街を破壊の限りを尽くしてプリキュア達を誘い出そうとしていたアンダーグ帝国組。しかしそれよりも先にグランが破壊活動を始めてしまったため、出鼻を挫かれる形となったツイスター。彼女はファーストアタックを横から掻っ攫ったグランに近づき文句を言う。
「ちょっとあんた!何やっているのよ!?」
「おや?これはこれはキュアツイスターじゃないかぁ。風の噂でヒーローから
それを見て破壊活動をしていたグランは攻撃をやめ、ツイスターとその後ろに待機しているバッタモンダー達の姿を確認。そのままじっくりとツイスターの姿を眺め出す。
「なによ、人の姿をジロジロと見て?」
まるで舐めわますように見てくるグランにツイスターは気色悪く感じた。対してグランは「ごめんごめん」と謝罪をする。
「いやつい見違えたその姿に目を奪われちゃってね。シルクの様に透き通った髪に白いメットに白い衣装…見事に白で統一してあって美しさが際立っているね」
「あら、あんたがそんな事を言うなんて珍しい。それは褒め言葉として受け取っt「でも、改めて見るとそれって私の真似…つまり私のファンになったのかなツイスター?」…はあっ!?んな訳あるかボケェ!」
一瞬容姿を褒められた事に満更でもない表情を浮かべたツイスターだが
「ハハハッ、そんな恥ずかしがらなくて良いよ。あれ、でも再現出来ない所があるね…お・む・ねかな?」
「殺す‼︎」
白衣をはだけて豊満な胸を強調させるグランにツイスターは赤く染まった瞳を血走らせながらグランに飛びかかろうとする。それをバッタモンダーが慌てて止めた。
「お、おい、落ち着けって!そ、それよりもキメラング今まで何処に行ってたんだ!なんか知らぬ間に何処かに消えていて心配してたんだぜ!」
置いてきぼりにした事に対する仕返しを恐れたバッタモンダーは自分はちゃんと探してましたアピールを見せる。一方でグランはバッタモンダーが自分に怯えている事を察して軽く笑う。
「ククッ、悪いけど悪の天才科学者ドクターキメラングはつい先日引退した。今の私は正義の味方、清廉潔白天才科学者のグランとしてやらせてもらっているよ」
「引退?正義の味方?清廉潔白?」
グランの口から出てきた言葉にバッタモンダーは呆然した顔を浮かべ、彼の頭の中にはこれまで
「いや、お前の何処が清廉潔白だ!?寧ろ真逆の
今まで散々やってきた悪事の数々を側で見ていたバッタモンダーは清廉潔白なんて肩書きはギャグにしか聞こえなかった。更に言えば現に先程も街の破壊活動を楽しそうにしている事から今の彼女は正義からほど遠い姿であった。
「いやいや清廉潔白だよ。何故なら私は今悪の科学者じゃなくて正義の科学者だからね。なんなら新しい仲間だっているしさ」
「新しい仲間?あんた何を言っt「ツイスター!」っ、その声は…!」
自分の名を呼ぶ声が聞こえたツイスターは声が聞こえた所に振り向くとプリズムが立っていた。
「キュアプリズムどうして此処に!?…いや、まさかキメラングこいつと繋がって…!」
「どうやら他の奴らも来ているみたいだぜ」
するとターボマンが視線を上に向けるとそこからウィングとバタフライ、そしてベリィベリーが自分達を取り囲む様に降り立ったのだ。
「ツイスター…どうやら街や街の皆さんに手を出してない様ですね」
「ああ、グランの奴は間に合ったようだな」
「うん、グランちゃんの作戦は成功したって事だね」
「作戦…ですって?」
バタフライの口から出た作戦という言葉に反応したツイスターはグランを見つめると彼女は口元を緩める。
「そうさ。私が君達より先に街を破壊する事で君達を誘い出す作戦なんだよ。お陰でまんまと掛かってくれた訳だ」
「マッドサイエンティスト…!」
全ては自分の計算通りと言わんばかりにドヤ顔を浮かべるグランにツイスターはキレる。自分がひと暴れしようとしたらそれを防がれ、更にはまんまと罠にかかってプリキュアに包囲された事にツイスターははらわたが煮え繰り返そうな思いをしていた。
