トレーナー試験難しすぎワロタwwwww   作:ごまだれ醤油

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旧4話と比較して以下の点を修正しました。
前半、パーティー前の自宅時点の「どぼめじろう」アカウントフォロー時点の文章を微修正。
後半、パーティー部分。
① 最初の部分の自分語りを全削除。
② パーティー開始部分を修正。
③ 再翻訳の話部分を修正。
④ 暇があるから人間は~以下のSEKKYOU部分を全削除。別の話題に変換。

以上の点を修正しました。
前のものよりは読みやすいものになっているはずです。
再批評よろしくお願いいたします。

このお話は急にランキング入りとか高評価お気に入り増加して「やっべ書かなきゃ」と焦って書いた結果失敗したものを書き直したものです。
もし小説を書くことになる人は上の要素でどれだけやらかしたか察していただいて間違えないようにしてくださいね。


1周年PVではキタサトは入学式時点で成長していたのに3期の写真では小さかった……教授!これは一体!?

 まんまとはめられたものだ。もう逃げられないゾ♡なんて二次創作なら書かれているところだな。

 あれから時間はそこまでたっていないがそれなりにも経っていたりしてまだトレセン学園入学式や俺の中学の卒業式にはなっていない時期に家でTwitterことウマッターを眺めながらこの前のバイトの件の話を振り返っていた。

 アプリのダイヤはトレーナー採用トライアルレースにて他のトレーナーとは違う視点で彼女の走りについて指摘したことをきっかけにその場で即採用と言い渡し、アプリトレーナーはご両親と面会し試験を出され、それを適切な形に落とし込んだ上で合格を果たした。実装当時は親紹介RTA記録保持者更新!なんて言われていたっけ。

 

 

 自分が叔父様の立場であったらどうしていただろうかと考えてみるとまぁ、手元に置いておきたいよなと考える。

 一応現役トレーナーからウマ娘を見る目とコーナーの曲がりが甘いとかそういうことについてちょっかいだせる点だけは評価されてるし、レースとは名家のような直接的な関係はないが理解はあり、ダイヤと年は少しだけ離れて異性ではあるが長い間一緒にいた友人である。同じ立ち位置でキタサンブラックはいるが彼女はライバルであると当人同士思っている。

 

 一方で俺は少し年の離れた異性ではあるがキタサンブラックより前に出会い……出会ったっけ?まぁいいや。長い友人関係を築いてきた一般市民である。レースに対して愚痴をこぼせるとしたら自惚れでなければ結構懐かれている俺が選ばれる可能性が高く、もしもダイヤがサトノ家の悲願をかなえられなかったり成績がうまく残せなかったりしたときに弱音を吐ける相手として側にいてほしいと考える。あとは実際に言っていた娘が世話になっているから礼がしたかったという点もあると思う。同じ立場ならお礼はしたい、そりゃあしたい。大事な娘なんだから。礼の規模は知らんけど。

 

 この件は両親を除いて誰にも言わないようにしておこう。実際契約書は俺が高校入学後に手渡されるだろうし、その文章には外部に漏らすのは禁止とか書かれているかもしれない。正直なところ叔父さんたちには彼らなら黙ってて口外もしないだろうから言いたい感情はあるけどこればっかりは仕方ない。せっかく信用してもらったのにいきなり裏切るわけにはいかない。まぁ、バイト始めたよなんて始めてからじゃないといわないけどさ。

 

 学校にてできる友人らには絶対言わん。今の学生はSNSが発達しいけないことなどのツイートことウマートがバズったりして、悪いことを学んでいて自分が生きていたころよりはいけないことを多く知っている傾向があり大人もそういった教育をしているから倫理観が高いかもしれないがもしもという可能性がある。ダイヤに迷惑をかけるわけにはいかない。サトノダイヤモンドはすでに現実に存在しており俺にとって大切な存在……というと恥ずかしいがまぁ大切な子なのだ。うん。大切なんだよ。もちろんキタサンもね。

 

 そう考えるとキタサンのこと応援したいけど応援できなくなるのか。いやちょこっとくらいはするけど。ていうかしたい。特にダイヤと対決しないレースでは全力でしたい。だってダイヤに呼ばれるときに高確率で一緒にいるし、一緒に過ごしてきたんだもの。でもサトノ家にバイトとはいえ雇われたからにはダイヤの味方をしないと気まずくなる……。これが俗にいう「だまして悪いが仕事なんでな」というやつか……ちがうけど。二次創作なら脳破壊作品になってそう。そういうのよくないと思うな。

