ひろプリに野良猫系キャラを入れてみた   作:獅子河馬ブウ

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第38話 キャンプ場でのまさかの再会

昨日カバトンの決闘の申し込みを受けた一同は現在あげはの運転する車に乗って何処かへ向かっていた。

 

「特訓、特訓!楽しい特訓!」

 

運転しているあげはは相変わらず気分をアゲており元気よく歌っている。どうやらこれから一同はソラシド市から少し離れたキャンプ場に向かっている様子。その証拠にトランクにはキャンプ道具が積まれている。

 

「急に頼んじゃってごめんね。学校忙しいでしょ?」

 

「ううん、平気平気。私、超優秀だから。それに、ソラちゃんの大勝負のためだもん!」

 

昨日ソラがカバトンから1対1の決闘を申し込まれた事をましろから聞いたあげはは微力ながらも彼女達の力になろうと今回車を使って運転すると引き受けたのだ。

 

「…所で気になってたんだけど、みんな疲れてない?と言うからんこちゃんに至っては怪我しているし」

 

チラッとあげはは助手席とルームミラーに映る後ろの座席を見ると其処には既に目に隈が出来ているソラとましろ、ツバサは席の数の都合によりソラの膝の上にプニバード形態になって乗っていた。らんこの場合は隈だけじゃなく体の所々に包帯や湿布が貼ってある状態だ。

 

「この馬鹿がおいしーなタウンにいるらん達の力を借りず自分達でやるんだと聞かないから昨日私は家に帰らず特訓や対策について色々やっていたのよ…!」

 

らんこは声を物凄く低くしてソラの事を馬鹿呼ばわりする。様子からして怒っているのは一目瞭然だ。

 

「本当にその節はごめんなさい!」

 

ソラは怒っているらんこに頭を下げて謝る。対してらんこは未だに許しておらず「フンッ」と声を出しそっぽを向く。そんな彼女にましろとツバサは「まあまあ」と声を掛けて宥めようとする。

 

「因みに具体的に何をしたの?」

 

「最初はヨヨさんにダメ元で手っ取り早く強くなる薬を貰おうとしたの」

 

「うーん…邪道的だね」

 

「げど、ヨヨさんはそんなのは無いの一点張りだったわ」

 

いきなり薬に頼ろうと聞いてあげはは思わず苦笑いを浮かべる。それも仕方ない事だ3日間で普通の特訓で強くなる筈が無い。薬に頼ってしまうのも仕方ない話だ。

 

「まぁ、そんなのは最初から無いと薄々わかっていたから取り敢えず裏山に行って全員で変身してソラと組み手をしたの」

 

「おお、今度は王道的だね。でもどうして組み手をしたの?」

 

先程のドーピングしようとしていた考えから一変して正当な特訓法の組み手をしたと聞いてあげはは感心するが、何故組み手をしたのか気になった。

 

「思い返して見たのよ。私達って基本的ランボーグばかり相手をしているから対人戦なんて経験が無いのよ」

 

振り返ると確かにそうだ。先日のキメラングとの戦いを除いて一同は対人戦なんて皆無に等しかった。最もらんこだけは片手を数えるくらいではあるが、キメラングとの戦闘経験はある。

 

「それで先ずあのマッドサイエンティストとの戦う事に視野を入れて彼奴の戦い方を思い出しながらソラ1人に対して私達が3人同時に相手をしたって訳よ」

 

「え、いきなり1対3?」

 

初っ端からソラにらんこ達が一斉に相手をしたと聞いてあげはは虐めかと思い込む。そんなあげはの考えに気付いたのからんこは口を開く。

 

「なんか勘違いしているみたいだけど、別に虐めじゃないから。マッドサイエンティストの戦いを再現する為にまず私がメインでソラの相手をしてましろがドローンの代わりに遠距離から攻撃。そして、死角からワープして攻撃する兼交代要員をツバサが担当したって訳」

 

「はい、そのお陰である程度キメラング対策が出来ました」

 

「おお〜、効果あったんだね」

 

どうやら一夜にしてキメラングに対しての対策がある程度出来た事に感心の声を上げる。

 