「そ、それにしても堕ちたものだねプリキュア。まさか正義のヒーローである君たちが街を壊す悪党と手を組むなんてね」
今まで街の人々の安全を配慮して戦っていた正義のヒーロー、プリキュア。彼女達が幾ら作戦とはいえ、こんな街に被害を出すという行為を止めようともせずにグランの言う事を実行した。その事実をバッタモンダーは指摘して精神に揺さぶりを掛けようとするが、何やらグランは首を傾げる。
「おや、誰がいつ街を壊したって?」
「はぁ?何言ってんだ。現にキメラング、お前が街を──」
壊したとバッタモンダーが指摘しようとした直前、グランは指を鳴らすと先ほどまで彼女によって破壊の限りを尽くされた周辺の建物と地面は最初から何も無かった様に修復される。
「なっ、街が直った!?」
「まさかキラキラエナジーを…!」
一瞬で街が直った事にツイスターはキラキラエナジーを使ったのではと考えるが、キラキラエナジーは王と王妃に掛けられた呪いを解くために必要な物だ。そんな貴重な物を此処で使うとは考えづらく、別の方法を使ったと推測。するとそれを裏付けるように周りにドローンが数機飛んでいる事に気がつく。
「ドローン…まさか、全てがホログラム!?」
「クククッ、その通りだよ。まぁ、厳密に言えばプロジェクションマッピングって奴さ」
今までグランが街を本当に破壊していたのでは無く、プロジェクションマッピングを使って破壊していた様に見させていたのだ。グランはツイスターにしてやったりと笑みを浮かべると此処へ来る少し前の出来事が脳裏を過ぎる。
────────
それはツイスター達が街に出現する1時間程前。虹ヶ丘家のリビングにはましろ達が揃っており、そこで共にどうやってツイスターを探し出すかについての話をしていた。
「さて、どうやってツイスターを見つけ出すかって話だけど、誰かアイデアがある人いる?」
「アイデアって言われても…中々思いつかないよ」
「キュアスタを見ても今の所ツイスターに関連した情報は入ってきません」
一同はこの時どうやってツイスターを探し出すかについて話をしていたのだが、肝心のアイデアが中々出ずに止まっていた。そんな中ベリィベリーは隣に座るグランに視線を向ける。
「おいグラン、お前は確かキメラングだった時の記憶が残っているだろう。なららんこ達が今何処にいるか検討がついているんじゃないのか?」
かつて敵として自分達に立ちはだかっていたグランなら何かしらの手掛かりがあると思い、彼女に聞くとグランは思い当たる節があるのか口を開く。
「恐らくだけど…ツイスター達は私のラボにいる筈だ」
「ラボって、よくグランさんが口にしていた言葉だよね」
ラボと聞いてましろはこれまでの戦いの中で自分達を捕らえてラボに連れて帰るとよく発言していた事を思い出す。
「そうさ。私のラボは私がこれまでアンダーグエナジーやその他私が興味を示した物を研究し、それに因んだ物を開発する時に使っていた拠点さ。ターボマンは勿論だが、バッタモンダー君も最近其処を利用していてね。彼等と共に行動するツイスターは必然的に其処にいると考えてもいいだろう」
「なら其処へ行きましょう!」
場所がわかったのなら今すぐラボに殴り込みツイスターを取り戻そうとツバサが提案するもグランは首を横に振る。
「ところがそうも簡単にはいかないんだよね。私のラボはこちらの世界とスカイランドの何処でもない異空間に存在する物なんだよ。更に其処に入る条件はアンダーグ帝国の人間しか駄目なのさ」
「それならいつもの"キメランラン"って言う呪文でそのラボがある所に飛べば行けるんじゃない?」
それを聞いてあげはがグランはキメラングの時によく撤退したり戦いの中で転移している事からそれを使えばラボに行けるのではと考える。しかし、当のグランはそれに同意せずに首に掛けてある黒い宝石を取り出す。
