一行はワシオーンを探しにアニマルタウンへやってきたがひかるのとんでもないやらかしもとい失言により一度は彼を許したらんこが再びひかるへ怒りを募らせ信頼は最低まで落ちてしまった。
らんこを中心に放たれるその険悪な雰囲気にソラ達は少し距離を置いて円陣を組んで作戦会議を始める。
「ねぇ、どうやってらんこちゃんとひかる君を仲直りをさせる?」
「どうやってって言われても今回は痴話喧嘩、恋愛関連による喧嘩ですよ。僕もどうフォローをすればいいからさっぱりですよ」
「私も…不良の喧嘩を止めた経験はありますが今回らんこさんを説得する自信がありません」
これまで幾度の困難を乗り越えたソラ達だが今回の様な事例は慣れておらずこの場にいるものはほぼ全員恋愛経験ゼロの少年少女達だ。そんな彼等がどうやって2人の関係改善をする方法が今の所思い浮かばなかった。
「あげはさんはどうですか?」
「うーん…」
先程見事にらんこの怒りを鎮めた実績を持つあげはに相談するソラ。対してあげはは腕を組み頭を悩ませる。
「私も何とかしたいけどさっきのひかる君の発言がアレだったから下手に説得の言葉を言っても今のらんこちゃんに通用しないと思うよ」
今はひかるの猫のライを撫でている事で火山が噴火すまでの怒りはないがそれでもムスッとした表情は今も続いている。
一同が良い案が出ず頭を悩ませていると唯一ベリィベリーが自信満々な笑みを浮かべる。
「仕方ない。此処はこの私がらんこと2人っきりでじっくりとメンタルケアを…」
「「絶対ダメ‼︎」」
「だから何故だ!?」
再びましろ達から却下されるベリィベリー。どうせ如何わしいことをするのが目的なんだろうとましろ達は思い込んでいる。まぁ、実際そうではある。一同は知らないが先程の虹ヶ丘家でのやり取りも下手すれば別の世界線の様にらんこの身体を弄るかもしれない可能性があった為、下手に2人っきりにするのはらんこの貞操の危機に繋がるのだから。
「仕方ありません。2人の仲をこのままにしとくのは心苦しいですが私達はワシオーンを探しにこの街へ来たのでまずはそちらを解決しましょう」
「うん、このまま仲直りの方法を考えていたら日が暮れちゃいそうだしね」
一旦2人の関係改善方法は後回しにして今はワシオーンの捜索を優先にしたソラ達はらんこ達に声をかける。
「あの…そういう訳でらんこさんにひかる君。そろそろワシオーンを探しに動こうと思うのですが…大丈夫ですか?」
下手に刺激させない様に割れ物を扱うかの如くらんこに話しかけるソラ。対してらんこはライを撫でる手を止めてソラの方に顔を向ける。
「あら、私は問題ないわよ。そこにいる頭の中まで他人の胸しかない下心男はやる気があるかは知らないけど」
「ぐっ!し、下心男って…お、俺だってやる気はあるよ!」
さらっとらんこから蔑まれた事にひかるは再びショックを受けるものの直ぐにやる気があるとアピールをするがその表情からはぎこちなさが見られる。
このままでは仮にワシオーンを見つけた後でも関係は悪化したままになるのではとソラ達は最悪な想像をしてしまう。何とかして早急に事態を解決しようとソラは頭を働かせると妙案が思い浮かぶ。
「そうです!こんなに人がいるんですから此処は何名かに分かれるのはどうでしょうか!?ねっ!?」
「そ、それが良いね!ただ一つにまとまっているよりも2、3人ずつ分かれた方が案外探すのが楽になりそうだよ!」
「ぼ、僕もそう思います!その方が効率的ですしね!」
「そ、それは私も賛成、じゃなくて大賛成だよ!ベリィベリーちゃんも良いでしょ!?」
「ああ、私も経験上聞き込み調査は何名かに分かれてた方が短い時間で情報が集まりやすいからな!プリンセスも良いでしょう!?」
「エルもいいよ!」
「あんた達…なんか必死になっt『そんな事ない(よ)(ありません)!』そ、そんな食い気味に答えなくても」