 まぁ今考えても仕方ないか。あ、そういえば……

 

「どぼめじろう先生存在するのかな」

 

 ウマ娘ファンなのに今の今までなぜ忘れていたのだろうか。どぼめじろう、それは中国版ウマ娘にてメジロドーベルの中国語訳を再翻訳した結果「どぼめじろう」という表記になったことと、メジロドーベルが自作の少女漫画を描いていてそれを隠しているという秘密が合わさってできた二次創作のネタである。せっかくウマッター……Twitterといえなくなったのが寂しいな……、をやってるんだ、検索してみよう。

 

「ど、ぼ、めじろうっと……あ、いた」

 

 フォローしとこ。まぁ実際本物かわからないし、少女マンガ読まないけど。……そうだアグネスデジタルのほうはどうだ?どこにおるねん。とりあえずデジタルで検索検索……。うわぁいっぱい出た。こりゃ探すの無理かなー。とりあえず一番上のアリスデジタルって人を見てみよう。

 

アリスデジタル@umamusumelove

 今日一押しのウマ娘ちゃんはパンプキンダンサー!ダンス経験を走りに応用して走るという独特のウマ娘ちゃん!

 主戦場は主に芝で最初の頃こそうまくいかなかったもののクラシック級になってからはその才能が開花。GⅢ、GⅡレースを勝利し皐月賞への切符を手にして………

 

 

 一発で当たったわ多分だけど。てかいろいろと詳しく書かれてるな。乙名氏記者と同じくらい詳細に書かれてる。ふむふむ、これは勉強になりそうだ。フォローしとこ。

 そんな有名人探しをしていた中、ドアをノックして父が入ってきた。

 

「紅葉、いまいいか?」

 

「んー、なにー?」

 

「社長経由でメジロ家主催のパーティーに招待されたんだ。お前にも招待がきているが来るか?」

 

「メジロ家?」

 

「メジロマックイーン復帰記念パーティーだ」

 

 超行きてぇけど行きたくねぇ。推しの姿は見たいが目の前に立つのはちょっと違う。自信がない。心が二つある~^。

 それはそれとして。

 はて、おかしな話だ。今までサトノ家主催の交流パーティーとかでいつもお世話になっているということでキタサンや俺も呼ばれてダイヤとわちゃわちゃさせてもらっていたりはした。が、それはサトノ家の話。メジロ家とは縁もゆかりもない。

 

「メジロマックイーンが繋靭帯炎を発症して完治したのは知っているだろう?それをした主治医の論文を医学会に提出する際にうちの社長が力添えをして俺たち部下も手伝いをして……まぁとにかく、その件とかお世話になったトレセン学園関係者とか呼んでお礼しますよみたいなパーティーだよ」

 

「それでなんで俺?ダイヤが呼ばれるのは付き添いとか場慣れとかトレセン学園入学前でうんたらなのは予想できるけど俺関係なくない?」

 

「お前、バイトするだろ。トレセン学園でダイヤちゃんのチームで。話は聞いている。お前にいろいろと配慮するとは言ったが完全にはいかないこともあるから、その時のために多少慣れておいたほうがいいってことで招待が来たんだよ。それにお前メジロマックイーンの大ファンだろ?」

 

 あぁー、なるほど。というか周りの連中にこいつはサトノ家のバイトだから文句つけんなよお前らとか周りに誇示しそうな感じの意図があったりして。いやあの人そんなこと……するのか?しないのか?しないよね?そこまでの価値はさすがにないだろ。あほみたいな妄想だわ。馬鹿馬鹿しい。

 

「あとはダイヤちゃんがお前が来るなら嬉しいと」

 

 本命あったわ。ムッスメ大好きだからね仕方ないね。んじゃいくか。服装は子供故にカジュアルでいいそうだが制服を着ていくことにした。結構重大なパーティーっぽいからね。

 

 

 

 

 

 

 そんなこんなでパーティ当日。

 

 

「相羽叔父様ごきげんよう。ごきげんよう紅葉さん!」

 

「やあ武蔵君、紅葉君、お疲れ様」

 

「社長この度はお招きいただきありがとうございます。ダイヤちゃんごきげんよう」

 

「叔父様、お招きいただきありがとうございます。こんにちは、じゃなくてごきげんようダイヤ」

 