「私がこれまでカバトン君やバッタモンダー君の様に呪文を使えたのはこのアンダーグエナジーを結晶化したこのネックレスを利用していたんだけど、今の私が呪文を唱えても全く反応しないんだよねぇ…キメランラン♪」
これが証拠だと言わんばかりにグランがいつもの様に呪文を唱えるが何も起こらない。それを目の当たりにした全員はガクッと頭を下げる。
「それじゃあ、どうやってらんこちゃんを見つけたら…」
希望が見えたかと思ったらそれが潰えて振り出しにと戻った事にましろは頭を抱える。一体何からんこを見つける方法が無いかと頭を働かせるが、中々思い浮かばず。どうすれば良いかと悩ませる。
「いっその事らんこちゃんの好きなアップルパイを使って誘い出したら」
「いやいや、幾らなんでもそんな単純な事にらんこさんが引っかかるとは思えませんよ」
まるで子供が考える様な罠にツバサは呆れた表情を浮かべる。しかし、グランは何か閃いたと言わんばかりの表情を浮かべる。
「いや、誘い出すという事は案外悪くないかもしれないよ。その作戦はツイスターが料理に目が無ければ通用するかもしれないが、恐らくそれ程単純にはいかない。だから料理の代わりに確実に興味を示す物を使えば良い」
「確実って言っても…」
「うららちゃんかまこぴーのコンサートライブのチケットとか?」
「そんな物都合良くある訳ないですよ」
「彼氏のひかるに丸投げって考えもあるが、あいつがこの場に来れなければまず話にならないしな」
ツイスターが確実に興味を示す物と聞いて全員は頭を働かせて考えるが、お互いにあーでも無いこうでと無いと意見を投げ合う中でグランが手を上げる。
「私の推測ではあるけど聞いてくれるかい?一昨日の戦いを見る限り、今のツイスターはハイメットに新たな力が発現。更に洗脳により闘争心が芽生えているだろう。それ故に彼女は今戦いたい、若しくは何かを壊したいという気持ちで一杯だと思うよ」
「なんでそんな狂戦士の様な思考を持っているとわかるんだ?」
幾ら今ツイスターは洗脳状態とはいえ、元のツイスターを知る一同からすれば進んで戦いをする性格をしているとは未だに信じられずにいた。だからベリィベリーはグランに問い詰める。
「いやね。今のツイスターは似ているんだよね。かつて私が知り合った最高のビジネスパートナーにね」
「ビジネスパートナー?何だそいつは?」
グランが其処まで評価する事にベリィベリーは気になって詳しく聞こうと問う。するとグランはよくぞ聞いてくれたと言わんばかりに目を見開き語り出す。
「ああ、それはかつて君達…具体的に言うと私がましろ君達と邂逅した後、私はある実験の為に並行世界へと渡った時の事だね。其処で知り合った彼と話が合うって。いや〜、まるでこう歯車が見事に噛み合うかの様に彼とは相性がとても良かったんだよ。それでねそのシャ「ちょ、ちょっと良い?」何だい?此処から話は面白くなるって言うのに」
折角懐かしい思い出を振り返っていて良い気分をしていたグランであったが、話の途中にあげはが割り込んできた事に不満気な顔を浮かべる。
「いやごめん。でもその話って結構長くなる?今は要点だけで良いから詳しい話はまた今度にしてほしいな」
グランの話が長くなりそうだと察したあげは。そのため彼女に短く自分達に理解できる様に説明を求めるとグランも「仕方ない」と納得する。
「まぁ、要するにハイメットによる脳のリミッター解除によってツイスターの能力は開花、更に開花により彼女の脳に脳内麻薬が多く分泌されていると考えられる。現に私もハイメットを被っていた時にハイになっていたからさ」
確かにグランの言う通りだ。彼女がキメラングの時、常にテンションが高く。身体がボロボロの状態であっても高いテンションは変わらずに自分達と戦おうとしていた。そして今のツイスターも普段と比べてテンションが常に高い様子が見られたりする。