何とからんことひかるをセットにして聞き込み調査を兼ねて擬似デートをして貰おうと考えたソラ達は何とか自分達の思惑をらんこに悟らさずに誤魔化す事ができた。
「それでどうやって組み分けをするの?」
簡単にじゃんけんでも行うのかとらんこは思っているとなにやらあげはが「ふっふっふ〜」と自信に満ちた笑みを浮かべる。
「こういう事もあろうかとい用意しているんだよね。このくじ引き用の割り箸をね!」
するとあげはは自分のリュックから数本の割り箸を取り出して皆んなに見せつける。
「くじ引き用の割り箸?」
「あげはちゃん何でそんな物も持っているの?」
「ふふん、このあげはお姉さんはこう言う非常時に備えてあらゆる物を用意しているんだよ」
「凄い!流石あげはさん何という準備の良さですか!」
ありとあらゆる事を想定しているあげはにソラは尊敬の眼差しを向ける。対してあげは得意気な笑みを浮かべる。
だが、嘘である。本当はこの割り箸はあげはが皆んなと王様ゲームをする為に持っていたのだが最近保育実習やレポート作成に加えて家事の忙しさで出来ずにいて疲労が溜まって寝ぼけて割り箸をリュックの中に入れてすっかり存在を今日まで忘れていたのだ。そして先程偶々見つけて皆んなの前で見栄を張っているのだ。
(やっぱり皆んなから尊敬の眼差しって気持ち良いね♪)
本当の事を素直に伝えても良いのだが此処へ来る前に皆んなから向けられた尊敬の眼差しに味を占めた様で黙っている事にしたあげはだった。
「じゃあ早速くじ引きをして決めようか!」
「…ねぇ、確認だけど仕込みはしてないよね」
先程のソラ達の態度から何か良からぬ事を考えているのではとらんこは推測するとソラ達はギクっと身体を震わせる。
「そ、そんな訳ないじゃないらんこちゃん。何を証拠に言っているのかなぁ〜?」
「ふ〜ん……ちょっとソラ、こっちに目を向けなさい。そしてもう一度聞くけどくじに仕込みなんてしてないわよね?」
「えっ!?」
この中で一番嘘がつく事が出来ないソラにらんこは問う。ソラは嘘を吐くことが出来ない。その為らんこは彼女のその体質を利用して嘘発見器代わりにしようと質問を投げたのだ。そしてソラはギギギッとまるでオイルの切れた機械の様に口を開く。
「く、くじに仕込みh「し、仕込みなんてする訳ないじゃん。私はらんこちゃんを本当の妹の様に思っているんだよ!そんな私がらんこちゃんを騙す様な事なんて一度もして来なかったじゃん。ほら、この目が嘘をついているとでも!?」
そう言ってあげはは持っていた目薬で自身の目を潤して今にも涙を流れそうに見せかけてらんこの情に訴える。そんなあげはの姿を見てらんこは若干引く。
「わ、分かったわよ!だからそんな目をうるうるして私を見ないでよ!」
(計画通り)
らんこを騙し通せた事にあげはは心の中でまるで新世界の神になろうとする野望を抱いた高校生の様なドヤ顔になる。
兎に角あげははくじ引きを行おうとする。
「それじゃあ先ずらんこちゃんから引いてみて」
そう言ってあげははらんこに割り箸を差し出した。何故、最初にらんこに引かせようとしたのかは一番初めにらんこに引かせる事で割り箸に描いてあるマークを確認してその後にひかるにも同じマークを引かせる事で2人を同じ組に出来るとあげはは考えていたのだ。
「何で私が最初なのよ?此処は全員が同時に引けばいいでしょ?そうすれば公平さが保てるしあと時間短縮にもなるでしょ」
「えっ!?」
らんこの正論にあげはは思わず固まる。確かにらんこの言う通りに1人ずつが引くよりも全員の方が不正はしづらいだろう。だが、そうなればひかるとらんこを仲直りする自分達の計画が詰む事になってしまう。極真っ当な発言をするらんこにあげはは言葉を詰まらせる。何とからんこを納得できる説明をしようとするが。
「ま、まぁ、確かにそうだけど…」