 叔父様とダイヤに出会った。ダイヤはいつもの服でにぱーっと笑顔を浮かべている。ほっこり。父と叔父様がおそらく仕事の話をし始めたので叔父様がダイヤに俺と一緒に楽しんできなさいといって俺はダイヤとともにその場を離れていった。

 しばらくしてメジロマックイーンが登場し壇上のような場所に登場し挨拶を行った。

 

「みなさまごきげんよう。メジロマックイーンですわ。この度はわたくしの復帰記念パーティーにお越しいただきありがとうございます。早速ですがわたくしを治してくださった主治医を紹介いたしますわ」

 

 そういうと脇のほうから主治医さんが登場し盛大な拍手で迎えられた。主治医さんは紹介のあいさつの後メジロマックイーンの病状等の話をし、それを今回だけの特例という形にせずすべてのウマ娘の繋靭帯炎の治療法を確立できるように努めるといった旨の話をして話を終えた。最後にメジロのおばあさまが登場され、こちらも簡単な挨拶とともにこのパーティーを楽しんでくれとの言葉をもってパーティー開会の儀は終了となった。

 俺はダイヤでは届かない位置にある食べ物等を取って渡してから自分もとってダイヤと一緒にそれらを頂き、舌鼓を打った。

 

 

 ふとこの前ダイヤに言ったことを思い出す。しょうもないことを話すといったがどこまで許してくれるだろうか。ちょっとやってみようか。

 

「ダイヤ、前にしょうもないことを話すって話したよな?」

 

「あ、はい!ダイヤは大丈夫です!」

 

「ほんとにいいの?女の子みたいな長話とか今までみたいにゲームとかアニメとかレースとかの話しかできないからそれ以外だと本当にしょうもないよ?」

 

「大丈夫です!紅葉さんのこともっと知りたいです!」

 

 俺をもっと知りたいとか初めていわれたぞ。ここまで言ってくれているのだ。今世では精神年齢が合わない等の理由で友人がおらずできなかったが前世では同性の友達とよく行った会話をしてみようじゃないか。

 

「じゃあ、言いたいことを言うよ?」

 

「はい!」

 

 よし、どぼめじろう先生のことでも話すか。実際いるかわからんし、そもそもが二次創作ネタだ。公式じゃない。いいだろう。

 

「この前さ、再翻訳で遊んでたんだけど」

 

「再翻訳?」

 

「文章とか単語を英語とかほかの言語に翻訳して、また日本語に戻す遊び。すっごくしょうもない。それでも聞く?」

 

「聞きます!」

 

 あら元気。お兄さん……じゃないかおじさんうれしいぜよ。

 

「なんとなく月間トゥインクルにのってるウマ娘の名前を中国語で再翻訳したら「どぼめじろう」ってなって。なんとなく検索してみたらウマッターに同名の人がいたんだ」

 

「まぁ!それはすごい偶然ですね!」

 

「だろ?」

 

 …………………

 

 沈黙が流れた。にっこりとした笑顔のまま首をかしげるダイヤ。うーん気まずい。これは話をするべきではなかったか?てかいい年したおじさんがこんなことを年頃の娘さんに話すとか……情けなくなってきたな。謝ろう。

 

「ごめんダイヤ。こんなつまらないことを話してしまって。いやほんとごめんなさいもうしません」

 

「あ、謝らないでください紅葉さん。ダイヤが聞きたいといったんです。……紅葉さんはお友達とこういったお話を?」

 

「いや、俺同級生の友達いないよ。ただ友達とこういうくだらないやり取りしたいなって。ただ話したいこと話して、そっかーで終わってもいいような関係とかいいなって思ってさ。でもさすがにダイヤみたいな年頃の娘さんにこんなのはだめだよな……」

 

「いいえ、ダイヤが紅葉さんを知りたいといったんです。……私はそういう関係素敵だと思います。私とキタちゃんとの関係とは少し違いますけれど……別の形で、仲良しな感じがして!」

 

「えー、ほんと?」

 

「ほんとですよ!」

 

 ダイヤ優しい。でも気を使ってならマジでつらい。このまま話をして気を使わせ続けるなんて俺は耐えられない。すまないダイヤ本心を見せてもらおう。能力、フルパワー!