「そしてテンションが高くなったツイスターは戦いたい又は何かを破壊したいという気持ちが一杯だろう。多分だけど近い内に私達…いや、この際私達じゃなくても良い。力のある人間か街の破壊活動を始めると思うよ」
「そ、そんなっ!?」
「だったら急いで探さないと!」
グランの言う事が本当であるのならツイスターは一般人に被害を加えてしまう。そうなる前に彼女を見つけたいが、今ツイスターを探す方法が思い浮かばずどうしたら良いかと再び頭を悩ませようとする。其処にグランが「待った」と声をかける。
「そう頭を悩まさなくて良いよ。何せツイスターを誘い出す策は既に思いついてあるからね」
「それはいったい何なんですか!?」
自分達じゃ思い付かなかったツイスターを誘い出す案、果たしてはそれは何なのかとツバサは問うとグランは答える。
「それはツイスターよりも先に街を破壊すれば良いのさ」
「「「「はあっ!?」」」」
「えるっ!?」
街を破壊すると聞いて思わずグランを除く全員は驚きの声を上げる。それもその筈だ。幾らツイスターを誘い出すとは言え一般人に被害を出す様な真似なんて出来るわけがない。全員はグランに非難の声を浴びせようとした時グランが手を出して制する。
「待ちたまえ。言葉が足らなかったよ。厳密に言えば街を破壊しているように見せかけるんだよ」
「街を破壊する様に見せるって…そもそも何でそれでらんこちゃんを誘い出す事に繋がるの?」
自分達が先に街を破壊するなんて事は例え演技だとしてもやりたくは無い。その上、破壊活動をする事で何故ツイスターを誘い出せるのかがましろ達は理解できずにいた。
「さっきも言ったけど、ツイスターは戦いや破壊したい欲求が強まっていると私は考えている。なら、それを逆手に取れは良い。つまりツイスターよりも先に街を破壊すれば、それは彼女にとって獲物を横取りされた様な物だろう。そうすれば嫌でも彼女は私達に注目すると思うよ」
「成る程…」
そう説明されると納得出来る。グランの言う通りツイスターが今にも戦いなどに飢えていれば先手を打つ事で間違いなく自分達の元に来るだろう。
「それに私が先に動いておけばツイスターが正気に戻った後、罪悪感に悩まされなくて済むしね」
「「「「グラン(さん)(ちゃん)」」」」
「える…」
洗脳を解いた後のツイスターのアフターケアを考えているグランにましろ達はお互いに顔を見合わせた後彼女の作戦に乗ることにするのであった。
────────
そして、場面は現代に戻りグランの作戦は成功しツイスター達を自分達の前に誘い出していた。
「さてツイスター。戦う前に君に猶予を与えるとしよう」
「猶予ですって?」
突然グランが提案してきたツイスターは首を傾げる。まさか降参しろと言ってくるのではと想像したがそれとは別の事をグランはツイスターに提案をする。
「君の被っているそのヘルメット。ハイメットって言う私の開発した物なんだけど、どうやら不具合が起きているみたいだから返してくれるかい?」
「…これを返せですって?悪いけど、このヘルメットは気に入っちゃったから返してあげないわ」
グランはそう言って呼びかける。本来、製作者兼所有者であるグランにハイメットを返却するのは正しい事だ。しかし、ツイスターはそれを拒んだ。
「あ〜あ、やはり駄目だったか」
予想通りの反応にグランはガッカリと言わんばかりのため息を吐く。それならばと意識を切り替えて白衣のポケットからツインミラージュとツイントーンを取り出した。
「それなら君を倒してからハイメットを取り戻すとしよう」
「お生憎、あんたには変身する猶予を与えない!」
『しまっ!?』
するとツイスターはグランがアーマーを纏う前に一気に彼女の前まで距離を詰める。プリズム達も突然のツイスターの行動に動きが遅れてしまう。直後に駆け出すが当然間に合わない。ツイスターは手刀を振りグランの身体を切り裂いた。しかし、グランを切り裂いたツイスターは何やら信じられない物を見る様な表情を浮かべる。