「ええ、効果はあったわ。だけどソラが戦いに集中する所までは良かったんだけど、戦いに集中し過ぎて私相手にスカイパンチをするなんて何考えているの!?」

 

「え、ソラちゃん本当に!?」

 

幾ら組手とはいえ仲間にスカイパンチをしたと聞いてあげはは驚く。

 

「え、ええ…らんこさんが中々に強くてつい本気になってしまいました」

 

思い返せばらんこは戦闘もそれなりに強い。先日のおいしーなタウンではソラがらんこの分のアップルパイを食べた事を知り彼女の怒りを買い、力と技に自身があるソラが痛い目にあった事もあった。そのため、らんこも中々の戦いの才能を持っていたのだ。

 

「まぁ、ギリ避けられたから良かったものの…私じゃなかったらやられていたわ…じゃなかったら!」

 

「はうう…本当にごめんなさい」

 

事前に技無しの条件で組み手をしている最中に不意打ちに近い形でスカイパンチをしてきた事にらんこは激怒していた。対してソラも物凄く落ち込んでいる。

 

「らんこちゃんそれ以上は責めないであげて。ソラちゃんも態とやった訳じゃ無いから」

 

「でも…」

 

隣で様子を見ていたましろもこれ以上はソラが不憫に思ってきた為、らんこを宥めようと止めに入るが、らんこはまだ許せない様子。

 

「そうですよ。なんでしたら僕の身体に触れて良いので機嫌を直s「あ、じゃあお構いなく」って、うわああああっ!?」

 

ツバサが自身の身体に触って良いと言った瞬間、ツバサは助手席から伸びたらんこの手に捕まり、撫でて揉むだけじゃなく頬擦りや抱き締めたりなどをして前回以上の激しいスキンシップをする。そのお陰もあってかキャンプ場に着く頃には彼女の機嫌も直るのであった。

尚、途中でソラ達は止めに入ろうかと思ったが下手に止めると折角直りそうならんこの機嫌がまた悪くなると考え、ツバサに感謝と謝罪をして黙認する事を選んだのだった。

 

─────────

 

暫く車を運転すると一向は目的地であるキャンプ場へと到着する。

到着した一向は早速あげはが事前に調べてくれた修行にオススメの滝へと移動する。ただし、ツバサはらんこに揉みくちゃにされて精神的に物凄く疲れている為、ソラが運ぶ事になる。

そして、一向はあげはの勧める滝がある場所へ向かうとこれはまた見事に修行のイメージにピッタリな滝であった。

 

『おお〜っ!』

 

「どう、私が調べたアゲアゲのパワースポットは?」

 

4人の反応を見てあげはは得意げに話す。

 

「これならいい特訓が出来そうだね」

 

「はい、では早速滝に打たれて…」

 

「あれ、誰かいるわよ」

 

修行を始めようとする直前、らんこが指摘すると一同は滝の方に視線を向ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

滝の中央には紫色の髪をした男性が滝に打たれている。更によくよくその男性の顔を見ると一同にとっては見覚えのある顔であった。

 

『ま、マリちゃん!?』

 

「ん…あれ!?ソラ達じゃない!やだ、どうしてここに!?」

 

一同が滝に打たれているローズマリーの名前を呼ぶとローズマリーも目を開いて目の前にいる一同の姿に驚いた様子を見せる。

 

「それはこっちの台詞です!どうしてマリちゃんが此処にいるんですか!?」

 

本来ローズマリーはクッキングダムというスカイランドの様に此処とは別世界に住んでいる。彼はおいしーなタウンによく通うが、此処からはおいしーなタウンはかなり遠く離れており、こんな所で再会するなんて中々無い事だ。

 

「私?私は此処が肩こりによく効くパワースポットだって聞いて滝に打たれてきたのよ」

 

『え、肩凝り?』

 

一同はローズマリーの発言に目が点になる。

 

「そうよ…お陰で仕事で凝った肩もまるで翼を得たように軽くなってもう最高!」

 

そう言ってローズマリーはアピールする様に腕を回して幸せそうな表情を浮かべる。一方でソラ達はローズマリーの発言を聞いてあげはに視線を集中させる。

 

