さんばか×シチュエーション   作:主義

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さんばかが浮気を目撃したら

 

リゼヘルエスタの場合

 

「浮気したんだ」

 

 

「……ご、ごめん」

 

 

「私のことはもう好きじゃないの?」

 

 

「…い、いや…好きだよ」

 

 

「だったらなんで他の女と一緒にいたの!!私はキミのことをずっと好きなの!もうキミ以上に他の人を好きになれる気がしないの!!」

 

 

「……あ、あれはただの友達だよ」

 

 

「ただの友達が手をつないで歩いたり、腕に抱き着いたりするの?」

 

 

「………」ビクッ

 

 

「私はキミのことが好きなの!!キミ以外の人に生涯を捧げるなんて絶対にありえない!!私はキミのことが世界で一番好きなの!!」

 

 

それから一度は二人は別れることになったが、男の方はなぜか不運なことが重なり、不倫相手との交際がバレてしまったり、会社のクビになったりと。そして気づけば男はリゼに泣きついていた。

 

「ごめん、リゼ。間違ってた」

 

 

「分かってくれたなら私はいいよ。キミに私が一番ふさわしいし、私しかいないんだから」

 

 

 

アンジュ・カトリーナの場合

 

「私の何がダメだったの?」

 

 

「………」

 

 

「ねぇ、答えてよ。私の何が悪かったの。言ってくれたらキミが嫌いなところを直すよ」

 

 

「……ごめん」

 

 

「謝らないでよ!!」

 

 

「…………」

 

 

「私はキミが今でも大好きなんだ。キミが誰かと浮気をしたのを知っても好きな気持ちは変わらない。普通だったら怒ったりするんだろうけど、怒れない。だってキミはアンジュに魅力を感じれなくなったから他の女のところに行ったんでしょ」

 

 

「ち、ちがうよ!!アンジュが悪いんじゃなくて――――――――――

 

 

「私が悪い!!キミを繫ぎ止められなかったんだから!」

 

 

「……………」

 

 

「ねぇ、どうやったらキミはずっとアンジュの側に居てくれるの?」

 

 

「…………」

 

 

「そっか…じゃあ、もうキミは私だけのものにすればいいんだな。キミがもうずっとアンジュしか見れないようにすれば離れるなんて事をしなくなるよね」

 

 

「…あ、あんじゅ?」

 

その後、男が人目に出たところを見た者はいない。

 

 

 

戌亥とこの場合

 

「言い訳はあるん?」

 

 

「…な、ない…です」

 

 

「浮気をしたことを認めるんやな」

 

 

「は、はい……ごめんなさい」

 

 

「私はあんたのことが好き。それだけは変わらない。この気持ちだけはあんたに伝えておきたい。今でもその気持ちは変わらない」

 

 

「……あ、ありがとう」

 

 

「なんでお礼を言うん?私は私の気持ちを伝えただけ。それ以上でもそれ以下でもない」

 

 

「………」

 

 

「私はあんたが別れたいんだって言うんだったら別れても良い。あんたが浮気をした事実は許せない。でも、それと同じ位に今でも私はあんたのことが好きであんたの幸せを願っているから」

 

 

「………」

 

 

「あんたには私への愛はもうないのかもしれない。でも、少なくとも私はどれだけ時間が経ってもあんたが大好きなんだ」

 

それから男は浮気をすることがなくなり、幸せに暮らしたという。

 

 




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