「ちょっとあげはちゃん!」
「何言い負かされているんですか!?」
だが、あげはは説得できる言葉が思い浮かばなかった。このままでは計画は完全に詰む。何とかして自分達がらんこを説得できる言葉を投げようとするが思い浮かばなかった。そのままらんこの言う通りに全員が一斉にくじを引くしかないのかと諦めていた時だ。
「らんこよ。お前はそれで良いのか?」
「良いって…何が?」
「ベリィベリーさん」
そんな時に待ったとらんこに声を掛けてきたのはベリィベリーであった。
「知っているぞ。お前は運が極端に悪いとな」
「は?なに、喧嘩を売っているの?」
「べ、ベリィベリーさん!?」
「急に何を言い出すんですか!?」
ベリィベリーの発言を聞いて目を細めるらんこ。現在らんこはひかるの件で不機嫌になっているのにそこにベリィベリーがらんこを煽る様な発言をした事に一同は肝を冷やす。
「おっと、勘違いさせる様で悪い。たが誤解がない様に言っておくが別にお前を馬鹿にした訳じゃない。ただソラ達から聞いた話ではスカイランドに来る直前やこの前の一人旅で何やらおみくじという運試しをしていて全て碌な結果じゃなかったようじゃないか」
「あんた…私の古傷を抉り出して塩を揉み込んでんの?」
更に不機嫌な表情を浮かべるらんこにベリィベリーは首を横に振る。
「いやいや、そうじゃない。お前はスカイランドでの雪辱を晴らす為にこの前の一人旅でおみくじを引いたが結果は惨敗。そんなお前がリベンジもせずに逃げるとは随分と臆したなと思ってな」
「何ですって!?」
思わず声を荒げるらんこ。対してベリィベリーはらんこに見えない様に口角を釣り上げる。ひかると同様にらんこの事が好きであるベリィベリーにとって彼女の性格を把握している。それ故にこういう時だからこそ煽り耐性が物凄く低くなる事を知っていて彼女に煽り発言をしたが効果は抜群の様だ。
「上等よ…そこまで言うならあんたの思惑に乗ってあげるわ。あげは姉さん!さっきの発言を撤回するわ!私が最初にくじを引く!」
「よく分かんないけどやる気だね」
そう言うとらんこはあげはの持つ割り箸に手を伸ばす。そんな姿を見てソラ達はベリィベリーに尊敬の眼差しを向ける。
「す、凄い…らんこさんにくじを引かせるなんて。凄いですよベリィベリーさん!」
「当然だ。私のらんこの性格をよく把握している。そして今日の下着は何を着ているのかだって把握済みだ」
「そんな台詞が無ければ尊敬できるのに…」
「まぁ、ベリィベリーさんらしいと言えばらしいですけどね」
イマイチ締まらないベリィベリーに一同は呆れた表情を浮かべる。そんな彼女達の元にひかるがやってくる。どうやらベリィベリーが自分とらんこの関係を修復の手助けをしてくれた事に感謝の言葉を述べるつもりの様だ。
「ベリィベリーさんありがとうおかグエッ!?」
『ひ、ひかる君(さん)!?』
「ひかりゅっ!?」
「ちょ、ベリィベリーなにやっているのよ!?」
だが、お礼を言おうとしたひかるは突然ベリィベリーに胸倉を掴まれる。それを見たその場にいたらんこを含めた全員は驚きの顔を浮かべる。そしてひかるの胸倉を掴んでいるベリィベリーは怒りの表情を露わにしながらひかるを前後に激しく揺らす。
「何がありがとうだ貴様‼︎そもそもの話!貴様は何故らんこという魅力的な女性がいるにも関わらずグランの胸に誘惑されているんだ!?しかも未練がましく胸に執着して…恥を知れ恥を‼︎」
「ごっ、ごべっ!ゆ、ゆるっ!ウプッ」
「ベリィベリーさんストップ‼︎ストップ‼︎」
「吐いちゃうから!ひかる君が吐いちゃうから‼︎」
ベリィベリーによってシェイクされたひかるの顔色がどんどん悪くなっていきそれを見た全員は何とかベリィベリーを止めて何とか最悪の事態は防げたのであった。
────────
それからというものの一同はらんこに続いてくじ引きを行ってそれぞれの組み分けが決まった。