「あげはちゃん肩凝りって…」

 

「そ、そんな筈は……あっ」

 

慌ててスマホを確認したあげはだったが、確かにローズマリーの言う通り此処は肩凝り解消に良いパワースポットと書かれていた。

 

「あ、あはは…間違えたみたい」

 

「超優秀じゃ無かったんですか?」

 

「もう、しっかりしてよ」

 

あげはも間違えていた事に気付くと笑って誤魔化す。対してらんことツバサからは呆れられた視線を向けられる。

 

「それで皆んなはどうしてここにいるの?もしかして私と同じ肩凝りを治しにきたの?」

 

「あ、私達はカバトンとn「た、戦いが続いているから英気を養うためにキャンプをしにきたのよ!」ムガッ!?」

 

ローズマリーからここに来た理由を聞かれ、ソラはつい正直に話そうとした所らんこが慌てて彼女の口を抑えて誤魔化す。そして、らんこはソラに小声で話しかける。

 

「あんたあれ程手は借りないなんて言っていた癖に馬鹿正直に目的を話そうとするんじゃ無いわよ!」

 

「ご、ごめんなさい!つい聞かれたので反射的に…」

 

もしここで来た目的を話せばローズマリーを通して情報がおいしーなタウンに行きデリシャスパーティ♡プリキュア達が助けに来てしまうので彼にバレるのは避けたい所だ。何よりらんこは怪我までして特訓を付き合ったのに助っ人が来たららんこの怪我した意味が無くなってしまうのだ。

 

「そうなの?…て言うかなんでらんこだけ全身包帯や湿布だらけなの?」

 

「こ、これは…」

 

らんこが怪我をしている事に気付いたローズマリーは指摘するとらんこは思わず表情が固まる。自分だけ怪我しているのは明らかに不自然だと思われこのままでは決闘に向けての特訓がバレてしまう。どうにか誤魔化そうと考えているとあげはが答えを返した。

 

「マリちゃん!らんこちゃんだけこの姿なのは深い訳があるのよ!」

 

「あげは姉さん!?」

 

あげはの突然の答えにらんこは困惑するが、彼女なら大人同士上手く誤魔化してくれるだろうあげはに期待を浮かべる。

 

「実はこれ

 

 

 

 

 

 

 

ファッションよ!」

 

「え、ファッション?」

 

『ファッション!?』

 

らんこが包帯をしているのはファッションであるとあげはの口からするとローズマリーの目が点になり、らんこ達も思わず声に出してしまう。幾ら怪我の訳を誤魔化すとはいえこれではらんこが厨二病に目覚めてしまったと思われてしまう。これならまだ階段から落ちて怪我をしたとマシな嘘を付けただろう。

 

(と言うかそんな子供騙しの嘘がマリちゃんに通用する訳無いでしょ…)

 

この中で年長者な上本職はクックファイターと呼ばれる戦士だ。そんな彼にこんな嘘が通用する訳が無いとらんこは思っていると、

 

「あ、ああ…そっか……そうよねぇ……らんこや皆んなってそう言うお年頃ですもんね〜」

 

((((嘘ォッ!?))))

 

否、信じてしまった。らんこ達もこんな直ぐバレそうな嘘を信じたローズマリーに思わず詐欺に掛からないか思わず心配してしまう。

 

(あれ…って事は私って厨二病扱いされてる!?)

 

そしてらんこはこの格好がファッション扱いな上ローズマリーからはそう言うお年頃と言われ、完全に厨二病と思われている事にショックする。

 

「ちょ、ちょっと!なんで私を勝手に厨二病扱いするのよあげは姉さん!?」

 

「ごめんね。でもこれでマリちゃんを誤魔化す事は出来たから問題無いよ」

 

「いや、その代償として私の尊厳を破壊されるのは良いの!?」

 

誤魔化す為とはいえらんこの尊厳を破壊するあげはに思わず声を荒げる。こうなれば少しでも良い何とか尊厳を回復しようと考えたらんこはローズマリーに視線を向けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ああ、思い返せばあの時師匠から私とシナモンがデリシャスストーンを授かった時にフェンネルの様子が可笑しいと薄々思っていたのにちゃんと彼と相談すれば良かったのにぃ〜っ!」

