(本日16時までのランキング時点で)日刊ランキングにも総合97位、二次創作限定84位に入っててめちゃくちゃ感動しました。
これからもがんばります
アウルム・ミダスティアは傘を傘置き場へと置いて教室へと着き朝のホームルームが終わると相澤先生よりヒーロー名の考案を行うと告げられた。
プロからの指名、それ故にヒーローネームの考案。
相澤先生がそしてプロからの指名がこうなったと告げる。
アウルム・ミダスティア、指名5649件。
轟焦凍、指名4217件。
その他本選に出場した数名の名前がザッと並ぶ。
それを見たクラスメイトから称賛の言葉を掛けられるが相澤先生の話しは続いていく。
「これを踏まえて指名の有無関係なく職場体験ってのに言ってもらう、お前らは一足先に体験してしまったが……プロの活動を実際に体験してより実りのある訓練をしようと言う事だ」
相澤先生の言葉から意味を察した者たちがワイワイと騒ぎだす。
「それでヒーロー名か‼︎」
「楽しみになってキタァ‼︎」
その言葉を聞いた相澤先生は言の葉を呟く。
「まぁ仮のヒーロー名であるが適当なもんつけようもんなら……」
そう相澤先生が喋った時、教室の扉がガラッと開かれてミッドナイト先生の声が響く。
「付けたら地獄を見ちゃうよ‼︎ この時付けた名前がそのまま世に認知されてプロ名になってる人多いからね‼︎」
相澤先生が寝袋を用意しながら喋る。
「まぁそういう事だ……その辺のセンスをミッドナイト先生に査定してもらう、俺はそういうのは分からん……将来の自分がどうなるのか、名を付けることによりイメージが固まりそこに近づいていく、それが『名は体を表す』って事だ……」
そう言って寝袋に入って寝始めた……寝るのか……あの姿勢でよく寝れるなぁと思ったクラスの皆であった。
20分後、ミッドナイト先生より言の葉が告げられる。
「じゃあそろそろ、出来た人から発表してね」
その言葉にクラスの空気が凍る。
まさかに発表形式である、てっきり後ろの人が集めて後ほど発表‼︎ みたいな事を考えていた者達が大多数を占めていた為2〜3分は誰も発表に行かない。
青山優雅が先陣を切ったが……なんか短文になってる、てかいいのかアレ……まぁ個人の好き好きだから文句つける気はないが……。
続く2人目は芦戸三奈……ヒーロー名……エイリアンクイーン……アレか? 有名な映画の2作目の奴……ミッドナイト先生より流石に辞めときなと宥められ残念そうに席に戻って行ったが……最初の2人のヒーロー名がヒーロー名であったが故に変な空気になってしまった。
そんな中、蛙吹梅雨が手を挙げて発表する。
小学生の時からずっと考えていたヒーロー名らしい。
『梅雨入りヒーロー、フロッピー』
可愛い名前でありミッドナイト先生や他のクラスメイト達から拍手で迎えられる。
そしてそれに続いて他のクラスメイト達も続々と自身のヒーロー名を発表していく。
そして残ったのは再考を告げられた爆豪勝己と緑谷出久、飯田天哉、そしてアウルム・ミダスティアの4名であった。
アウルム・ミダスティアが前に立ち自身のヒーロー名を発表する。
「アウルム」
ヒーロー名を自身と同じ名前とした、アウルムという言葉自体が元素記号「Au・金」の語源であり又、ラテン語で「太陽の輝き」という意味を持つ。
自身に宿るこの個性、この手に宿る呪いにはぴったりのネーミングだと思いこの名前を付けた。
そして金は古来より太陽を表しておりそれと同時に光明、不朽、叡智、永続、と言った意味合いも有する。
願わくば古来より続くその意味に恥じる事ない存在になりたいという願望も込めている
そして……残る2人もヒーロー名が確定してヒーローネームの考案は終了した。
しかし……爆豪勝己だけは考えていたヒーローネームを全没されていた……名前が……爆殺卿って……爆殺王って……流石に物騒すぎるしサインの時なども……それを踏まえてミッドナイト先生よりリテイクを喰らっていた。
アウルム・ミダスティアは授業後、自身を指名したプロヒーロー達の何処に行くかを思案するが余りにも多い。
5649件の内いくつかのグループに分ける、武闘派系、災害救助系、都市部、実績、扱う個性、などなどetc.etc。
期限までたっぷりと悩みに悩んで期限ギリギリで提出する。
相澤先生はアウルム・ミダスティアの提出した書類を見て言葉を呟く。
「ラビットヒーロー、ミルコ……か、了解……」
先方に連絡しておく……そう呟いて業務に戻る相澤先生。
一礼をして職員室を出るアウルム・ミダスティアは帰りにスーパーで足りなかった食材品を購入していくと思案し学校が終わる。
帰路へと着き……家へと到着するとスーパーの購入品を纏めて黄金化して真っ先に仏壇に手を合わせて報告をする。
体育祭の事、ヒーローネームの事、指名がいっぱい来てた事。
報告し終わると風呂に入りドラッグストアに売っているお徳用リンスインシャンプーで髪を洗い石鹸を泡立てて身体を洗ってから湯船に浸かる。
「ふわぁぁぁ……1週間後にはもう職場体験かぁ……楽しみな様な不安な様な……ラビットヒーローミルコ、指名が来てた中では1番ゴリゴリの武闘派ヒーローだったから……私には足りないモノが見えてくるかもしれないなぁ……ふわぁ」
湯船に浸かって考え事をしていたら30分以上経っていたらしく湯船の中で意識を失い呼吸器官である鼻も口も湯船に浸かってしまい呼吸出来なくなった為、思い切りむせこんで失っていた意識が覚醒する。
「うっゴホッ……あ〜……考え事しちゃったまま寝ちゃってたのか? 湯船に浸かりながら長時間考える癖は無くしたいなぁ……とりあえず風邪ひく前に上がるか……」
湯船に浸かりすぎてすっかり重くなった身体をゆっくりと動かして湯船から上がり髪を乾かして脱衣所に置いてある寝巻きに着替える。
櫛で髪を梳かしているが腰まで伸びている為にアウルム・ミダスティアの髪の手入れは時間がとても掛かり非常にとてもこの上なく面倒くさい……。
60分かけて髪の手入れを終わらせると入浴中は確認できなかったスマホをチェックしてクラスメイト達と交換したトークアプリ上にて職場体験に関する知識やそれぞれの体験先などなどを楽しげに話している。
アウルム・ミダスティアも風呂から上がった為に確認がてらアプリを開くと結構盛り上がっていたが既に眠気が限界まで来ていたアウルム・ミダスティアはそれらの確認だけで自身から会話に加わる事はなく眠りについた。