 

サトノダイヤモンド ”嘘?ほんと?: マージマジマジーロ”

 

 あ、よかった!本当にそう思ってくれてる!マジ優しい。ヒロインの擬人化か?ヒロインだったわ。ウマ娘的に。

 

「じゃあ信じるぞ。……俺さ、こういう暇があるやり取りが好きだったからさ」

 

 きょとんとした表情になったダイヤ。暇があるやり取りって言葉聞いたことないだろうからな。そんな反応にもなるか。

 

「暇……ですか?」

 

「そうだぞ暇。暇があるから人間は……いや、やめとくね」

 

 危ない危ない。一言で終わるけど説教っぽくなる。くだらない話をし続けた仲なら冗談っぽく終われるんだけどな。ダイヤとはまだそういった意味でのそこまでの仲ではない。

 

「いえ、ダイヤは知りたいです。教えてください」

 

 興味津々なダイヤ。こんな話に興味津々になるのか。うーんダイヤがわからん。お嬢様ゆえか見たことないもの知らないもの大好きなのかな。ホーム画面でプリンに醤油をたらしたらウニになるか試したがってたし。妖怪ジンクス破りだし。

 それか前に俺のことをもっと知りたいといったが故だろうか。とはいえここはパーティー会場、楽しいお話をして、おいしいものを食べて、メジロマックイーンいいよね……みたいな話をするパーティ会場だ。変な話題は厳禁だ。さっさと切り上げて別の話題だ。

 

「そこまで言うなら言うけど……。暇があるから人間は人にやさしくできたりするよーって話。それだけ。」

 

「そうなん、ですか?」

 

「そそそ。そんなことよりもさ、ダイヤ。身長はどれくらい伸びてきた?」

 

「えっと……お医者様が言うにはもうすぐ大きな成長が来るそうです」

 

 ウマ娘は急激に成長する。実際アニメ2期最終回では小学生の姿だったキタサンとダイヤだが1周年PVの入学式時点では急成長後の大人のような姿で登場した。そんなこともあってこの世界では急激に衣服をそろえる必要がでてくるので急成長期中ウマ娘専用の大き目の服が売られていたり、何度も服を買いなおすための助成金も役所に申請すれば出してくれたりするというこの世界ならではの行政の支援があったりする。まぁサトノ家に助成金は必要ないだろうけど。

 

「そうか、大きくなるのか。……大きくなったらなにがしたい……ってまずは走りか」

 

 もう完全におじさんのセリフだなこりゃ。と思うと同時に感慨深くなった。幼稚園児の頃から付き合いがあって、そこからずっと走りを見てきて、それなりに時間を共にした仲だ。腕が振れてない、あご引けてないだの、フォームが崩れてるって指摘して、お嬢様なのに案外キタサンとやんちゃしていた子が、あのターフで、レース場で走る。……少し泣きそうになる。

 走り続けるにはデビュー戦を勝たなきゃいけないんだけど、まぁ一応走りを見てきたし、大きな成長の後のフォーム改善というか調整は本職のサトノ家メイドもといトレーナーさんがどうにかしてくれる。GⅠを家のために捧げると強い意志をもって幼少からトレーニングや研究を積んできたんだ。油断をするとは考えにくいからよほどのことがなければ勝てる……と思う。こればかりはその年のトレセン学園の平均を見ないとわからんな。

 

「はいっ。成長したらいろんなところが大きくなりますから走りに影響が出てきます。その調整をまずはトレーナーさんとします」

 

「だよな。いつごろ会えるかな」

 

「えっと、着ているお洋服が大きめのばかりになってしまいますから……成長が終わった時に会いたいです」

 

 一瞬なんで?と思ったけど合点がいった。女の子なんだから大きめに見える服はちょっと嫌だよな。成長していくなぁ……。思春期になったら俺嫌われたりするんだろうか。……思春期の娘にやっちゃいけないことみたいなの検索しとくか。嫌われたくない。いや本当に。

 

「そうか。少し寂しくなるかな。一番長く一緒にいたの、みなみ叔父さんとますお叔父さんをのぞいたらダイヤだし」

 

「その時はLANEで連絡しましょうっ。約束、覚えてますよね?」

 

「当たり前だろ。ちゃんとこっちからも連絡する。話題作りは頑張るよ。さっきみたいなことはしない」

 

「えっ。ダイヤは別に大丈夫ですよ?」

 

 いや、さすがにダメだ。さっきのでよくわかった。あれは遠慮とかが全くない仲でやれるやり取りだ。そんなことを年頃の娘さんにやったらいかん。これ以上情けない人間になってはいけない。ダイヤの友達なんだから。

 