 

「…なんか自分の世界に入っていない?」

 

「しかも何かに後悔しているみたいです」

 

いつの間にからんこの厨二病スタイル(偽)を見て何か自身のトラウマを思い出している様で物凄く落ち込んでいる様子。

 

────────

 

それから一同はローズマリーのメンタルケアを行い数十分で彼のメンタルは完全復活する。

 

「見苦しい姿を見せてごめんなさい」

 

「いいえ、気にしないで下さい」

 

一同に向かってローズマリーは謝罪するとソラが代表して気にしていないと答える。だが、彼はまだ気にしており何かお詫びする事は出来ないかと考えると、

 

「そうだ!こんな所で巡り会える事なんて滅多に無いから私もみんなと一緒にキャンプして良いかしら?こう見えてもキャンプ経験者だからなんでも出来るわよ」

 

『えっ!?』

 

ローズマリーが自分達と共にキャンプをしたいと言う発言に思わず声を上げる。

 

「あら、もしかして迷惑かしら?」

 

「そ、そんな事ないよ!」

 

悲しそうな表情を浮かべるローズマリーは先程の事もあってか負い目を感じており一同にとって迷惑なのかと思ってしまうが、それを見てましろは慌てて否定し一同も頷いて同意する。

 

「どうします?」

 

「下手に断ると怪しまれるから此処は招いた方が良いかも」

 

ソラはあげはに相談すると彼女は勘付かれない様にローズマリーのキャンプ参加に応じるべきだと言う。

 

「でも、マリちゃんが側にいるとソラちゃんの修行がバレちゃうんじゃ?」

 

「いや、ソラの日課は鍛錬っていうのはマリちゃんはもう知っているから特に其処等へんは問題無いわ」

 

「そうなると目的を悟られない様にするべきですね」

 

一同は話し終えるとローズマリーに向き直る。

 

「取り敢えずオッケーだよ!因みにだけどマリちゃんってテントを張る事は出来る?」

 

「任せて!前にもゆい達とキャンプした事があるから大船に乗ったつもりでいて!」

 

こうしてローズマリーがキャンプに参加し、彼にはこれが決闘に向けた特訓であると悟られないように各々は行動をする。

らんことましろとあげははキャンプ場にてローズマリーと共にテントを組み立て同時に料理を作る。あげはの場合は学校のレポートもある為に大忙しだ。その間にソラはツバサと共に山の主(リス)と出会い直々に施しを受けるのだった。但し、リスに教わっている姿はシュールである。

 

───────

 

それから数時間が経過し、現在は太陽はとっくに沈み空は暗い夜空、其処に浮かぶ星々はソラシド市では中々見られない綺麗な星空であった。

 

「綺麗だね…」

 

「はい…」

 

「街ではこんな空は見られないものね…」

 

ソラとましろとらんこはキャンプチェアに座って夜空に浮かぶ星々を見て目を輝かせる。

 

「なんだか眠れそうに無いです…」

 

「そっか…私も…」

 

「だめよ…明日は決闘があるんだからちゃんと睡眠を取らないと…まぁ、そう言う私も眠れないんだけど…」

 

翌日はカバトンの決闘がある。更には連戦でキメラングとの戦闘があるかもしれない為、体力は万全じゃ無いといけない。だが、ソラとましろは緊張して眠気が出てこない。らんこも緊張の上に慣れない場所じゃ中々眠れない体質である。因みにツバサとあげはにエルは先に寝ていた。

3人はどうにかして寝ようと星の数でも数えようとすると、

 

「どうやら眠れないようね」

 

「「「マリちゃん」」」

 

3人の元へ3個のコップが乗ったお盆を持ったローズマリーがやって来る。

 

「ホットミルクを作ったから良かったら飲む?」

 

「それではお言葉に甘えて」

 

「私も頂くよ」

 

「私の場合は使い慣れている枕が無いから頂くわ」

 

