度寝だ」
学校あるし寝よ。
無理に6,000字書く必要ないなということで短め。
これからもよろしくお願いします。
劇場版見に行きました。
とりあえず心配している人は心配ご無用です。注文したものがちゃんと出てきます。シンプルです。良作だと思います。
あと公式HPでクラシックに出ると書かれてるので言いますけど
クラシックレースって格式高いじゃないですか。ダービーとか。
うちの書いたミラ子みるとお前……お前……ってなりました。ごめんよ……。