「手応えが…ない?それにこれは…!」
ツイスターの手によって切られた筈のグランは一切怪我をしている事はなく、それ以前にグランの姿はまるで映像が乱れるかの様に異変が起きた。それを見たツイスターは先程の街での出来事が脳裏を過ぎる。
「まさか、これもホログラム「その通り!」なっ、あああああっ!!!」
すると突然ツイスターは何も無い所からまるで殴り飛ばされたかの様に吹き飛ばされる。それを周りで見ていたプリズム達の他バッタモンダー達も何が起こっているのか理解できずにいるとグランがアーマーを纏った状態で何も無い場所から姿を現した。
「クククッ、どうやら皆んな驚いている様だね」
「ま、マッドサイエンティスト…!」
突然現れたグランにツイスターは殴られた場所を摩りながら彼女を睨みつける。対してグランは「おお、こわこわ」と挑発する様な言動を見せる。
そんな中プリズム達はグランに声をかける。
「ぐ、グランさん今のどうやったの!?」
「何も無い所から突然現れたけどいったい何をして!?」
まるで透明人間になっていたと言わんばかりのグランに彼女達は気になっている様だ。
「ああ、これは透明装置さ。実は結構前に作ったんだけど呪文が使えていた頃、この装置を使う機会があまり無かったから封印していたのさ」
(透明装置って、UFOランボーグの時の?)
透明装置と聞いてウィングはかつてエルがカバトンの操るUFOランボーグに捕まり、ツイスターと共に救出する際に何処からとも無く現れた
まさかその時使ったであろう装置を再びこの目で見る事になると思っておらず、ウィングは複雑な心境を抱いた。
「さて、ツイスター。君がそのハイメットを返すつもりが無いのなら君を倒して取り返すけど、こちらは出し惜しみなく行かせてもらうよ」
そう言うとグランはアーマーだけで無く彼女が今まで作ってきた装置も装備する。
「悪いけど卑怯は言わないでおくれよ。君だってハイメットを使って強化しているんだから実質五分と五分だからね」
「上等よ。寧ろあんたが全力を出してくれるって言うなら潰し甲斐があるってものよ!」
赤い目を光らせながらツイスターは両手に霧で作った剣を握るとグランに向かって突進し、グランもツインミラージュを構えると戦いが始まる。
─おまけ─
それは虹ヶ丘家でどうやってツイスターを誘い出すのかについて一同が考える中、グランは己の考えた作戦について言おうとしたがそれよりも先にあげはが早押しクイズの如く素早く手を上げる。
「はいはーい!ならさ、らんこちゃんの好きなうららちゃん若しくはまこぴーのコンサートチケットを使って誘い出すのはどう?」
「は?チケット?それ以前にうららとまこぴーって誰だい?」
あげはの出した作戦にグランは思わず目が点になる。ツイスターもといらんこの戦闘データは知っているがそれ以外、彼女の趣味について知らない為あげはの作戦に思考が固まってしまう。
「いやいや、流石にそれでらんこさんが引っ掛かる…かもしれないけどどうやって用意するんですか?」
ここにチケットが無ければ話にならない作戦にツバサは何か宛があるのかと問おうとするが。
「チケットならあるわよ」
「「「「え?」」」」
「さっすがヨヨさん!頼りになるぅ〜っ!」
なんと偶然にもヨヨがコンサートチケットを持っていたらしく。ましろ達は驚き、あげははヨヨの相変わらずの用意の良さに感心する。
「と言う訳でこのチケットをあげるからそのハイメットを渡してくれない?」
「喜んでーっ!!!!」
こうして見事あげはの作戦でツイスターを誘い出す事に成功。難なく平和に終わるかと思ったが、チケットの有効期限はとっくに過ぎていた事。そしてツイスターはハイメットを脱ぐ前にそれに気づいた事で結局戦う羽目になるのであった。