3人はローズマリーからホットミルクの入ったコップを貰うと同時に飲み始める。そんな彼女達を見てローズマリーは口を開く。

 

「皆んなは多分だけど明日辺り…戦うんでしょ?」

 

「「「ブフゥーッ!?」」」

 

ローズマリーの発言に3人は驚きのあまり口に含んだホットミルクを勢い良く吹き出してしまう。

 

「ゲホッ、ゴホゴホッ…ば、バレてた…!?」

 

「当然よ。あんなの直ぐに嘘だとわかったわよ」

 

どうやらローズマリーは最初から自分達が何をしにキャンプに来ていたのかわかっていた様で3人は彼を騙していた事にとても気不味そうな表情を浮かべる。

 

「ご、ごめんなさいマリちゃん!騙すような真似をして…!」

 

「ううん、気にしないで。そういうのは仕方ない事だと思うわ」

 

ソラはローズマリーに対して謝罪するも彼は全く気にしていない様子。

 

「その…やっぱり怪しいと思ったから私達と一緒にキャンプをしたんでしょ?」

 

らんこは彼が最初から自分達の目的を知っていたのなら監視目的でキャンプに参加したのかと恐る恐る聞いた。

 

「違うわよ。普通にみんなとキャンプを楽しみたかっただけよ」

 

「え、そうなの?」

 

ローズマリーの回答がただ楽しみたかっただけと言うことにましろは思わず聞き返してしまう。

 

「ええ、昼間に言ったけど前にゆい達と一緒にキャンプをしにきた事があって、その時の楽しみが忘れなくて今度は皆んなと一緒にキャンプをしたかったのよ」

 

「「「マリちゃん……」」」

 

ローズマリーの顔を見て3人は彼が本当に自分達とただキャンプを楽しみたかっただけと理解すると更に申し訳なくなる。

 

「なんかごめんね。みんなは大事な目的があってきたのにお邪魔しちゃって」

 

ローズマリーは自分が途中参加した事にソラ達のキャンプの邪魔になったと思い込んだ。

 

「そんな事ありません!こちらこそちゃんと説明せずに黙っていましたし…でも、マリちゃんとのキャンプは確かに楽しかったです!」

 

「そうだよ!マリちゃんと一緒にキャンプを張ったりお料理をして楽しかったよ」

 

「そうよ。作ったカレーも美味しかったし」

 

3人はそれを強く否定し素直に楽しかったと伝える。

 

「ありがとう…まぁ、らんこの場合は作ったカレーが無くなる位におかわりしていたものね」

 

「なんで私だけ弄るのよ!?」

 

何故からんこだけローズマリーに弄られる事に思わず声を上げるも、ソラ達からシィーッと口元に指を当てられ静かにする様に言われる。今は夜中でありツバサとあげはも寝ており、赤ん坊のエルも気持ちよく寝ている為、らんこもそれに気付きバツ悪そうな表情を浮かべる。

 

「その、マリちゃん出来たらこの事はゆいさん達には……」

 

「わかっているわ。ゆい達にはこの事を内緒にするわ」

 

ソラは今回のキャンプの目的についてゆい達には伝えないで欲しいと言うとローズマリーはこの事はゆい達には話さないつもりだ。今回の事はソラ達が解決しないと駄目であるとローズマリーも察していた。

 

「それでいつ戦うの?」

 

「マリちゃんの言う通り明日よ。戦うのはソラだけど場合によっては私達も戦う事になるかしら」

 

「わかったわ。私は応援しか出来ないけど此処にはいないゆい達の分まで応援するから頑張ってね。みんなの勝利を祈っているわよ」

 

「「「マリちゃん……ありがとう(ございます)!」」」

 

こうしてローズマリーの応援とホットミルクを貰った3人は翌日の決闘に向けてテントの中で眠りに着くのだった。




お知らせします。この度はikkunさんが執筆される『ゼインの世界渡り』とコラボする事になりました。
コラボ相手の作品のURLを貼るので気になった方は是非読んで下さい。

https://syosetu.org/novel/344015/

ちなみに番外編らしいので先にこちらの作品から見る事をオススメします。
https://syosetu.org/novel/343046/
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