「私は…ましろさんですね」
「よろしくねソラちゃん」
「僕はあげはさんですね」
「おいしーなタウンと同じだね」
「える〜♪」
それぞれソラ&ましろ。そしてツバサ&あげはwithエルとなる。そしてこのパターンからして後はわかるだろう。
「はぁ…最悪」
「そ、そんな堂々と言わなくても…」
「にゃぁ……」
露骨に嫌そうな顔を浮かべるらんことそんな顔を見て落ち込むひかるに彼のペットであるライが組む事となる。そして、残りのベリィベリーは…。
「うおっしゃああああああああっ!!!らんこと同じ組みだぁーっ!!!」
彼女もまたひかる達と同じくらんこと同じくじを引き心の底から喜びの声をあげると共にガッツポーズを見せていた。
そんなベリィベリーの姿にましろとツバサは疑心の目を向ける。
「よりにもよってベリィベリーさんですか…」
「イカサマ…してないよね」
「おい失礼だぞ。幾ら私でも今回ばかりは実力でこのくじを引いたんだ。いい加減その疑いの眼差しはやめろ。それにしても私の運も捨てた物じゃないな。これも全て日頃の行いが良い結果だな」
((どの口が…?))
ましろ達はベリィベリーがらんこと一緒になった事が信じられずにいた。元々らんことひかるだけでは自分達から離れると会話が続かず関係は悪化したままになるだろうと考えたあげはの提案でもう1人がらんことひかるの仲介役としてやるという事になりその役割をあげは達が残りのくじの中から引いて選ぶという事であったのだが偶々そのくじをベリィベリーが引いてしまったのだ。
((不安しかない…))
過去のベリィベリーの行動が脳裏に過ぎるましろ達。ひょっとしてベリィベリーはこの状況を利用してひかるのポジションを自分の物にしようとするのではと嫌な想像をしてしまう。だが、引いてしまった物は仕方ない。此処はらんこ達の関係を大きく改善してくれる事を信じるしかない…そう思ったましろ達は自分達の気持ちを託そうとする。
「とにかく大変な役割だけどらんこちゃんとひかる君の事をお願いね」
「貴方だけに任せるのはこちらとしても心苦しいですが頼りにしています。頑張って下さい!」
そう言って2人はらんことひかるベリィベリーに──────
「にゃん!」
「「よろしくお願いしますライちゃん(さん)!」」
──ではなく猫のライにらんこ達の事託すとライも任せろと言わんばかりに強く鳴き、期待に応えようとする。
「おい、何で私がそこの毛玉より信頼が劣るんだ?」
「「いやだって……」」
"ベリィベリーさんより信頼できる"そんな台詞を吐こうとしたが言ったら言ったらで面倒臭くなりそうな為2人は口を固く閉じ、それを見たベリィベリーは解せんと言わんばかりの表情を浮かべるのであった。
とにかくこれで組み分けは完了し3チームとなり各々は聞き込み調査をする為にその場で一旦解散してアニマルタウンの中を歩き始めるのであった。
─おまけ─
「ベリィベリーさんありがとうおかグエッ!?」
『ひ、ひかる君(さん)!?』
「ひかりゅっ!?」
「ちょ、ベリィベリーなにやっているのよ!?」
此処は別の世界線、一見するとベリィベリーがひかるに対して怒りをオープンして彼を激しくシャッフルしてリバースさせようとするといった元の世界線と変わらない様に見える。
「何がありがとうだ貴様‼︎そもそもの話!貴様は何故らんこという魅力的な女性がいるにも関わらずグランの胸に誘惑されているんだ!?しかも未練がましく胸に執着して…恥をしっ!……ん?」
だが、ひかるの身体を激しく揺らす中でベリィベリーはある事を考える。
(待てよ、何で私はこの浮気野郎の手助けをしているんだ?そもそもの話らんこがこいつの事を好きだから私は大人しく身を引いたのにこいつは今別の女性を考えている………つまりらんこを再び私の物にするチャンスじゃないか!?)