「ダイヤに甘えるなんてずるくて情けないことはできないよ」

 

「それじゃあダイヤが紅葉さんに甘えるのはずるくて情けなくないんですか?」

 

「ずるくないし、情けなくなんてないよ?俺が年上だからね。どうしても甘えてほしいっていうならGⅠのトロフィー、1つや2つ持ってきてもらおうか」

 

「むっ……。……約束ですよ?」

 

 ……あっ。これ史実的にもステータス的にも高確率で取れるから絶対甘えなきゃいけないじゃないか。どうしよう……。まぁ未来の自分が何とかしてくれるだろう。頑張れ俺。任せた俺。諦めろ俺。

 

「ふふふ、楽しそうにお話している中、失礼しますわサトノさん」

 

「あ、マックイーンさんっ、ごきげんよう。本日はお招きいただきありがとうございます」

 

「ごきげんよう」

 

 メジロマックイーン!?!?!?本物が!?!?最推しが!!!目の前に!!!いる!!!すごい!きれい!すごい!すごい!すごい!

 びっくりして興奮して背筋がピンッと伸びてしまった。おちつけ。平常心平常心。ダイヤの目の前だぞ。

 

「サトノさんのご友人でしょうか?すみませんが、お名前をうかがってもよろしくて?」

 

 心臓がバクバクとする中、どうにか冷静を保ってコホン、と一呼吸おいて自己紹介を行う。シンプルに行うんだ。こんなこと誰だってできるはずだ。それでいいんだ。

 

「始めまして。ダイヤの友人の、相羽紅葉と申します。中学3年生です。この度はお招きいただきありがとうございます」

 

 しゅ、主催の方なんだからこの言葉はあってるよな?な?今すぐダイヤに確認取りたいがそんな無様な姿は見せられない。ダイヤに恥をかかせる。ここはきちんとしようとしているというアピールをする。外面だけは中学3年生なんだ。そうすればどうにか最低限の礼節は保てるはずだ。

 

「まぁ、サトノさんにこのようなご友人がおられたなんて」

 

「紅葉さんには幼少のころからお世話になっているんです。キタちゃんと遊びに行くときも一緒で。走りも見ていただいたりしました」

 

「走りを?では相羽さんはトレーナーの家系か、志望の方なのですね」

 

「い、いえ私はトレーナー家系のものでも志望のものでもなく、ただ目の良さを買われて走りを見ているだけのものです」

 

 目の前のメジロマックイーンがきょとん、と疑問の顔を浮かべた。そりゃそうだ。トレーナーになる気なんて全くないのにトレーナーの勉強をしているなんて変な奴だとはだれも思うまい。レース予想のためでも最高難度の国家試験の勉強をするなんて頭がおかしいに決まっている。

 

「トレーナー家系でも志望者でもないのに、目の良さを買われて?……サトノ家が?」

 

 ひえっ。助けてダイヤ。最推しといえども疑問をはらんだ目で見られたくない。怖いっ。

 

「はい。それに紅葉さんは……あっ、いえ、なんでもありません」

 

 おそらくチームでバイトをする話をしようとしたがまだバイトすることは確定されていないから叔父様から口止めをされているのだろう。契約書交わしてないし。ダイヤは途中で話をやめた。ど、どう出る……?

 

「……?ところで先ほどドーベルの話をしておりませんでしたか?」

 

「ドーベル?メジロドーベルさんですか?していませんよね?」

 

「あ、ああ。していないですね……」

 

「そうですか……失礼しましたわ。では私はこれで。せっかくのパーティー、楽しんでくださいまし」

 

 メジロマックイーンは華麗に優雅に去っていった。なんとかなったか……。

 

 

 

 

 

「ど、どうだったのマックイーン」

 

「いえ……気になるところはある方でしたがそこまで悪いような方ではないようでしたわよ?サトノさんも懐いていらっしゃるようですし」

 

「あ、アタシのことは?」

 

「話してないそうですわ」

 

「え、えぇ……?」

 

 

 

 

 

 

 

 

続くかはわからない。

 




ここまで読んでくださりありがとうございました。

あと最後に1つだけ

この作品を読んでくださった「逆しま茶」様が
短編小説「サトノダイヤモンドが砕けたら」を連載してくださいました!
ありがとうございます!
「異次元の寂しがり屋」の作者さんです!大先輩ですわ~!
面白いのでぜひ読んでください!
そしてこれにあやかってほかの読者♡書いて♡

ありがとうございました
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