今後2度とないかも知れないチャンスにベリィベリーは目を輝かせると頭の中にはらんことの幸せな家庭生活(妄想)が思い浮かぶ。
────────
スカイランドにある一軒家、そこには今より大人びたベリィベリーが玄関の扉を通るとそこには長くなった髪を束ねて夕飯を作るらんこの姿があった。
『おかえりなさい。今回の遠征は大変だったでしょ?』
『ああ、此処から離れた山の火災だったが奇跡的に死傷者はゼロだった』
そう言ってベリィベリーは青の護衛隊の隊長だけが持つこと許されるマントを脱ぐと椅子に座ってリラックスをする。
『ふふっ、それは当然でしょ。あの青の護衛隊隊長さんである貴女が行ったんだからどんな事件も解決よ』
『ははっ、煽てるんじゃない。それよりも今晩は何かな?』
『ええ、どれも貴女の大好きな物を作っておいたわよ』
そう言うと出来た料理をベリィベリーの目の前に運ぶとベリィベリーは愛する妻が作った料理を味わうのであった。
その後は風呂に入り身体の汚れを洗い流すと眠気が出てきた風呂に上がると寝室へ向かう。するとそこには先に風呂から出たらんこがベットに座って待っていたのだ。
『その…遠征で暫くしてなかったから……身体が疼くの…だから////』
部屋は暗くらんこの表情はあまり確認が出来ないが声色からしては恥じらいを抱きながらもベリィベリーの前でゆっくりと服を脱いでいく。服の下には一瞬全裸と勘違いするくらいの薄いナイトドレスが着込んであり服越しとはいえ中学生から大人の女性へと色気ある身体き成長したのが見られる。
『やれやれ、仕方ない猫ちゃんだな』
『あっ////』
満更でもない顔を浮かべるベリィベリーはらんこを押し倒すとそのまま彼女の唇に自身の唇を重ねて…。
───────
「…えへ、エヘヘヘヘッ」
「な、なんか急に笑い出したんだけど怖い‼︎」
先程までベリィベリーによって身体を激しく揺らされていたひかるは突然止まり笑い出すベリィベリーを見て恐怖を感じ出す。
「なんかベリィベリーさん…先程までひかる君に怒ってたら今度は笑い始めましたよ。何ですかアレは?」
「あの顔は…変な妄想を抱いた時の顔だよ」
「ベリィベリーさん…また良からぬ事を考えていますね」
「良からぬ事って…一体何を考えているの?」
「さぁ、案外幸せな家庭生活じゃない?」
「びりぃびりぃの相手は?」
「にゃあ」
そんなベリィベリーにソラ達は各々が反応を見せる中でベリィベリーは妄想を終えたのか咳払いをすると改めて左手でひかるの胸倉を掴み直す。
「決めたぞ我が幸せな未来の為、一度は取りこぼしたこの夢を再び我が手の物にする為、雷田ひかる…貴様を殺す‼︎」
『殺す!?』
「えっ、何で!?」
あまりにも唐突な殺害予告に一同は驚愕するのに対してベリィベリーはひかるを逃さない様に左手に力を入れ、そして右手にはいつのまにかグローブを装着して電撃を纏わせて手刀を構える。
「死ねい雷田ひかる‼︎私とらんこの幸せの為の礎n「私のひかるに何すんのよ‼︎」めちょっく!?」
手刀をひかるに叩きつける寸前にらんこがベリィベリーの頬に強烈なビンタを喰らわした事でベリィベリーは何処かの超イケているお姉さんを目指そうとする少女の様な断末魔と共に吹き飛ばされる。
尚、この時のらんこの発言の行動によりひかるとの仲は即改善し更にはベリィベリーは運のいい事にらんこ達から自分達の為に敢えて悪役を買って出たと都合の良い勘違いをしてくれた事で彼女の好感度は下がるところが上がっていくのであった。
コラボと言っておきながら未だに出ないわんぷり勢については次回こそ出す予定ですのでよろしくお願いします。